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2017年3月 5日 (日)

秩父御岳山

 アップするのが遅くなってしまったが、2月25日の土曜日、荒川水系渓流保存会の総会に出席するため、秩父に出かけた。
総会は午後からなので、午前中に秩父御岳山に登ってきた。
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奥多摩の御岳山は「みたけさん」だが、秩父御岳山は「おんたけさん」と読む。
 
「おんたけさん」と言えば2014年に噴火して多くの被害者を出した木曽の御嶽山が有名である。
先日読んだ山岳信仰の本によると、元々、大峯山の金御嶽(かねのみたけ)を頂点に各国を代表する山が国御嶽(くにみたけ)と呼ばれていて、木曽の御嶽は信濃の国御嶽で「おんたけ」という特別な尊称で呼ばれたそうである。
おんたけは王御嶽(おうのみたけ)の転訛だとの事。
各地で「みたけ」と「おんたけ」が混在しているが、木曽御嶽山の影響が強い所が「おんたけ」と呼ばれるのだそうだ。

木曽御嶽山の王滝口を開いた普寛という行者が、秩父の落合という集落の出身であり、秩父御岳山も普寛が開山したと言われているので「おんたけさん」と呼ばれているらしい。
ただ、普寛上人は木曽御嶽を開山した後、上野の武尊山や越後の八海山を開山したり各国を回る途中で病に倒れ没したとの事で、秩父には戻らなかったそうである。
なので、実際に秩父御岳山を開いたのは普寛上人の信者か弟子だと思われる。
 

このブログにあるまじき学術的な話になった。
 
秩父御岳山は、地元の人でも「え!?秩父に御岳山なんてあるの?」と聞き返すくらい知られていない、実にマイナーな山である。
散々秩父に通っている私も名前と大体の場所くらいしか知らなかった。
 
そんな山に登ってみようと思ったのは、電車でアクセス出来て半日で登れる山を地図で探していて、たまたま目についたから、といういいかげんな理由である。
 
この山の登山口は三峰口駅に近い贄川、普寛神社のある落合、もう一つが強石の3つ。
地図はこちら
 
本当は落合から登って贄川に下山したかったのだが、落合からのルートは崩壊で通行止めになっており、杉の峠まで行って強石からのルートと合流するか、林道で迂回する形になるようなので、強石から登ることにした。
 
強石までは三峰口駅から歩いても30分ほどなのだが、ちょうどバスがあった。
私の他に2人のハイカーが乗ったが強石で降りたのは私だけ。
 
国道沿いのバス停から指導票に導かれて登山道へ向かう。
今回は一般登山道を歩くので、いつものように地図を頼りに登り口を探す必要がないので楽だ。
 
九十九折れの車道を縫うように斜面を登って山道へ入る。
最初は植林帯の斜面をトラバース気味に登ってゆく。
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植林帯だが、南向きの斜面なので明るくて気持が良い。

炭焼き窯の跡だろうか?
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ほどなく杉ノ峠に到着。
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ここから尾根筋を直登すると
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玉切りされた丸太の円座が置かれた広場に出た。
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CAFEと書かれている。
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なかなか洒落た休憩スポットである。

せっかくなのでここで小休止。
枝越しだが妙法山が目の前に望める。
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逆光で上手く撮れなかったが、熊倉山が圧倒的な存在感で鎮座していた。
ここから見ると、とんでもなく高い山に見える。
 
その先は尾根の縦走。
送電鉄塔から目指す御岳山が見えた。
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格好いい山だと思ったが、実はこれは手前のピークで山頂はこの奥だった。
 
何だろう?
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ちいさなアップダウンを繰り返しながら登るにつれ、尾根が痩せてきて登りがきつくなる。
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鎖場もあった。
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こちらから登って正解だった、ここを降りるのはちょっと怖そうだ。
 
先ほど見えた鋭鋒を乗り越すと尾根が広がり、樹林帯の中にベンチが置かれた分岐点。
 
そこから一登りで山頂に到着した。
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普寛神社奥の院が建つ。
 
ここからの展望が素晴らしい。
 
両神山が目の前に。
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その横、遠くに浅間山が噴煙を上げていた。
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結氷した秩父湖の奥に和名倉山。
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雲取山、芋の木ドッケ。
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雁坂嶺方面。
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谷川連峰かな?
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東には筑波山まで見えた。
地図だと気が付かなかったが、この山はほぼ単独峰で木がある南方面以外はすべて展望が広がっているのだった。
 
早い時間だったので他には誰もおらず、しばらくこの大展望を独り占めする事ができた。
 
 
展望を楽しんでいたら少々腹が減ってきたが、さすがに神域で飲食や喫煙すると罰があたりそうなので、分岐のベンチまで下って休憩。
ベンチに腰かけてパンをかじり、暖かい紅茶で体を温めた後、贄川方面に下る。

下りのさほど急でもない砂礫の斜面でスリップした。
尻もち程度で済んだのだが、後ろに回すと痛む左腕を後ろに捻ってしまい、しばらく悶絶してしまった。
 
登ってくるハイカーと何組かすれ違う。
早めに登っておいてよかった。
 
ゆっくり1時間ほど下った所で、「第二高岩」と書かれた展望スポットがあった。
 
荒川沿いの街並みと武甲山。
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足元には三峰口駅も見えた。
 
ここで一服。
ここまで下ると気温も上がり、居心地の良さについ30分ほども長居してしまった。
 
時間もあるのでのんびり下って三峰口駅へ下山した。


 

 

2017年2月 5日 (日)

北尾根から蕎麦粒山

 五十肩だろうか、最近左肩が回らなくなってしまった。
左腕を後ろに回そうとすると痛みが走る。
 
上下左右に動かす分には問題ないので、日常生活では不自由しないのだが、問題はザックを背負う時だ。
私は右利きなので右肩から背負うのだけど、そうすると手が後ろに回せないので左腕をベルトに通す事が出来ないのだ。

仕方なく左手から背負うようにしたのだが、やってみるとこれが意外と具合が良い。
左手でザックを肩に乗せるのがちょっと難しいが、右手は利き腕なので肩ベルトに手を通すのが楽なのだ。
腕時計がベルトに引っ掛かる事もない。

ただ、長年の癖でつい右から背負ってしまうので、「あ、そうだった・・」と気が付いて、一度ザックを降ろしてから背負い直す、という事を何度もやってしまう。

そんな訳でザックの背負い方を矯正しながらの山行。
今週は都県界尾根の蕎麦粒山に北尾根から登ってみた。

ルート図
Kitaone
 
(安谷さんに地図表示のアドバイスを頂いたが、どうもHTMLの知識がないと簡単にはいかないようだ、何か上手く表示させる方法を考えたい。)

コースタイム
駐車地(8:00)-壊れた橋(8:22)-巡視路取り付き(8:30)-蕎麦粒山(10:55)-仙元峠(11:40)-大楢(12:40)-下降地点(13:00)-55号鉄塔(13:10)-駐車地(13:40)

浦山から名栗に抜ける広河原逆川林道は、冬の間は浦山側が通行止めになる。
 
丁度、目的地までは通る事が出来たので、ゲートの手前の駐車スペースに車を停めた。
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車を降りたとたん、滑って転びそうになった。

今日はここから一工場谷(たくみばだに)沿いに登って、蕎麦粒山と桂谷ノ峰の間の鞍部に詰め上がろうと思っていたが、この雪の量では無理そうだ。
とりあえず行けるところまで行ってみよう。 

橋の横に木製の階段が付けられており、ここから沢沿いの道に入る。
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今日は最初からアイゼンを付けて歩き出す。

道は雪に埋まっていたが、トレースがあった。
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この道は鉄塔巡視路になっているので、作業員が付けたものだろうか、複数の足跡がある。

沢沿いに掛けられた橋を使って上流へ。
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なかなかいい雰囲気の道。
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ワサビ組合のゲート。
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この先に、この辺で唯一残っていたワサビ田がある。
昨年、ここを管理していた老人が亡くなったという話を聞いたので、もうここでワサビを生産する人はいなくなってしまった事になる。
 
ゲートの隙間を抜けて上流へ。
 
二工場谷を分けた先で、橋が落ちて先に進めなくなっていた。 
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山側をヘツって通過できそうだったが、その先の橋も雪に埋もれている。
足跡もなく、誰も歩いていない様子。
無理して進んでも仕方ないのでここで引き返す。
 
この先は雪が消えた頃、釣り竿を持って来てみよう。
 
 
来た道を戻り、途中でチェックしていた東電ポールへ。
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対岸登って54号と書かれている。
 
表示通り、対岸の山腹には巡視路が切られていた。
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これを使って北尾根に乗り、山頂を目指す。
 
