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日常

2020年8月22日 (土)

千鹿谷鉱泉



 千鹿谷鉱泉に行ってきた。
Rimg3511
一度は閉館したと聞いていたが、建物の解体前に期間限定でお風呂だけ入れるらしい。
 
本当は近くの藪山でも軽く歩いてから、と思っていたのだが、さすがにこの猛暑の中で低山歩きはキケンである。

10時過ぎに着くと駐車場にはすでに先客の車が3台停まっていた。
この手の情報はマニアの間にはしっかり伝わっていたよう。

受付には例によって誰もいない。 
Rimg3500
 
料金箱にお金を入れて勝手に入る。
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浴室には先客が二人いたが、入れ替わりで出て行ったのであとはゆったりと一人でお湯につかってきた。
Rimg3499
二人も入ればいっぱいの浴槽、洗い場の床が腐って抜けていた。

30分ほど浸かっていたらのぼせそうになってしまった。

玄関の張り紙、前回は今後の事が書かれていなかったが、これを見る限りまた再開してくれそうな感じ。
Rimg3497

良いお湯だったので、是非新装して再開してもらいたいものだ。


2020年6月11日 (木)

手術顛末記

 盲腸の手術をしてきた。
 
本来なら先月中にやる予定だったものが、コロナの影響で先延ばしにされていたのである。
以下はその顛末。

手術の前に検査をいくつか受けさせられた。
まず、1週間前に大腸の内視鏡検査。
手術の時に他の病気が見つかると面倒なので、あらかじめ調べておくのだそうだ。
 
検査前日から食事を制限され、おかゆとスープしか口に出来ない。
一日中空腹でかなりつらかった。

当日は何も食べずに病院へ。

他の患者5人と一緒に説明を受けてから下剤を飲まされる。
ムーベンという液状の薬で、微妙に塩味ととろみのある水を2リットル。
200ccづつ10分おきに飲むと、30分くらいで催してきてトイレとの往復になる。
 
便が水状になるまで繰り返し、確認してもらってOKが出た人から検査になる。
最後の方は完全に水で、気を抜くと漏れてしまいそうで怖い。
私は7回目くらいでOKが出た。
着替えて点滴をされ、検査室へ。

上は検査着だが、下は後部が大きく開いた不織布のパンツを購入させられた。
こんなもん無くても良いじゃん、という感じだが、検査スタッフも余計なモノは見たくないのだろう。

尻を突き出すような格好で横向きに寝かされ、ゼリーのようなものを塗られてから内視鏡を突っ込まれる。
 思ったより痛くない。
が、なんというか・・・全身を骨抜きにされるような感覚で、これはもう2度とやりたくないと思った。

途中で目が回って気持ちが悪くなってきた。
吐き気がする、と訴えると「血圧測って」と腕に血圧計を巻かれた。
いや、その前に洗面器くれよ、というレベルの話なんだけど。。
 
血圧が70くらいまで下がったので一度中断。
管を抜かれて体を起こされると、びっしょりと脂汗をかいていた。
空腹の上に、急に腸に刺激が加わったせいだろうか。
 
落ち着いてから再開、今度は問題なく進む。
「はい、一番奥まで入りました。これからゆっくり戻りながら再度チェックしていきます」
ここで仰向けにされて、モニターを見せてくれた。
自分の腸の中を初めて見たが、不摂生を極めている割にはずいぶんと綺麗なものであった。
 
40分ほどで検査終了。
「小さなポリープがありましたけど、帰路では見つけられなかったくらい小さなモノなので問題ないでしょう」と言われた。
心配でしたら何年か後にもう一度検査を受けてくださいとの事だが、もうあれは御免である。

入院の二日前にPCR検査と肺のCT。
以前は無かったもので、余計な費用が掛かるのが腹ただしい。
まったくコロナの野郎、どこまで迷惑かけてくれるんだか。。
 
急造感満載の検査室。
Dsc_1310  
結果が気になったが、最後まで知らされなかった。
ま、陽性だったら保健所から連絡があるはずだから、問題なかったのだろう。

手術前日に入院。
午前中に病院に行くと、そこからまた絶食。
こんなことなら朝はもっとしっかりと食べてくるのだった・・・
しばらく酒が飲めなくなると思って、昨晩飲みすぎて二日酔いだったのだ。
  
午後からは担当の看護師、薬剤師、手術室の看護師、麻酔医と入れ替わりやってきて問診と説明を受ける。
既往症やアレルギーの有無、生活習慣など、同じような質問を何度もされてウンザリ。
同じ病院なんだからこういうの一元化しろよ。

たしか2週間前の診察でも同じ事を聞かれた。
その時、喫煙習慣があると言ったら「今すぐに禁煙しろ、手術が終わるまで1本も吸うな」
などと訳の分からない事を言われたのだ。
私は素直な性格で、医者の言う事は神の託宣の如く死守するのだが、これに関しては聞かなかったことにした。

タバコは吸ってませんよね?と再度確認され、「はい、大丈夫です」などと真顔で答えたが大嘘である。今日の朝まで普通に吸っていた。
吸っていると手術は出来ませんからね、と言っていたが、いつからそんな面倒くさい事になったのだろう?
 
