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トレッキング

2025年3月 2日 (日)

セツブンソウを見に仙元山

里山散策第三弾、小川町の仙元山を歩いてきた。

ルート図

今回の目的はセツブンソウ、仙元山ふもとのカタクリとニリンソウの里で咲いているらしい。
ようやく花を目当てに山に行く季節になった。

至近の道の駅おがわまちが改修工事で停められないとの事で、少し離れた嵐山渓谷の駐車場を利用する。
ついでに近くの山を歩いてみる。

国道を少し登って、この空き地から取りつく。
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マンネンタケが出ていた、漢方薬になるらしいがそのままでは食べられない。
以前焼酎に漬けてみたら、不思議な味がする酒になった。
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最初のピーク寒沢山
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一応破線のルートだが、踏み跡明瞭でマーキングも多数、手製の山名版があちこちにあった。
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こういう楽そうなルートではえてしてミスをする。
何も考えずに道を追っていたら案の定道を間違えた。

八頭山、この時点でルートを外れていた。
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全く気付かずに進んだらこの先で急に道が不明瞭になった。
地図を見てようやく間違いに気が付くという情けなさ。
けっこう手前で、明瞭な道が右に逸れていたのを見ていたのだが、そちらが正解だった。

ルートに戻って大聖寺へ。
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そこから車道をあるいて目的地へ。
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無事に群生地へ着くと、良い感じで咲いていた。
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そこそこ広い公園なのだけど、咲いているのはほんの一角だけ。
しかも撮影スポットが狭くて、一人づつしか入れない。
これだけを目的に行くとがっかりするかもしれない。

最初の目的を済ませたので仙元山へ。
手前の見晴らしの丘公園の展望台からは遠くの山々が望めた。

男体山
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赤城山
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谷川連峰もかすかに
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隣の笠山と堂平山
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ここには斜面を利用したローラー滑り台があった。
子供が小さかったら遊びに来たかった。
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さらに進んで仙元山
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大日山
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物見山と歩いて
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もう一つの仙元山
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最後に小倉城跡を見て駐車地に下山した。
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2025年2月17日 (月)

里山散策2

飯能の低山を歩いてきた。

ルート図

前回に続き近場の低山ハイク。
今の時期しか歩く機会がなさそうな山はとりあえず歩いておこうと思った。

永田大杉までバスを使う。
吾妻峡に降りてドレミファ橋を渡る。
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その先はしばらく車道歩き。
民家に植えられたロウバイが良い香りを放っていた。
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正規の登山口は別にあるのだが、せっかくなので尾根末端から登ってみようと思ったら。。
取り付きが分からない・・・

行ったり来たりしながら探しまわる。

位置的には多分ここなのだが、どう見ても民家の敷地で入るのが躊躇われる。
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ではこちらから。
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ここも鉄工所の敷地に見えたが、誰もいなかったので心の中で謝りながら通らせてもらう。

藪っぽい斜面を直登して
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ジャンダルムと名付けられた240m峰へ。
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なんとも大層な名前だが、高ドッケ(柏木山)の前衛峰という事らしい。
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この覗き窓がなかなか秀逸。しっかりと山座同定が出来た。
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そこから柏木山方面に進んだ分岐点。
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ここはザイテングラートと言うらしい。
なんちゃって穂高縦走の気分。
もちろん本家とは違って全く危険はない。
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ちょっと登って柏木山。
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良い眺め、秩父方面の山々が一望できる。
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富士山もちょこっと
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都心方面
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おみくじがあったので引いてみたら大吉が出た。
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正直、思ったよりいい山だった、半日で歩けるし、暇な時にまた来てみよう。

赤根ヶ峠からは工業団地の脇を通り、そこから少し車道を歩いて
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龍崖山公園、この下に龍崖山の登山口があった。
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燧山を経由して
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龍崖山へ。
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ここもなかなかの展望。結構ナメていたけど、低山も捨てたものではないな。
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金蔵寺に降りて、あとは飯能駅まで車道歩き。
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軽い散歩程度のつもりだったが、気が付いたら10キロ以上歩いていて、良い運動になった。

 

2025年2月 2日 (日)

里山散策

多摩の里山を歩いてきた。

ルート図

奥多摩へ向かう青梅線の窓から、南になだらかな尾根が続いているのを見て、いつか歩いてみたいと思っていた。
とは言え「いつか」というのは放っておくと永遠にやってこないので、寒くて高い山に登る気になれない今の時期に歩いてみることにした。

