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トレッキング

2017年7月 9日 (日)

ナシ尾根から仁田小屋尾根

 土曜日、和名倉山の藪尾根を歩いてきた。

市ノ沢の左岸、ナシ尾根を登り、仁田小屋尾根を下る周回ルート。
ルート図とコースタイムはヤマレコで。

ナシ尾根とはまた不思議な名前である。
調べたところ、どうやら正確には尻無し尾根というらしい。
尻無し、つまり尾根の末端が切れ落ちて尻が無いように見える事から名前がついたようだ。 

でも、奥秩父の尾根なんて大抵末端は急斜面じゃないの?
逆になだらかに下っている尾根なんてほとんど無いような気がするけど。。

この尾根を歩いて見ようと思ったのは、その名前に魅かれたというのもあるが、もっと実用的に、和名倉山からの下りにこの尾根を使えれば、帰路にサメ沢ゲートまでの林道歩きを短縮できると考えたからである。

とはいえ、いきなり下りで未踏の尾根を使うのは怖いので、一度登りで歩いて見ようと思ったのだ。

朝7時過ぎにゲートを出発。
林道を歩き出すと小鹿が道案内をするように前を歩いていく。
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この辺の鹿は人間を怖がらないようだ、困ったものだ。

モノレールの軌道から大洞ダムに下る。
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ここに来るのは何年振りだろうか。
以前は市ノ沢を釣るのによくここに来ていた。

このダムが放水しているのを初めて見た。二瀬ダムが渇水している影響だろうか。

ダムを渡り、市ノ沢へ向かう湖岸道の途中から上に上がる踏み跡で斜面を登る。

道は明確で、植林帯の急斜面を九十九折れに登ってゆく。

登り出してすぐに汗がふき出してくる。
植林帯の中は風もなく蒸し風呂のように暑い。

対岸の林道からも見えた大崩落地の横を登ってゆく。
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無線機のアンテナがあった。
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ここで給水。
すでにパンツまでビッショリ。(笑)
うっかり綿のパンツを穿いてきてしまい、べったりと肌に張り付いて気持ちが悪い。

明確な道はここまで。
この上は消えかけた作業道と鹿道をつないで登る。

植林帯を抜けると多少傾斜が緩んで自然林になる。
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所々にテープとリボンの目印があったが、道はほぼ無い。

下りだとちょっとルート探しに苦労しそう。
 
ようやく稜線に出た。
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涼しい風が抜けて汗をかいた体を冷やしてくれる。
ここまでで1Lの水を消費した、全部で3L持ってきたのだが、足りるか不安になる。
 
尾根筋を登ってゆくと突然視界が開けた。
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枯死したスズタケが一面になぎ倒されて異様な光景。
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数年前の大雪で倒れたのだろうか。
 
ここで今日初めての展望。
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芋ノ木ドッケから雲取山の稜線が見えた。
 
スズが倒れているので歩くのには苦労しないが、日差しを遮る物が何もないと暑くてたまらない。
早く樹林帯に逃げないと、と足を速めると・・・
やっぱりこうなるか。。
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お約束の藪こぎが待っていた。
 
枯れスズタケの中、踏み跡と鹿道が交錯して訳が分からなくなる。
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とにかく上に登る道を探しながら藪を進む。
クマと鉢合わせしないようにホイッスルを吹きながら歩く。

藪の中は風も通らず暑い。
まったく何が悲しくてこの猛暑の中藪尾根歩いてんだか。
やっぱり夏は沢だろ、暑い時期に沢登らないでいつ行くんだよ!
と自分に腹が立ってくる。

 
この辺はかつての伐採の痕跡があちこちに残されていて、古いワイヤーなどが散乱しているので足を引っ掛けないよう気を付けて歩く。
古いチルホールが落ちていた。
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こういうのって使い捨てちゃうのだろうか。
 
藪がひと段落したところで1507mの三角点に到着。
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ここが尻無ノ頭と呼ばれるピークらしい。

ここで小休止。
水1.5Lを消費、このペースだと水持たないかも?
山頂付近に水場があると聞いたが、正確な場所を聞いておくのだった。 

スズタケの赤ちゃん。
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何十年か後にはまた激藪になるのだろうか。
その頃にはもうこんな所は歩けないだろうな。。
 
1700m付近で南側の視界が開けた。
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帰路の仁田小屋尾根、その向こう中央の山は飛龍かな。右の尖ったピークはカバアノ頭と思われる。
 
スズタケの藪は終わったが、代わってアセビなどの灌木が煩くなる。
右、左と藪をよけて進む。
 
ようやく和名倉山が見えてきた。
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まだまだ遠い。
 
1800m辺りからはようやくカラマツと樺の気持ちの良い尾根になった。
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信州の高原を歩いているような涼しげな森。
吹き抜ける風もひんやりとして快適。
 
このまま山頂までこんな感じで歩けたら最高だな。

・・と思ったが、現実はそんなに甘くなかった。。
 
その先は倒木がゴロゴロとして、乗り越えながらの歩き。
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しかもカラマツの倒木は、素手で触ると細かい棘がチクチクと刺さるので厄介だ。

倒木帯を抜けると仁田小屋尾根と合流。
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ここからはまた歩きやすい森になった。

少し早いが、腹が減ったので早めの昼食。
2000m近い標高で涼しくて快適・・・のはずが。
 
ハエが凄い!
 
一体何が起こっているのか!?
と思うくらいのハエの大群。
盛期の三面のアブ並みに群がってくる。
アブと違って刺さないのでまだいいが、五月蠅い事この上ない。
 
オニギリを口に押し込むように、慌ただしく昼食を終えて逃げるように歩き出す。
 
実は、昼飯を食ったら山頂はパスしてこのまま仁田小屋尾根を下ってしまおうか?などと軟弱な事を考えていたのだけど、そんな事もすっかり忘れて山頂に向かって歩き出してしまった。
 
そんなこんなで和名倉山に到着。
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相変わらず誰もいないひっそりとした山頂。
森の中にぽっかりと空いた空間に三角点と山名板があるだけの地味なピークだが、不思議と落ち着ける良い場所だ。
 
ここもハエがすごかったが、タバコに火を点けたら大分逃げて行った。
 
ルートを確認しようと、ウエストバッグに入れておいた地図を広げると・・・
うわっ!汗で所々滲んでいるじゃん。
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いつの間にかバッグまで汗でビッショリと濡れていたのに気が付かなかった。
危ないあぶない、地図が読めなくなるところだった。

 
水はあと1L弱残っている、下りはそんなに消費しないからなんとかなりそうだ。

一服して12時に下山開始。
 
ナシ尾根分岐。
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標識の間の暗い森がナシ尾根の入り口。
あの藪を考えるとこの尾根を下りで使うのは勇気がいるな。。

仁田小屋尾根は結構歩かれているようで、踏み跡もわりと明確で歩きやすい。
 
ヌメリスギタケかな。
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これは何だろう?
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ハツタケ系かと思ったけど倒木から生えていた。

松葉沢ノ頭。
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この小ピークを右から巻こうとしてルートを外しかけた。
 
ここで尾根が分かれる。
左方向、東に下る広い尾根が正解。
 
すぐに尾根が狭くなり枯死スズタケの中に明確な道が続く。
所々藪っぽくなって、鹿道が交錯するが、メインルートはスズランテープで笹を束ねるように縛ってあり、迷わず歩くことが出来た。
以前、仙波尾根の下りでも同じような目印を見た。同じ人たちの仕事だろうか。
 
