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トレッキング

2022年9月 7日 (水)

ワークマン

なかなか山に行けないのでウエアの話。

私は山用の服はほぼモンベルでまかなっている。
他のメーカに比べて安いし、機能も私の用途なら必要にして十分で、コストパフォーマンスが一番いいからである。

一方で、デザインが今一つだったり、ブランドイメージが初心者向けなせいか、山歴が長い人には嫌われる傾向があるようだ。
が、私は普段着る服も含めて、その辺のことは全く気にしない。
タンスの中はモンベルとユニクロばかりである。

そんなアウトドア業界に、近年殴り込みをかけてきたのがワークマンだ。
すでに多くの登山者が使用して、みんな高評価をつけているので、昨年私も購入してみた。

買ったのはエアロストレッチクライミングパンツ。
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タイトなシルエットで結構カッコいい。ファッションセンスゼロの私の眼にはかなりオシャレに映る。
始祖鳥のマークが入っていても違和感がない。

機能も、売りにしているだけあって、ストレッチ性は素晴らしい。
沢でクライミング的な動きをしても全くストレスがない。
生地も、撥水性は無いが水切れは良い。薄手なので速乾性もいい。耐久性も今のところ問題なし。

何より、これで1900円という低価格である。
モンベルどころかユニクロもビビる。対抗できるのはしまむらくらいだ。

この値段なら、焚火の火の粉もトゲトゲのヤブ漕ぎも怖くない。
ファイントラックでは焚火に近寄れないが、ワークマンなら余裕だ。
アークテリクスにカギ裂きを作ってしまったら2日は寝込むが、ワークマンなら秒で立ち直れる。
安さは行動の幅を広げてくれる。

そんなワークマンだが、良い事ばかりではない。
まず気になったのが、このパンツ、ウエストにゴムは入っているが、ベルトをしないとズリ落ちてしまう。
厚手のモデルにはベルトがついているので、多少価格が上がってもつけてほしい。

次に、裾が細いので落ち葉や小石が靴に入ってきてしまう。
沢では逆に都合がいいのだが、荒れた山道を歩く時はスパッツが必要になる。

そして、作業服屋の性か、腿にポケットがついているのだが、これが全く使えない。
ピッタリしているので、物を入れると足に当たって歩きにくい、というかマトモに歩けない。
こんなものつけるくらいなら、ベンチレーションのスリット入れて欲しかった。

あと、これはこの製品に限らないのだが、入手がしづらい。
ワークマンってそこら中に店舗があるけど、品ぞろえが店ごとに違っていて、アウトドア系の製品をあまり置いていない店が多い。
実際、これを買う時も3店舗回ってようやく入手した。

オンラインショップがあるので、サイズがわかっていればそこで買えるが、実物を試着したい場合はかなり困る。
ネットで店ごとに在庫の有無を確認できるようだが、逆にどこの店になら有るのか、という検索ができないのも不便だ。

とはいえ、この値段でこれはかなりお買い得である。
商品の供給体制さえ何とかしてもらえば。今後の新製品にも期待したいところだ。





2022年8月12日 (金)

大持山キノコ偵察

久しぶりの更新。

6月に母親が腸閉塞を起こして入院してしまい、以来、何かとバタバタしてゆっくり出かけられなかった。
年寄りというのは、病気が治ってもすぐに元の生活には戻れる訳ではないので面倒である。

ここにきて、ようやくちょっと落ち着いたと思ったらもう8月。
そろそろ山では夏のキノコが出ているのでは、と思って恒例の大持山に行って来た。

林道山中線がいまだに通れないため、今回も白岩からのピストン。
飯能市はあの道を直す気があるのだろうか。

朝7時に歩き出す、涼しいうちに登りを済ませたかったが。すでに結構な暑さ。
森の中もジメっとして、吸い込む空気も重たく感じる。

さらに、2か月ぶりの山歩きで、恐ろしく体が重い。
朝一の歩き始めはいつもキツイのだが、今日はさらに酷い。
こんなんじゃ大持山までたどり着けないかも?

植林帯の急登をヒイヒイ言いながらこなして鳥首峠へ。ここは風の通り道で涼しい。
標高は900mちょいだが、5分もいたら汗が冷えて寒くなった。
「寒い」という感覚も久しぶりである。

休憩後、大持山への稜線を進む。
峠であんなに冷えたのに、すぐに汗が噴き出してくる。

早速タマゴタケ発見。
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今日は期待できるかも?