当日の朝、看護師が来て浣腸をされる。
若い女性にこういう事をされるのは複雑な気持ちである。

今回は朝一番の手術で、9時過ぎに手術室に向かう。
 
緊急の事態に備えて家内が着き添ってくれたのだが、今は家族でも病棟に入れないので、会えたのは手術室に入る直前だけ。
貴重品だけ預けて手術室へ。

最初に術衣に着替えるのだけど、下はそのままで良いという。
寝る前に替えてしまった方が早いのでは?と思ったが、女性などはスタッフの前で下を脱ぐのに抵抗があるのだろう。

手術台に横になり、酸素マスクをされる。
昔、手の手術をした時にやはり全身麻酔を受けたが、その時は麻酔用のマスクを着けてガスで眠らされた。
今は点滴で麻酔薬を入れるらしい。
 
「はい、ではこれから眠くなります」と言われたが、全然眠くならない。
不安になりかけた時、突然後頭部を引っぱられ、強引に眠りの淵に引きずり込まれるように意識を失った。
 

夢の中で名前を呼ばれて目を覚ますと、担当医が「はい、終わりました。無事に成功しましたよ」と伝えてきた。
え!?いつの間に?という感じで、ほんの一瞬の事に感じられたが、実際には2時間ほど経っていた。

感覚が戻ってくると、下腹部が痺れたように痛むのと、喉がかすれたように痛むのを感じた。
ストレッチャーに移され、手術室を出たところで家内と面会させてもらえた。
清明な意識で話をしたつもりだったが、何を話したかよく覚えていない。
 
先生の話では、摘出した虫垂は膿がたまっていて、放っておいたらまた炎症を起こしていたとの事。
切っておいてよかった。

その日は回復室で過ごした。
すこし熱が出て、やたらと喉が渇くのに水は飲ませてもらえないので、何度もうがいをさせてもらった。
薬の影響か、とにかく眠くて、目が覚めている時以外はずっと眠っていた。(当たり前か)
 
翌日になると大分痛みも引いてきて、起き上がれるようになった。
それなりに痛むものの、歩くのも問題ないので、午前中に病室に戻された。

とりあえずじっとしていれば痛みも出なくなったので、暇な時間はずっと本を読んで過ごした。
前回入院した時に本が足りなかった経験をふまえて、今回はキンドルの電子書籍リーダーを用意して来た。
これはずいぶん役に立った。
片手で持って操作できるくらい軽いし、暗い所でも読める。文字のサイズも変更できるから老眼鏡をかける必要も無い。
もっと早く購入しておくのだった。
 
手術から2日目の夜にやっと食事が出た。
と言っても5分粥がほんの一口程度に、離乳食みたいなおかずと味噌汁。
幼稚園児だってもっと食べるだろ、という程度の量で、空腹をこらえるのが大変だった。

食事は次の日から全粥になったが、量は相変わらず。
おかずも、味付けは良いのだけど薄くて物足りない。

普段の食事に比べると、糖質が1/2から1/3くらい、タンパク質は1/2、脂質は1/10以下。
塩分も半分以下で、生活習慣病とか裸足で逃げ出すくらい健康的な食生活を強いられた。

しかし、人間の適応力と言うのはすごいもので、こんな食事でも慣れると満腹感を覚えるようになるのである。
帰ってから社会復帰できるのか? と不安になった。

何事も無く術後の日々を過ごし、経過が良好なので一日早めましょう、という事で4日目には無事に退院することが出来た。


これで心置きなく山に行くことが出来る。
 

 

2020年5月11日 (月)

夏日の散歩

また散歩の話。
正直、他にやる事がない。。


どこにでも生えているハルジオン 
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最近、ヒメジョオンとの見分け方を知った。
中央の主軸より、脇の側枝の方が長いのがハルジオンなのだそうだ。
・・・まぁ、かなりどうでもいい知識である。


今日は少し足を伸ばして、行ったことのない雑木林に踏み入ってみた。
ここはまだ若い木が多い。
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アヤシイ踏み跡に誘われて奥に入ってみると。 
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知らないキノコが群生していた。
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マトモな食菌でない事は予想できたが、暇なので調べてみた。
 
フミヅキタケ?と思ったがツバが無い。
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ツバナシフミヅキタケかな。
調べてみたが、可食とも毒とも書かれていて良くわからない。
とりあえず美味しいキノコでは無いらしい。
 
ガマズミの花。
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これは分からなかったのだが、調べてみたらマユミの花だった。
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ここは秋に実が生る頃にまた来てみよう。
 
河原のミズキはそろそろ終わり。
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マメ科の雑草、何だろう?
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ナヨクサフジと言うらしい。
漢字で書くと弱草藤なのだとか。

2時間ほど歩き回って帰宅、この日は曇っていたが気温が高くて結構汗をかいた。


家の小さな庭に植えたフキが増えて、いいかげん邪魔になってきたので少し間引いた。
 
ちょうど、Kurooさんにタケノコをいただいたので一緒に炊いて見た。 
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売っている物よりだいぶ細いけど、香りが強くて別物のように美味い。
フキってこんなに美味しかったのか。
タケノコも丁寧に下処理されていて、上品な一品になった。

Kurooさん、ありがとうございました。



2020年5月 7日 (木)

森林浴散歩

 暇にあかせて家の近所をさまよってきた。

ネットを見ていると、今も普段と変わらず山や釣りに出かけている人がいる様子。
私は自分の判断で山を控えているだけなので、「不謹慎だ!」などと非難するつもりはない。
山に行く人の言い分は私にも理解出来るし、よくわからないけどパチンコ店に並ぶ人にだって彼らなりの理があるのだろう。

考え方は人それぞれ・・・

と、頭では理解しているつもりでも、やはり人の山行記事を読むと、何か心に引っかかりを感じてしまう。。

こういうマイナスの感情を抑制できない人が自粛警察になってしまうのかも知れない。
もっと広い心を持てるようになりたいと思う。
 
そんな訳で、モヤモヤを解消するために散歩に出かけた。

今日も身近な花の観察。
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ヒルザキツキミソウ?と思ったらユウゲショウのよう。
十文字のめしべがかわいらしい花だが、アスファルトの裂け目からたくましく成長していた。
 
小さな雑木林、子供が小さい頃はよくカブトムシを採りに来た。
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林床に白い花の群落。
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ハナニラかと思ったが違う。
 