一度アイゼンを外して岩を飛び、対岸へ渡る。
モンベルの6本爪アイゼンを使っているのだが、片足10秒くらいで脱着できるのでこういう場面では重宝する。
 
この道にもトレースがあった。
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広い斜面を九十九折れで登って尾根に乗る。
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日の当たる所は雪が消えていた。
 
54号鉄塔への道を分けてさらに登ると、主尾根に乗り東側が植林帯になった。
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雪の上にはまだ足跡が続いていた。
どうやら鉄塔関係者のものではなく、ここを登った物好きなハイカーがいたようだ。
 
これは大きいけど人間のものではないな・・(^^;
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トレースを追ってひたすら登る。
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仙元尾根の向こうに浅間山が見えた。
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高度を上げて行くにつれて雪が増えてきた。
足跡が不鮮明になったと思ったら、大きな楕円の跡に変わっていた。
物好き氏はこの辺でワカンに履き替えたらしい。
 
山頂が近づき、東からの尾根が合わさると足跡が増えた。
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どうやら53号鉄塔の方から登ってきた人もいたようだ。
みなさん物好きだねえ・・(笑)
 
最後の方は膝までの積雪になり、足跡を踏んで登ったのだけど、みなさん大股で一歩一歩が離れていてえらく疲れた。
 
ようやく山頂に到着。
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取り付きから3時間半もかかってしまった。
あの程度の雪でも結構なロスになるのだなあ。
 
だれもいない山頂で早めの昼食を取っていたら、単独氏が日向沢ノ峰方面から登ってきた。
名栗の中尾根から歩いてきたという人は、3週間前は腰までのラッセルになり、ここまで辿り着けなかったと話していた。
今日は三ツドッケまで足を延ばしてきます、と元気に歩いて行った。
 
さて、ここまで登ったはいいが、帰りはどうしようか? 
当初はこの北尾根を下りに使う予定だったが、同じ道のピストンでは面白くないし、雪の残る中、あの急斜面を下るのは少々怖い。
 
他に考えられるルートとしては有馬山から西に降りるか、仙元尾根から東に降りるか。
地図とにらめっこしながら考える。
 
有馬ルートの場合、有馬峠から林道をちょっと下って、1103のピークから北西に伸びる尾根が使えそうだけど、末端はちょっと等高線キツそう。
最後の林道際も崖マークだし降りられるかどうか分からない。
ずっと林道で下れば安全だがそれはつまらない。
 
仙元尾根ルートなら、うまく55号鉄塔に下りる尾根に乗る事が出来れば、そこから巡視路で確実に駐車地点に降りられるはず。
時間的にもそちらの方が早い。
もし道が分からなかったり、雪が多くて鉄塔に下れなかったとしても、大日堂まで下って林道を戻って来れば良い。
 
という事で尾根道で仙元峠に。
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奥多摩側はきれいに雪が消えていた。
 
枝越しに富士山が見えた。
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仙元峠。
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ここからの下りもトレースがあった。
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が、この下りでまさかのルートミス。
広い尾根を右寄りに下るのだが、変な足跡を追って左に下ってしまった。
 
あれ?こんな所降りたっけ?と地図を見たら方向が微妙に違う。
尾根型が広くて現在地がはっきりしなかったので仕方なくGPSを見る。

やはりちょっと左にズレているようだ。
ほんの100mほどなのでそのまま斜面を右にトラバースしようとしたら、思ったより雪が深く、ズボっと膝上まで埋まってしまった。
余計に時間がかかりそうなので、無理せず30mほど登り返すと、やはり右方向に明確なトレースがあった。
正規のルートに戻って下る。
 
しかし、先ほどの足跡の主は登り返した様子がなかったが、無事に下山出来たのだろうか?
  
大楢で小休止。
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ここから道は植林帯のトラバース道になる。
この先で右に下る尾根をみつけて鉄塔を目指さなければならないので、右の斜面に注意しながら歩く。
 
少し行った所で、広い斜面の下の方に明確な尾根型が見えた。
テープの目印もついている。
これかな?と思ったが、トラバース道に入ってから最初の尾根なので、たぶん三工場谷に降りる尾根だろう。
 
再び右に注意しながらもう少し先へ。
 
先ほどと同じような広い尾根型があった。
やはりテープ目印がずっと下の方まで点々と付けられている。
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おそらくこれだと思われたが、今ひとつ確信が持てない。
 
高度も、尾根の形もさっきの尾根とほぼ同じ、樹林帯で周囲の地形もよく分からないので地図からは判別出来ない。
雪で踏み跡があるかどうかも分からない。
唯一、一番アテにならない私の直感だけが「この尾根で間違いない」と言っている。
 
まあ、間違ったとしても、100m下って鉄塔が見えなければ登り返せばいいだけの事なのだが、せっかく文明の利器を持っているのだから活用しない手はない。
再度GPSを見ると、やはりここで間違いないようだ。
 
それでも半信半疑で慎重に下る。
さすがにトレースは無し、所々で露出した地面にも踏み跡は見当たらない。
やたらと付けられたテープ目印のほとんどは山仕事用のものらしく、数字が書かれているが、灌木や小枝につけられたテープの中に「道」と書かれたものがあった。
私と同様、こんな尾根を使う好事家が付けたものらしい。
 
はたして、10分も下らないうちに鉄塔が見えてきた。
 
無事、新秩父線55号鉄塔に到着。
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鉄塔、下から見ると恰好いいな。

ここからは鉄塔巡視路で安楽に下れる、と思ったが、肝心の巡視路が見当たらない。
 
一面の雪に消されて、どこから道が下っているのか分からなくなっていた。
しばらく周囲をうろうろしたが見つけられなかったので、仕方なく再びテープ目印を追って尾根を下る。
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この辺からはほとんど雪が消えたが、フカフカの斜面をしっかりとグリップしてくれるのでアイゼンは付けたまま下った。
 
10分ほど下るとポールがあり、立派な道が尾根を横切って下っていた。
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巡視路は斜面の右側を大きく回り込むように付けられていたらしい。
あちら側はチェックしていなかった。
 
テープ目印はさらに尾根を真っすぐ下るように付けられていたが・・
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どうもこの先は崖っぽい。
 
冒険はしたくないので、ここからは巡視路で下る。
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無事に広河原谷に降り立った。
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河原には三工場谷の大樽の滝への歩道が続いていた。
ちょっと寄り道して行こうかと思ったが、沢沿いの遊歩道は雪に埋もれていた。
 
沢を渡って対岸を登るとわさびやさんの廃小屋に出てしまった。
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間近に見るとまだ人の生活感が残っている。
 
会ったことは無いが、ここで一人でワサビを栽培していた老人の事を思うと寂しい気持ちになる。
この小屋もいずれ朽ちて、忘れ去られてしまうのだろう。
 
さて、この小屋、沢からは上がってこれたが、道からは立入りできないよう柵で囲われていた。
どうやって外に出ようか?
辺りを見渡すと、小屋の脇に木の梯子が立てかけられている、あれを使えば上の林道に登れそうだ。
壊れそうで不安だったが、この梯子を使って無事に脱出する事ができた。
 
 
林道に出ればもうゲートはすぐそこ。
 
14時前に無事、駐車地に帰り着いた。
 
 
 
 

 

 
 

 

 

2017年1月29日 (日)

新柵山から姥樫

 安谷さんのHPを見て、以前から見たかった姥樫を見に行ってきた。

コース図(前半)
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GPSログのコース図を上手くブログ上に表示できる方法は無いものか。

 

コースタイム
馬生バス停(9:20)-新柵山(10:10)-大杉(10:35)-姥樫(12:05)-飯盛山(13:10)-北川尾根下降点(13:40)-オバケ山(14:25)-車道(15:10)-西吾野駅(15:40)

 
志木から東上線に乗り、坂戸で越生線に乗り換え。
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懐かしいカラーリング。
 
この越生線は中学生の頃、高麗川に釣りに行くのに良く利用した。
当時はまだ床が木製の古い電車が走っていて、床に塗られた油の臭いとコンプレッサーの回るゴロゴロという音を懐かしく覚えている。

今は沿線に新しく学校が出来たらしく、朝の車内は高校生でにぎわっていて、その頃のローカル線のイメージは全くない。
 
終点の越生駅からバスで日向根に向かう。
直通のバスは無く、せせらぎバスセンターで乗り継がなければならない。
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小川町、武蔵嵐山、越生、明覚の各駅からのバス路線をここに集約する形で効率化を図っているようだ。
利用する側としては少々面倒なのだが、ほとんど赤字路線なのだろうから、走ってくれるだけでも感謝しなければいけない。
ただ、乗り継ぎの運賃清算だけはIC化してほしい。 
 