キイボカサタケ。写真を撮りに近づいただけで匂うくらい臭い。 
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鉄塔跡から大ドッケと矢岳方面を望む。
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不明イグチ
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チチタケ、あちこちで一杯出ていた。何もなければ帰りに採って行こう。
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マスタケ。ちょっと育ちすぎだが、ギリギリ食べられるかな。
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おおっ!本命のヤマドリタケモドキ! 
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久しぶりに見た、これが採れると嬉しい。

アカヤマドリ幼菌。
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不明イグチ、ニガイグチっぽいなあ。。
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ウノタワからの登り。もうキツくてキツくて、何度も足を止めながら登った。
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アカヤマドリ成菌。
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不明イグチ。
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これも不明。
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キノコに癒されながらどうにか山頂へ。大持山がこんなにキツいとは。。
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休憩後、西尾根をちょっと覗いてみる。

カラカサタケ?
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綺麗なイグチ。アカジコウの幼菌かな?
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生まれたてのタマゴタケ。
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また本命発見。
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コガネヤマドリかな?前に見たものより柄が細くて色が薄いな。
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またアカジコウ。もう少し大きければ採って行くのだけど。
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不明菌。
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これは完全にコガネヤマドリだな。以前食べたけど、食毒不明らしい。
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あまり下ってしまうと登り返すのが大変なので、適当なところで引き返す。
 
帰りは道脇の森を覗きながら歩いてゆく。
探すと結構ヤマドリタケモドキが出ていた。
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ここにも!
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ここにも。
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道の真ん中にも。
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偵察のつもりが、そこそこの収穫になった。
これからの季節は山に行く楽しみが増える。




 

 

2022年6月28日 (火)

棒杭尾根からグミの滝

奥多摩から秩父の山を歩いてきた。
倉沢バス停から棒杭尾根を登り、グミの滝へ下るルート。

ルート図

急に太平洋高気圧が勢いを増して、猛暑日予報の週末。
本来なら山ではなく沢を歩きたいところである。

ただ、記事にはしなかったが、実は先週秩父の沢に釣りに行って来たのだ。
増水した渓で散々な目に遭い、しばらく釣りは良いかな、と思ったのである。

とは言え、マトモに尾根を歩くと暑さにやられそう。
沢沿いで少しでも涼しそうなところを探して、今回のルートを選んでみた。


朝9時に倉沢バス停をスタート。
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この時間ですでに酷い暑さ。。こんな日に林道歩いてたら倒れそう。

ところが、林道に入ると上流から涼しい風が吹いて、実に快適。 
沢筋の冷気は天然のクーラーである。
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途中崩落があったが、問題なく魚留橋に到着。 
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橋の手前に塩地谷右岸道の取りつき。
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ここからヨコスズ尾根に乗るというルートでも良かったかな。

これが魚留の滝か? 
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橋を渡り、長尾谷沿いにさらに進むと
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棒杭尾根の取りつきに着く。
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沢から離れ、尾根を登り始めると急に暑さが迫ってくる。

 
しばらくは藪っぽかったが、尾根に乗ると道が良くなった。 
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予想通り植林帯の鬼急登。道が切ってなければとても登れない急斜面が続く。
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こまめに給水し、汗を拭いながら登ってゆく。
 
1000mを越えた辺りから自然林になり、ハルゼミの合唱が始まった。
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この辺は風が抜けて気持ち良い。

ブナの大木。この尾根の主かな。
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1時間半ほどの急登でやっと登山道に出た。
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林道崩落の注意書き。
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道を横切ってそのまま登り、岩っぽい尾根を進むと 
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1449の棒杭ノ頭に到着。
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夏は背中にかいた汗でズボンまで濡れてしまうので、腰にタオルを挟んで歩くのだけど、この時点でもう絞れるくらい汗をかいた。

ピークから下った所で昼食休憩。コバエが煩い。
 
ここからが今日のメイン。グミの滝目指して無名の尾根を下る。
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長沢背稜からグミの滝のルートは、もっと西の一杯水分岐から下るのだが、ヤマレコの記録を見ると、最近はここから下る人が多いようだ。
 
切れ切れに薄い踏み跡があるが、ほぼ鹿道。コンパスを見ながらボンヤリとした尾根型を追って下る。
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写真より傾斜がキツく、何度かスリップした。

100mほど下ると尾根がはっきりしてきて、踏み跡も明瞭になる。 
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思ったよりいい尾根。マーキングの類が一切無いのもいい。
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なんだ、思ったより楽勝じゃん。と、油断したら最後にミスった。

尾根型を追っていたら滝寄りに下ってしまい、崖で行き詰った。
右手に正解尾根が見える。くそ~あっちだったか。。

乗り換えようと泣く泣く急斜面を登り返していたら、謎の踏み跡が斜面を横切って続いていた。
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これを辿って正解尾根に復帰。
鹿道だったのかな?それにしては踏まれている感じだけど。

踏み跡はそのまま尾根を下るように見えたが、途中で藪に埋もれて見失う。 
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コアジサイ、花が咲いていると藪も癒される。
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最後は草と低木の藪を分けて、強引に沢に降りた。 
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ミスはしたが、うまい具合に滝のすぐ下に降りることができた。
 
ちょっと遡行してグミの滝。久しぶり。
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ヤブ漕ぎで汗をかいた体に瀑風が気持ち良い。
この時点で1時50分。バスは4時まで無いので、30分ほどゆっくり涼をとった。

