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釣り

2022年9月18日 (日)

ラスト釣行

おそらく今シーズンの最後となる釣りに行って来た。

夏の間、天気が悪かったり、家の事でバタバタしたりして、なかなか釣りに行く機会がなかった。
もう9月も半ばを過ぎて、台風も来ているので、このチャンスを逃すともう次は無いと思い、無理やり出かけたのである。

今年は何度か釣りに行ったのだが、増水していたり、先行者がいたりして満足な釣りが出来なかった。
さらに、7月に槙ノ沢に行った時に、何でもない河原で転んで左手を突き指してしまった。
骨に異常は無かったが、しばらくは中指と薬指が動かせなくて、ヘツリや高巻きを伴う沢には行けない状況だったのだ。

ようやく痛みは消えたのだけど、まだ完全ではない。
最後だし、安楽な渓でのんびりと釣りを楽しみたい、と考え、2年前に尺ヤマメを釣った川に行くことにした。
柳の下にドジョウはいないはずだが、最後は小さくてもヤマメの顔を見たかった。

朝一から行くつもりが少し遅れてしまい、6時半に車止めに着いた時にはすでに5台の車が停まっていた。
なんかもう絶望的に釣れる気がしなかったが、他の川に転戦しても状況は変わらないだろう。
予定している区間に先行者が入っていない事を祈りながら自転車を走らせる。

30分ほど林道を走って入渓点へ。
Dscf6001
河原を注意深く観察しながら釣り上がる。
とりあえず足跡は見当たらない、すぐに最初の瀬でチビが走った。
どうやら先行者はいないようで一安心。

とはいえ、激戦区なので反応は無し。

30分ほど行った辺りで何故か足跡を発見!?
おかしいな、ここまで釣り人が歩きそうな所は注意して見ていたのに。。 
Dscf6002
頭はねられた?いや、途中から入るには結構無理をしなければならないからそれはない。
おそらく気が付かなかっただけだろう。

どうしたものか。ここはただでさえ魚影薄いのに、先行されてたら釣りにならない。
もっと奥まで歩くか?日帰りだと時間的にキツいな。
ヘツりや高巻きをこなすにも左手が心許ないし、人が入ってたら終わる。

考えた末、一度戻ってさらに下流に入ることにする。

林道を戻って、適当なところから川に降りる。
あまり下りすぎると堰堤の乗り越しに苦労するので、ほんの短い区間だけの釣り。

ここは幸い先行者は無し。準備して釣り再開。 
Dscf6003
 
少し行ったこのポイント。対岸のタルミに置いた毛鉤の下で魚影が動いた。
Dscf6004
アワセを入れるとズッシリとした手ごたえ。
あっ!これは結構デカいぞ!

久しぶりの魚の感触、グリングリンと首を振るような抵抗はイワナかな。

慎重に寄せてきて、もう少しでラインを掴める、というところで岩に引っかかった。
竿を倒して交わそうとした瞬間、首を振られてバレてしまった。。

一瞬見えたオレンジの魚体はやはりイワナだったか。
惜しかったな、逃がした魚係数を割引いても9寸はあった。
勿体ないことをした。

とはいえ、魚の反応があっただけでも良かった。
今日はあわやの完全ボウズも覚悟していたので、少し救われた。

この区間、確か渓流釣りを始めたばかりの頃に釣ったことがあるが、その時もいいイワナが出た記憶がある。
意外と穴場的に人が入らないのかも知れない。

今日唯一の小ゴルジュ。昔は大巻きで越えた気がするが、埋まっていて水線で通過できた。
Dscf6008

ゴルジュを抜けた先のこのポイント。大岩の横の白泡の脇で出た。
底から浮かび上がって毛鉤を咥え、反転するところまではっきり見えた。
Dscf6020

小気味よい引きで上がってきたのは7寸のヤマメ。 
Dscf6010c
ボウズ回避の嬉しい一匹。
大したことない型だけど、理想的な出方で掛けることができたので満足感が大きい。

さらにその先、ここでも出た。残念ながら一瞬毛鉤を触っただけで掛けられなかった。 
Dscf6021
 
なんか意外と良い釣りが出来てるじゃないか、と思ったがその先は沈黙。

魚は出ないが、開けた川で伸びのびと竿を振れるのは気持ちがいい。
Dscf6022
いつも井戸の底みたいな溪で窮屈な釣りをしているけど、本来テンカラってこういう川の釣りなのだと思う。
 