私はここで、たった今受け取ったはずの、乗り継ぎのハンコを押してもらった整理券を紛失してしまった。
乗る前に気が付いたので、停留所で世間話をしていた運転手さんに事情を話したら、ここまでのバスの運転手さんが「この人には間違いなくハンコ押しました」と証言してくれたので事なきを得た。
 
日向根行きのバスに乗ったのは私一人で、ちょっと申し訳ない気分。
ただ、私が乗らなくてもバスは走っていたはずなので、一人でも乗客がいて良かったということになるのだろう。
 

今回は姥樫に行く前に、地図で見て気になった新柵山に寄り道して行くため馬生バス停で下車。
バス通りから全長寺方面の道に入ってすぐの斜面から取り付く。
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深くえぐられたような道を登る。
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ネットで見た話では、バイクで入り込む輩が多いのでこのようになってしまったのだとか。
一般登山道をバイクで走ると怒られるから、こういうマイナーな山を選んで走るのだろう。
   
私もバイクに乗っていたので彼らの気持ちも多少は理解できるつもりだが、山道はやはり通るべきではない。
自然破壊云々の問題以前に、エンジン付きは歩道を走ってはいけない。
 
ちなみに山道に入り込むのは一般的なオフロードバイクではなく、トライアルという競技用のバイクである。
スピードが出ないので一般道を走るのには向いていないため、おそらく車に積んでくるのだろう。
 
荒らされていたのは最初の部分だけで、尾根に乗ると快適な道が山頂まで続いていた。
 
新柵山に到着。
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展望は全くないが、ちょっとした広場になっていた。
だれもいない静かな山頂でゆったりと一服する。
 
棒ノ折や蕨山あたりでタバコをふかそうものなら、「山頂の美味しい空気を汚すんじゃない!」とばかりに露骨にイヤな顔をされてしまうので、こういう静かな頂上は貴重である。
 
登山ルートにはなっていないようだが、ここから先は日向根までちゃんとした登山道が続いていた。
 
謎の標識
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それらしい岩はどこにも見当たらないのだが・・・
 
新柵山から30分ほどで日向根に着く。
大きなスギの木が出迎えてくれた。
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杉の横にトトロのバス停。
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ここなら本当にネコバスが通りそうだ。
 
 
ここからは一度尾根を外れ、集落の中を下ってゆく。
 
日向根という名前の通り、南に向いた明るい集落で、この日は風もなくて春のような陽気。心の中まで暖まりそうな、のどかな風景の中を気持ちよく歩く。
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ロウバイが良い香りを放っていた。
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日向根から向尾根の集落を抜けて川沿いの道に降りる。
少々分かりにくそうだったのでスマホのGPSを使って歩いたが、迷うほどの道でもなかった。
 
泉川沿いの林道を歩いていたら腹が減ってきたので、途中で日当たりの良い河原に降りて早めの昼食を取る。
節分も近づき、ずいぶん日差しが力強く感じられるようになった。

川が二股に分かれ、支流の橋を渡って少し登ると姥樫が見えてきた。
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なるほど、これは確かにすごい。
単に大きい木というレベルではなく、木から強い妖気のようなものが発せられている感じ。
残念ながら柵が張られて近くには寄れなかったが、離れた場所からでもその迫力に圧倒された。
この木は一見の価値がある。
  
この日は他に人もいなかったので、静かに鑑賞することが出来た。
十分に老木の気を堪能し、ここから尾根を登る。
 
一応その上のカツラも見に行ったが、姥樫を見た後ではちょっと・・・
この山域では貴重なのだろうが、奥秩父では珍しくもない木なのであまり感動もなかった。
 
カツラまでの道は整備された遊歩道だったが、その先はかなり荒れている。
ほどなく道は消え、代わりに踏み跡程度の道が尾根筋を登ってゆく。
 
細いとは言え、よく踏まれた道を登ってゆくと、作業道のような広い道に出た。
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この道を辿ると林道につながっており、尾根筋を九十九に折れながら上に続いていた。
 
今日は散々車道と林道を歩かされたので、いいかげん嫌になって、道を無視して尾根筋を直登して頂上を目指す。
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踏まれていないので歩きやすいとは言えないが、こちらの方がずっと気分が良い。
植林帯と雑木林の境界を真っすぐに登る。
 
2回ほど林道を横切り、笹薮をよけて登った所で上から階段の歩道が降りてきた。
何事か?と辿ってみると大きなシロヤシオの木があった。
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ツツジでこの大きさはスゴイ。
 
歩道を登った上の林道は全面の雪。
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雪交じりの斜面をさらに登り、飯盛山に到着。
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飯盛山と表記されるピークがもう一つあるので注意せよ、との張り紙があった。
 
ここからは車道を少し歩き、北川尾根で吾野方面に下る。
  
コース図(後半)
2
 
奥武蔵グリーンライン沿いの歩道を歩くと、小さな岩場から枝越しに秩父方面の展望が望めた。
 
武甲山が間近に。
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この場所、足元の木々が伐られていた。
展望を得たいのはわかるが、そのために木を切るのは感心しない。
  
車道が大きく左に曲がる所から北川尾根に入る。
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この尾根、最初から二股に分かれていて、かなり手ごわいと踏んでいたのだが、入ってみたら意外にも立派な道がつけれていて拍子抜けしてしまった。
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もう登山道と変わりない。
 
この先で尾根が広がると踏み跡が乱れた、ここで初めて地図を見てコンパスをセットする。
目的の方向に下りて行くと、再び尾根が狭くなり明確な道に出た。
 
500m圏の小ピークに山名板が掛けられていた。
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オバケ山って・・(笑)
 
ここまで、あまりに楽なルートだったので気が緩んだのか、この先の下りで道を間違えた。
比較的明確な尾根筋を疑いもなく下り、30mほど下った所で「あれ?この先で460mの小ピークに登り返すはずだけど・・?」と地図を広げて確認すると、何故か北西に下る尾根に乗っていた。
 
地形図上では絶対に間違えそうもない場所だったので油断してしまった。
 
反省しながら登り返す、傷が小さいうちに気が付いて良かった。
 
その先はアセビやアオキなどの灌木が少々藪っぽくなり、400m圏からの分岐はどちらの方行にもはっきりとした踏み跡があり、迷う。
 
おそらく、ここまで来ればどちらに行っても降りられるのだろうが、できれば藪漕ぎはしたくないし、民家の庭先や畑にも出たくない。
 
なので、唯一テープ目印の付けられていた、一番頼りなさそうな踏み跡を辿って下ってみる。

藪が切れた所で作業道の残骸のような道に出た。
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これを下ると、落ち葉や枯れ枝に埋もれた階段があり、無事に林道に出ることができた。
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はたして、このルートが正解なのかどうか自信が無いが、とりあえず里に下りる事は出来た。
 
あとは車道に出て、川沿いに歩き。
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西吾野駅に到着。
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ちょうど、駅の対岸を歩いているときに電車が行ってしまったので、次の電車まであと30分。
 
だいぶ傾いた日に当たりながらホームのベンチに座っていたら、危なく居眠りしてしまうところだった。
人身事故で所沢から先の西武池袋線は止まっているようだったが、多分着くころには動いているだろう。
 
 
 
 
 


 


 

 

2017年1月24日 (火)

雪の大霧山

 日曜日、家内と一緒に東秩父の大霧山に登ってきた。

歩いたのはこのコースの逆回り。
(※注 このマップのコースタイムは参考にしない方が良い、かなりキツい。)
 

昨年、windknotさんが歩かれていたのを読んで、一度歩いて見たいと思っていた。
今回は家内と一緒なので、少しでも累積標高が少ない白石車庫からのスタートにしてみた。
 
橋場バス停に車を停め、白石車庫行きのバスに乗る。
やってきたバスは中高年ハイカーでほぼ満員だったが、ほとんどの人が橋場で降りて行った。
ガラガラになったバスで白石車庫へ。
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金曜に降った雪が路肩にまだ残っていた。
 
ここからしばらくは車道の登り。

途中から山道に入り、車道を縫うように登ってゆくと、少しづつ雪が出てきた。
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まだアイゼンを着けるほどではない。

定峰峠に到着。
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所々路面が凍結していて、車もほとんど通らない。
峠の茶店も閉まっていた、雪の影響だろうか?