休憩後、道を下る。ワサビ小屋跡。 
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仙元谷左岸の道は崩落が進んでいると聞いていたが、なんとか歩けた。
ヤマレコだと、一度沢に降りるとあったが、そんな所は無かった。多分右岸の道で巻いてしまったのだと思う。

最後は1時間の林道歩きで川俣へ。
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時間があったので大日堂にお参り。
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4時のぬくもり号を待って、帰路に着いた。





2022年4月24日 (日)

小持山のアカヤシオ

小持山にアカヤシオを見に行ってきた。
浦山口からコブ栃ノ沢の旧登山道を登り、下山は大持山から西尾根を下った。

ルート図

今日は午後から天気が崩れる予報。
ならば早めに歩き出そうと、始発電車に乗った。

飯能で西武秩父行きに乗り換え、6時24分西武秩父着。
ダッシュで御花畑駅29分発の電車に滑り込む。
時間ギリギリの乗り継ぎだが、いつの間にか秩父鉄道がICカード対応になっていて助かった。
いつも切符買ってるうちに電車が来てしまって焦るのだ。

浦山口駅を6時45分に出発。
鍾乳洞を過ぎて、橋立川沿いの林道を進む。
この林道歩きが意外と長くて疲れる。

川沿いにウワミズザクラの花が咲いていた。
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武甲山への登山道を分けると、道が悪くなる。
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前に来た時よりも道の崩壊が進んでいて、沢に降りて渡渉しながらの遡行を強いられた。
この日は水が多くて少々難儀した。増水していたら行けなかったかもしれない。

なんとかコブ栃ノ沢出合に到着。 
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道標にはスゲ沢と記されているが、正しくはここはコブ栃ノ沢で、スゲ沢は一本下流の沢である。

出合のコゴミ畑はもう育ちすぎ。期待していたのに残念。 
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開けた沢沿いの道を登ってゆく。踏み跡はかなり薄いがなんとか辿れる。 
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水が枯れると左手に鹿よけネットが出てきた。
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・・・と、柵内の藪の中から人の声?

山仕事の人かと思ったが、話してる内容からして登山者っぽい。
どうも、道を失ってヤブ漕ぎをしているように思われた。
人のことは言えないが、物好きな人がいるものである。

開けて明るい林床には春の花がいっぱい。

ニリンソウ。
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ヒトリシズカ。 
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不明ネコノメ。
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藪に埋もれて消えかけの道を追ってゆくと、小屋跡があった。
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最後は沢型が消え、広い斜面の登りで、長者屋敷からシラジクボへのトラバース道に出た。
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マーキングがなければ見逃しそうな薄い道。
 
「本当に登山道か?」と半信半疑で進むと、古い道標があって一安心。
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コガネネコノメかな?
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ニッコウネコノメ。
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植林帯に入ると明確な道になり。シラジクボへ出た。 
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あとは、しっかりした縦走路で小持山へ登ってゆく。
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天気が良くて、日なたを歩いていると暑い。
 
振り返って武甲山。ちなみに私はまだ一度も山頂を踏んだことが無い。
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道はしっかりしているものの、酷い急登の道。
大汗をかきながら山頂へ。もう足が攣りそう。。
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今回は一番楽なルートを選んだはずだったのだが、小持山はどこから登ってもキツかった。

山頂はアカヤシオが真っ盛り。
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大当たりという程ではなかったけど、なかなかの花付きだった。 
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山頂は大勢の人でごった返しており、写真だけ撮って早々に退散。
 
雨乞岩から高ワラビ尾根を望む。
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都県境の稜線、蕎麦粒山から三ツドッケ。
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大持山へ。
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木々が芽吹き始めた西尾根を下る。
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雑木林の明るい斜面にはカタクリの葉っぱが一杯出ていて、足の置き場に気を遣うほどだったが、花はチラホラ。
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葉だけのものは、まだ花をつけるほど成長していないのだとか。
全部順調に育ってお花畑になってくれれば、春の楽しみが増えるのだけど。

ブナの芽吹き。この季節の森は本当に気持ちがいい。 
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バスの時間まで余裕があったので、ゆっくりと春の山を楽しみながら下った。 

最後、川俣集落の手前に落石防止ネットが出来て、道がわからなくなっていた。
適当に降りたら民家の横に出てしまい、不審な顔をされてしまった。
 

2022年4月10日 (日)

花見山行

春の花を探しに奥武蔵から東秩父の低山を歩いてきた。
正丸駅から白石までの安楽ハイキング。
お目当ては、ツツジ山のアカヤシオと白石集落の花である。

奥武蔵でアカヤシオを見るなら蕨山だが、好天の休日は鬼混みが予想される。
山道で人が多いのは我慢するとしても、名郷まで鮨詰めのバスに乗るのは勘弁してほしい。

ならば、花は少なくても、人のいないツツジ山に行こうと思ったのである。
下山路の白石集落も、今の時期は花の里になっているはずである。


ルート図

朝8時に正丸駅をスタート。ハイカーが大勢いたが、みんな伊豆ヶ岳方面に歩いて行った。
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十津川村さんがおっしゃっていた通り、駅前の売店は昨年9月で閉店したとの張り紙があった。
立地は悪くないと思うのだけど、車で通る人を呼び込めないと厳しいのかな。