さらに下って仁田小屋の頭。
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ここにも三角点。
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広葉樹の植林地。
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以前ここで森づくりをしていたという人たちは今でも活動しているのだろうか。
 
1405mからの広い尾根の下りでちょっと迷う。
よく見ると踏み跡が尾根の右に続いているのがわかるが、悪天候や日没間近だと見つけられないかも知れない。
 
斜面が急になると、踏み跡は植林帯の中の明確な登山道となって下っていく。
 
急な下りでは膝が痛み出す。
前は右ひざだけだったのが、かばって歩いていたせいだろうか、左の膝まで痛むようになってしまった。
 
無理せず、ゆっくりと下る。
 
仁田小屋に到着。
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すごい立派な小屋じゃないの。
玄関からちょっと中を覗いてみたが、まだ現役で使われている様子。
 
ここで沢の水を給水。
今日初めての冷たい沢水、火照った体が一気に冷やされ、乾いた喉に染み渡るように美味しかった。
 
さらに下って大洞林道へ降りた。
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ここから1時間少々の林道歩き。
ストックを着きながらヨタヨタと歩く。
 
ナシ尾根の末端が見えた。
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あの崩落地の横を登ったはずだが、とんでもない急斜面に見える。
よくまああんな所を登ったものだ。
 
4時過ぎに車に帰着。
 
あ~疲れた。。

涼しくなるまで藪尾根歩きはしばらくお休みしようと心に決めた山行だった。
 

 

2017年6月18日 (日)

芋掘ドッケン

 土曜日、安谷さんにご一緒頂いて芋掘ドッケンという山を歩いてきた。

コース図はこちら

芋掘ドッケン、なんとも不思議な名前の山。
似たような名前で、雲取山の隣に芋ノ木ドッケという山があるが、これは芋の木=コシアブラが多い山という意味でつけられたと聞く。
(実際にはコシアブラはそんなに多くないらしい)

ドッケンはドッケと同意として、芋掘りってどういう意味だろう?
山芋が掘れる山ではなさそう。
滝沢ダムが出来た時につけられた新道に芋掘トンネルというのがあるので、この辺りの地名だったのかも知れない。
 
今回は車2台でのアプローチなので、私の車は下山予定の滝沢ダムに停め、安谷さんの車で登山口の中双里まで行く。
 
朝4時半に出発。
ここから両神山への登山道で白井差峠を目指す。
中津川にかかる橋を渡っていると鹿の群れが河原を駆け抜けて行くのが見えた。
 
集落の中を抜けると、立っているのがやっという斜面にわずかばかりの畑の跡があった。
よくまあこんな急斜面に畑を作ったものだ。
安谷さんの言う通り、この程度の畑で穀物を作ったとしても、集落の人が食っていくには全然足りなかったはずだ。
 
川沿いの集落からずっと尾根の急登。
100mに一度くらいの割合で一瞬傾斜が緩む程度で、終始一本調子の急斜面が続く。
 
こういう登りはひたすら足元だけを見て、1歩1歩地道に踏んで歩くしかない。
途中で上を見たり高度計を見たりすると、絶望感に襲われて余計に疲れてしまう。

標高差800mをたっぷり2時間かけて登り、白井差峠に到着。
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ここからは尾根道。
正規の登山道ではないが、薄く踏み跡もあり、秩父市と小鹿野町の境界標がつけられているので迷う事はない。
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ほとんど展望も無いが、途中の小岩峰から和名倉山が望めた。
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基本的に樹林帯のアップダウンの道だが、たまにこんな岩稜がアクセントを付けてくれる。 
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ミズナラの巨木があった。
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以前、突出峠で見たミズナラより大きい。
まさにこの尾根の主という風格だった。
 
ほどなく芋掘ドッケンに到着。
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特徴的な三角点も
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ここで大休止してからさらに尾根を進む。
ここからの下りは尾根が広がって分かりにくい。
 
ここまで点々と続いていた境界標が見当たらなくなり、代わりに農工大の石票が目印になる。
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少し岩っぽくなり 
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小さな岩峰を登ると
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振り返った方向に登ってきた芋掘ドッケンが見えた。
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その横に両神山も。
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その先で前方に黒い獣が見えた、クマだ!結構でかい!
 
が、カメラをを構えるより早く逃げられてしまった、残念。。
 
さらに進み、岩がちの尾根を過ぎたら三角点があった。
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倉明山。(三角点名滝ノ沢)
 
あれ?ルートは間違っていないのだけど、ここは主尾根から外れていたはず?
という事はいつの間にか尾根を外していたことになる。
スッキリしないので、来た道を戻って確認に行く。
 
メインの尾根はここから左に下った所に続いていた。
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踏み跡はおろか、農工大の石票以外は目印の類も全くない。
ここはかなり注意しながら歩いていても見落としてしまうはずだ。
 
倉明山からは植林の尾根を下る。
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痩せた所は明確な踏み跡があるが、広がると分かりにくい。
 
安谷さんのペースが速く、ついていくのがやっとで地図を見る暇もなかったが、ほぼ予定通りのルートを下ることができた。
 
760m圏で、下に平坦地が見えてくると朽ちた社があった。
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旧滝ノ沢集落の稲荷神社と思われる。
 
その下に神楽殿跡。
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倒壊しているが2棟の建物跡があった。
 
ここから作業道のような荒れた道を下って集落跡に降りる。
ここは滝ノ沢望郷広場という公園になっており、看板が立っていた。
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昭和54年の撮影と書かれた写真には、先ほどの神楽殿がまだ立派な姿で写っていた。
これだけの人がこの集落に暮らしていた事に驚かされる。

そして、安谷さんも言っていたが、子供がいっぱいいる事に違和感というか、どこか異国の出来事であったかのような印象を受けた。
今は山里の祭りは年寄りばかりだという。
子供の数は地域の活性を示すバロメーターだ。
 
この滝ノ沢集落の人たちはダム建設に伴って横瀬に集団移転したそうだ。
ダムで水没する場所ではないので、ここに残るという選択肢もあったはずだが、山里に残って不便な暮らしを続けるより、保証金もらって便利な街に移り住むことを選んだのだろう。
多分、集落内でも数多の葛藤や軋轢があったのではないだろうか。
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この公園も、自分たちが暮らしていた場所を残したいという思いから整備されたのだと思うが、今は放置されて荒れ放題となっていた。
 

ここからすぐ下を走る国道に出て、駐車地の滝沢ダムまではいくらもなかったが、車道の脇に申し訳程度につけられた歩道は所々で夏草に塞がれていた。

 
 
 

 

2017年6月 5日 (月)

天空のポピー

 4日の日曜日、ハイキングがてら家内と秩父高原牧場のポピー畑を見に行ってきた。

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ルート図はこちら

小川町からバスに乗り、打出のバス停で下車。
里山の風景を楽しみながら二本木峠に登り、尾根伝いに皇鈴山まで往復して、その後は車道を歩いて高原牧場の会場へ。
帰りは無料のシャトルバスで皆野に下った。

この辺の山はずっと植林帯だろうと思っていたら、二本木峠から皇鈴山までの尾根は自然林で気持ちのいい道だった。
峠から高原牧場への車道沿いには黄色く熟したモミジイチゴが沢山生っていて、思わぬイチゴ狩りも楽しめた。
 

私は全く知らなかったのだが、ここのポピーは以前から人気だったらしく、ひどく不便な場所なのに結構な人で賑わっていた。
いずれ羊山公園の芝桜のような観光名所になるのだろうか。