駐車場から笠山と堂平山が間近に見えた。
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なかなか恰好いい山だ、いつか歩いて見よう。

ここから701のピークまでの登りで雪が増えてきて・・
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さらにその先は一面雪野原だった。
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ザクザクと気持ちよく踏んで歩けるので、アイゼンを着けるタイミングを失ってしまい、下りの斜面でちょっと焦った。
 
優柔不断な性格のおかげで、いつも合羽を着たり滑り止めを着けたりというタイミングを逃してしまう。

ただ、この下りを過ぎたらほとんど雪も消えて普通の道になった。

そこそこのペースで歩けていたので、予定通り昼過ぎには大霧山に着けると思っていたのだが、旧定峰峠に着いたのが11時50分。。
 
この辺で、ハイキングマップのコースタイムがいいかげんだという事に気が付く。

山頂に着くのは昼を大きく回ってしまいそうなので、その手前の三叉路で昼食休憩にしたかったのだが、「登りを残してお昼を食べたくない」と家内が主張するので、小休止にとどめて先に進む。
 
この先の下りでまた雪が出てきたので、今度は軽アイゼンを装着。

雪があるのは北向きの斜面だけで、その他は消えていた。
 
秩父高原牧場の柵に沿って明るい道を進む。Rimg4249_640x480
 
最後に結構な急登をこなしてようやく山頂に到着。
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話には聞いていたが、素晴らしい展望が広がっていた。
 
両神山が正面に。 
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写真ではよく分からないが、群馬や日光方面の山々まで望める。
700mちょっとの低山とは思えないような好展望だった。

ちょうど、入れ替わりでバスを降りて行った中高年の団体さんが下って行った後だったので、静かに景色を楽しむことが出来た。
予定通り昼過ぎに着いたら、大混雑で落ち着かなかったと思う。
 
ここで遅い昼食をとってから下る。 
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ここからの下りは大勢の人に踏み固められて滑りやすくなっていた。
アイゼンなしでは降りられなかった。

粥新田峠まで下り、車道に出た所でアイゼンを外す。
 
外した途端、路肩に残った氷で滑って転びそうになった。
冬の山は舗装路が一番怖い。

山道と車道を交互に下って、橋場バス停に到着。 

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雪もあってかなりゆっくり歩いたせいか、5時間近くかかってしまった。

 
思ったより人も少なくて、静かに歩けたのは良かった。
静かな冬の間にこの辺の低山をもう少し歩いて見ようと思う。
 


 

2017年1月16日 (月)

海を目指して その1

 子供がまだ小さい頃、家の近くの柳瀬川沿いを散歩している時に
「ねえ、この川って海につながってるの?」
と聞いてきた。
「つながってるよ。」と言うと
「じゃあこのまま海まで歩いて行こう!」
と言い出した。
 
子供の足で歩ける訳もなかったが、面白い考えだと思ったので、
「よし、じゃあ海まで行ってみようか。」
と2人で歩き出した。
 
予想通り、30分も歩かないうちに
「ねえ、まだ着かない?あとどれくらい?」
と始まって、1時間も歩かないうちに諦めたのだが、いつかもう少し子供が大きくなったら再度挑戦してみたいと思っていた。
 
先日、一人で散歩している時にそんなことを思い出し、一度歩いて見ようかと思い立った。
 
子供もそれなりに成長して多少は体力もついているのだが、そうなると、もはやそんなくだらない企画に乗ってくる筈もなく、一人で決行した。
 
朝9時半に出発。
家からほど近い金山橋から歩き出す。
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今日は冷え込みがきつく、気温はおそらく0度近い。
ときおり吹く北風に顔が凍り付きそうだ。

寒いのでペースを上げて歩く、ちょっと体が温まってきた所で紅梅が咲いていた。
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今年は暖かい日が続いていたので、例年より花が開いている。
ただ、このところの冷え込みで花も縮こまっているような感じ。
 
関越道の橋をくぐると
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東川が合流する。
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この川、以前は真っ黒な水が流れる汚い川で、合流点は川が2色になっていたのだが、近年水質が改善されたようで、かなり奇麗になった。

そのすぐ下流で下水処理場からの排水が入る。
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ここから下流は一気に異臭を発するドブ川になってしまう。

川越街道を越え
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東上線の橋で最初の休憩。
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河原に降りて一服。
気温は一桁前半と思われるが、水面には無数のユスリカやコカゲロウが舞っていた。
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この辺は処理場の温排水の影響で水温が高いのだろうか?

富士見橋の下流ではフライマンが並んで竿を振っていた。
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見ていると、どうも釣りをしているのではなく、キャストの練習をしているようだ。
ダブルハンドの長い竿でスペイキャストか何かを練習していた。
 
こんな所でやってたらラインが茶色く変色してしまうのではないかと心配になる。

志木の市役所が見えてくるといろは橋。
橋のたもとにこんな案内文があった。
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ここで新河岸川と合流する。
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新河岸川沿いに歩き出すと、正面にスカイツリーが見えてきた。
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なんとなく海に向かっている気がしてくる。
 
この辺りは住宅地なのだが、下流に向かうにつれ田舎の景色になる。
 
武蔵野線の鉄橋を過ぎると、辺りには畑が広がってくる。
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羊とか飼ってるし。。
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新河岸川の由来。
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ニジマスの釣り堀。
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この寒い中でも結構な釣り人が竿を振っていた。
 
ここで一旦車道に出て黒目川を渡る。

黒目川との合流点。 
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新河岸川終点?
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どうやら黒目川の出合いが新河岸川の終点らしい。
だとしたら、ここから下流は何川になるのだろう?
 
こんな所にソーラー発電所があった。
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荒川につながる水門。
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橋の上を大勢のランナーが走っていた、マラソン大会らしい。

ここから右岸沿いの道が消えるので左岸に渡る。

外環の橋でまた処理場の排水が入る。
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この少し下流にもやはり下水処理場がある。
どうもこの川は処理場の排水路になっているらしい。
よくもまあこんな川をアユが遡上してくるものだ。

おお、この辺はテナガ釣りに良さそうなテトラとゴロタ石が入っている。
シーズンになったら来てみようか?
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笹目橋を過ぎると、新河岸川は住宅と工場地帯の中を流れる。
本当は新河岸川沿いに歩きたかったが、車道を歩くのは疲れるのでここからは荒川沿いに下ることにして土手の上の道へ。
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広くて気持良い道だが、景色が変わらないので結構疲れる。(笑)

あと28キロ、かすかにゴールが見えてきた。
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戸田橋の手前で後ろを振り返ったら、秩父の山々が見えた。
武甲山から大持山にかけての山稜、武甲山の横に両神山も半分だけ、右に見えるのは二子山かな?
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思ったより近くに見えるものだなあ。

戸田の渡し
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戸田橋を越えてすぐの浮間公園で一休み。
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この池は子供のころよく釣りに来た。
 
ここで切り上げて、残りは次の機会にしてもよかったがまだ時間もあるのでもう少し先へ。
 
東北線の橋を越えて、
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再度新河岸川が並行する新荒川大橋で今日の行程は終了。
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この先は扇大橋まで行かないと電車の駅が無いので、これ以上進むと帰れなくなってしまう。

海まであと22キロ。
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これならあと1日で歩けそうだ。
 
今日の歩行距離は25キロ。
平地を歩くのは山道と違う筋肉を使うのか、足が筋肉痛になった。
 

 
「その2」がいつになるかは未定。(やるかどうかも未定(^^;)


 

 

2017年1月 4日 (水)

黒ドッケ

 1月3日、新年初山行はドッケシリーズ第3弾、黒ドッケ(酉谷山)に登ってきた。
 
 
※注 今回のルートには2017年1月の時点で立入り、通行が禁止されている区間が含まれています。
今回、私の不注意により、これを無視する形で入ってしまいましたが、現在このルートは通れないものと考えてください。

 

 
ルート図
Toritaniyama
 
コースタイム
東谷ゲート(7:20)-榊山取り付き(7:35)-榊山(9:00)-長沢背稜(10:25)-酉谷山(12:20)-小黒(13:00)-大血川分岐(13:15)-クイナ沢橋(14:30)-駐車地(15:05)
 
朝7時過ぎに駐車地を出発し、東谷林道入り口のゲートへ。
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この時、気付かず通ってしまったが、立ち入り禁止の看板が掛けられていた。
 
林道をしばらく歩いてケンカ平歩道へ。
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ここはauの電波が入るらしい。
 
橋は通行止めになっており、下流の岩を飛んで対岸に渡る。
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この歩道は樹木園になっていて、いい季節にゆっくりと歩いて見たい道だった。
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この辺りから榊山に登る尾根に取り付く。
 
最初からとんでもない急登が続く。
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木に掴まりながらじゃないととても登れない。
 
下はこんな感じ。
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下りはロープなしでは下れそうもない。
 
この手の尾根歩きでは、取りつきが急でも主尾根に乗れば傾斜が緩むのだが、ここはひたすらこんな感じの急登が続く。
 
1時間ほど登った所で息が上がって一休み。
 
元日、2日とダラダラ飲み食いしていて、空腹を感じることが無かったのだが、今日は早くもお腹が減って行動食を取る。
 
今回は新しい登山靴を履いてきた。
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スカルパのクリスタロGTX
昨日秀山荘に寒冷地用ガスを買いに行った際、新春セールで10%引きだったので衝動買いしてしまったもの。
買ったばかりの靴をいきなり山に履いていくのは不安だったが、全く問題なく歩くことが出来た。
逆に、新品のソールのエッジが締まっていない斜面でも引っ掻くようにグリップしてくれたのでずい分楽だった。
 