オオアマナという花のようだ。
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外来種で繁殖力が強く、問題になっているらしい。
ここでも、管理している人たちに駆除されたと思われる大量の花が抜き捨てられていた。

10分もあれば1周してしまう小さな林だけど、木々の緑の中を歩くのは気持ちがいい。
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自然の中で木に親しむ森林浴が健康に良いと言うのは広く知られている。
木々の出すフィトンチッドという物質の効果であるという。 
でも、これはもともと木が病原菌や害虫から自分の身を守るために放出する有毒物質なのだとか。

人間は昔から植物のアルカロイドを薬として利用してきたが、フィトンチッドはそこまで強く作用しないようだ。
微量の毒性分が体に入ると、その刺激で体内の防御機能が活性化し、免疫力が高まるという事らしい。
フィトンチッドの効果だけではないだろうが、実際に森林浴で免疫力が上がったという研究結果も発表されている。
たしかに、私も山歩きを始めてからあまり風邪をひかないようになった。
 
免疫力という言葉は最近注目されるキーワードになっているらしい。
「発酵食品が効果的」などと誰かが言った途端、スーパーの棚から納豆が消えたなんていう話も聞く。
そんな騙され 影響されやすい国民性だけに、「森林浴が効果アリ」なんて広まってしまうと、多くの人が山に殺到してしまうのではないかと心配になってくる。(笑)
 
近年、あちこちで見かけるようになったナガミヒナゲシ。
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これも外来種、他の植物の生育を阻害する物質を出して分布を広げるので問題になっている。
花がきれいな上に、夏までには種を飛ばして枯れてしまうので、あまり積極的に駆除されていないようだ。

植物の場合、外来種より帰化種と言う呼び方が一般的なように思う。
ある植物学者によれば、野生化して勝手に生えているのが帰化種で、チューリップのように人間が管理しているものが外来種なのだそうだ。
魚で言えばバスやギルは帰化種で、ニジマスなんかが外来種という事になるのだろうか。(ニジマスも一部で野生化しているが。。)

なかなか芽を出さないので、名前がわからなかった木がようやく芽吹いた。
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ネムノキだった。
夏が立ってやっと起きだすとは、名前に違わず相当な寝坊助である。

この木が幻想的な花を咲かせる頃には、今の騒ぎが少しでも落ち着いてくれると良いのだけど。
 
 





 


2020年5月 4日 (月)

自粛日記2 蕎麦打ち

暇なので、久しぶりに蕎麦を打った。
 
以前はちょくちょく打っていたのだけど、ここ数年は新そばが出た時と、年末の年越しそばくらいしか打たなくなった。
そば粉を買っても、使いきれずに無駄にしてしまう事が多かったので、今回は在庫処分である。
 
ちなみに私は趣味で打っているわけではない、美味い蕎麦を食べたいから仕方なく自分で打っているだけである。
趣味で打って持て余している人がいたら分けてほしいくらいだ。

蕎麦打ちは高等技術のように思われがちだが、コツさえつかめば誰でも出来る。
せっかくなので、いかに簡単かというのを説明してみようと思う。

まず、一番大切なのが粉の選択である。上手く打てない人は大抵ここで失敗している。
どんな名人でもダメな粉ではまともな蕎麦にはならないし、逆に良い粉を使えば初心者でもそれなりの蕎麦になる。
スーパーなどで売られている粉ではなく、必ず手打ちそば用として売られている粉を使う事。

私のおすすめは高山製粉さんの「八ヶ岳」という粉。
これは私が初めてまともに打てた粉で、風味も香りも良く、二八で打てば初心者でもまず失敗しない。
ここは他にも色々な種類の粉を出しているので、ある程度上達したら他の粉にチャレンジしてみるのも良い。

もう一つ、私が最近主に使っているのは柿沼製粉さんの「究極のそば粉」。
非常につながりが良くて、私の腕でも10割の蕎麦が打てるくらい良い粉である。
 
ただ、私はのど越しの良い蕎麦が好きなのであえて二八で打つ。
今回はそば粉300gにつなぎ60gのいわゆる外2と言われる分量で作った。これで3~4人分。

最初にそば粉とつなぎ(中力粉)をこね鉢で混ぜる、ふるいを使うとダマにならない。
こね鉢が無ければ大きめのボウルや鍋でもいい、ビニール袋でやってしまう人もいるらしい。

粉がしっかり混ざったら、水を加える。
水の量はメーカーの指定があればその通りに。最初に全量入れず、様子を見ながら足してゆくと失敗が少ない。
今回は165gの水を入れ、後から少しずつ足していった。霧吹きを使うと微調整しやすい。

最初は手の指を広げ、頭を洗うようなイメージでざっくりと混ぜてゆく。
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この作業が水回しと言って一番大切な工程である。これを適当にやると蕎麦がつながらずボロボロと切れてしまう。
急がず時間をかけてしっかり粉に水を含ませよう。
この時に蕎麦の香りがフワ~っと立ち上ってきて幸せな気分になれる。

粉に水が行きわたってくると、勝手にまとまってオカラのような状態になる。
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こうなったら手のひらを使ってまとめていく。

一度まとめてしまうと、もう水を足す事はできないのでこのタイミングはいまだに緊張する。
水が足りないと伸した時にひび割れてしまうし、多すぎるとベタベタのズル玉という状態になって伸せなくなる。
何度か打って感覚的に覚えるしかないが、とりあえず指定の分量で加水すればまず失敗しないと思う。

玉にまとめたら、体重をかけてこねてゆく。 
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玉全体がしっとりして滑らかになるまでこねる。
 