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2017年5月 6日 (土)

中尾根から日向沢ノ峰

 子供の日、都県界尾根の日向沢ノ峰(ひなたさわのうら)を歩いてきた。

山域としては、丁度奥武蔵と奥多摩と秩父の境目辺り。
以前にも歩いた事があるのだが、今回は有馬林道から中尾根を使って登ってみた。
ルート図はこちら

同じ山を、重箱の隅をつつくようにルートを変えて何度も登るというのは、ピークハントを目的に山に登る人には理解しがたい行為かも知れない。
 
今回は中尾根ルートを歩いてみたいというより、今年おそらく最後のチャンスだと思われるアカヤシオが目的だった。

朝8時半に有馬林道の栃の木入沢出合に車を停めて歩き出す。

大水で流されてしまったのだろうか、寸断された林道を少し登って尾根に取り付く。
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最初は植林帯の急斜面。
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尾根に乗ると踏み跡が現れるが、ここはあまり歩かれていない感じ。
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しばらくすると右側が雑木林になって一気に明るくなった。
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目にまぶしい新緑と、散り始めた山桜が舞い落ちて最高に気持が良い。
この時期に山に行かないというのは大きな損失である。

標高900m付近まで登ると足元にアカヤシオの花が落ちていた。
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もう少し登ればまだ咲いているはず、期待が高まる。

イワウチワが咲いていた。
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さらに登るとようやくアカヤシオに出会えた。
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この辺はもう盛りを過ぎてしまったが、とりあえず咲き残っていてくれて良かった。

1121mの小ピーク、カモシカ山というらしい。
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右手に有馬山が見えてきた、この辺はまだ芽吹き始め。
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ほどなく有馬峠からの林道に出て、これを左に進む。
ミツバツツジが満開。
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林道から山道に入り、日向沢ノ峰へ登ってゆくと・・
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来たー!(笑)

さらに・・
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まさに満開のアカヤシオが出迎えてくれた。
来て良かった~!

その先でもちらほらと。
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足が前に進まない。(笑)

去年はもう終わってしまっていたけど、今年は丁度見ごろに当たった。
本当に来てよかった。

アカヤシオを十分に堪能して、日向沢ノ峰へ。
かすかに富士山が見えた。
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蕎麦粒山、三ツドッケ。
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去年はミツバツツジとシロヤシオの競演が見事だったなあ、今年もまた歩いて見ようか。

ここで早めの昼食を取って棒の折方面に向かう。

この尾根道から駐車地へ下るのが少々難しい。
バリエーションウォーキングの地図ではクロモ山の先、927の小ピークの手前あたりから下の林道に下る道があるらしいのだけど、探してみても見当たらない。

それらしい赤テープのマーキングから下ってみると、林道に降りる所がコンクリートの擁壁になっていた。
少し右に行けば擁壁が切れるが、結構な急斜面でズリ落ちるようにしか降りられそうもない。

どうしたものか?と思案しながら眺めていると、コンクリの壁の傾斜が緩い所からなんとか降りられそうだ。
ただ、降り口がちょっと危ないのでお助け紐を使う。
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登りなら紐無しでも行けるけど、道ではないよなあ・・
位置的にはここで間違いないはずだけど、やはりこの人のルートは甘くない。

どうにか林道に降り立ち、少し左に進んだ尾根から降りる。
こちらも踏み跡は無く、作業道とケモノ道のかけらを拾いながら下る。
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尾根がやせた所でやっと踏み跡が出たが。。
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その先で林道に向かって左にトラバースする所はやはり道が無い。
ただの斜面をむりやり横切ってどうにか林道に出た。
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やれやれ・・

行けば行けるけど、このルートはちょっと無理かな。。

後は林道を歩いて車に戻った。

最後にちょっと難儀されられたけど、アカヤシオに出会えて良い山行になった。

 



 

2017年4月24日 (月)

荒川林道

 日曜日、安谷さんにご一緒いただいて奥秩父の古道、荒川林道を踏査してきた。
 
ルート図はヤマレコで。

荒川源流、入川の左岸には十文字峠に通じる登山道が通っているが、右岸にも古い道があり、かつては金山沢(大荒川谷)の小荒川出合いに建っていた荒川小屋を経由して孫四郎峠まで通じていたという。

この道が現在でも歩けるレベルまで整備されたという話を聞いて、一度歩いてみたいと考えていた。
 
今回はバリエーションウォーキングというサイトのルート図を利用させていただいた。
また、道を整備して下さったこちらのサイトの記録も参考にさせていただいた。

実はこの道、15年くらい前に途中の中小屋沢までは歩いたことがあり、今回はその先の荒川小屋跡までを辿る山行という事になる。
 

朝7時に渓流釣り場の駐車場を出発。
芽吹き始めた木々の中、川沿いの森林軌道を歩く。
 
抜けるような青空の下、ミツバツツジが満開。
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ヒトリシズカも。
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小一時間で赤沢の取水口に到着。
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ここから斜面に取りつく。
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最初は姫刺歩道と呼ばれる東大演習林の道を登って行く。
と言っても道はほとんど消えかけて、随所に付けられた赤テープを頼りに斜面を急登するしかない。
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かなりキツい。

ルート図とテープを頼りに不明瞭な踏み跡を拾って登ると、地図通り1270m付近で立派な道にでた。これが荒川林道。

ここからは斜面のトラバース。
かなりしっかりした道で快適に歩ける。
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所々崩壊して道が消えているが、先のサイトの管理人さんが設置してくれたトラロープを使って難なく通過できた。
 
ハナネコノメ
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1280圏の広い尾根を回り込むと中小屋沢が下に見える。
ここから沢に降りる道がやはり崩れてちょっと危ない。
ここもトラロープを頼りに慎重に下降。
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ザイルがあれば懸垂下降したい所だ。
 
ここからはいよいよ未踏の区間。
道は急に悪くなるが、道型は明確でほとんど迷わずに歩ける。
 
途中の崩落個所がかなり悪く、苦労しながら通過。
帰路にまたこの道を歩かなければならない事を考えるとあまり無理は出来ない。
「危なかったら引き返しましょう」と決めてあったので、これ以上ヤバい場所があったらそこで今回の踏査は断念せざるを得ない。
 
幸いその先は悪い場所はなく、無事にヒダナ沢を通過。
ただ、思ったよりも時間がかかっていて、目的地に着くのがかなり遅れそうだ。
帰りの事も考えて12時には引き返しましょうと話す。
 
先の地図によれば、この先で道が不明瞭になるそうなので慎重に進む。
普段の山行では地図とコンパスだけで歩くように心がけているのだけど、この山域で下手に道を失うと遭難しかねないので、今回はなりふり構わずGPSに頼って歩いた。
 
不明瞭な尾根を越えるところで、小さなマーキングがアセビの木に付けられていた。
この辺から一度尾根を登るはずなので上を見たが道型は見えず、それらしい目印もない。
もう少し先か?とそのまま進むが、その先で道型は薄くなり、心なしか踏んだ感じが柔らかくなってゆく。
道を外した時の感覚に近いものを感じたが、ここまでの道も決してしっかりと踏まれていた訳ではないので、確信が持てないまま先へ進むと、やはり次の小尾根で道が消えた。
 
安谷さんと2人で地図とGPSを見ながら相談。
この尾根を登れば正規のルートに出るはず、とこの尾根を直登する。
 
地図上で道に出るはずの標高を越えても道はない。
尾根筋がちょっと肩状になって、道をつけるならここだろう、と思われる場所にも道はない。
下に平らなところが見え、「あれが道かな?」と思うが先に続いている感じではない。
道を外した不安感が一気に高まる。
 