駅前の喧騒を離れ、一人で国道に降りてゆく。
国道を渡り、すぐ先の階段から尾根に取りつく。
このルートは駅からすぐに山に入れるのが良い。

最初は藪の急坂の登り。
踏み跡は薄いが、植林の尾根に乗ると、しっかりした道になる。

植林の切れ目にミツバツツジ 
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芽吹き始めの森に薄紫の花が映える。

林道脇にキブシの花。 
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今年は花が少ない感じ。

三田久保峠からはとんでもない急登。
ここは奥武蔵で一番キツい登りだと思う。

息を切らしながら小ツツジ山に到着。
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良かった!アカヤシオ咲いてた。
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花付きは今一つだけど、見れてよかった。
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これで今回の目的の半分は達成。

大ツツジ山を越え、刈場坂山は怪しい踏み跡で巻いて刈場坂峠へ。
このルートで気に入らないのは、こんなキツい坂を上り切った先が車道である事だ。
ヒイヒイ言いながらたどり着いた所に、車やバイクがたむろしているのは腹立だしい。

早々に大野峠への縦走路に逃げる。
車道を下に見ながらの道であまり快適ではないが、雑木林も多くてそこそこ気持ちのいい道。
トレランの人が多いのが難点か。
 
大野峠のパラグライダー場から堂平山。
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ここから林道をショートカットしながら、高篠峠へ。

峠から848ピークへの登りで足が攣った。
久しぶりの山歩きと、季節外れの高気温でかなり汗をかいたせいだろうか。

874の川木沢ノ頭はパスして、車道で白石峠へ。

あとは登山道でゆっくり白石車庫バス停まで下るだけ。
 
ゆるゆると下ってゆくと、雑木林には咲き始めのカタクリがチラホラ。
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ヨゴレネコノメかな?
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ヒトリシズカ
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一輪だけのニリンソウ
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白石の集落に降りると、花真っ盛り。 
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桜もちょうど満開。
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ツツジにレンギョウ、ハナモモ、ユキヤナギ、まさに春爛漫の山里。
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東秩父村の花と言えば、大内沢のハナモモや、上古寺の桃源郷が有名だが、あの辺はすっかり観光地になってしまった。
ここは花の種類も多いし、観光客も来ないので、ゆっくりと花を楽しめる穴場的な場所である。

うららかな陽気の中、春を満喫した一日だった。

 

2022年3月16日 (水)

伊豆ヶ岳

奥武蔵の山を歩いてきた。
名郷から直接伊豆ヶ岳へ登り、トノ入谷右岸尾根で西吾野へ下った。

ルート図

今年も渓流のシーズンが始まったが、私の解禁はあと1か月ほど先。
若い頃は3月になったらすぐに川に向かったが、今はもう雪の残る渓で、寒さに震えながらサビの残った魚を釣ろうという気になれない。
まだ魚が上を向いていないので毛鉤では分が悪いし、それ以前に、ウエーダーはとっくの昔に処分してしまったので、この時期の沢は冷たすぎて歩けない。

そんなわけで相変わらずの山歩き。
このところの陽気で、高い山は雪が融けてぐちゃぐちゃになりそう。
安楽に低山歩きでお茶を濁す。

今回は半日コースなので、ゆっくり家を出て、8時過ぎの名郷行きバスに乗る。
好天予報だったので混んでいるかと思ったが、さほどでもない。

バスの中は20人ほどの高齢者のパーティーで賑やかだった。
元気なお年寄りを見ると、自分はあの年まで山を歩けるだろうか?と思ってしまう。
もし歩けても、あんな大人数の山歩きをすることはないだろうな。

団体さんは原市場中学校で降りて行った。
さわらびの湯でさらに数人が降りると、バスの中は私ともう一人だけになった。

準備をすませて、9時すぎにバス停を出発。
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山伏峠方面に少し進んで、ここから取りつく。
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最初は伐採された斜面の急登。体が起きていない状態でこの負荷はキツい。 
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異常に苦しいな?と思ったらマスクを着けたままであった。あわてて外す。

すぐに息が上がって一休み。名郷バス停が真下に見える。
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去年だったか、ここを伐採してるの見てたけど、こんな急斜面を丸裸にしちゃって大丈夫なのだろうか?