休憩後再び急登。
 
東側が新しい植林帯になると
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展望が開けて酉谷山が見えてきた。
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右が酉谷山(黒ドッケ、大黒)、左の平らな山が小黒。
 
ここから一登りで榊山へ。
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山名板が無ければ気が付かないような地味なピーク。
 
ここから長沢背稜までも、多少緩急があるが急登が続く。
 
途中から曇ってきて、北寄りの風に乗って風花が舞いだした。
 
ようやく長沢背稜に到着。
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風が強くて寒い。
ちょっと早いがここで昼食を取ることにした。
お湯を沸かしている間に冷え切った体に、暖かいカップラーメンが最高に美味しかった。
 
食べ終えて一休みといきたかったが、じっとしていると寒くてたまらないのですぐに出発。
 
尾根道を東へ向かう。
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この道は尾根筋を辿るのかと思っていたが、基本的に斜面をトラバースするように道が付けられていて、気が付かないうちに水松山と滝谷ノ峰は巻いてしまった。
 
尾根筋を辿ろうと思えば行けそうだったが、体力的にちょっとキツかったので、これはこれで助かった。
 
奥多摩側の斜面を歩いていると雲が切れて日が差してきた。
尾根の南側なので風も無く、暖かくて気持ちが良い。

広いヘリポートを過ぎると
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木々の間から酉谷避難小屋が見えてきた。
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巻き道の分岐を過ぎ、山頂への登りにかかるとモミなどの針葉樹が目立ってくる。 
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常緑の木が多くて黒く見えるので黒ドッケと呼ばれるようになったらしい。
昔の人は良く山を観察していたのだなあと思う。
 
山頂に到着。
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以前は眺望の無いピークだったらしいが、東京側が伐採されて素晴らしい展望が広がっていた。
 
富士山
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木々の向こうに雲取山方面 
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遠く丹沢方面の山々まで望めた。
 
日当たりの良い斜面に腰を下ろし、展望を楽しみながら一服。
やっぱり山は良いなあ。
 
長めの休憩の後は山頂から北へ、小黒方面へ下る。
ここから先は破線路、道迷い遭難が多いルートなので慎重に進む。
 
一度下って登り返した小さなピークが小黒。
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ここからの下りで迷うらしい。
 
地図を見ながら方向を確認していると、熊倉山方面からトレランの人が登ってきた。
今日初めて人と会った。
 
小黒の下り、間違って入り込まないようロープが張られていた。
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なるほど、ここで主尾根(に見える)を外れて西側に降りるように道が続いているのだが、これが無ければうっかり真っすぐ進んでしまう人も多いはずだ。
この辺りは地形図に表示されない2重山稜のような地形になっていて、確かにわかりにくい。
 
その先で尾根が広がると、見慣れた標識がある。
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ここが大血川分岐。
 
ここから熊倉山方面への尾根を外れて西側に下る。
と、降り口にこんな看板が!
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うそでしょ!?
 
さて困った。
この道が下れないとなると、この先どうしよう?
 
熊倉山まで行って武州日野に下るか?
車はタクシーを拾って回収するとしても、もう13時過ぎ。
日没まであと3時間ちょっと、おそらく熊倉山からの下りで日が暮れてしまう。

酉谷山まで引き返して黒ドッケ沢左岸の尾根を下るというルートもあるが、時間が限られている状況で、未踏の尾根を下りに使うのはリスクが大きい。
 
一応ビバークできる装備はあるので、酉谷避難小屋に泊まって翌朝下山するという方法もある。
ただ、家内には日帰りと伝えてあるので、今日中に下山しないと多分騒ぎ出してしまうだろう。
ただの下山遅延で捜索隊が出動するような騒ぎに発展してしまうと面倒だ。
正月早々捜索に駆り出される人たちにも申し訳ない。
 
しばし考えた末、やはりこの道を下ることにした。
通行禁止を破って進入する事に関して、もし咎められるようであれば事情を話して謝罪するしかない。
 
この道も一応破線表示のルートになっているが、結構分かりにくいと聞いた。
禁を犯して歩く以上、絶対に事故を起こすわけにはいかないので、慎重に下る。

最初は明確な道が続いて問題なく歩けたが、斜面が崩落した所を恐る恐る巻いたり、膝下まで埋まるような落ち葉の吹き溜まりに道が埋まっていたり、植林帯の作業用目印に惑わされて道を失ったり、と私のスキルではかなりギリギリのルートだった。
 
途中で2回ほど道に迷って右往左往しながら、14時過ぎに無事クイナ沢橋に到着。
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張りつめていたものが一気に切れて、へたり込んでしまった。
 
このルート、通行禁止なので是も非もないが、初級者が歩ける道ではない。
特に下りは過去に歩いたことがあるか、この手の道に慣れたベテランの人以外は入り込まない方が良い。
これから人が歩かなくなればさらに荒廃が進んで、いずれ廃道になってしまうだろう。
 
登山口の入り口付近を探してみたが、通行禁止の看板は見当たらなかった。
上にあって下に無いなんてことは無いはずなので、ゲートの所にあったのだろうか?
 
煙草を1本吸って落ち着いたところで林道を歩き出す。
 
演習林のケヤキの植林。
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大正時代の植林と書かれていた。
 
30分ほどの歩きでゲートに帰着。
はたして、ゲートには「関係者以外立ち入り禁止」の看板が付けられていた。
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このゲートは何度かくぐっているので、良く見もせずに通ってしまった。
いつの間につけられたのだろう?去年来た時には無かったと思うのだが。。
 
いずれにせよ気が付かなかったのは私の過失である。
東大演習林の関係者の方々、申し訳ありませんでした。
 
 

 
あとがき
 
正直な話、今回の山行記事を公開して良いものかどうかかなり逡巡しました。
立入り禁止、通行禁止を堂々と「入りました、通りました」と公言して問題にならないのか?と。
当然、批判は覚悟の上ですし、今回の件に関して関係筋から何らかの処分があれば甘んじて受けようと思います。
 
それでも、黙っていれば分からないものをあえて公表しようと考えたのは、私のように気が付かずに入ってしまう人が今後も少なからず居るだろうと思った事。(釣り人などは気が付いても入ると思いますが・・)
またこの事を知らずにルートを設定して、現地で混乱してしまう人もいるだろうと思った事があります。
このルートが現在このような状況にあることを伝えておくべきだと考えました。
 
このブログなど、アクセス数もたかが知れているので大した意味は無いかと思いますが、この山域への登山を予定している人の目に留まり、参考にしていただければ幸いです。
 
 
 

2016年12月19日 (月)

忘年会山行

 土曜日、秩父で源流部会の忘年会があった。

飲み会のためだけに秩父まで行くのは勿体ないので、昨年と同じくその前に山歩きをしていく事にした。

最初の予定では鳥首峠から武甲山まで一般登山道を歩いて、浦山口に下山するコースを考えていたのだが、店の都合で急きょ開始時間が4時に早まってしまった。
時間的にギリギリになりそうだったので、予定を変更し、正丸駅から芦ヶ久保駅まで藪尾根をつないで歩いてみることにした。
 
コース図
Matutakeyama
 
コースタイム
正丸駅(8:00)-雨乞山(8:50)-松茸山(9:10)-旧正丸峠(10:00)-正丸山(10:15)-長渕バス停(11:40)-岩菅山(13:20)-芦ヶ久保駅(14:10)
 

朝8時前に正丸駅に到着。
おそらく氷点下まで下がっているだろう冷え込みに体が硬直する。

途中の駅で、信じられないような薄着でトレランの人たちが降りて行ったが、よく我慢できるものだと感心する。
早く走るために荷物を減らしたいのだろうけど、あの人たちは山の中で行動不能に陥った時はどうするつもりなのだろう?