私は臆病なので、道に迷ったと思ったらとにかく確実な場所まで戻る事を考えるのだが、安谷さんはもう少し登ってみましょうと言う。
 
果たして、一登りした平坦地に明確な道が現れ、斜面をトラバースするように続いていた。
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道に戻れて一安心。
 
私一人だったら不安で右往左往していたところだが、安谷さんの正確な判断に助けられた。
やはりご一緒していただいて良かった。
 
ちなみにルート図にはこの尾根ルートが「道型不明瞭」と破線で記されていたが、道と呼べるようなものは無かった。
 
そこからは枯死したスズタケが多少煩いものの、立派な道がつけられていて快適に歩けた。(感覚がマヒして「立派」と感じてしまうが、一般的な登山道に比べれば踏み跡に毛が生えた程度のレベル)
 
この道はそのまま孫四郎峠方面に続いているので、途中で荒川小屋跡に降りる道を見つけなければならない。
下降点にマーキングがあるという話なので注意しながら歩く。
 
下に見え隠れする荒川谷の流れが近くなってきた所で、岩っぽい小尾根に付けられたマーキングを発見。
よく見ると下の方まで点々と目印が付けられているのが見える。
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GPSで確認してもここが下降点で間違いないようだ。
斜面が緩そうな先の小窪を伝って沢に降りた。
 
降りたところは小さな台地。
よく見ると、埋もれかけた一升瓶や茶碗のかけらがある。
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予想していたよりずいぶん狭苦しく感じるが、ここが荒川小屋の跡地に間違いない。
原全教の「奥秩父」によれば、昭和初期にはここに2棟の小屋が建っていたそうだが、とてもそんな感じには見えなかった。
 
ともあれ、無事に目的地に辿りついてほっと一息。
達成感というより安堵感の方が大きい。
 
時間は昼前、出発してから4時間以上かかってしまった。
道を探しながらとはいえ予想以上に時間がかかった、これでは釣り目的でこの道は使えそうもない。
 
昼食をとって大休止。
何故かザックに釣竿が入っていたので(笑)、沢に降りてちょっとだけ竿を振ってみた。
 
見事に撃沈。。
まだ毛鉤で釣るには時期が早かったみたいだ。(と、いう事にしておこう(^^;)
 
小荒川谷の源頭、雁坂嶺方面の山は昨晩降ったのだろうか、うっすらと雪化粧しているように見えた。
 
12時過ぎに下山開始。
帰りは往路で間違えた道を修正して正規ルートを確認しながら歩いた。
 
復路は来た道をたどるだけなので気が楽だ。
悪場の通過だけは気を使ったが、あとは景色を眺めたりしながら余裕をもって歩けた。
 
最後の姫刺歩道だけは正規の道を見つけられないままだったが、ここは赤テープを目印に適当に下るしかないようだ。
以前来た時も結構アバウトに下ったような記憶がある。
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この尾根筋は大きなブナやカツラがあり、これからの新緑や紅葉の時期に歩いてみたい気持ちのいい場所だった。
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3時前に取水口に降り立つ。
帰りは下り基調とはいえここまで2時間半ほどで歩くことができた。
やはり歩くことに専念できると早い。
 
あとは森林軌道で車に戻るだけ。
 
安谷さんに花の名前を聞きながら歩いた。
 
コガネネコノメ
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朝歩いた時よりずいぶん木々の緑が濃くなっていた。
この時期、森は速足で装いを変えてゆく。
 
4時前に無事駐車場に帰着。
 
なんとか念願だった荒川林道を歩くことができた。
 
先述した正確なルート図を公開して下さっている方や、道を整備して難所にロープを設置して下さった方々がいなければ到底歩けない道だった。
感謝に堪えない。
 
そして、このような山行に貴重な時間をさいて同行してくださった安谷さん、どうもありがとうございました。 
 

 
※注  今回のルートを釣りや沢登りで利用しようと考えている方は、十分な準備と情報収集をされることをお勧めします。
要所にテープの目印が付けられていますが、それだけを頼りに行き当たりばったりで歩ける道ではありません。
最低限のルートファインディングと読図の技術が無いと難しいと考えてください。

 
 

2017年3月 5日 (日)

秩父御岳山

 アップするのが遅くなってしまったが、2月25日の土曜日、荒川水系渓流保存会の総会に出席するため、秩父に出かけた。
総会は午後からなので、午前中に秩父御岳山に登ってきた。
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奥多摩の御岳山は「みたけさん」だが、秩父御岳山は「おんたけさん」と読む。
 
「おんたけさん」と言えば2014年に噴火して多くの被害者を出した木曽の御嶽山が有名である。
先日読んだ山岳信仰の本によると、元々、大峯山の金御嶽(かねのみたけ)を頂点に各国を代表する山が国御嶽(くにみたけ)と呼ばれていて、木曽の御嶽は信濃の国御嶽で「おんたけ」という特別な尊称で呼ばれたそうである。
おんたけは王御嶽(おうのみたけ)の転訛だとの事。
各地で「みたけ」と「おんたけ」が混在しているが、木曽御嶽山の影響が強い所が「おんたけ」と呼ばれるのだそうだ。

木曽御嶽山の王滝口を開いた普寛という行者が、秩父の落合という集落の出身であり、秩父御岳山も普寛が開山したと言われているので「おんたけさん」と呼ばれているらしい。
ただ、普寛上人は木曽御嶽を開山した後、上野の武尊山や越後の八海山を開山したり各国を回る途中で病に倒れ没したとの事で、秩父には戻らなかったそうである。
なので、実際に秩父御岳山を開いたのは普寛上人の信者か弟子だと思われる。
 

このブログにあるまじき学術的な話になった。
 
秩父御岳山は、地元の人でも「え!?秩父に御岳山なんてあるの?」と聞き返すくらい知られていない、実にマイナーな山である。
散々秩父に通っている私も名前と大体の場所くらいしか知らなかった。
 
そんな山に登ってみようと思ったのは、電車でアクセス出来て半日で登れる山を地図で探していて、たまたま目についたから、といういいかげんな理由である。
 
この山の登山口は三峰口駅に近い贄川、普寛神社のある落合、もう一つが強石の3つ。
地図はこちら
 
本当は落合から登って贄川に下山したかったのだが、落合からのルートは崩壊で通行止めになっており、杉の峠まで行って強石からのルートと合流するか、林道で迂回する形になるようなので、強石から登ることにした。
 
強石までは三峰口駅から歩いても30分ほどなのだが、ちょうどバスがあった。
私の他に2人のハイカーが乗ったが強石で降りたのは私だけ。
 
国道沿いのバス停から指導票に導かれて登山道へ向かう。
今回は一般登山道を歩くので、いつものように地図を頼りに登り口を探す必要がないので楽だ。
 
九十九折れの車道を縫うように斜面を登って山道へ入る。
最初は植林帯の斜面をトラバース気味に登ってゆく。
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植林帯だが、南向きの斜面なので明るくて気持が良い。

炭焼き窯の跡だろうか?
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ほどなく杉ノ峠に到着。
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ここから尾根筋を直登すると
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玉切りされた丸太の円座が置かれた広場に出た。
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CAFEと書かれている。
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なかなか洒落た休憩スポットである。

せっかくなのでここで小休止。
枝越しだが妙法山が目の前に望める。
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逆光で上手く撮れなかったが、熊倉山が圧倒的な存在感で鎮座していた。
ここから見ると、とんでもなく高い山に見える。
 