最初の急登を登り切ると、植林帯の明確な道になった。 
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木漏れ日に反射して、大量の花粉がキラキラと舞っているのが見える。
幸い、私は花粉は全然平気なのだが、花粉症というのはある日突然発症するらしい。

何年か前、ものすごく花粉の多い年があって、西武秩父の駅から見上げる武甲山が、黄色く霞んで見えるくらい飛んでいた事があった。
その日は一日中くしゃみと鼻水が止まらず、ついにオレも花粉症デビューか?と思ったが、下山してビールを飲む頃には症状は治まっていた。
このままなんとか持ちこたえて欲しいところである。
 
安曇幹線の鉄塔跡を過ぎると、古い道標があった。
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やはりここは登山道があったのだな。
多分、ここから南西方向に巡視路が下っているのだろう。

ゆるい登りを進み、最後はまた鬼急登で登山路へ。 
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ここから先は奥武蔵でも人気のハイキングコース。
当然だがハイカーが多い。伊豆ヶ岳までに20人くらいすれ違った。
中にはマスクをしたまま歩いている人もおり、用心しすぎではないかと思ったが、花粉対策だったのかもしれない。

古御岳から一旦下り、伊豆ヶ岳直下から右手の踏み跡でトラバース。
目的の尾根の出だしは岩場で下れないので、巻道を探しながら歩いていたら東尾根まで行ってしまった。
尾根手前に古いマーキングを見つけ、ここから薄い踏み跡で戻りながら下る。 
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踏み跡は不明瞭だが、マーキングを追っていくと岩場の下部で尾根に乗った。
最初はザレた急坂の下り。 
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振り返って伊豆ヶ岳。今回も山頂は踏まなかった。
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地図を見て予想していた通り、岩がちな痩せ尾根の道。ただ、危険な個所はない。
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右側が植林されてたけど、よくもまあこんな急斜面に木を植えたものだと思う。

初めて歩く尾根だが、特に間違えそうなところもなく、順調に下る。
一か所、500mを切った辺りの分岐が地図と違って、南に尾根を外れるような下り方をするので間違いやすいかも。

最後、尾根の末端で踏み跡を失った。
適当に下り、下に民家が見えたところで方向を修正して、観音堂を目指して降りる。 
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無事に着地。この裏から踏み跡が登っていたが、薄くて不明瞭だった。
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あとは車道を歩いて西吾野駅へ。

道端にフクジュソウが咲いていた。ようやく花の季節がやってきた。
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2022年2月27日 (日)

雪の六ツ石山

奥多摩の山を歩いてきた。
梅久保からイソツネ山に登り、ハンノキ尾根で六ツ石山へ。下山は石尾根で奥多摩駅に下った。

ルート図

このところ山に行く気が起きなくて、久しぶりの山行である。
出かけなかったのは、単純に寒かったからである。
歩いているときは良いのだが、休憩しているときに寒いのは辛い。
北風に震えながら休むことを想像すると、山に行く気になれなかったのだ。
軟弱の極みである。

そんなわけでひと月ぶりの山歩き。
氷川駐車場に車を置いて、奥多摩駅からバスに乗り、梅久保で下車。

バス停のすぐ先、左手の墓地の脇からトンネルを跨ぐ尾根に取りつく。
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最初からとんでもない急登が続く。 
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地図を見てわかっていたけど、やっぱりキツい。
歩き出しの20分くらいは、心臓が破裂するのではないかと思った。

植林帯に入ると、踏み跡が明瞭になって、多少は楽になるが相変わらずの急斜面。
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750mを過ぎたあたりから雪が出てくる。

一時間ほど登って、やっと傾斜が緩んだところがイソツネ山。
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久しぶりの山歩きで鈍った体に、この急登はさすがに堪えた。

その先は傾斜が緩んで平和な尾根になるが、標高が上がるにつれて雪が増えてきた。
トレースがあるので、ツボ足とキックステップで騙しだまし登ってゆく。
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950辺りからは雪が深くなってどうにもならなくなり、チェーンスパイクを履いた。
いつものことながら、ギリギリまでガマンするので、不安定な場所で装着する羽目になる。
毎回同じ目に遭っているのに、なんで学習しないのだろう。。

やっと普通に歩けるようになったが、チェーンスパイクだと結構滑る。
6本爪アイゼンの方が良かったかな?雪玉も付きにくいし。

反射板を通過すると 
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防火帯の明るい尾根道になる。気持ちいい~!
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鼻歌交じりで歩いていたら防災ヘリが飛んできた。
どういう訳か、すぐ上をぐるぐる回っている。

道の無い尾根を歩いていると怪しまれるのか、たまにこういう事がある。
ただ、今回はかなり低空飛行していて、ダウンウォッシュを感じるくらいの高度である。
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まさか遭難者とまちがわれているのだろうか?
状況がわからず、ちょっと不安になりながら歩いてゆく。

この距離ならこちらが普通に歩いている事は確認できているはずだが、飛び去る様子はなく、少し前方の尾根上でホバリングしている。
10分近くそのまま停止していて、かなり近づいたところでようやく離れていった。
少しホッとした。