ヘソ出しをして表面のしわを消したら完成。
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伸し板に乗せ、麺棒を使って伸してゆく。むらなく均等な厚さになるように。
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伸し板が無ければテーブルの上でもいいが、部屋が粉だらけになるので要注意。
 
伸し方は色々な方法があるみたいだが、私は麺棒を2本使って四角くする。
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ここは私も未だに上手く出来ない。
最初のうちは多少形が崩れても、とにかく出来るだけ薄くする事を心がけるといい。
 
伸しが終わったら、破かないように気を付けながら畳む。
打ち粉はケチらず景気よく使わないと、くっついて分厚い蕎麦になってしまう。
うどんと違って、そばは畳んだ所で切れるのであまり小さく畳まない事。
今回は50×70センチくらいに伸して4つに畳んだので25センチ×35センチになった。

25センチの長さで切って行く。
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この場合、包丁も1尺程度の大きさがあると良い、なければ家庭用の菜切り包丁とかでも20センチくらいのそばは切れる。
購入するのなら高価なものは必要ないが、あまり安い物はやめた方が良い。私も包丁を変えてから格段に上手く切れるようになった。

切り幅をそろえるために駒板はあった方がいい。
わざわざ買う必要は無い、私は100均の杉板と角材で作った。

私にしては上出来。本当は末端を切りそろえるのだが、面倒だし勿体ないので私は切らない。 
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打ったら出来るだけ早く茹でよう。
蕎麦が風邪をひく、と言うのだが、乾燥して切れやすくなるし酸化して風味も落ちる。
 
出来るだけ大きな鍋で、必ず1人前づつ茹でる。
茹で時間は麺の太さによるが、再沸騰後1分から1分半くらい。

冷水でしめたらしっかり水を切って完成。
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我ながらなかなかの出来。
去年の粉だが、冷蔵庫で保管しておいたので風味も落ちていない。
下手な蕎麦屋よりは美味いと思う。


かなり大雑把に紹介したが、これなら自分にも出来そうと思われたのではないだろうか。
もし興味を持たれたら、もっと詳しく打ち方を説明しているサイトが沢山あるので、そちらを参考にしてもらった方が間違いない。



 

2020年4月28日 (火)

自粛日記

なんとも窮屈な世の中になってしまった。
 
私は、車で行って人に会わないように行動する分には、山でも釣りでも問題ないと思っていたのだが、地方に住んでいる人からすると、とにかく他県ナンバーの車が走っているだけで不安を感じるらしい。

目に見えない相手だけに、過剰に警戒してしまうのだろう。
でも、自分が逆の立場であれば、やはりいい気持ちはしないだろうと思う。
 
車で通過するだけで迷惑をかけてしまうのであれば、もう行かない方が良い。
コソコソ出かけるのも、真面目に山を我慢している人たちをバカにしているようで気が引ける。

そんな訳で当分の間、山は自粛することにした。

アカヤシオに会えないのは残念だが、花は来年も咲く。


STAY HOMEの週末、気分転換にすこしだけ近所を散歩してきた。

いつも川遊びやバーベキューの人で混雑する河原は、いつの間にか駐車場が閉鎖され、自粛の看板と横断幕がベタベタと掲げられていた。

そんな逆境のなか、まさにその自粛看板の真下で酒盛りをしているグループが一組。
見上げた根性である。
バーベキューというのは、それでも敢行しなければならないほど魅力的なアクティビティなのだろうか。

もっとも、世間一般の人から見れば、勝手な理屈をふりかざして山に行く人も彼らと大して変わらないのかも知れない。 


今の時期、道端に色とりどりの花が咲いている。
ただ歩いているだけでは能がないので、知らない雑草の名前を調べてみた。

あちこちに小さな群落を作っていた紫色の花。
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帰ってから調べてみたらムラサキサギゴケと言う花らしい。
よく観察してみると、野に捨て置くのが勿体ないくらい綺麗な花である。

 
これもよく見かける花だが名前を知らなかった。
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ヘラオオバコ。
背も高くて大きいが、言われてみれば葉も花もオオバコに似ている。

木でも草でも、名前を知ると愛着が湧いてくるから不思議である。
 
オニグルミの花。
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初めて見たが、これが実をつける雌花なのだとか。
子房がわずかに膨らんでいるように見えるので、もう受粉した後なのかも知れない。
 
同じ木で、葉腋に垂れ下がった花序が雄花。
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こちらはまだ開いていないように見える。
オニグルミは雌雄同株だが、雄花と雌花の開花時期をずらす事で自家受粉を避けているのだそうだ。
この株とは逆に、雄花が先に熟す木が近くにあるのだろう。
樹木の生存戦略ってすごい。

 
ただの散歩でも、色々と発見があった。
いい機会だから、少し身近な草木を観察してみる事にしよう。

 


2020年3月25日 (水)

入院顛末記

先日、盲腸を発症して入院する羽目になった。以下はその顛末記。
 

明け方3時ごろ、胃がチクチクと痛んで目が覚めた。
何だろう?昨日変なもの食べたかな?
昨晩食べたアジにアニサキスでもついていたのだろうか、でもアニーちゃんならこんなものでは済まないはず。
ひょっとして、こないだ食べたアラゲキクラゲが、実は知らない毒キノコで、時間差で発症したのだろうか?
あれこれ考えてみるも、思い当たる節はない。

朝まで眠れず、そのまま起床し普通に朝食をとる。
痛みは胃から少し左下に移動し、左の肋骨の下あたりがシクシクと痛む。
下痢や吐き気は無いので食あたり系ではなさそう、熱も無い。
市販の胃腸薬を飲んで様子を見たが、改善しそうも無いので今日は休養して様子を見ることにした。
 