青梅駅から吉野行きバスで稲荷神社へ。
日向和田から歩いても大した距離ではないが、車道歩きは極力減らしたい。
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今日は行程も余裕なので、最初はちょっとバリエーションルートを使ってみる。
道路脇のここから怪しい踏み跡に入る。
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沢を渡り、建設会社の作業場を迂回するように尾根に乗る。
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尾根道は藪っぽくていい感じ。 
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あっという間に愛宕山へ。
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誰もいないだろうと思ったら、年配の女性が休んでいた。
結構歩かれているのかな?

この稜線は日の出アルプスというらしい。 
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普通に整備されて標識も多数。
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途中、開けた場所に出たと思ったら太陽光発電の施設があった。
いつも思うのだが、山の木を伐採してこういうものを作るって本当にエコなんだろうか?
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天狗岩に寄り道
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良い展望
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尾根に戻り赤ぼっこへ
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まっくろくろすけ
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ここも好展望
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大岳山が見える
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ここで地図を見ようとしたら・・

地図がない!!


というか、地図を入れて首にかけていたはずのサコッシュが無いのである。
どうしたんだろう?
必死に記憶をたどる。

おそらく、アウターを脱いだ時に地面に落ちて、そのまま忘れてきてしまったのだろう。
とすれば、かなり最初の方に落としてきたはず。
どうしようか?とりあえず今日のところは地図は無くてもなんとかなりそう、
でもサコッシュとコンパスは買いなおすと結構な出費になるな。

意を決して取りに戻ることに。
急ぎ足で来た道を引き返すと、要害山の手前に落ちているのを見つけた。
誰かが気付いて置きなおしてくれたようで、道脇の分かりやすい場所に置かれていた。

やれやれ。。

30分以上余計な歩きをしてしまったが、気を取り直して先へ。
 
馬引沢峠、ここまでは大勢のハイカーとすれ違ったが、この先は割と静かに歩けた。
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日の出町のゴミ処分場を右手に見ながら進む
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二ツ塚峠の車道を越えて
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雑木林の尾根道へ。
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この辺が電車の窓から見えた稜線のようだ。
ゆるいアップダウンを繰り返しながら歩く快適な道。
一応ハイキングコースとして整備されているよう。
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なんだろうか?
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その先にこんなものも?
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金網のフェンス沿いに道が続く。警察関連の施設らしい。
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この辺から足がキツくなってきた。
午前中のアルバイトがここにきて効いてきた感じ。

満地峠で軽く道を間違えた。
正しいルートに戻ると、ここからアップダウンが強くなってさらにキツさを増す、

なんとか浅間岳へ。
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ここで休憩して羽村駅に下った。

時間的にも体力的にもまだ余裕があったので、大澄山まで行って福生に下る事も考えたが、
もう足が限界。下りで膝に力が入らなくなってしまった。
返す返すも忘れ物が悔やまれる。

膝を騙しながらなんとか下山。
羽村の堰を見ながら多摩川を渡って帰路についた。 
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2024年12月31日 (火)

蕎麦粒山

年末恒例となった蕎麦粒山へ。

川乗橋から鳥屋戸尾根を登り、仙元峠から浦山大日堂に下った。

ルート図


今年最後の山行はいつも通り蕎麦粒山へ。
年越しそばにかけての洒落のつもりだったのが、いつの間にか年末の恒例行事になってしまった。

奥多摩駅のバス乗り場は工事のために場所が変わっていた。
年の瀬だというのにそこそこの人出で、東日原行きのバス停には10人以上が乗り込んだ。

川乗橋でほとんどの人が降りた。
林道を進むと、私の前で物好きな人が一人、鳥屋戸尾根に取りついた。
後を追うように登り始める。

いつもの事だが、この尾根は笙ノ岩山までの登りがとにかくキツい。
修行のように登って行く。

大ブナ。私は勝手にこの尾根の主と呼んでいる。
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足が攣りそうになりながら笙ノ岩山へ。
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休憩中の先行の人としばしお話。
これから川苔山経由で鳩ノ巣まで歩くとか、すごい体力だ。
それでも、この人も「こんなに長かったっけ?」と思ったと言っていた。
やっぱりここはキツかったんだな。