登ってゆくと、先ほどヘリが止まっていた辺りに救助隊の人が降りていた。
やべー、やっぱり遭難者と思われたのか?
ドキドキしながら近づいてゆくが、救助に来たという様子ではなく、ロープを束ねたりの作業に没頭している。

すぐ横まで行って話を聞くと、救助の訓練をしているのだとか。
私が登ってきたので、風を受けさせないように一度その場を離れたらしい。
せっかくなので、近くで見学させてもらおうかと思ったが、どうも近くには居て欲しくないような感じだったので、早々に歩き出す。

5分ほど歩いてちょっと距離が開いたところで、またヘリが戻ってきた。
結果的に訓練の邪魔をしてしまったようで、申し訳ないことをした。

そこからひと登りで山頂へ。 
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南アルプスの山々が綺麗に見えた。
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木の枝越しに富士山も。
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しばらく景色を楽しんで下山。
石尾根方面はトレースというよりしっかりと道がついていた。 
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防火帯の縦走路はすっかり雪も解けて、ほぼ乾いた歩きやすい道。
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滑り止めを外そうか迷ったが、まだ下には雪が残っているだろうと、そのまま下る。
チェーンスパイクは雪道のグリップは今一つだけど、土の上でもストレスなく歩けるので、こういう状況では重宝する。

予想通り、三ノ木戸山の北面の巻道は雪に埋まっていた。 
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都県境の山々、日向沢ノ峰から三ツドッケ。こちらから見る三ツドッケは今一つしまらない。
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ゆるゆると下り車道に出ると、ロウバイの花が満開で甘い香りが漂っていた。
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2022年1月25日 (火)

館川右岸尾根から笠山~タカハタ

小川町の里山を歩いてきた。
館川の右岸尾根から笠山を超えてタカハタまでのルート。

ルート図

今回のルートは4年前に途中まで歩いたことがある。
その時は道を外しまくって、最後まで歩けなかったので、いつかリベンジしなくては、とずっと気になっていた。

久しぶりに東上線に乗ると、朝の電車内は制服姿の中学生が多数。
参考書とにらめっこしたり、母親に付き添われて緊張気味の子も。
この日は高校の入学試験日だったらしい。

小川町駅から白石車庫行きのバスに乗り、パトリア小川で下車。
イーグルバスがICカード対応になっていた。

バス停から槻川にかかる橋を渡ると、すぐに目指す尾根の末端。
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適当な踏み跡で尾根に取りつく。最初はちょっと藪っぽい。
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藪の中の薄い踏み跡を追って 
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最初のピーク古寺山。 
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その先、林床を整備したのだろうか。
刈り捨てられた灌木で道が埋まっていて、少々歩きにくい。
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何て読むのだろう? 
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289点には畠山重忠の墓が建つ。 
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ここからは南方向に下る踏み跡が有力。前回はミスったが、今回は無事にクリア。

その先は道が良くなる。 
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マーキングも点々とつけられているが、テープだったりビニール紐だったり、統一感が無い。
色んな人が好き勝手につけているので、こういうのに頼って歩いていると痛い目に遭う。
さらに、ちょっとした尾根には大抵踏み跡がついているので、うっかりすると引き込まれてしまう。

何度も地図を見て、現在地を確認しながら進む。

途中から笠山が右手に見えてくると、もう方向を間違えることもない。
 
無事に金嶽に到着。
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前回はここまでに何度か道を間違えたが、今回はちゃんと歩けた。
多少は読図力が上がったかもしれない。
 
その先は登山道。

マツダランプの道標。前は転がっていたけど、ちゃんと固定されていた。
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七重峠に到着。 
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堂平山は面倒なので車道で巻いた。

と、ここまで順調に行っていたのだが、車道から笠山峠への破線ルートでミスった。

前回は沢沿いに登って苦労したような記憶があったので、その手前の踏み跡に入ってみた。
すぐに道は不明瞭になり、古い作業道と交錯して消えた。

やはりダメだったか、と右手の沢に戻ってみたけど、道が見つからない。
上の方にテープが見えたので、追ってみるが道はなし。

不審に思って地図を見たら、あさっての方向に登っていた。
しまった、これ左に詰めあがる支沢じゃん・・

登りはとにかく高いところを目指して行けば良いので、つい油断してしまった。
尾根と逆で、沢は登りが要注意なのに、なにやってんだか。。

もう下って登り返す気になれず、そのまま荒れた沢を詰めあがる。 
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所々に謎のテープがついているのが、嫌がらせのようで腹が立つ。

登るにつれて傾斜がキツくなって、右手の尾根に逃げると、ブル道の残骸に出た。 
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藪がうるさかったが、これでどうにか登山道に出ることができた。
思わぬところで酷い目に遭ってしまった。これなら普通に堂平山登ったほうが楽だった。

そんなこんなで笠山へ。 
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日光方面、男体山と女峰山が見えた。 
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せっかくなので神社に寄ってお参り。
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ちょっと時間が遅れ気味なので、この先は急ぎ足で下る。

登山道を一気に下って、車道で616ピークを巻いたところから尾根に入る。

思ったよりもいい道。
踏み跡も明瞭で歩きやすい。
ただ、マーキングがベタベタつけられていて、ちょっと煩い。

注意していた570m圏の分岐もあっけなく通過。
その後も問題なく進む。

330を越えた先で左側が伐採されて展望が開けた。 
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あれが竜ヶ鼻というピークだろうか?