時間が経っても状況は良くならず、それどころか悪化している感じ。
鼓笛隊の太鼓が腹の中で鳴っているように、一定のリズムで痛む。
10時まで我慢したが、どうもこれはただの腹痛ではなさそう。
腹を壊した時のような波のある痛みではなくて、一か所が続けて痛む。しかもだんだん痛みが強くなる。これは絶対におかしい。

意を決して医者に行く事にする。
 
10時過ぎ、近所のかかりつけ医に。
かかりつけ、と言っても実の所、私はこの医者を全面的に信頼しているというわけではない。
ここの先生はちょっとクセがあって、以前、高熱が出てインフルエンザを懸念して受診した時など
「予防接種受けたの?なら検査なんかしなくてもいいんじゃない?オレならしないなあ」
なんてことを平気で言う。
検査は陰性で「ただの風邪ですね、暖かくして安静にしてください。はい、良いですよ」と薬も処方しない。
「あの、薬は出ないんですか?」
「薬なんか飲んでも無駄だよ、風邪に効く薬なんて無いから」とにべもない。
「でも喉痛いんですけど。」
「じゃ喉の薬だします」
「咳も出ます」
「咳止めね、他には?」
「解熱剤もお願いします。」
「解熱剤ね、以上で?」
寿司屋で注文しているような錯覚を覚えながら薬を処方してもらった。 

大体いつもそんな感じなので、ネットの口コミを見ても概して低めの評価が目立つ。
ただ、そのおかげで、いつ行っても空いている。
評判の良い近くのクリニックが、下手をすると2時間待ちとかになるのに、ここは待っても30分くらい。
待たされるのが大嫌いな私は、ほぼそれだけの理由でここを利用している。
 
この日も受付をして15分ほどで診察室へ呼ばれた。
症状を説明し、触診。お腹をあちこち押される。
痛みの強い左側は押されてもさほど痛まないが、右の下腹部を押されると奥の方でわずかに鈍重な痛みがある。

う~ん、何だろう?と首をひねりながら
「とりあえず検査しましょう。レントゲンとエコーをします。あ、ちょっとお金かかっちゃうけど大丈夫?」などと言う。
まあ仕方ないので検査してもらう。
レントゲンを撮り、超音波検査。
左が痛いと言ってるのに、右側ばかり探っている。
「胆石かと思ったけど、石は無いね、左は・・・腎臓に小さな石があるけど、これかな?」
レントゲンの所見も異常がなく、原因不明。
「ちょっとわかりませんね、ひょっとすると盲腸かも知れないので、隣町のクリニック行ってCT撮ってきてくれますか?」
 
なんか面倒な事になったな、CTとかお金かかりそうだし、それで何も無かったら馬鹿馬鹿しいな、と思い
「一日様子を見させてもらってもいいですか?」と聞くと
「構いませんよ、ただ緊急性の高い病気だったら重症化するかもしれません。」
「検査を先延ばしにするのは自由だけど、カルテには自己責任で検査延期と書かせてもらいます」と例によって突き放したような物言いをする。

何もなければいいけど、もし夜中に我慢できなくなったりしたら困る。
悩んだ末、検査を受けることにして紹介状を書いてもらう。
 
「はい、じゃ連絡しておいたのでこれ持ってすぐに行って下さい、結果はFAXで送ってもらうので、画像データのCDだけもらって午後からまた来てください」と言われて指定のクリニックへ行く事に。
診察料と検査代で6000円ちょっと。
ガソリン一回満タンに出来たなあ・・・

この頃にはさらに痛みが増して、大きめの太鼓がディンドン鳴って、その周りで小さな太鼓が細かく鳴っているような感じになった。
このリズム聞き覚えがあるな。あ、そうだ。清水エスパルスのゴール裏で太鼓叩いてるサンバ隊のリズムだ。

車で10分ちょっとの真新しいクリニックに着き、受付を済ませるとすぐに検査室へ案内された。
簡単な問診の後、人間ドックの時に着るような検査着に着替えて検査台へ。
CTなど初めてである、なんか大事になってきたなあ。

あっという間に撮影は終わり、少し待っていると検査結果の書類の入った封筒とデータCDを渡された。
今時こんなものメールとかで共有できないのだろうか。
ここでの費用は6,000円ちょっと。
アジの船一回乗れたなあ・・・・
 
時間は昼を回ったところ、午後の診察は2時からなので一度家に帰った。
痛くて昼食をとる気にもならないので、電話で所用を済ませてから横になって痛みをこらえる。
 
午後、少し早めに医者に行くと、待っていたかのように先生が玄関まで出てきた。
「どう?痛みは良くなった?」
「いえ、さっきより酷くなりました。」
「うん、そうだろうね、やっぱり盲腸だったよ。検査受けといてよかったねえ。」

まじか!? 盲腸って右側じゃなかったっけ?
 
「大きな病院紹介するからすぐに行ってください、下手すると緊急手術になるかもしれないから家族の連絡先教えて。」
久しぶりに重症患者を診たためか、妙に張り切って手配を始め、家内の勤務先にも自ら連絡を取ってくれた。
保険関係の仕事をしている家内の勤め先とは以前から仕事上のつながりがあったようで「ああ、あそこね」と知った風に電話をする。
電話を受けた家内は家内で、「また営業の人間が何かやらかしたか?」と思ったらしい。

市内の大きな病院を紹介してもらい、まず入院になるので車では行かないように、着替えなどは必要ないので着の身着のまま行くように、急を要するのでバスなど使わず必ずタクシーを呼ぶように、と注意を受ける。
言われた通り家に車を置き、タクシーで病院へ。
 
紹介状を持って受付に行くと、総合病院の常であっちへこっちへとたらい回しを受ける。
その都度「そちらにかけてお待ちください」とそれぞれ待たされる。
ようやく診察券を受け取り、「あちらの受付機を通して発券された紙を持って外来〇番へ回ってください。」と言われたが、機械の不具合か、どうやっても発券されない。