釣果の無いまま、あっという間に終了点が見えてきた。

ここがほぼ最後のポイント。瀬尻に近いところで出た。
反転するのを見て合わせたがスッポ抜けた。咥え損なったか?
Dscf6032
もう最後なのでなんとかアイツは釣りたい。

一度離れてタバコに火をつける。
どうしようか?もう一度出てくれるかな、毛鉤替えた方がいいかな?
あれこれ思案をめぐらせる。

私は普段、あまり考えずに釣りをして「出なければ次」というスタンスなのだが、本当はこういう魚を釣れるようにならないと腕は上がらないのだと思う。

5分ほど休ませてから、再びポイントに近づく。
毛鉤はそのまま、これで出なければカディスに替えてみよう。

ラインで水面を叩かないよう、慎重に振り込む。
息を殺して毛鉤の行方を追っていたら・・・出た!

予想より良い型、掛けた瞬間に猛烈に奥に走る。
最初のダッシュを矯めて、遊ばせないようにちょっと強引に寄せる。

顔を見せてくれたのは8寸ほどのヤマメ。パーマークが薄れて秋の色に染まっていた。 
Dscf6029
この一匹で十分満足。もうこれ以上は望むべくもない。

まだ昼前だが、良い感触が残っているうちに竿を畳み、川を後にした。


2022年5月30日 (月)

新緑のイワナの渓へ

今シーズン初めてのイワナ釣りに行ってきた。

4時半に車止めを出発し、2時間少々の山道歩き。

川への下降点に立つ道標が新しくなっていたが、早くも傷だらけでボロボロ。。
これクマの仕業だな。なんでこんな事をするのだろう。
オレの縄張りに勝手にこんなもの立てやがって!と怒ったのだろうか?

剥がされた標識の跡に黒い毛、まだ獣臭が残って生々しい。
Img_6683

川へ下る踏み跡はずいぶん乱れて分かりにくくなってしまった。
適当に下るのは勝手だが、いい加減なマーキングを残すのは止めてほしい。

おかげで途中ちょっと迷ったが、無事に川に降り立つ。 
この河原は一時期、大量の土砂に埋もれてしまったのだが、台風19号の大雨で流されたようで復活していた。
Img_6685

逆に対岸から入る沢の出合は、無残に埋まってしまった。 
Img_6686

靴を履き替え、釣りの準備を済ませて遡行開始。

すぐ先のこのポイント。
手前右寄りの丸い石の先で出たのだが、ピックアップとほぼ同時だったのでアワセが効かず、一瞬手ごたえを感じただけでバレてしまった。
Img_6687
掛けそこなったが、この辺から出てくれると今日は期待が持てる。

最初の高巻き。落石で2段目の滝が見えなくなってしまった。
Img_6690  

ヤマツツジが満開。今年は当たり年のようで、あちこちで見事に花を付けていた。
Img_6692

当初の期待に反して、イワナの機嫌は今一つ。
そこここで走るのだが、毛鉤には出てくれない。

この小さなポイント。流心脇のタルミでやっと出た。
Img_6697
 
6寸ちょっとのチビが今年の初イワナ。ボウズを食らわなくて良かった。
Img_6694
 
イワナは釣れないが、眩しい新緑の渓を歩くのは気持ちがいい。
Img_6701
遠くでハルゼミが鳴き始めて、一番いい季節が来たことを知らせてくれる。
今、この瞬間に、この沢を歩いているという幸福。
幸せとは何か?と聞かれたら、迷わず初夏の沢歩きと答えるだろう。

正直、釣りはどうでも良くなりそうだったが、曲がりなりにも竿を出しているのに、魚が釣れないのは悔しい。
尺とは言わないが、せめて8寸くらいのイワナには会って、さらに幸福度を高めたい。
 
日が高く昇っても、まだ水温が低いのか、瀬では反応が無い。
定位している魚も、底に張り付いていて、毛鉤には全く反応してくれない。
飛んでいる虫がユスリカや小さなカゲロウばかりなので、イワナも水面に興味が無いのだろう。

普段はポンポンと叩いて釣りあがるのだけど、上を見ていない魚を引き出すために、この日は結構粘った。
落ち込みの巻き返しとか、岩の脇のタルミを狙って丁寧に毛鉤を置いて行く。

その甲斐あってか、なんとか8寸クラスが出てくれた。
この沢のイワナは朱点が美しい。
Img_6714c

その後、同クラスをもう一匹釣ったが、かなり時間をかけて釣りあがったので、途中でタイムオーバー。

最後のポイント、白泡の脇に毛鉤を打つと、派手な飛沫を上げて良型が飛び出してきた。
Img_6732
 
久しぶりに竿を絞り込む引きを堪能して、姿を見せてくれたのは今日最大の9寸。
Img_6730
これでもう満足。この日はここで納竿とした。

帰路で見つけたキブシの実。 
Img_6737
ついこの間、黄色い花を見たと思っていたら、あっという間に季節が進んでいた。

2022年5月12日 (木)