もっとも、私のように日帰りの低山ハイクにツェルトやら補助ロープを持って、無駄に荷物が大きくなってしまうのも考え物だ。

駅から少し国道沿いに歩いて、旧正丸峠への登山口を目指す。
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この辺の藪尾根歩きに重用している奥武蔵登山詳細図によれば、その先で松茸山へ登る尾根に取りつけるはずだったが、どう見ても民家の玄関先を通らなければならない。
 
正規の登山道であれば問題ないかも知れないが、バリエーションルートで他人の敷地を通るのは気が引ける。
おそらくこの山だって私有地なのだろうし、無用なトラブルは避けたいのでここから入るのはやめて、登山道から尾根に取りつけそうな場所を探してみる。
 
少し進んだ所からなんとか尾根に登れそうな場所を見つけ、常緑の灌木の藪の中を登って尾根に乗った。
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ここからは明確な踏み跡を辿って登る。
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すぐに林道に出た。
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林道の擁壁に階段がある、と書かれていたが、それらしいものは見当たらない。
しばらく林道を右往左往して探し回る。
 
これか?
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階段というよりコンクリの壁につけられただたの窪み。
これを使って擁壁を越える。
 
急坂を登ると鹿避けネットが張られた植林帯に突き当たる。
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ネット沿いに尾根を進むとすぐに雨乞山。
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尾根伝いに歩いてゆくと、松茸山直下の岩場で展望が開けた。
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遠く都心のビル群が見える。

藪尾根歩きで期待しなかった展望が得られるとちょっと得をした気分になる。
 
そこから一登りで松茸山の頂上へ。
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倒木と藪に覆われた狭苦しいピーク。
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こういう地味な頂上は嫌いではない、そもそも山というのはこういうものなんだろうと思う。
  
この辺り、赤松の木はあったが、昔は松茸が採れたのだろうか?

 
ここまでは良いペースで歩けているが、予定ではこの先の尾根の下りで道に迷うはずなのであまりのんびりもしていられない。
 
旧正丸峠。
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登山道を歩いて正丸山へ。
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川越山の標識があるが、先の地図にはここが正丸山だと記されている。
 
ここから南沢左岸尾根を下る。
 
案の定この下りで尾根を1本間違えた。
  
藪っぽい尾根に入り込んでしまい、おかしいな?と思ったらすぐ右に快適そうな尾根が伸びているのが見えた。
あちらが本来のルートのようだ。
斜面をトラバースして正解尾根に乗り換える。
 
間違えたのはここだけで、無事に林道に降り立った。
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林道を下り、県道に出る。
長渕バス停の手前に地蔵尊があり、ここから初花沢左岸尾根に取りつく。
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この尾根に乗ってしまえばあとは簡単だ、と思っていたので気が緩んでしまったのだろう。
690m圏の小ピークを712のピークと勘違いして西に下ってしまった。
 
50mほど下って、あれ?こんなに下るはずはないな?と思ったら北に稜線が見えているのに気が付き、あわてて登り返した。
先ほどの小ピークから北東に下る尾根が続いていたのに気が付かなかった。
地図とコンパスを確認していればすぐに気が付いたはずなのに、ちょっと油断してしまった
 
その先はアップダウンを繰り返しながら尾根を歩く。
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植林もあるが、雑木林も多くて気持ちのいい道だった。
 
春先に登った岩菅山に到着。
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ここから兵ノ沢右岸の尾根を下れば早いのだが、ちょっと膝に違和感があったので、無理せず正規の登山道を下ることにした。
この下りで今日初めてハイカーと出会った。
 
14時すぎに芦ヶ久保駅に下山。
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ちょっと道に迷ったが、ほぼ予定通りに下山出来た。

14時24分の電車で秩父へ。
まだ時間もあったので昨年も行ったクラブ湯で汗を流し、秩父神社にお参りしてから忘年会会場へ向かった。
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秩父名物のホルモン焼き。
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山歩きの後のビールと焼き肉、最高!(笑)
 
2次会はいつもの餃子菜園へ。
ちょっと前にテレビで紹介されていたので、お客さん増えたんじゃない?とおかあさんに聞いたら「ウチは観光客が帰った後に店を開くから関係ないよ」と言っていた。
 
美味しい餃子をいただきながら久しぶりに会った友人たちと楽しく飲んで、最後は記憶が怪しいが無事に家に帰りついた。
 

 

 

2016年12月 5日 (月)

グミの滝

 12月3日、浦山川の上流、細久保谷の支流仙元谷にグミの滝を見に行ってきた。

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シーズンオフのトレーニングのつもりで始めた山歩きだが、気が付いたら毎週のように通うようになり、このブログもすっかり山ブログになりつつある。
 
藪尾根歩きも確かに楽しいのだが、釣り人の端くれとしてはやはり沢が見たい。
とはいえ、この時期に水に浸かりながらの遡行は厳しいので、道で歩ける沢を辿ってみようと思いたった。
 
という事で、今回は一応源流探訪。
 
 

 
コース図
Guminotaki_2  
 
コースタイム。
細久保橋ゲート(7:25)-登山道入り口(7:50)-グミの滝(8:55)-長沢背稜(10:50)-三ツドッケ(11:40)-天目山林道(12:40)-細久保橋ゲート(14:20)

ゲート手前の駐車スペースに車を停め、霜の降りた林道を歩き出す。 
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すぐに営林署の小屋がある、この辺りがシゴー平と呼ばれているらしい。
かつては10軒ほどの集落があったと聞く。
シゴーって何だろう?と思ったら菅ノ平がシゴー平に転訛したそうだ。
 
小屋の入り口にかけられた古い温度計は丁度0度を指していた。 
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この先で沢は細久保谷と仙元谷に分かれる。
山と高原地図では細久保谷をホンセン、仙元谷をシセンと表記されているが、これは林道工事が行われていた時代の呼称らしい。

仙元谷にかかる橋を渡り、さらに林道を進む。
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登山道入り口。ここから谷に沿って山腹をトラバースする道を進む。
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廃道になっていると聞いたが、橋は最近修復された感じ。
ただ、落石があったのだろうか、再度損傷を受けて傾いていた。
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ここの通過がこの道で一番いやらしかった。

その先はちゃんとした道が続き、快適に歩ける。
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下に沢音を聞きながら歩くのは実に気持ちがいい。
 
所々で桟道が朽ちていたが、問題なく歩けた。
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左手から地形図に水線の無い支流が出合うと
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沢が近くなり
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沢を渡って進むとワサビ田跡が見えてくる。
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その先の平地につぶれた作業小屋があり、道標が立っていた。
ここで登山道は沢を離れて斜面を登ってゆく。
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グミの滝はもう少し上流、ここからは道を離れて沢を登る。
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登山靴だと少々歩きにくい。
 
5分ほど遡るとグミの滝が見えてきた。
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木々が葉を落としている事もあるが、落ち口の向こうが空というのは新鮮だ。

滝の下まで寄ってみると、高さのわりに滝つぼは小さかった。
瀑風を浴びると顔が凍り付きそう。
  
すこし離れた所から滝を眺め、しばし癒される。
 
釣り糸を拾った、こんな所まで釣り人が入るらしい。
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滝を堪能した後は、先ほどの道標まで戻って登山道を登る。
ここから先は歩く人も少ないようで急に道が頼りなくなる。
 
古いテープの目印を頼りに薄い踏み跡を辿る。
 
大きく回り込むように滝を巻いて小尾根に取り付くと、グミの滝が真下に望める。
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樺の朽木にエノキタケが出ていた。
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今ひとつ状態が良くないのでスルー。
 

その先で再び沢に降りると、またワサビ田の跡がある。
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こんな山奥にワサビ田を切り開いた先人達の苦労はいかばかりであったろうか。
 
さらに登ると炭焼き窯跡がある。
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窯の横に立つ木の太さから見て、ずいぶん古いものだと分かる。

 
ここからは植林帯の急登。
一応ジグザグに道が切ってあるが、かなりキツい。
修行のような急傾斜を淡々と登って行く。
 
いつの間にか自然林に切り替わったと思ったら、上の斜面を鹿が横切った。
一瞬こちらを振り返り、目が合った途端に警戒音を出しながら駆け上って行った。
 
しばらくしてもう一頭。
 
あれ!?今のは鹿にしては小さいな。
なんか色も黒かったような・・・(^^;
 
 
ホイッスルを吹きながらさらに登る。

やっと稜線が見えてきた。
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稜線に到着。空が見えてからが長かった。。
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丁度三ツドッケから仙元峠方面に下って、一杯水からの道と合流する地点に出た。
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日当たりの良い稜線で倒木に腰かけて早めの昼食。
お湯を沸かしカップラーメンとおにぎりを食べる。
ケトルの上におにぎりを乗せて暖めていたら、バーナーごとひっくり返ってせっかく沸いたお湯をぶちまけてしまった。
先日の大ドッケでも同じ事をやった。全く学習能力がない。
 
この道は登山者が多いのだが、まだ時間が早かったのだろうか、誰も通らなくて静かに食事休憩を取ることが出来た。

風もなく暖かい陽だまりで休んでいると眠くなってくる。
このまま昼寝をしたらさぞいい気持ちだろうなあ、と思いつつ荷物を片付けザックに押し込む。 

大休止の後は一気に三ツドッケまで登る。
 
今日はここからシャクナン尾根を下ろうと思う。
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目の前のコブコブがシャクナン尾根。
三ツドッケに登った人なら分かると思うが、とても人が歩けるようには見えない。
 