この頃には痛みはさらにひどくなり、お腹の中で石原裕次郎が狂ったようにドラムを叩いているような感じになっていた。
お腹を押さえながら悪戦苦闘していると、近くにいた係員が見かねて助けてくれた。
どうも診察券の方の処理が済んでいなかったようで、また「少々お待ちください」と待たされる。
もう痛みを我慢して平静を装うことが出来なくなっており、椅子の上でお腹を抱えてうずくまりながら待つ。 

ようやく処理が済んで診察券を持ってきた係員が「大丈夫ですか?車いす持ってきましょうか?」というのをお断りして外来の受付へ。
歩くとお腹にズンズンと振動が響く。

外来の待合にはざっと10人ほどの患者がいた。
このぶんじゃ1時間くらいは待つようか?と軽く眩暈を覚える。

しかし、連絡が行っていたのか、5分ほどで呼ばれて診察室へ。
処置台に仰向けに寝かされ、お腹を押される。相変わらず左が痛いが、右腹を押されると反射的に体を丸めてしまうくらい痛い。
「ああ、これは入院してもらうようですね、とりあえず痛み止めを打ちますから、最初に検査を受けてください」と言われる。

点滴の管を差し込まれ、車いすで検査室へ。
自分で歩けますと言ったのだけど、炎症が酷いので歩かない方が良いと言われた。
最初はレントゲン。今日2度目・・・だからこういうの共有してよ、被曝するんだし。
次に心電図、そういえば去年の健診で心電図引っかかってたな、何だっけか。

検査を終えて戻ってくると、痛み止めが効いたか少し痛みが和らいできた。
病室の準備が出来るまで処置台で寝かされ、4時くらいにやっと病室に連れて行かれた。
折悪しく、消化器内科のベッドは一杯で、仕方なくという形で術後回復室のベッドをあてがわれた。
 
もう痛みもだいぶ消え、でんでん太鼓が鳴っているくらいになった。
担当の看護師に入院の説明を受け、かかりつけ医が必要ない、と言っていた着替えなどが必要である事を知らされる。
やっぱり・・父の入院の手続きをさんざんやってきたので、そうだと思ったんだよ。

通話はダメだがスマホは使っても良いと言うので、家内に連絡して必要な物を持ってきてもらう。
どうやら緊急手術と聞いて会社を早退してきたらしく、それほど遅くならずに来られるらしい。
 
ちょうど家内が着いたタイミングで、担当の医師が病状と治療方針を説明してくれた。
病名は虫垂炎、いわゆる盲腸で虫垂が細菌感染などで炎症を起こしている状態。
治療法は抗生剤で炎症を抑える、俗にいう「薬で散らす」治療と、手術による切除の2通り。
症状が進んで腹膜炎をおこしたり、穴が空いたりしている場合は手術しかないが、炎症がある状態での手術はリスクを伴うので、とりあえず抗生剤で様子を見ましょうという事になった。

一番端のベッドのばあさんが、麻酔が切れたのだろうか、人のものとは思えないようなうめき声をあげていて夜中に何度か目が覚めた。

一晩寝たら痛みも治まり、普通に行動できるようになった。
病室が空いたので移るように言われ、一般の病室へ移動する。
移ったのは大部屋ではなく個室で、本来は差額ベッド代がかかるのだが、今回は病院側の都合なので差額は発生しませんと言われた。

保険の代理店をやっている弟から連絡があり、加入している医療保険で差額ベッド代が出るので、遠慮なく使うように言われた。
医療保険?そういえば数年前に家内に言われて入ったっけ。
健診で引っかかっていると入れないから肝機能なんとかしろ!と強く言われて一か月ほど禁酒させられたのだった。

さらにこの保険で入院中の院内着や下着、タオル類などのレンタル料や入退院時のタクシー代まで賄えるらしい。
当然ここまでの診察料や検査料も出るという事で、金銭的な心配からは解放された。
 
しばらくは絶食という事で、ブドウ糖の点滴だけ。
初日は空腹感があったが、すぐに慣れた。
胃が空っぽなのに、こんな砂糖水みたいなものだけで腹が減らないのだから不思議である。
山に行く時の非常用にブドウ糖のタブレット多めに持っていくかな。
 
痛みが治まると、とにかく暇である。
毎朝血液検査があり、日に数回検温と血圧などを測るだけであとは何もすることがない。
外には出られないし、院内にコンビニと売店はあるけど、特に買う物もない。
さらに、この病院には今を時めく接触者・帰国者外来があるので、下手に出歩かない方が良さそうだ。

入院時に持ってきた文庫本はすぐに読み終えてしまい、家内に頼んで本を何冊か持ってきてもらった。
家内の趣味は今一つ私と合わないので、つまらないを通り越して苦痛に感じる本もあったが、暇には代えられない。
入院中、ほぼ一日中本を読んで過ごした。
 
個室に入った次の日、大部屋が空いたので移るように言われた。
この個室の差額ベッド代は16000円/日だそうで、保険で出るのは10000円/日までなので6000円足が出てしまう。
ただ、父の時の経験で、この辺の値段は意外と融通がきくことを知っていたので、一応交渉してみた。
病院としても、空けておくくらいなら多少値引きしても入ってもらった方が得のはず。
しかし、残念ながら交渉は不調。
入院した時はベッドが全部埋まっていたが、退院する時には三分の一くらいの空きが出来て、逆に個室は1つしか空きが無いという状況だったので、タイミングも悪かったのかも知れない。
 