チビヤマメ爆釣記

今年の初釣行に行ってきた。

例年、4月の声を聞いたらすぐに釣りに行っていたのだが、今年はなんやかんやで機会を逃しているうちに連休に入ってしまった。
今までの釣り歴で、5月に初釣行というのは初めてかもしれない。

今日は安楽なヤマメの沢。
30分ほど林道を歩いて入渓点へ。

最近の足回りはこれ。トレランシューズと沢タビ。
履き替える手間はかかるが、タビのグリップを知ってしまうと沢靴には戻れない。
Dsc_1385

最初は肩慣らしで、練習がてら振っていたらいきなり釣れた。
Dsc_1393  
5寸ほどのチビヤマメ、合わせたとたんにすっ飛んできた。

その後もこのクラスが連発。
この日は活性が高くて、バシバシ出るのだが、みんなヤマベサイズ。

このポイント、瀬の開きでちょっとマシなサイズが出た。
Dsc_1390
 
と言っても6寸。(笑) 幅広でサイズの割に良い手ごたえだった。
Dsc_1386

その後はまた5寸祭り。小さくて咥え損なっているみたいで、出た魚の3割くらいしか掛けられない。
それでも、ほぼポイントごとにバシャバシャと派手に出てくれるので面白い。 

小さなポイント、手前の枯れ枝の先の沈み石から出た。
Dsc_1392
 
今日初めて竿を絞ってくれた7寸。
Dsc_1388
ようやくこれからサイズアップか?と期待が膨らんだが、結果的にはこれが今日の最大だった。

予報が良い方に外れてくれて、まぶしい新緑のなかの釣り。
最高にに気持ちがいい。沢を歩いているだけでも幸せになれる。
Dsc_1397

体が緑に染まってしまいそう。
Dsc_1400

ヤマメの機嫌は上々で、核心部では一つのポイントから2匹3匹と続けて釣れたりした。
Dsc_1407
 
Dsc_1411

でも、最後までこのサイズ。(笑)
Dsc_1413
一級のポイントの一番いい場所でチビが釣れるのだから、もう他に大きな魚がいないという事なんだろう。
連休中に抜かれてしまったのだろうか。
この沢は来年に期待かな。

ヤマメの顔は十分に拝めたので、次はイワナの顔を見に行こう。
 


2021年9月24日 (金)

シーズン最終戦

 今シーズンの最後の釣りに行ってきた。

禁漁までまだ1週間ほどあるが、私は土曜日に2回目のワクチン接種を受ける事になっている。
話では翌日から副反応で高熱が出るらしいので、今シーズンはもう行けないかな?と思ったのである。

今回はあえて、安楽な国道沿いの川に入った。
ここは超がつくほどの激戦区ではあるが、最後はあえて厳しい川で、それでもなんとかしてヤマメを釣ってやろうと思ったのだ。
 
もう早朝はめっきり涼しくなってしまったので、ゆっくり朝7時にスタート。
幸い先行者はいない。

川への道を降りてゆくと、植林の地面にフクロツチガキが出ていた。
Dscf4753
なかなかいい状態のものは見ないのだが、これは開いたばかりの綺麗な個体。

川に降りると、意外に水量が多い。
おかしいなあ?昨晩の水位計の数値だと平水のはずだったのだが。。
Dscf4754
そのせいか魚の反応も無く、なんでもない渡渉も結構てこずる。

さらに、久しぶりに履いた沢靴が何故か足に合わなくなっていて、ひどくつま先が痛む。
このまま歩いていると爪が死んでしまいそうな気がしたので、仕方なく一度上がって車に戻る。
安楽区間で良かった。