その先は尾根の縦走。
送電鉄塔から目指す御岳山が見えた。
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格好いい山だと思ったが、実はこれは手前のピークで山頂はこの奥だった。
 
何だろう?
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ちいさなアップダウンを繰り返しながら登るにつれ、尾根が痩せてきて登りがきつくなる。
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鎖場もあった。
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こちらから登って正解だった、ここを降りるのはちょっと怖そうだ。
 
先ほど見えた鋭鋒を乗り越すと尾根が広がり、樹林帯の中にベンチが置かれた分岐点。
 
そこから一登りで山頂に到着した。
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普寛神社奥の院が建つ。
 
ここからの展望が素晴らしい。
 
両神山が目の前に。
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その横、遠くに浅間山が噴煙を上げていた。
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結氷した秩父湖の奥に和名倉山。
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雲取山、芋の木ドッケ。
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雁坂嶺方面。
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谷川連峰かな?
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東には筑波山まで見えた。
地図だと気が付かなかったが、この山はほぼ単独峰で木がある南方面以外はすべて展望が広がっているのだった。
 
早い時間だったので他には誰もおらず、しばらくこの大展望を独り占めする事ができた。
 
 
展望を楽しんでいたら少々腹が減ってきたが、さすがに神域で飲食や喫煙すると罰があたりそうなので、分岐のベンチまで下って休憩。
ベンチに腰かけてパンをかじり、暖かい紅茶で体を温めた後、贄川方面に下る。

下りのさほど急でもない砂礫の斜面でスリップした。
尻もち程度で済んだのだが、後ろに回すと痛む左腕を後ろに捻ってしまい、しばらく悶絶してしまった。
 
登ってくるハイカーと何組かすれ違う。
早めに登っておいてよかった。
 
ゆっくり1時間ほど下った所で、「第二高岩」と書かれた展望スポットがあった。
 
荒川沿いの街並みと武甲山。
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足元には三峰口駅も見えた。
 
ここで一服。
ここまで下ると気温も上がり、居心地の良さについ30分ほども長居してしまった。
 
時間もあるのでのんびり下って三峰口駅へ下山した。


 

 

2017年2月 5日 (日)

北尾根から蕎麦粒山

 五十肩だろうか、最近左肩が回らなくなってしまった。
左腕を後ろに回そうとすると痛みが走る。
 
上下左右に動かす分には問題ないので、日常生活では不自由しないのだが、問題はザックを背負う時だ。
私は右利きなので右肩から背負うのだけど、そうすると手が後ろに回せないので左腕をベルトに通す事が出来ないのだ。

仕方なく左手から背負うようにしたのだが、やってみるとこれが意外と具合が良い。
左手でザックを肩に乗せるのがちょっと難しいが、右手は利き腕なので肩ベルトに手を通すのが楽なのだ。
腕時計がベルトに引っ掛かる事もない。

ただ、長年の癖でつい右から背負ってしまうので、「あ、そうだった・・」と気が付いて、一度ザックを降ろしてから背負い直す、という事を何度もやってしまう。

そんな訳でザックの背負い方を矯正しながらの山行。
今週は都県界尾根の蕎麦粒山に北尾根から登ってみた。

ルート図
Kitaone
 
(安谷さんに地図表示のアドバイスを頂いたが、どうもHTMLの知識がないと簡単にはいかないようだ、何か上手く表示させる方法を考えたい。)

コースタイム
駐車地(8:00)-壊れた橋(8:22)-巡視路取り付き(8:30)-蕎麦粒山(10:55)-仙元峠(11:40)-大楢(12:40)-下降地点(13:00)-55号鉄塔(13:10)-駐車地(13:40)

浦山から名栗に抜ける広河原逆川林道は、冬の間は浦山側が通行止めになる。
 
丁度、目的地までは通る事が出来たので、ゲートの手前の駐車スペースに車を停めた。
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車を降りたとたん、滑って転びそうになった。

今日はここから一工場谷(たくみばだに)沿いに登って、蕎麦粒山と桂谷ノ峰の間の鞍部に詰め上がろうと思っていたが、この雪の量では無理そうだ。
とりあえず行けるところまで行ってみよう。 

橋の横に木製の階段が付けられており、ここから沢沿いの道に入る。
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今日は最初からアイゼンを付けて歩き出す。

道は雪に埋まっていたが、トレースがあった。
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この道は鉄塔巡視路になっているので、作業員が付けたものだろうか、複数の足跡がある。

沢沿いに掛けられた橋を使って上流へ。
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なかなかいい雰囲気の道。
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ワサビ組合のゲート。
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この先に、この辺で唯一残っていたワサビ田がある。
昨年、ここを管理していた老人が亡くなったという話を聞いたので、もうここでワサビを生産する人はいなくなってしまった事になる。
 
ゲートの隙間を抜けて上流へ。
 
二工場谷を分けた先で、橋が落ちて先に進めなくなっていた。 
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山側をヘツって通過できそうだったが、その先の橋も雪に埋もれている。
足跡もなく、誰も歩いていない様子。
無理して進んでも仕方ないのでここで引き返す。
 
この先は雪が消えた頃、釣り竿を持って来てみよう。
 
 
来た道を戻り、途中でチェックしていた東電ポールへ。
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対岸登って54号と書かれている。
 
表示通り、対岸の山腹には巡視路が切られていた。
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これを使って北尾根に乗り、山頂を目指す。
 
一度アイゼンを外して岩を飛び、対岸へ渡る。
モンベルの6本爪アイゼンを使っているのだが、片足10秒くらいで脱着できるのでこういう場面では重宝する。
 
この道にもトレースがあった。
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広い斜面を九十九折れで登って尾根に乗る。
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日の当たる所は雪が消えていた。
 
54号鉄塔への道を分けてさらに登ると、主尾根に乗り東側が植林帯になった。
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雪の上にはまだ足跡が続いていた。
どうやら鉄塔関係者のものではなく、ここを登った物好きなハイカーがいたようだ。
 
これは大きいけど人間のものではないな・・(^^;
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トレースを追ってひたすら登る。
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仙元尾根の向こうに浅間山が見えた。
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高度を上げて行くにつれて雪が増えてきた。
足跡が不鮮明になったと思ったら、大きな楕円の跡に変わっていた。
物好き氏はこの辺でワカンに履き替えたらしい。
 
山頂が近づき、東からの尾根が合わさると足跡が増えた。
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どうやら53号鉄塔の方から登ってきた人もいたようだ。
みなさん物好きだねえ・・(笑)
 
最後の方は膝までの積雪になり、足跡を踏んで登ったのだけど、みなさん大股で一歩一歩が離れていてえらく疲れた。
 
ようやく山頂に到着。
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取り付きから3時間半もかかってしまった。
あの程度の雪でも結構なロスになるのだなあ。
 
だれもいない山頂で早めの昼食を取っていたら、単独氏が日向沢ノ峰方面から登ってきた。
名栗の中尾根から歩いてきたという人は、3週間前は腰までのラッセルになり、ここまで辿り着けなかったと話していた。
今日は三ツドッケまで足を延ばしてきます、と元気に歩いて行った。
 
さて、ここまで登ったはいいが、帰りはどうしようか? 
当初はこの北尾根を下りに使う予定だったが、同じ道のピストンでは面白くないし、雪の残る中、あの急斜面を下るのは少々怖い。
 