そんな訳で大部屋に。
4人部屋で、思ったよりゆったりしている。
入った次の日に一人退院して行き、その次の日にもう一人出て行った。

入院から3日目の夜にようやく点滴が外されて食事が出た。
おかゆに薄味の副菜がついただけの病人食だが、しみじみと美味しかった。
口から物を食べるって素晴らしい事なのだな、と改めて思い知らされた。
昨年他界した父が、最後は管からの栄養だけで命をつながれていたが、あれは本当に可哀そうな事をしてしまったと思う。
 
6日目にようやく退院の許可が出た。
 
その日の朝、隣のベッドの人が高熱を出し、検温に来た看護師が大慌てで医師の指示を仰いでいた。
このご時世なので、熱発の患者への対応は殊更慎重になっているようだった。
すぐに検査に連れて行かれたが、私が荷物を整理して事務手続きが終わるのを待っている間に戻ってきた。
医師が「肺炎ですね、でも新型コロナではありません」と説明していたけど、そんなに短時間で判定出来るのだろうか。


そんな訳で今回は無事に退院したが、薬で散らすと再発の可能性が高く、さらに再発した時に重症化しやすいという事で、すこし時間を空けて手術しましょうという話になった。
私も2度とあんな痛い思いをしたくないし、万一山の中で再発したりしたら大変な事になってしまう。
もう一度入院するのは面倒だけど、まあ仕方ないか。



 

2019年5月 7日 (火)

連休あれこれ

 10連休となった今年のGW、先に記事にした毘沙門山の他に出かけた事をまとめてみた。
 
 
まず、初日に家内と「翔んで埼玉」を観に行った。

映画なんて、子供がまだ小さい頃にゴーカイジャーを観に行って以来、調べたら7年ぶりだった。

今、映画料金は大人一人1800円もするのだが、「夫婦50割引」というのを使うと2人で2200円で観ることが出来るのだ。
これは夫婦のどちらかが50歳以上であれば良くて、2人で見に行く分にはかなりお得になる。
現地で身分証明書の提示が必要になるとの事だったが、今回行った時は窓口でも入り口でも提示は求められなかった。

肝心の作品だけど、これはもう素直に面白かった。
予告編では激しく埼玉をディスっていたので、こんな映画作って大丈夫なのだろうか?と心配していたのだが、実際には埼玉を貶めるどころか、むしろ称賛するような話だった。
所々にちりばめられた小ネタが全て「狭い」ネタで、実にローカルなコメディに仕上げられていた。
私は、最近目にしなくなった山田うどんの回転看板が何故かハマって、笑いが止まらなかった。

そんな訳で、この映画は、関東に住んでいる人以外は全然面白くないと思う。 

 

1日は恒例のアジ釣りへ。
いつもの蒲谷丸さんの恒例の親子割引を利用させていただいた。(なんか割引きばかり使ってるな。。)
さすが連休とあって、船は2艘出しでほぼ満席。しかも我々以外全員貸し竿の初心者という恐ろしい状況だった。
 
出船前に桟橋で釣り方教室。
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船宿もこういう集客努力しないとやっていけないのだろうなあ。
 
釣りの方は今一つ。
子供が調子良く釣り上げていくの横目にポツリポツリの釣り。
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開始2時間の子供の釣果、私はこの時点でまだ2匹。。
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食い込みが悪くて、アタっても乗らなかったり、乗ってもバレたりで数が伸びなかった。
 
11時の沖上がりまで調子が上がらず、子供が22匹、私は17匹だった。
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ついに子供に負けてしまった。。
 
でも、この日はなんと、ウチの子が竿頭だったのでちょっと嬉しかった。
釣果が載ってる翌日のスポーツ新聞買っちゃうという親バカぶり。(笑)
 


5月3日は久しぶりに埼玉スタジアムへ。
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今年は良い補強が出来て期待していたのだけど、成績はともかく内容がボロボロでなかなか見に行く気になれなかった。
この日も正直勝てる気がしなかったけど、今年はアウェイにもなかなか参戦できそうもないので行って見た。
 
連休恐るべしで、チームの状態が良くないのにほぼ満員。
当日券を買ったらバックスタンドの一番上の方の席になってしまった。
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やはり満員の埼スタはすごい迫力だな。
 
で、試合は0-1の負け。
終了間際のミスでの失点が悔やまれるが、それ以外にも危ない場面が一杯あったので妥当な結果だろう。
 
5万人入った試合で負けると、混雑が酷くて帰路の辛さが倍増する。。
 
 

4日は山歩き。秩父の小持山に登ってきた。
巣山ノ頭北尾根から登り、ウノタワから名郷に下った。
 
ルート図

連休中はどこも混むのであまり出かけたくないのだけど、「天気の良い休日は山!」という気持ちが勝って、つい出かけてしまった。
最近気が付いたのだが、山への欲求と言うのは強迫観念に近くて、「行きたい」と言うより「行かなければ」という感じなのだ。
つくづく大変な趣味に手を染めてしまったと思う。

この時期の秩父は人出が尋常じゃないので、当初はひさしぶりに奥多摩に行こうかと思っていたのだけど、ヤマレコで奥多摩駅のバス乗り場の大行列を見たらめまいがして行く気が失せた。
これではさすがの西東京バスの神対応も追いつかないだろう。
 
近場でどこか奥武蔵の低山歩きでお茶を濁そうと、行き先も決めずに早朝の電車に乗ると、西武線は中高年のハイカー中心で結構な賑わい。
飯能で半分くらいに減ったが、その先の各駅でもゾロゾロと降りてゆくので、なんとなく降りる機会を逃して秩父まで行ってしまった。
朝8時過ぎの時点で西武秩父駅はすごい人出!間違って池袋に来てしまったかと思った。
 
雑踏から逃げるように御花畑から秩父鉄道へ。せっかく秩父まで来たので、小持山にアカヤシオを見に行くことにする。 
武甲山に登るハイカーに混じって浦山口で下車。
この日は地形図を用意していないので一般道で歩くつもりだったが、人の多さに気が変わった。
奥武蔵登山詳細図を眺めて、巣山ノ頭北尾根というのを登ってみることにした。
(※真似しない事!行き当たりばったりで山に登ってはいけません。)