いつもの沢タビに履き替えて再入渓。
やっぱ沢タビの安定感凄いな、あの靴はもう処分してしまおう。
 
最初のポイントでイワナが出た。
Dscf4755
 
7寸のチビ。しかもアメマスっぽい。
Dscf4757
ま、とりあえず最後の釣行でボウズにならなくて良かった。


魚の機嫌は悪くて、沈黙の時間が続く。
砂地には多数の足跡が残っていて、連休中にかなりの釣り人が入ったと思われる。

その上、今日は水量が多くてポイントが少ない。
そして、この状況だと魚が上を見てないので毛鉤釣りには厳しい。
何より、瀬に魚が出ていないので、釣り的に面白くない。

落ち込みの巻き返しとか、瀬脇のタルミを攻めて、なんとか同サイズを2匹追加。 
Dscf4759
サイズも釣れ方も今一つ。
 
この区間は悪場も無くて、釣りをするには良いのだが、釣れないときはひたすら退屈である。
Dscf4760
 
なんとなく諦めモードになり、漫然と遡行していたら、倒木にナラタケが出ていた。
Dscf4762
久しぶりに虫食いも無くて良い状態のナラタケ。
これは沢筋で採れるキノコの中で一番美味しいと思う。

あまりの貧果に見かねた山の神様が「これでも持っていけ」と恵んでくれたような気がした。


しかし、その後もまったく反応なし。。

そろそろ終了点、というこのポイント。
奥の巻き返しにしつこく毛鉤を打ち込んでいたら、落ち込みの白泡に吸い込まれる所で出た。 
Dscf4783 
掛けた瞬間に糸鳴りがして、ズッシリとした重量感が伝わってきた。
すぐに凄いパワーで底に潜って行く。
デカい!

久しぶりの大物とのやり取りにドキドキしながら、必死に竿を矯める。
 
が、しばらく底の方で抵抗していたと思ったら、そのまま動かなくなった・・

やられた・・・
岩に潜り込まれてしまった。。

万事休す。
このまま石化けの術を使われて終わりか。。

一瞬あきらめかけたが、竿を横にして強めに引っ張っていたらまた動き出した。

かなり強引に水面まで浮かせて、一瞬赤っぽい魚体が見えたと思ったら、今度は下流に向かって走り出した。
あの色はイワナか?それにしてはよく走るな。

竿を伸されないように、両手で耐える。 

下の瀬で暴れまわる魚をいなして、なんとか瀬脇の浅瀬に誘導すると、ようやく力尽きたようで抵抗しなくなった。

ゆっくり手元に寄せた魚体は、尺には届かなかったものの、9寸の立派なヤマメ。
Dscf4765
パーマークが消えかけて、サクラマスのような婚姻色が出ていた。
渓魚というより、鮭のよう。

渋い一日だったけど、このヤマメに出会えただけでも来た甲斐があった。

この1匹で満足して納竿。

古い堰堤を見て帰路についた。 
Dscf4784

帰り道で見たキノコ。 
Dscf4786
チャナメかと思ったが、笠の縁に条線がある。
クサハツかな、でもあの嫌な臭いがしなかったから違うキノコかも。







 

2021年8月29日 (日)

初めての渓

タイトルに「初めて」と書いたが、この川に来るのは初めてではない。
前回来たのもここだし、この下流も上流も何度も釣りに来ている。
ただ、今回入った中流部の一区間、ヤマメ止めの淵から支沢出会いまでだけは一度も釣った事が無かった。

釣り場としては半日分くらいの行程なのだが、入退渓点が限られるため、下流から釣りあがるにも、上流まで行くにしても中途半端で、遡行する機会が無かったのだ。

そんな訳で、今回は未釣区間の探索である。
どんな渓なのか、久しぶりにワクワクしながら歩き出す。

一時間ほどの歩きで下降点へ。この尾根も登りでは何度も歩いたが、下るのは初めて。
登りだと、釣りの帰りという事もあって「勘弁してよ・・」というくらいの急坂なのだが、下ってみると「こんな緩かったっけ?」と感じる。
人間の感覚なんていい加減なものである。

そして、今まで気が付かなかったが、尾根末端で踏み跡が二手に分かれていた。
左はいつも登って来る道。
だが、そちらは降りた所が狭間の入り口で、いきなり高巻きを強いられてしまう。
今回はここはを右へ下ってみる。

これでゴルジュ帯を迂回できるかと思ったら、降りたのは一つ上の淵で、ここも川通しに越えられそうもない。
しかし、薄い踏み跡がそのまま巻き道に続いていて、これでゴルジュの出口に降りることが出来た。