石尾根の山々、鷹ノ巣山から雲取山。
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都県境尾根の山も。三ツドッケ。
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先ほどからヘリの音が聞こえていたが、川苔山の手前で防災ヘリがホバリングしていた。
何か事故でもあったのだろうか?
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塩地ノ頭、この山名版去年もあったっけ?
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これも
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登山道に出た、もう山頂パスして仙元峠に向かいたいところだが、一杯水への巻道は相変わらず通行止め。
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最後の急登をヒイヒイ言いながら登って山頂へ。
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時間は11時20分。ゆっくりしたいけど、2時のぬくもり号に乗りたいのでそのまま尾根を西へ。

都県境尾根から富士山、この日は冬型が緩んだせいか少し霞んで見える。
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11時半、無事に仙元峠に到着。
ここから川俣まで2時間弱なので、若干余裕ができた。
風も無くて穏やかな陽気の下、ゆっくりおにぎりを食べて休憩。
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仙元尾根の下りタイムは昭文社マップで2時間40分となっているが、これは少し余裕を見すぎている気がする。
さほど足が速くない私でも1時間近く早く下ることができる。

1時40分、無事に大日堂に下山。
大日如来に山行の無事を感謝してお参り。

ぬくもり号の運転手さんに、「一人で山に登って怖くないの?」と言われた。
どうもクマとかの動物に遭うのが心配らしい。
聞けば、10月頃に川俣の民家にクマが入り込んで冷蔵庫を荒らされる被害があったらしい。

この辺でも里に下りてくるようになったという事は、やはり生息数が増えているのだろうか。


 

 

 

2024年12月22日 (日)

平石尾根から本仁田山

奥多摩の本仁田山に登ってきた。

大沢から平石尾根を登り、ゴンザス尾根を下るルート。

ルート図

無性に急坂を登りたくなって本仁田山へ。
以前歩いた大休場尾根も酷い急登だったが、今回登る平石尾根もかなりヤバそう。
日原線の鉄塔までの等高線の詰み方がハンパではない。
不遜にもワクワクしながら登山口へ。

氷川の駐車場に車を置いてバスで大沢へ、マス釣り場を見ながら平石橋を渡る。
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渡った先を右に入り、日原川の左岸沿いに付けられた道を辿る。
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予想していたよりしっかりした道、登山詳細図では曳鉄線探索路と記されている。
一度最後まで歩いてみたい道だが、今回は消火栓から左の斜面に続く道を登る。
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少し登った先に廃屋があり、その先で道が消えた。
しばらく右往左往してから戻ってみると、手前に倒れた道標があり、逆方向に登る道があった。
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落石防止柵を縫うように登って行く。 
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植林帯に入ると、予想通りの急坂。ほぼ崖である。
ただ、九十九折れに道が切られているので、さほど苦労しないで登れる。
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東電ポールで道が分かれる。ルートは直進だが、上の人工物が気になって左に登ってみる。
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廃隧道があった。この隣にもう一つ並んでいる。
覗き込んでみると奥に光が見える。尾根を潜って反対側に抜けているようだ。
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通り抜けてみようかと思ったが、怖いのでやめておいた。
このトンネル、何のために作られたのだろう?

道に戻り、送電鉄塔を過ぎた所に古い道標。ここから安寺沢まで斜面をトラバースする道があるらしい。
この辺りは探索してみたい道が多いが、今回はそのまま尾根を登る。ここから急に道型が薄くなる。
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尾根に乗ると先日の雪が薄っすらと残っていた。
葉を落とした木々の先に川苔山が見える。
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冬枯れの尾根を登る、この時期の明るい道をサクサクと落ち葉を踏みながら登るのも気持ちがいい。
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石祠があった。ふつうはもっと里に近い所にあるのだがここはかなり上の方。
何か意味があるのだろうか?
台座に石が乗っていたので除けてあげようとしたら、下に一円玉が置かれていた。
飛ばされないように石を置いたようなので、そのままにしておいた。
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その先はまた急登。
この辺りはもうホントにキツかった。
急坂を登りたいとかふざけた事を言っていたの誰だよ!と自分を罵りながら登った。