他に考えられるルートとしては有馬山から西に降りるか、仙元尾根から東に降りるか。
地図とにらめっこしながら考える。
 
有馬ルートの場合、有馬峠から林道をちょっと下って、1103のピークから北西に伸びる尾根が使えそうだけど、末端はちょっと等高線キツそう。
最後の林道際も崖マークだし降りられるかどうか分からない。
ずっと林道で下れば安全だがそれはつまらない。
 
仙元尾根ルートなら、うまく55号鉄塔に下りる尾根に乗る事が出来れば、そこから巡視路で確実に駐車地点に降りられるはず。
時間的にもそちらの方が早い。
もし道が分からなかったり、雪が多くて鉄塔に下れなかったとしても、大日堂まで下って林道を戻って来れば良い。
 
という事で尾根道で仙元峠に。
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奥多摩側はきれいに雪が消えていた。
 
枝越しに富士山が見えた。
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仙元峠。
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ここからの下りもトレースがあった。
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が、この下りでまさかのルートミス。
広い尾根を右寄りに下るのだが、変な足跡を追って左に下ってしまった。
 
あれ?こんな所降りたっけ?と地図を見たら方向が微妙に違う。
尾根型が広くて現在地がはっきりしなかったので仕方なくGPSを見る。

やはりちょっと左にズレているようだ。
ほんの100mほどなのでそのまま斜面を右にトラバースしようとしたら、思ったより雪が深く、ズボっと膝上まで埋まってしまった。
余計に時間がかかりそうなので、無理せず30mほど登り返すと、やはり右方向に明確なトレースがあった。
正規のルートに戻って下る。
 
しかし、先ほどの足跡の主は登り返した様子がなかったが、無事に下山出来たのだろうか?
  
大楢で小休止。
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ここから道は植林帯のトラバース道になる。
この先で右に下る尾根をみつけて鉄塔を目指さなければならないので、右の斜面に注意しながら歩く。
 
少し行った所で、広い斜面の下の方に明確な尾根型が見えた。
テープの目印もついている。
これかな?と思ったが、トラバース道に入ってから最初の尾根なので、たぶん三工場谷に降りる尾根だろう。
 
再び右に注意しながらもう少し先へ。
 
先ほどと同じような広い尾根型があった。
やはりテープ目印がずっと下の方まで点々と付けられている。
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おそらくこれだと思われたが、今ひとつ確信が持てない。
 
高度も、尾根の形もさっきの尾根とほぼ同じ、樹林帯で周囲の地形もよく分からないので地図からは判別出来ない。
雪で踏み跡があるかどうかも分からない。
唯一、一番アテにならない私の直感だけが「この尾根で間違いない」と言っている。
 
まあ、間違ったとしても、100m下って鉄塔が見えなければ登り返せばいいだけの事なのだが、せっかく文明の利器を持っているのだから活用しない手はない。
再度GPSを見ると、やはりここで間違いないようだ。
 
それでも半信半疑で慎重に下る。
さすがにトレースは無し、所々で露出した地面にも踏み跡は見当たらない。
やたらと付けられたテープ目印のほとんどは山仕事用のものらしく、数字が書かれているが、灌木や小枝につけられたテープの中に「道」と書かれたものがあった。
私と同様、こんな尾根を使う好事家が付けたものらしい。
 
はたして、10分も下らないうちに鉄塔が見えてきた。
 
無事、新秩父線55号鉄塔に到着。
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鉄塔、下から見ると恰好いいな。

ここからは鉄塔巡視路で安楽に下れる、と思ったが、肝心の巡視路が見当たらない。
 
一面の雪に消されて、どこから道が下っているのか分からなくなっていた。
しばらく周囲をうろうろしたが見つけられなかったので、仕方なく再びテープ目印を追って尾根を下る。
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この辺からはほとんど雪が消えたが、フカフカの斜面をしっかりとグリップしてくれるのでアイゼンは付けたまま下った。
 
10分ほど下るとポールがあり、立派な道が尾根を横切って下っていた。
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巡視路は斜面の右側を大きく回り込むように付けられていたらしい。
あちら側はチェックしていなかった。
 
テープ目印はさらに尾根を真っすぐ下るように付けられていたが・・
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どうもこの先は崖っぽい。
 
冒険はしたくないので、ここからは巡視路で下る。
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無事に広河原谷に降り立った。
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河原には三工場谷の大樽の滝への歩道が続いていた。
ちょっと寄り道して行こうかと思ったが、沢沿いの遊歩道は雪に埋もれていた。
 
沢を渡って対岸を登るとわさびやさんの廃小屋に出てしまった。
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間近に見るとまだ人の生活感が残っている。
 
会ったことは無いが、ここで一人でワサビを栽培していた老人の事を思うと寂しい気持ちになる。
この小屋もいずれ朽ちて、忘れ去られてしまうのだろう。
 
さて、この小屋、沢からは上がってこれたが、道からは立入りできないよう柵で囲われていた。
どうやって外に出ようか?
辺りを見渡すと、小屋の脇に木の梯子が立てかけられている、あれを使えば上の林道に登れそうだ。
壊れそうで不安だったが、この梯子を使って無事に脱出する事ができた。
 
 
林道に出ればもうゲートはすぐそこ。
 
14時前に無事、駐車地に帰り着いた。
 
 
 
 

 

 
 

 

 

2017年1月29日 (日)

新柵山から姥樫

 安谷さんのHPを見て、以前から見たかった姥樫を見に行ってきた。

コース図(前半)
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GPSログのコース図を上手くブログ上に表示できる方法は無いものか。

 

コースタイム
馬生バス停(9:20)-新柵山(10:10)-大杉(10:35)-姥樫(12:05)-飯盛山(13:10)-北川尾根下降点(13:40)-オバケ山(14:25)-車道(15:10)-西吾野駅(15:40)

 
志木から東上線に乗り、坂戸で越生線に乗り換え。
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懐かしいカラーリング。
 
この越生線は中学生の頃、高麗川に釣りに行くのに良く利用した。
当時はまだ床が木製の古い電車が走っていて、床に塗られた油の臭いとコンプレッサーの回るゴロゴロという音を懐かしく覚えている。

今は沿線に新しく学校が出来たらしく、朝の車内は高校生でにぎわっていて、その頃のローカル線のイメージは全くない。
 
終点の越生駅からバスで日向根に向かう。
直通のバスは無く、せせらぎバスセンターで乗り継がなければならない。
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小川町、武蔵嵐山、越生、明覚の各駅からのバス路線をここに集約する形で効率化を図っているようだ。
利用する側としては少々面倒なのだが、ほとんど赤字路線なのだろうから、走ってくれるだけでも感謝しなければいけない。
ただ、乗り継ぎの運賃清算だけはIC化してほしい。 
 
私はここで、たった今受け取ったはずの、乗り継ぎのハンコを押してもらった整理券を紛失してしまった。
乗る前に気が付いたので、停留所で世間話をしていた運転手さんに事情を話したら、ここまでのバスの運転手さんが「この人には間違いなくハンコ押しました」と証言してくれたので事なきを得た。
 
日向根行きのバスに乗ったのは私一人で、ちょっと申し訳ない気分。
ただ、私が乗らなくてもバスは走っていたはずなので、一人でも乗客がいて良かったということになるのだろう。
 

今回は姥樫に行く前に、地図で見て気になった新柵山に寄り道して行くため馬生バス停で下車。
バス通りから全長寺方面の道に入ってすぐの斜面から取り付く。
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深くえぐられたような道を登る。
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ネットで見た話では、バイクで入り込む輩が多いのでこのようになってしまったのだとか。
一般登山道をバイクで走ると怒られるから、こういうマイナーな山を選んで走るのだろう。
   