私もネットで歩いた人の記録を見ていなければ絶対に行かなかった。
 
山頂からちょっと西に行った所から下る、ごく薄い踏み跡があった。
急斜面を慎重に下って鞍部に降りる。
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木が生えているのでまだいいが、両側とも全く下が見えないくらい切れ落ちている。
裸尾根だったら怖くて足を踏み出せなかったと思う。
 
コルを過ぎるとすぐに最初のコブに登る急斜面が現れる。
足がすくみそうな絶壁に見えたが、取り付いてみるとそれほどでもなかった。
 
一つ目のピークから見た三ツドッケ山頂。
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ここからの下りが怖い。
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足を滑らせたら一巻の終わり、という急斜面。
補助ロープを出そうか迷ったが、立ち木や根っこのホールドがあるのでそのまま下降。
 
いつも釣りに行く沢の高巻きの方がよっぽど高度感があって恐ろしいはずなのに、怖く感じるのは先入観のせいか、はたまた1500mという標高のせいか。。
 
2つ目のコブを過ぎるとやっと傾斜が弱まってきた。
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ここでやっと一息つく。
 
たしかに怖かったけど、過ぎてみれば面白かった。
三ツドッケの3つの山頂を全部登った人間は日本広しといえども・・・結構いるようだ。
 
先を急ごう。
 

先日歩いた大平山がゆったりとした山容を見せている。
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こんな日に歩きたかったなあ。

3つ目の小ピークを越えると尾根が広がり、方向が分かりにくくなる。
尾根形が明瞭な東の尾根に引き込まれそうになるが、コンパスで方向を確認し、修正しながら進む。 

葉が落ちていても少々藪っぽい広い斜面。
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コンパスを見ながら下ると、所々で古いテープ目印が正しい方向に向かっている事を教えてくれる。
こんな尾根を歩く物好きが多いのに驚かされる。

植林帯になり、尾根の形がはっきりしてくると

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天目山林道に出た。
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緊張感から解放されてホッと一息。
ザックを降ろし、この日初めてのタバコに火をつける。
 
ここからは少々回り道になるが林道を歩いて下る。

シャクナン尾根の後半も興味があるが、まだ行ったことがない細久保谷の源流部を見てみたかったのだ。
 
細久保谷の左俣になる氷栗沢。
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右俣の白殿沢。
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水量は氷栗沢の倍くらい、こちらが本流らしい。
魚が棲めそうな渓相だが、堰堤で分断されているのでどうだろうか?
 
三ツドッケに太陽が隠れると急に寒くなってきた。
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シャクナン尾根の後半部。
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いつか歩いてみたいが、多分もう2度と来ないと思う。
 
林道の切通し。よくこんな所を切り開いたものだ。
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徐々に水量を増す沢を見ながら林道を下る。
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仙元尾根の向こうに蕎麦粒山が見えた。
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細久保谷にかかる橋を渡る。
この辺りまで下ると水量も多く良い渓相、ついポイントを目で追ってしまう。
 
あの開き、白泡の脇、右のタルミ、としばしエアフィッシング。
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3匹ほど釣って満足し再び林道を歩く。
 
きれいな2条の滝。
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所々で沢を覗き込みながら歩くと、小型ながら何匹かの渓魚の姿を確認できた。
 

1時間半かかってようやくゲートに帰着。
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1時間もあれば下れるだろうと考えていたが甘かった。
山道と違って、大股でスタスタ歩いたせいだろうか、足がカクカクになってしまった。
 
 
この日は秩父夜祭りの日。
通過したのはまだ早い時間だったが、市内はすでに結構な人で賑わっていた。
私は何年も秩父に通っていながら夜祭りは一度も見たことが無い。
ちょっと覗いてみたい気もしたが、市内には車を置けそうな場所が見当たらなかった。
 
横瀬あたりから車を置いて歩いてくる人も多く、芦ヶ久保の道の駅も満車だった。
丁度世界遺産に登録されたばかり、しかも今年は週末と重なったのでいつも以上に人が多いのだろう。
  
秩父に向かう車の列を横目にまっすぐ帰路に着いた。
 
 



 

 

2016年11月24日 (木)

大ドッケ

 23日勤労感謝の日、秩父の大ドッケ周辺を歩いてきた。

先日三ツドッケに登った後、どうせなら秩父の「ドッケ」を全部登ってみよう、と思ったのである。
 
そもそも「ドッケ」とは何か。
私は最初「峠」の転訛だと聞いたのだが、一般的には「尖った峰」の事だと言われているようだ。
ただ、昔の朝鮮語に由来するなどの説もあって何が正解か分からない。
 
そんな訳での大ドッケなのだが、この山には正規の登山道は通じていない。
ただ、地図に描かれていないだけで、川俣から峠の尾根を通って登る道があるというのは知っていた。
 
でもそのルートの往復では面白くないし、行程的に半日もかからないので、そのためにわざわざ行くのも勿体ない。
そもそも大ドッケなんて、最近でこそフクジュソウで有名になったが、本来そこだけを目指して登るような山ではない。
 
地図とにらめっこしながらあれこれ考えていると、細久保谷支流カラ沢右岸の大ネド尾根というのが登りに使えそうな事がわかった。
さらに、浦山大日堂からスタートして、大ネド尾根から大平山に登り、帰りに大ドッケを通って大日堂に下れば「大」づくしの山行になって面白そうだ、などと、例によって下らない事を思いついた。
 
こんなどうでも良い理由で山に登るのは、日本広しといえども私くらいのものだろう。

 
と、いうことでコース図。 
Oodokke
 
コースタイム
7:05(浦山大日堂)-7:25(大ネド尾根取り付き)-8:30(985圏台地)-9:45(大平山稜線)-10:20(大平山)-11:00(大ネド尾根分岐)-10:15(独標)-11:25(大ドッケ)-13:05(地蔵峠)-13:20(浦山大日堂)
 

浦山大日堂の駐車スペースから車道を少し戻り、川俣橋を渡って林道へ。
橋のたもとに置かれた木彫りの河童に「行って来るよ!」と声をかけて橋を渡る。Rimg4232_640x480
ビール片手に釣りをしながら「おお!気をつけてな!」

と言ってくれた・・・ような気がした。

紅葉の細久保谷。
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しばらく沢沿いに林道を歩く。

カラ沢にかかる橋を渡ると、水道施設がある。 
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私は小心者なので、初めて歩くルートは事前にネットで調べて行くのだが、それによると、ここの階段から大ネド尾根の派生尾根に乗れるらしい。
取り付きに階段を使えるというのはとても魅力的だが、ここから取り付くと途中で岩場にブチ当たって難儀するとも書かれていた。
 
なのでここはスルーして・・
ここから取り付く。
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だが、思ったより傾斜がキツくて登れない。
斜面に這いつくばっていたら、丁度通りがかった軽トラのおっさんが不審な顔をしてこちらを見ていた。
軽トラが行ってしまった後、どうにか斜面をトラバースする踏み跡を見つけ、これを使って林道をすぐ下に見ながらしばらく進む。
すると、つぶれた小屋があって、そこからつづら折れで上に登る作業道に乗ることが出来た。
最初からこの廃小屋から取りつくのだった。
 
それでも、この道を使って取り付きの急斜面を越えられたのでずい分楽ができた。
 
途中から道を外れて尾根筋を行く。Rimg4243_640x480
スギとヒノキの境界の尾根を直登。

植林帯の急登を過ぎると自然林になる。 
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あと2週間早ければ紅葉のプロムナードだったのに・・
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カジカエデ発見。 
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秩父では見たことが無いと思っていたが、単に私が気が付いていなかっただけだった。

1時間少々の登りで985圏の平坦地に到着。
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自然林の広い台地が広がっていた。

わずかに残った紅葉の向こうに三ツドッケ方面が見える。
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尖った山の右が三ツドッケのピークの一つだと思われるが、頂上は雲に隠れていた。

ここからは自然林の中の気持ちよい尾根歩き。
さほど傾斜もキツくなくて、新緑の時期に歩いたら最高だろう。
 
ミズナラの巨木。
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こんなにいい森なら、野生動物にとって絶好の生棲地だろうなあ、と上を見たら。。 
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クマ棚多数。
やっぱり。(笑)

この辺りはクマとの遭遇話を多く聞くので、用心のためホイッスルを吹きながら歩く。
 
緩い斜面を過ぎると、一気に100mくらい高度を稼げそうな急斜面になり、そこを登りきると傾斜が緩んで大平山のピークが見えてきた。
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ほどなく大ドッケから続く稜線に出た。
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稜線に乗った途端、西からの冷たい風が吹きつけてきた。
今まで風裏を登ってきてちょっと汗をかいていたのが、一気に冷やされる。
ウインドブレーカーを着こんで大平山へ向かう。 

この稜線、以前はスズタケの藪をかき分けるように進む道だったらしいが、今は枯れて快適に歩ける。

すぐに登りになり、1465mのピークを越えると左手に林道が見えた。 
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天目山林道の支線だろうか?