ここからの下りは直進しないように気を付けていたけど、テープがつけられていてあっさり通過。
少し踏み跡が薄くなったかな。 
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鞍部から100mほど登り返してタカハタへ。
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この人の山名版、奥武蔵でよく見かけるけど、上品な感じで好感が持てる。

その先は進むにつれて踏み跡が薄くなって行き、
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末端付近で落ち葉に埋もれて消えた。 
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最後は無理やり尾根型を追って下ってゆく。
こういう事をすると、高い確率で民家の敷地に出ちゃうんだよなあ・・

と思っていたら、案の定民家の裏手で行き詰った。

仕方なく少し戻って、降りられそうなところから強引に降りたが、やはり民家の敷地を通る形になってしまった。

家の横を通らせてもらって、なんとか車道へ。
本当は、この奥の道から下ってくるのが正解なのだと思われる。 
途中から尾根を外れる踏み跡を見逃してしまったのだろう。
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最後の着地でミスったけど、なんとか最後まで歩き通せた。
低山とはいえ、なかなか歩きごたえのあるルートだった。
マーキングがなかったら、もっと面白苦労させられたと思う。




2022年1月17日 (月)

スカリ山から高山不動

先週の話になってしまったが、奥武蔵の低山を歩いてきた。

武蔵横手から北向地蔵に登り、高山不動まで歩いて西吾野に下った。

ルート図


その日は、当初は違うルートを歩くつもりだったのだが、うっかり寝坊してしまった。
バスを使う山行だったので、1本あとでは遅くなりすぎるため、急遽予定を変更したのだ。
大体、朝起きられない時は、元々そんなに気乗りがしない山行であることが多い。

この日もそんな感じで、山行きをやめようかと思ったのだが、天気のいい日に家でうだうだしているのも勿体ないので、とりあえず昭文社の地図だけ持って電車に乗った。
電車に揺られながら行き先を勘案して、スカリ山に行くことにした。
低山だがそこそこ展望もあるし、人も少ないので静かに歩けるかなと思ったのだ。

武蔵横手駅で降りて、以前歩いた長尾根山の尾根に乗ろうとしたら、末端の薬師堂に登る道が立ち入り禁止になっていた。
無視して入ってしまっても良かったが、なんとなく気が引ける。
そういえば五常の滝というのを見たことが無かったな、とそのまま車道を進む。

五常の滝に着くと、滝を見るには入山料がかかるという。
金を払ってまで見るような滝とは思えなかったので、アホらしくなってスルー。

その先の林道分岐で、左手の尾根に続く踏み跡を見つけてこれを登ってみた。
尾根上には結構しっかりした道があり、そのまま進むと登山道に出た。

地形図を持っていないので、どこを歩いているのかよくわからなかったが、こういう行き当たりばったりの山行もまた面白い。
奥秩父あたりでこんな事をやったら遭難してしまうが、この山域なら踏み跡を辿って行けば大体道に出る。

登山道に出て、道標を頼りに北向地蔵へ。
途中、標識を見逃して少し迷走した。
昭文社の地図は、色んな道が交錯している山域では、ほとんど役に立たない。

北向地蔵には人が群がっていたので、そのままスカリ山へ。
久しぶりに愛宕山に登ってみた。

林道からスカリ山方面に登る道は、立派な道標が建ってから人が増えた。
途中、手前の観音ヶ岳からの鞍部に、左に下る薄い踏み跡を見つけた。
ここは後で下ってみよう。

残念ながら、スカリ山の山頂は10人くらいのハイカーでごった返していた。
腰をおろす場所もないので、写真だけ撮ってすぐに引き返す。
日光方面の山、男体山かな。
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鞍部まで戻って先ほどの踏み跡に入ると、薄いながらもしっかりと続いていて、簡単に林道に降りることができた。
以前尾根筋を下って、末端で苦労したが、こんなルートがあったのか。

最初はエビガ坂からユガテ経由で東吾野に下るつもりだったが、他のハイカーに追われるように、そのまま道を進んでしまう。

なんとなく歩いて顔振峠へ。
大岳山と御前山の間に富士山が見えた。
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顔振峠から吾野方面に下ろうとして、ふと役行者像を見に行ってみようかと考えた。
ルートから逸れたところにあるので、今まで行く機会がなかったのだ。
いくらもないので、足を延ばす。

役行者像
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思っていたより立派なものであった。
前鬼と後鬼の造形も興味深い。わざわざ見に来てよかった。
建てられたのは幕末らしいが、なぜこんな中途半端な場所にこれを建てようと思ったのだろうか。