後悔するのが分かっているのに登ってしまう。
こんなに辛い思いをしても、下山したらケロっと忘れてしまうのだから始末に負えない。
山登りと言う趣味は本当に恐ろしい。

なんとか平石山へ。
さらにその先に本仁田山がそびえ立っていて、絶望的な気持ちになる。
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蕎麦粒山から三ツドッケの稜線。
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こんなところにモノレール?
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ようやく登山道に出た。
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ほどなく山頂へ。ああキツかった。。
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ご褒美のように富士山。手前の枝が邪魔だが雲もかからずに綺麗に望めた。
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ゆっくりとおにぎりを食べて休んでいたら、続々と人が登ってきたので早々に下山。

ゴンザス尾根の下りが足にきて、膝がガクガクになってしまった。





2024年12月 9日 (月)

破風山でモミジ狩り

破風山に紅葉を見に行ってきた。

満願の湯からの往復コース。

先日の甲仁田山の写真を家内に見せたら、私も見たいから連れていけとせがまれた。
道が無いとはいえ、体力的には十分登れる山だが、2週連続で同じ山ではつまらない。

そこで以前にも行った破風山に連れていくことにした。
実はこの日はちょっと風邪気味で、喉に違和感があったのだが、この程度なら軽く山を歩いて、下山後にアルコール消毒をすれば治るだろうと出かけたのである。

朝8時過ぎに皆野町営駐車場に着くと、もう3分の1くらい埋まっていた。

一人なら山頂まで1時間もかからないコースだが、家内に合わせてゆっくり登る。

1時間ほどで猿岩へ。
ピークは過ぎて、だいぶ落葉が始まっていたが、まだまだ美しい。
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今年はちょっと赤が弱いかな?
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キレイに色づいたイロハモミジ
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たっぷり1時間半かけて山頂へ。
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ここは相変わらずの好展望。
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両神山から甲武信、雲取など奥秩父の山々、武甲山から東秩父まで、秩父の主だった山が一望できた。

帰りもゆっくり紅葉を楽しみながら来た道を下って下山。

これで今年の紅葉もラストかな。




2024年12月 1日 (日)

紅葉の甲仁田山

奥武蔵の山を歩いてきた。

東尾根から二子山に登り、武川岳まで縦走して名栗げんきプラザに降りるルート。

ルート図

そろそろ山の紅葉も終盤戦、どこかまだ楽しめる山は無いかとヤマレコを見ていたら、甲仁田山の紅葉がすごいらしい。
過去に一度東尾根から登ったことはあるが、夏だったのでモミジが多いかどうか気が付かなかった。
まともな道は無いが、手ごろな山だし半日コースでゆるっと歩いてみることにした。

登山口まで一応バスはあるが、本数が少ないので車で。
付近に車が置けないので名栗元気プラザの駐車場に停めさせてもらう。
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最初は林道歩きで登山口まで。
前回はこの林道を少し入った所から焼山沢を渡って取りついたが、道が不明瞭な上にとんでもない急登を強いられたので、今回は尾根末端から登ってみる。
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少し先のここから踏み跡があったので入ってみた。
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すぐ上の墓地で道は消え、植林帯を適当に登る。
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尾根に乗ると、甲仁田山が見えた。山頂直下が色づいている。
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植林帯の鬼急登を登りきると
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ご褒美の紅葉があらわれた。
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思ったより見事、時期的にもちょうどいい感じ。
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凄いすごい!
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足が前に進まない。(笑)
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イロハモミジがメインでオオモミジも混じる。
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ダンコウバイとミズナラの黄色も良い感じ。
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紅葉の向こうに武甲山。
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距離にして200mくらいの区間だけど、モミジの密度は凄い。
人が植えたんじゃないかと思うくらい。
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後ろ髪をひかれながら甲仁田山の山頂に。ここは電波塔があるだけのつまらないピーク。
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山頂からの下り、一度歩いているのでナメていたら変な尾根に引き込まれそうになった。

無事に二子山(雄岳)へ
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ここからは一般登山道で武川岳を目指す。

登ってきた甲仁田山、尾根の一部分だけ綺麗に色づいているのが見える。
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焼山から武甲山が綺麗に見えた。
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この辺はもう落葉が進んでいた。
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武川岳。
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昼食休憩の跡、郡界尾根を元気プラザへ下る。

伊豆ヶ岳と古御岳。
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この辺もナラ枯れの被害木が目立った。そのうちナラの木が絶滅危惧種になってしまうかも。
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12時過ぎに無事下山。 
近場でこんなに見事な紅葉を見られるとは思わなかった。
ネット情報すばらしい。


2024年11月11日 (月)