その先の平坦地で道は林道と並行する。 
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大平山に向かって最後の登りにかかると、林道は山を巻くように左に逸れていった。
おそらくそのまま回り込んで、大平山のさらに先、七跳山に向かう途中の大クビレと呼ばれる鞍部で天目山林道につながっていると思われた。
 
ここで「どうせならそのまま大クビレまで行って、この林道で戻って来ようか?」という考えが頭をよぎった。
そうすれば今回の山行に、さらに「大」を一つ追加できる。
 
そう考えたらなんとなくワクワクしてきて、足取りも軽く大平山へと登る。
 
が、見えてきた山頂付近はガスってる感じ。
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大平山に到着。 
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三角点と小さな標識だけの地味な頂上。
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私はひねくれ者なので、展望も無くほとんど人も来ない、こんなひっそりとしたピークが好きである。

満足感に浸りながら山頂タバコを吸っていたら、パラパラと雨が落ちてきた。
稜線に出てから、ここまでも何回か雨粒が落ちてはきたが、今回はちょっと降りが強い。
急に風も強くなり、一気に寒くなってきたので慌てて合羽を着る。
 
だが、手がかじかんでファスナーがなかなか掛けられない。ついさっきタバコに火をつけた時には何ともなかったのに。。
指先を息で暖めながらなんとか閉めたが、その間にも雨風がさらに強くなってきて、雨に混じって小さな氷の粒がパチパチと合羽を叩き始めた。
 
ふと見ると、たった今登ってきた道がガスに巻かれて消えかかっていた。
「これはマズい!」
直感的に身の危険を感じ、すぐにザックを背負って出発。
逃げるように来た道を下る。
 
もう大クビレどころではない、今はとにかく一刻でも早く下山する事しか考えられない。
恐怖に駆られて早足で歩くと、50Mも下らないうちに雨は止んで視界も開けてきた。
荒天は頂上付近だけだったようだ。
 
それでもまだ雨雲が追いかけてくるような気がして、足を止めることが出来ない。
林道と並行する辺りまで戻ったところで、ようやく少し落ち着きを取り戻して歩をゆるめた。
 
動転していて気が付かなかったが、指先が冷え切って刺すように痛い。
手を擦りあわせたり、息を吐きかけたりして指先を暖めるがなかなか回復しない。
結局、右手の親指だけは家に帰っても痺れたままだった。
もうすこし長くあの状況にさらされていたら凍傷にかかっていたかも知れない。
やはり山は怖い。
  
平常心を取り戻したところで、ゆっくりと大ドッケ方面に歩き始める。
この先は道を外さないよう気を付けて行かなければ。
 
落ち葉に埋もれてはいるが、なんとか道は判別できる。
林野庁の境界標や石標、所々に新しいテープの目印もつけられていて、さほど難しくはない。
ただ、この手の目印だけに頼って歩くと痛い目に遭うので、要所々々で地図とコンパスを出して確認しながら進む。
 
無事に1315の独標に到着。
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ここが本来の大ドッケだとの説もある。

矢岳の向こうに両神山が見えた、あっち方面は晴れているような感じ。
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ちょっと下って登り返す小さなピークが
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大ドッケだった。
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思ったよりも小さなピークで、大ドッケという感じがしない。

武甲山から大持山の稜線が見えた。
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ここから東側の尾根を下る。
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間違えないようコンパスで方向を確認しながら下るが、方向的には正面に見える大持山を目指して進めば良いわけで、ここまで来ればもう間違いようもない。

鹿避けネットがあったが、これはあまり意味をなしていないような・・ 
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右側の視界が開けたところで、登ってきた大ネド尾根が見えた。 
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自然林の良い尾根だ、今度は新緑か紅葉真っ盛りの時期に歩いてみたい。

1050m付近でまた尾根が分かれる。 
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ここはマーキングが無かったら間違えそう。

  
標高900mくらいから紅葉が戻ってきた。 
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目に鮮やかな紅葉でなくても、色づいた森を歩くのは気持ちがいい。 
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新秩父線61号鉄塔。 
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春に歩いた高ワラビ尾根が見える。 
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あまり楽しい尾根ではなかったが、遠目に見ると恰好良い。
 
ここからは鉄塔巡視路を下って、地蔵峠へ。
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ここまで下ればもうすぐ。

林道手前の倒木にムキタケが出ていた。 
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無事に登山口に到着。
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ただいま~! 
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13:20分、駐車地の大日堂に帰着。 
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予定より早く下山することができた。
 
山頂の天候急変でちょっと怖い目に遭ったが、無事に下山出来て良かった。
大クビレに寄れなかったのが心残りだが、この山域は良い時期にもう一度歩いて見ようと思う。
 
 
 
 
 

2016年11月21日 (月)

浅間嶺

  日曜日、家内と一緒に奥多摩の浅間尾根を歩いてきた。
 
コース図
Sengenrei
 
コースタイム
払沢の滝入り口BS(7:34)-浅間尾根登山口BS(8:09)-数馬分岐(9:10)-浅間嶺展望台(10:55)-そば処みちこ(11:50)-払沢の滝駐車場(13:40)

払沢の滝駐車場に車を置き、数馬行きのバスで浅間尾根登山口へ。
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ここから車道を歩いて尾根に取りつく。
この登りがこのコースで唯一の登りらしい登り。
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バス停では他にも数組のハイカーが降りたが、みんな他の山に行ったようで、途中で2組に抜かれただけでゆっくりと歩くことができた。
  
今日は気温が高くて、日の当たる場所はちょっと暑いくらいの陽気。
  
それでも、家内に合わせていつもの半分くらいのペースで歩いたので、ほとんど汗もかかずに浅間尾根に乗り、数馬分岐に到着。
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ちょうどベンチがあったのでここで休憩。

ここからはゆるいアップダウンの尾根道。
思ったよりも雑木林が多く、所々で紅葉を愛でながら気持ちよく歩けた。
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ダンコウバイの黄葉、日を浴びて金色に光って見える。
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途中の伐採地では御前山が目の前に見えた。
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この尾根道は展望が良い。
 
2時間弱で浅間嶺の休憩所に着き、ここで小休止。

休憩所から10分ほど上ると展望台。
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大岳山。
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御前山
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左奥には三頭山。
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この3つで奥多摩三山と呼ばれているらしい。

その奥には石尾根の六つ石山方面が見える。
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南側には富士山がきれいに見えた。
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秩父の山から見るよりも一回り大きい。
ここからでは知る由もないが、この日富士山では遭難者が出ていたらしい。

下り道できれいに黄葉している木があった。
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葉が対生しているので間違いなくカエデの仲間なのだが、この大きな葉は見たことがない。
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カナダ国旗のシュガーメープルによく似ている。

帰ってから調べてみたらカジカエデらしい。
カエデの種類が豊富と言われる秩父でも、これは見た記憶がない。
 
下山途中、時坂峠の手前にある「そば処みちこ」というそば屋に寄り道。
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丁度昼なのでここで昼食にする。
 
手打ち二八そば天ぷら付きとさしみこんにゃくを注文。
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さしみこんにゃく、すごいボリューム!
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プルプルの食感でなかなか美味しい。
 
二八そばと天ぷら。
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大盛りを頼んだら結構な量。
 
天ぷらはサクサクで美味しかったが、ソバは風味が弱くてちょっと期待外れかな。

ちょうどソバの端境期なので去年の粉だったのかも知れない。
来月になれば新そばに切り替わって、風味豊かな蕎麦がいただけるのではないかと思う。
 
もっとも、ここは12月から3月まで冬季休業に入ってしまうので、来年春まで食べることが出来ないのだが・・・(笑)
 
ここからは車道と山道を交互に下って駐車場へ。
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オオモミジが鮮やかに紅葉していた。
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桜の花も
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これは何という桜だろう?

 
駐車場に戻った後、せっかくなので払沢の滝を見て。
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バス停前の豆腐屋で豆乳ソフトクリームとおからドーナッツを購入。
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有名店らしくて行列ができていた。
 
自分一人だったら、この辺の観光は間違いなくパスしていた。
 
予定より時間を食ってしまい、帰路に着いたのは14時半。
五日市街道の渋滞にハマってしまったが、1時間半ほどで家に着いた。
 
この辺りの山は初めて来たけど、思ったより雑木林が多くてなかなか良い山歩きができた。
次に来る時はもう少し登り応えのある山に登ってみようと思う。
 
 
 


 

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