私もバイクに乗っていたので彼らの気持ちも多少は理解できるつもりだが、山道はやはり通るべきではない。
自然破壊云々の問題以前に、エンジン付きは歩道を走ってはいけない。
 
ちなみに山道に入り込むのは一般的なオフロードバイクではなく、トライアルという競技用のバイクである。
スピードが出ないので一般道を走るのには向いていないため、おそらく車に積んでくるのだろう。
 
荒らされていたのは最初の部分だけで、尾根に乗ると快適な道が山頂まで続いていた。
 
新柵山に到着。
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展望は全くないが、ちょっとした広場になっていた。
だれもいない静かな山頂でゆったりと一服する。
 
棒ノ折や蕨山あたりでタバコをふかそうものなら、「山頂の美味しい空気を汚すんじゃない!」とばかりに露骨にイヤな顔をされてしまうので、こういう静かな頂上は貴重である。
 
登山ルートにはなっていないようだが、ここから先は日向根までちゃんとした登山道が続いていた。
 
謎の標識
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それらしい岩はどこにも見当たらないのだが・・・
 
新柵山から30分ほどで日向根に着く。
大きなスギの木が出迎えてくれた。
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杉の横にトトロのバス停。
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ここなら本当にネコバスが通りそうだ。
 
 
ここからは一度尾根を外れ、集落の中を下ってゆく。
 
日向根という名前の通り、南に向いた明るい集落で、この日は風もなくて春のような陽気。心の中まで暖まりそうな、のどかな風景の中を気持ちよく歩く。
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ロウバイが良い香りを放っていた。
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日向根から向尾根の集落を抜けて川沿いの道に降りる。
少々分かりにくそうだったのでスマホのGPSを使って歩いたが、迷うほどの道でもなかった。
 
泉川沿いの林道を歩いていたら腹が減ってきたので、途中で日当たりの良い河原に降りて早めの昼食を取る。
節分も近づき、ずいぶん日差しが力強く感じられるようになった。

川が二股に分かれ、支流の橋を渡って少し登ると姥樫が見えてきた。
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なるほど、これは確かにすごい。
単に大きい木というレベルではなく、木から強い妖気のようなものが発せられている感じ。
残念ながら柵が張られて近くには寄れなかったが、離れた場所からでもその迫力に圧倒された。
この木は一見の価値がある。
  
この日は他に人もいなかったので、静かに鑑賞することが出来た。
十分に老木の気を堪能し、ここから尾根を登る。
 
一応その上のカツラも見に行ったが、姥樫を見た後ではちょっと・・・
この山域では貴重なのだろうが、奥秩父では珍しくもない木なのであまり感動もなかった。
 
カツラまでの道は整備された遊歩道だったが、その先はかなり荒れている。
ほどなく道は消え、代わりに踏み跡程度の道が尾根筋を登ってゆく。
 
細いとは言え、よく踏まれた道を登ってゆくと、作業道のような広い道に出た。
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この道を辿ると林道につながっており、尾根筋を九十九に折れながら上に続いていた。
 
今日は散々車道と林道を歩かされたので、いいかげん嫌になって、道を無視して尾根筋を直登して頂上を目指す。
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踏まれていないので歩きやすいとは言えないが、こちらの方がずっと気分が良い。
植林帯と雑木林の境界を真っすぐに登る。
 
2回ほど林道を横切り、笹薮をよけて登った所で上から階段の歩道が降りてきた。
何事か?と辿ってみると大きなシロヤシオの木があった。
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ツツジでこの大きさはスゴイ。
 
歩道を登った上の林道は全面の雪。
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雪交じりの斜面をさらに登り、飯盛山に到着。
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飯盛山と表記されるピークがもう一つあるので注意せよ、との張り紙があった。
 
ここからは車道を少し歩き、北川尾根で吾野方面に下る。
  
コース図(後半)
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奥武蔵グリーンライン沿いの歩道を歩くと、小さな岩場から枝越しに秩父方面の展望が望めた。
 
武甲山が間近に。
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この場所、足元の木々が伐られていた。
展望を得たいのはわかるが、そのために木を切るのは感心しない。
  
車道が大きく左に曲がる所から北川尾根に入る。
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この尾根、最初から二股に分かれていて、かなり手ごわいと踏んでいたのだが、入ってみたら意外にも立派な道がつけれていて拍子抜けしてしまった。
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もう登山道と変わりない。
 
この先で尾根が広がると踏み跡が乱れた、ここで初めて地図を見てコンパスをセットする。
目的の方向に下りて行くと、再び尾根が狭くなり明確な道に出た。
 
500m圏の小ピークに山名板が掛けられていた。
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オバケ山って・・(笑)
 
ここまで、あまりに楽なルートだったので気が緩んだのか、この先の下りで道を間違えた。
比較的明確な尾根筋を疑いもなく下り、30mほど下った所で「あれ?この先で460mの小ピークに登り返すはずだけど・・?」と地図を広げて確認すると、何故か北西に下る尾根に乗っていた。
 
地形図上では絶対に間違えそうもない場所だったので油断してしまった。
 
反省しながら登り返す、傷が小さいうちに気が付いて良かった。
 
その先はアセビやアオキなどの灌木が少々藪っぽくなり、400m圏からの分岐はどちらの方行にもはっきりとした踏み跡があり、迷う。
 
おそらく、ここまで来ればどちらに行っても降りられるのだろうが、できれば藪漕ぎはしたくないし、民家の庭先や畑にも出たくない。
 
なので、唯一テープ目印の付けられていた、一番頼りなさそうな踏み跡を辿って下ってみる。

藪が切れた所で作業道の残骸のような道に出た。
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これを下ると、落ち葉や枯れ枝に埋もれた階段があり、無事に林道に出ることができた。
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はたして、このルートが正解なのかどうか自信が無いが、とりあえず里に下りる事は出来た。
 
あとは車道に出て、川沿いに歩き。
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西吾野駅に到着。
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ちょうど、駅の対岸を歩いているときに電車が行ってしまったので、次の電車まであと30分。
 
だいぶ傾いた日に当たりながらホームのベンチに座っていたら、危なく居眠りしてしまうところだった。
人身事故で所沢から先の西武池袋線は止まっているようだったが、多分着くころには動いているだろう。
 
 
 
 
 


 


 

 

2017年1月24日 (火)

雪の大霧山

 日曜日、家内と一緒に東秩父の大霧山に登ってきた。

歩いたのはこのコースの逆回り。
(※注 このマップのコースタイムは参考にしない方が良い、かなりキツい。)
 

昨年、windknotさんが歩かれていたのを読んで、一度歩いて見たいと思っていた。
今回は家内と一緒なので、少しでも累積標高が少ない白石車庫からのスタートにしてみた。
 
橋場バス停に車を停め、白石車庫行きのバスに乗る。
やってきたバスは中高年ハイカーでほぼ満員だったが、ほとんどの人が橋場で降りて行った。
ガラガラになったバスで白石車庫へ。
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金曜に降った雪が路肩にまだ残っていた。
 
ここからしばらくは車道の登り。

途中から山道に入り、車道を縫うように登ってゆくと、少しづつ雪が出てきた。
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まだアイゼンを着けるほどではない。

定峰峠に到着。
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所々路面が凍結していて、車もほとんど通らない。
峠の茶店も閉まっていた、雪の影響だろうか?