入奥沢中腹道から鷹ノ巣山

久しぶりの山行。

浅間尾根登山口の奥集落から、入奥沢中腹道で榧ノ木尾根に乗り、水根山から鷹ノ巣山まで歩いて浅間尾根を下った。

ルート図

先月、母が亡くなった。
2年ほど前から目を患って一人での生活が難しくなり、施設に入っていた。
目が見えない以外は元気に過ごしていたのだが、8月に何かの拍子で背中を痛め、半月ほど入院したら急に弱り始めた。
あとはもう坂道を転がり落ちるように体力が落ちて、最後は食事もとれなくなってそのまま逝ってしまった。

医師の診たては老衰との事だったが、私の眼には、生への活力を失って自ら死を選んだように見えた。
寝て起きるだけの生活は、私たちが思っている以上に辛かったのかもしれない。



そんな訳で山どころではなかったのだが、ようやくひと段落着いたので紅葉を見に行ってきた。

登山口の先の林道わきに車を停め、林道を進む。
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舗装が切れてしばらく行くと林道終点。モノレールに沿って登ってゆく道に入る。
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モノレールを上に見送って、斜面をトラバースして登ってゆく。
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この分岐でミス。左に行ったがこっちは作業道だった。正解は右。
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かなり明確な道を進んで最初の沢を越える。
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色づき始めた雑木林に癒される。
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2本目の沢を越える所で、その先がザレたトラバースでちょっと頼りない感じ。
迂回路があるのか?と探していると、上の方に黒い影が?
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親子連れのクマが夢中で何かを食べていた。
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結構距離があるので大丈夫だと思ったが、一応笛を鳴らしてどいてもらう。

・・・が、一瞬こちらを見ただけで、また地面をほじくっている。。
クマは嗅覚と聴覚は優れているが、目はあまり良くないらしい、20mくらいまでしか見えないとか。
多分こちらの姿が見えていないのだろうな。

もう一度鳴らしてみたが、やはり動いてくれる気配がない。。
前に和名倉山で遭った奴は、面倒くさそうにしながらも逃げてくれたんだけどなあ。。

無視して行っちゃおうかと思ったが、後ろから追いかけて来られたらやっかいだ。

再度、今度は少し長めに鳴らしたら、子熊の方が斜面を登って行き、母熊もそれを追って離れていった。
やれやれ。。

進むにつれて道型は頼りなくなるが、まだ追える。
所々で古い石積みの跡や朽ちた桟道があり、正しい道を歩いている事が確認できた。
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写真だとよくわからないが、道型は割と明瞭。
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無事に入奥沢へ。
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ここは結構大規模なワサビ田の跡が残っていた。
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この沢を越えた先は、ザレ場の登りになっており、踏み跡は見えたがちょっと危なっかしい。

ネットで見た情報通り、少し下った所で出合うヒヤマゴ沢を登る。
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どこから道に復帰できるのか注意しながら登って行くと、50mくらい登った所で右岸の斜面に石積みの道が下ってきた。
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道が降りてきた対岸を探すと、薄い踏み跡があった。
ただ、二手に分かれている。。
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こういう場合、迷ったら登る道を選ぶことにしている。
その方が間違って戻るときのダメージが少ない。

結局、どちらの道も先で一本になっていたが、どちらかと言うと下の道の方が正解っぽい。
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尾根を回り込んだ所からは九十九折れに斜面を登って行く。
ネットの記事だと、この辺は道型明瞭とあったが、結構薄かった。
これから落ち葉が積もるとわかりにくいと思う。

ようやく展望が開けてきて、紅葉の向こうに榧ノ木山が見えてきた。
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カタサメ沢右岸尾根を越えるとカラマツ林の明るい道。
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ようやく登山道に出た。
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ここが入口。ロープが張ってあったけど、普通の人はまず入らないでしょ。
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縦走路を越えて
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水根山へ。
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石尾根の木々はもう葉を落としていた。
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遠くに白根三山、まだ雪化粧はしていない。
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ひと月以上山から離れていたので、最期の登りで足が攣りそうになった。
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やっとの思いで山頂に到着。
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富士山は雲の上にちょっとだけ。先日初冠雪があったらしいが、真っ黒だった。
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ゆっくりおにぎりを食べて休んだら、あとはのんびり下山するだけ。