しばらく鑑賞して引き返す。
ここからなら黒山三滝に下ったほうが早いが、越生経由だと帰りが面倒だ。

元の道に戻って、どちらに下ろうか考えた末、結局高山不動まで歩いてしまった。
車道歩きが長くて、足の裏が痛くなった。

西吾野まで下りつく頃には、もう足がガクガクになっていた。

2021年12月 8日 (水)

日蔭名栗山、高丸山

またまた奥多摩の山歩き。
石尾根の未踏区間を歩いてきた。
峰谷からカタサメ沢右岸尾根を登り、千本ツツジからモクボ谷へ下るルート。

ルート図

毎週のように山は歩いているのだが、何となくパッとしないというか、何事もなく済んでしまう山行ばかりで、記事にする気になれなかった。
思い切り道に迷ったり、クマに襲われたりすれば記事的にも面白いのだが、なかなかそんな事にはならないし、そもそも、毎回そんな目に遭っていたら体がもたない。

今回の山行も特筆すべき事は無かったのだが、物好きな人には参考になりそうなルートなので、記事にすることにした。


峰谷から奥沢方面に走って、最初のヘアピンカーブの手前に車を停める。

6時50分、準備をして歩き出す。
すぐ先のカーブの奥から沢に下るブル道へ入る。
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沢に沿って少し進んだところでブル道は消えるが、そのまま右岸の踏み跡を辿って遡行する。
すぐに右手からカタサメ沢が滝で出合う。
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飛び石で対岸に渡り、滝の横の斜面を登ると石積みの堰堤。
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その上で対岸に渡り、尾根に取りつく。

最初は岩がちな痩せ尾根で、崖のような急登。所々手を使いながら登る。
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こんな尾根にも踏み跡がある。奥多摩おそるべし。
 
登るにつれ多少尾根が広がるが、ひたすら急登がつづく。
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地図を見て分かっていたけど、延々と一本調子の登りで、休ませてもらえない。

1200mを超えて、ようやく少し傾斜が緩むと、雑木林の開けた尾根になった。 
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なかなか良い感じ。新緑の頃に歩いたら気持ちよさそう。
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こういう森を歩く度に「次は新緑の頃に」と思うのだけど、実現したためしがない。
その時期は釣りのシーズンに入ってしまうので、尾根には足が向かないのだ。

長い登りを終えて、なんとか榧ノ木尾根に乗ると、ひと登りで石尾根縦走路に出た。
あとはこの道を西方向へ。
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鷹ノ巣山は何度も登っているし、人が多そうなのでパスして巻く。
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日当たりは良いのだけど、時折、風が強く吹いて寒い。

鷹ノ巣避難小屋。ここは一度泊まってみたい。近くに水場もあるらしい。 
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その先で縦走路を離れて日蔭名栗山を目指す。
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富士山が見えた。風が強いみたいで、傘をかぶっている。
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振り返って鷹ノ巣山。奥に大岳山も見える。
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日蔭名栗山に到着。山名版が寂しい。隣の鷹ノ巣山は立派な石碑が建ってるのに。
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ここに来るのは2回目。前回は南尾根から登ったが、最後の急登で死ぬかと思った。

さらに先へ。千本ツツジの先に飛龍山が見える。
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その右手、高丸山の奥に雲取山。
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石尾根は展望が良くて気持ちいい。

 
防火帯の尾根道を進んで
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高丸山への最後の急坂。広い斜面なんだから九十九折に道をつければいいのに、ほぼ直登なのですごくキツい。
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かなり消耗して山頂へ。ここの山名版はさらにボロボロ。 
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高丸山からの下り。ここも好展望の道。丹沢の山並みまで見える。 
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緩く下ったあと、千本ツツジへは平和な登り。
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山頂に到着。
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ここで早めに昼食休憩。

 
休憩後、赤指尾根を峰谷方面へ。
1300m辺りまで下った所で、この道標から道を逸れる。
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広い斜面を適当に下ると、なんとなく踏み跡が現れて
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辿って下ると、モノレール軌道にぶつかった。
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軌道に沿って広い尾根を下り、明確な道が軌道を横切った所で、これに乗り換えて下る。
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この道、作業道にしては幅が広くてしっかりしているので、かつては登山道として整備されていたのではないだろうか。
距離的には軌道沿いに下るのが近いが、結構な急斜面もあったので、この道を使った方が楽だ。

 
軌道を跨ぎながら、大きな電光型に斜面を下ると、あっけなくモクボ谷へ降り立った。
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最後は整備された道で林道終点へ。
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ここは登山詳細図にも載っていないが、拍子抜けするくらいしっかりしたルートだった。
もっと利用されてもいいと思う。

あとは林道を延々と歩いて車道に出る。林道入り口にいつの間にかゲートが出来ていた。
昨年は無かったはずだが、釣り人対策だろうか。
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最後、駐車地までの車道歩きが地味にキツかった。


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