駐車場から笠山と堂平山が間近に見えた。
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なかなか恰好いい山だ、いつか歩いて見よう。

ここから701のピークまでの登りで雪が増えてきて・・
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さらにその先は一面雪野原だった。
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ザクザクと気持ちよく踏んで歩けるので、アイゼンを着けるタイミングを失ってしまい、下りの斜面でちょっと焦った。
 
優柔不断な性格のおかげで、いつも合羽を着たり滑り止めを着けたりというタイミングを逃してしまう。

ただ、この下りを過ぎたらほとんど雪も消えて普通の道になった。

そこそこのペースで歩けていたので、予定通り昼過ぎには大霧山に着けると思っていたのだが、旧定峰峠に着いたのが11時50分。。
 
この辺で、ハイキングマップのコースタイムがいいかげんだという事に気が付く。

山頂に着くのは昼を大きく回ってしまいそうなので、その手前の三叉路で昼食休憩にしたかったのだが、「登りを残してお昼を食べたくない」と家内が主張するので、小休止にとどめて先に進む。
 
この先の下りでまた雪が出てきたので、今度は軽アイゼンを装着。

雪があるのは北向きの斜面だけで、その他は消えていた。
 
秩父高原牧場の柵に沿って明るい道を進む。Rimg4249_640x480
 
最後に結構な急登をこなしてようやく山頂に到着。
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話には聞いていたが、素晴らしい展望が広がっていた。
 
両神山が正面に。 
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写真ではよく分からないが、群馬や日光方面の山々まで望める。
700mちょっとの低山とは思えないような好展望だった。

ちょうど、入れ替わりでバスを降りて行った中高年の団体さんが下って行った後だったので、静かに景色を楽しむことが出来た。
予定通り昼過ぎに着いたら、大混雑で落ち着かなかったと思う。
 
ここで遅い昼食をとってから下る。 
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ここからの下りは大勢の人に踏み固められて滑りやすくなっていた。
アイゼンなしでは降りられなかった。

粥新田峠まで下り、車道に出た所でアイゼンを外す。
 
外した途端、路肩に残った氷で滑って転びそうになった。
冬の山は舗装路が一番怖い。

山道と車道を交互に下って、橋場バス停に到着。 

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雪もあってかなりゆっくり歩いたせいか、5時間近くかかってしまった。

 
思ったより人も少なくて、静かに歩けたのは良かった。
静かな冬の間にこの辺の低山をもう少し歩いて見ようと思う。
 


 

2017年1月16日 (月)

海を目指して その1

 子供がまだ小さい頃、家の近くの柳瀬川沿いを散歩している時に
「ねえ、この川って海につながってるの?」
と聞いてきた。
「つながってるよ。」と言うと
「じゃあこのまま海まで歩いて行こう!」
と言い出した。
 
子供の足で歩ける訳もなかったが、面白い考えだと思ったので、
「よし、じゃあ海まで行ってみようか。」
と2人で歩き出した。
 
予想通り、30分も歩かないうちに
「ねえ、まだ着かない?あとどれくらい?」
と始まって、1時間も歩かないうちに諦めたのだが、いつかもう少し子供が大きくなったら再度挑戦してみたいと思っていた。
 
先日、一人で散歩している時にそんなことを思い出し、一度歩いて見ようかと思い立った。
 
子供もそれなりに成長して多少は体力もついているのだが、そうなると、もはやそんなくだらない企画に乗ってくる筈もなく、一人で決行した。
 
朝9時半に出発。
家からほど近い金山橋から歩き出す。
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今日は冷え込みがきつく、気温はおそらく0度近い。
ときおり吹く北風に顔が凍り付きそうだ。

寒いのでペースを上げて歩く、ちょっと体が温まってきた所で紅梅が咲いていた。
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今年は暖かい日が続いていたので、例年より花が開いている。
ただ、このところの冷え込みで花も縮こまっているような感じ。
 
関越道の橋をくぐると
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東川が合流する。
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この川、以前は真っ黒な水が流れる汚い川で、合流点は川が2色になっていたのだが、近年水質が改善されたようで、かなり奇麗になった。

そのすぐ下流で下水処理場からの排水が入る。
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ここから下流は一気に異臭を発するドブ川になってしまう。

川越街道を越え
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東上線の橋で最初の休憩。
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河原に降りて一服。
気温は一桁前半と思われるが、水面には無数のユスリカやコカゲロウが舞っていた。
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この辺は処理場の温排水の影響で水温が高いのだろうか?

富士見橋の下流ではフライマンが並んで竿を振っていた。
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見ていると、どうも釣りをしているのではなく、キャストの練習をしているようだ。
ダブルハンドの長い竿でスペイキャストか何かを練習していた。
 
こんな所でやってたらラインが茶色く変色してしまうのではないかと心配になる。

志木の市役所が見えてくるといろは橋。
橋のたもとにこんな案内文があった。
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ここで新河岸川と合流する。
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新河岸川沿いに歩き出すと、正面にスカイツリーが見えてきた。
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なんとなく海に向かっている気がしてくる。
 
この辺りは住宅地なのだが、下流に向かうにつれ田舎の景色になる。
 
武蔵野線の鉄橋を過ぎると、辺りには畑が広がってくる。
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羊とか飼ってるし。。
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新河岸川の由来。
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ニジマスの釣り堀。
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この寒い中でも結構な釣り人が竿を振っていた。
 
ここで一旦車道に出て黒目川を渡る。

黒目川との合流点。 
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新河岸川終点?
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どうやら黒目川の出合いが新河岸川の終点らしい。
だとしたら、ここから下流は何川になるのだろう?
 
こんな所にソーラー発電所があった。
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荒川につながる水門。
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橋の上を大勢のランナーが走っていた、マラソン大会らしい。

ここから右岸沿いの道が消えるので左岸に渡る。

外環の橋でまた処理場の排水が入る。
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この少し下流にもやはり下水処理場がある。
どうもこの川は処理場の排水路になっているらしい。
よくもまあこんな川をアユが遡上してくるものだ。

おお、この辺はテナガ釣りに良さそうなテトラとゴロタ石が入っている。
シーズンになったら来てみようか?
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笹目橋を過ぎると、新河岸川は住宅と工場地帯の中を流れる。
本当は新河岸川沿いに歩きたかったが、車道を歩くのは疲れるのでここからは荒川沿いに下ることにして土手の上の道へ。
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広くて気持良い道だが、景色が変わらないので結構疲れる。(笑)

あと28キロ、かすかにゴールが見えてきた。
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戸田橋の手前で後ろを振り返ったら、秩父の山々が見えた。
武甲山から大持山にかけての山稜、武甲山の横に両神山も半分だけ、右に見えるのは二子山かな?
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思ったより近くに見えるものだなあ。

戸田の渡し
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戸田橋を越えてすぐの浮間公園で一休み。
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この池は子供のころよく釣りに来た。
 
ここで切り上げて、残りは次の機会にしてもよかったがまだ時間もあるのでもう少し先へ。
 
東北線の橋を越えて、
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再度新河岸川が並行する新荒川大橋で今日の行程は終了。
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この先は扇大橋まで行かないと電車の駅が無いので、これ以上進むと帰れなくなってしまう。

海まであと22キロ。
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これならあと1日で歩けそうだ。
 
今日の歩行距離は25キロ。
平地を歩くのは山道と違う筋肉を使うのか、足が筋肉痛になった。
 

 
「その2」がいつになるかは未定。(やるかどうかも未定(^^;)


 

 

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