避難小屋。
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小屋の周りはちょうど紅葉のピーク。
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浅間尾根の上部も所々でカエデの紅葉が目を楽しませてくれた。
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ミズナラやイヌブナの黄色も美しい。
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色づいた榧ノ木尾根。
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良い気分転換が出来た山行だった。



 

 

2024年9月22日 (日)

榧ノ木尾根

奥多摩の山を歩いてきた。
倉戸口から榧ノ木尾根を登って、水根沢ルートを下った。

もう彼岸だというのに蒸し暑い。
倉戸口から歩き出し、温泉神社まで歩いただけで汗びっしょり。

少し展望が開けて榛ノ木尾根が見えた、色づいた木が見えるのはナラ枯れ。
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気持ちの良い尾根だが暑い、南面の尾根を選んでしまった事を後悔する。
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しかも、もう9月だというのに目つぶしがやたらと多い。
2回ほど飛び込まれた。

チャナメツムタケ?と思ったがカキシメジっぽい。 
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アカジコウ
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キホウキタケ
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ナラ枯れの原因、カシノナガキクイムシにやられた木。
いずれ枯れてしまうだろう。
比較的大きな木が被害にあうのだが、これくらいの中径木も結構やられていた。
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これも。
あと20年もしたら奥多摩のナラは全滅してしまうのではないだろうか?
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去年に続き、今年もドングリが一杯実っていた。
ナラの木が危機を感じて、急いで子孫を残そうとしている。と言うのは考えすぎだろうか。
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倉戸山に到着。
夏の間サボっていたので、ここまででもうバテバテ。。
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クリが一杯落ちていた。
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サルの群れに会った、クリを拾っていたのかな。 
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ドクツルの赤ちゃん。
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美味しそうだけど不明菌
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コガネヤマドリ、前に食べたことがあるけど、食毒不明らしい。
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美味しそうなツキヨタケ
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クヌギタケ系、チシオタケかな?と思ったが汁が出ない。
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カバイロツルタケ
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もっと良いキノコをちょっと期待していたけどさっぱりだった。

石尾根まで登って六ツ石山まで歩くつもりだったけど、体力を使い切ってしまって断念。
水根沢沿いのルートを下る。

尾根道より多少は涼しいかと思ったが、このルートは沢から離れた斜面のトラバースがほとんどで、沢に沿うのはほんのわずかな区間。
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それでも、流れの中に数匹のイワナの姿を見た。
以前だったら竿を持ってこなかった事を後悔しただろう。

ホトトギスの花、久しぶりに見た。 
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2024年9月 7日 (土)

大持山でキノコ観察

久しぶりの更新。
ちょこちょこと釣りに行ったりはしていたのだけど、今一つパッとしない釣果で、記事にする気になれなかった。

8月は2回ほど泊りで沢に行く予定を立てていたのが、どちらも台風で中止。。
ならば、と日帰りでキノコを見に行ったら、こちらも時期を外して空振り、と散々だった。

9月になってようやく天気が安定した所で、そろそろ良い時期だろうとリベンジに行って来たのである。

ルートは山中~ウノタワ~大持山~妻坂峠から山中 という周回ルート。

横倉林道はずっと土砂崩れで通行止めだったのが、今年になってようやく整備されて車が入れるようになった。
ただ、今回行った時はまた落石が転がっていた。

ウノタワ入り口から登山道へ
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沢筋の道は思ったよりも涼しかったが、それでも大汗をかいてウノタワへ。
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シロツルタケかな?自信がなくて怖いので採らない。
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ウラグロニガイグチ
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不明イグチ
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これ、名前が分からないのだけど、去年恐る恐る食べてみたらとても美味しかった。(真似をしない事)
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これも同じイグチ
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本命のヤマドリタケモドキ
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これも
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ムラサキヤマドリタケ・・と思ったが網目模様が無い。
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チチタケ
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アカヤマドリ
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アカヤマドリは呆けて溶けたものから幼菌まで結構出ていた。
今年は発生時期がバラバラなのかな?
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ドクツルタケ、久しぶりに見た
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生まれたてのタマゴタケ。これも結構出ていた。
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タマゴタケ?と思ったらカバイロツルタケの幼菌。
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ヤマドリタケモドキにしては柄が細いのだが、網目模様があるので多分間違いない。
ただ、よく似たニガイグチがあるので、必ずかじってみて確認するようにしている。
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半日の山歩きで、そこそこの収穫があった。


 

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