橋立川沿いに歩いて、廃道となった登山道を分けた所から広がった河原に降りる。
下調べもしていないので尾根の取りつきが今一つ自信が無かったけど、胡散臭いマーキングを信じて急斜面に取りついた。
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踏み跡は鹿道程度、ホントにここで良かったのか?と不安を感じながら登る。
 
岩場を右から巻くと、作業道のような踏み跡が現れ、これを使う。
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ひたすら急登で汗びっしょり。

850m圏で傾斜が緩み、少しばかりの展望が得られた。
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植林と雑木林の境界の尾根を延々と登り、高ワラビ尾根に乗った所が巣山ノ頭。
このルート、登山詳細図には自粛要請アリと書かれていたが、その手の看板は見当たらなかった。
 
東に向きを変えて進むとすぐにタワ尾根分岐、ここからは一般道で小持山へ。
 
山頂は予想通り人が大勢いた。(4~5人だけど)
期待していたアカヤシオは今一つ、時期もちょっと遅かったが、今年は花つきが良くないみたい。
軽く落胆しつつ大持山へ。
 
と、こちらの稜線では見事にアカヤシオが咲いていた。
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雨乞岩から高ワラビ尾根を望む。
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妻坂峠方面。
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大持山までの区間では100mおきに人とすれ違ってウンザリしたが、十分に目の保養をさせてもらった。
 
この後、大持山の肩で昼飯を食っていたら、雷鳴とともに熊倉山の方からまっ黒な雲が迫ってきた。
これはいかん、と最短ルートの妻坂峠に下ろうと思ったら、丁度同じタイミングでハイカーが多数(2~3人)下って行ったので、気が変わって鳥首峠方面に下ってしまった。
ウノタワまで駆け足で下った所で、さらに空が暗くなり雷鳴も近くなってきた。
雨はともかく、雷は怖い。鳥首峠まで行くのはあきらめてそのまま名郷に下る。
途中でパラパラと雨が降り出したが、本降りにはならず、なんとかバス停まで持ってくれた。

名郷のバス停は思ったより人が少なくて、飯能行きのバスはガラガラだったが、さわらびの湯で一気に満員になり、その先のバス停では乗り切れずに取り残される人が多数出た。
連休で混むの分かってるのに、何で増便しないのだろう?国際興業は西東京バスを見習った方が良い。
(後で知ったが、ムーミンパーク行きのバスが大混雑でそれどころじゃなかったのかも知れない。)


 
最終日はなんさんと山菜採りに行く予定だったが、前日に行った人から時期尚早との情報が入って延期になった。
残念だったけど、少々疲れ気味だったのでいい休養日になった。
 
終わってみればあっという間の連休だった。
天気が今ひとつ安定してなかったのが残念だけど、近場で遊ぶ分には十分楽しめた。
 
 



2017年8月 8日 (火)

白浜海遊び

 週末は毎年恒例の白浜海遊びに行ってきた。

金曜日まで秋を思わせるような涼しい日が続き、天気も今ひとつすっきりしない。
加えて、迷走を続けていた台風5号がいよいよ接近してきて波も高そう。。
どうも「週末は海だ!」という盛り上がりに欠ける1週間だった。

 
ただ、海のレジャーに最高!
という天気予報だと、行き帰りの道路が殺人的に渋滞するので、それはそれで困るのだが。。
 
 
館山は一日中曇り、という予報にため息をつきながら朝5時に家を出発すると、南下するにつれて天気が回復し、白浜に着いた時にはピーカンの晴天になった。
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予報が外れ、久しぶりの夏空。
やっぱり海はこうでなくっちゃ。(笑)
 
この日は大潮で、ちょうど干潮の少し前の時間。
大きく潮が引いて遠くまで岩場が露出している。
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この潮だまりで磯遊び。
 
イセエビの赤ちゃん発見。
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ザリガニサイズでもちゃんとイセエビの風格がある。
当然、撮影後にリリース。
 
岩の隙間を狙ってムラソイを釣ったりして、潮が満ちてくるまで遊んでいたらかなり日焼けしてしまった。
 
翌日は少し波も治まってシュノーケリングも楽しめ、2日間たっぷり遊ぶことが出来た。
いくつになっても海の遊びは楽しい。
 
企画して下さったKさん、イナさん、どうもありがとうございました。


 
コテージから見た夕焼け。
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伊豆半島の上に面白い雲が見えた。
 
 


 

2017年4月 2日 (日)

春の散歩道

 先週からちょっと風邪気味で、大事を取って今週は山歩きはお休み。

近所の川原で桜が咲き始めたので、家内と花見がてら散歩をしてきた。

この所の冷え込みで、桜の開花は遅れ気味。
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まだ1~2分咲きといった感じ。
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今年もマルタが遡上してきて、釣り人がチラホラ。

少し離れた瀬で、カチーフさんが竿を振っていた。
久しぶりにお会いしたのでちょっとだけ立ち話、今日はあまり反応が良くないみたい。

カンゾウがずいぶん育っていた。
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柔らかそうなものを選んでいくつか採取。

雑草に埋もれかけていたクレソンも少々。
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調整池では柳が芽吹き始めていた。
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雑木林がモヤモヤしている。
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コナラやクヌギが芽吹き始めていた。
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林床ではカタクリが見ごろ。
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以前はチラホラ程度だったのが、ずいぶん増えた。
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いずれ一面の花畑になるかもしれない。
 
2時間ほどの散歩で春を満喫、
身近にこれだけ自然が残っている事に感謝である。
 
 
 


 

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