狭い河原に降りたところで靴を履き替え、準備をして遡行開始。

ちょっと増水気味だが、遡行には問題なし。
Dscf4714
 
水が多いせいか、魚の反応は無いけど、渓相は抜群。気持ちよく遡行する。
Dscf4715
イワナ釣りは、渓の美しさと遡行の面白さも重要な要素である。
 
少し行ったこのポイントで最初の1匹。
Dscf4716

7寸くらいのイワナ。やはりここでもこのサイズか。。
Dscf4717
 
そこそこ落差はあるものの、竿を畳むような悪場も無く、快適に釣りあがる。
Dscf4719
 
いい雰囲気、こういう沢の遡行はゾクゾクする。
今まで来なかったのが勿体ないくらいの良い渓だ。
Dscf4720
 
イワナはポツポツ釣れるが、今回も7寸祭り。
Dscf4735


唯一荒れていた区間。 
Dscf4722
ここまで小型ばかりだったのが、この辺から8寸クラスが混じり始めた。

このポイント、白泡の奥の巻き返しで良型が出た。 
Dscf4734
 
今日最大。9寸には届かないかな。重い流れに乗って竿を絞ってくれた。
Dscf4732
 
3時間ちょっとで支沢出合に到着。下から来ると支流の方が本流に見える。 
Dscf4736
 
まだ時間も早いので、沢を覗いてみた。
Dscf4738
 
以前から下流部は荒れていたが、一昨年の台風でさらに酷い事になっていた。
Dscf4739
 
川岸が土砂で埋まって水路のよう。
Dscf4740
数年前に遡行した時、源頭近くに大きな山抜けがあったが、そこがさらに崩れたのかもしれない。
奥の方がどうなっているか気になるが、これでは見に行く気になれないな。

 
ただ、とりあえずイワナは健在だった。
Dscf4741
チビイワナを数匹釣った所で、いたたまれなくなって引き返す。
ここはしばらく来るのを控えよう。

出合まで戻り、前回下った踏み跡を登って帰路へ。 
Dscf4747
この坂はいつ登ってもキツい。

今回は比較的楽な行程だと思ったが、トラックログのデータを見ると、距離や累積標高は大持山あたりに登るのと大して変わらなかった。
渓流釣りって意外にハードだったのだな。
 
帰り道で見つけたヤマイグチ。このキノコが並んで出ているの初めて見た。
Dscf4748







2021年7月26日 (月)

ハゼ釣り開幕

連休中、今年初めてのハゼ釣りに行ってきた。

連日の猛暑続きで、日中の釣りは熱中症が怖い。
なので、この日は午前中に切り上げるつもりで、始発電車で出かけた。

早朝の地下鉄は、オリンピックのユニフォームを着た人たちが大勢。
ボランティアスタッフだろうか、みんな豊洲と辰巳で降りて行った。

朝7時に現地着。
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この時間だと人が少ない。地元の常連釣り師がチラホラいるだけ。

ちょうど大潮の下げ3分くらいの良い時間である。

涼しい時間が勝負と、さっそく釣り開始。
すぐに7センチほどのハゼが釣れた。
Dscf4700_20210726205402
これくらいが平均サイズ。ほぼ入れ食いで釣れる。
型は出ないが数を釣るなら今くらいがいい。

10匹に1~2匹くらい10センチ超えが混じる。これくらいなら天ぷらに出来る。 
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アカメフグの赤ちゃん、結構混じった。
Dscf4704_20210726205402

1番子かな、良いサイズ。これくらいのが掛かると横走りしてくれて面白い。
Dscf4709_20210726205401

ヘチ際で掛かった今日最大、15センチ近くあった。
Dscf4710_20210726205402

10時まで釣って納竿。
大潮なので干潮前に釣り場が干上がってしまった、暑さも限界。
数えてないけど、一束には届かなかったかな。

大きめのものだけ持ち帰って天ぷらに。
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ハゼの天ぷら最高!




2021年7月23日 (金)

イワナリベンジ

先週惨敗したイワナ釣りのリベンジに行ってきた。
今回は隣の川へ。

朝5時に駐車地を出発。
約2時間の歩きで入渓点に降り立つ。
Dscf4651
ここは大きな支流の出合いの少し上流。そちらも魅力的な沢だが、今日は本流を釣りあがる。

最初のポイントですぐに7寸が出た。今日はイワナの活性が高そう。 
Dscf4653
 
その後も立て続けに同サイズが2匹釣れた。
この分なら先週のリベンジが果たせそう。

今日唯一の難所、箱淵。
Dscf4655
昔は名前の通りの深い淵で、右手の岩に取りつくのに苦労したものだが、今は埋まって簡単に乗り越せる。
遡行は楽になったけど、ちょっと寂しい。

水量は多少多めかな?という程度。この先は悪いところも無く快適に釣りあがる。 
Dscf4658
 
イワナの反応は相変わらず良好。このサイズがほぼポイント毎に釣れる。
Dscf4668
このイワナはちょっと色がおかしい。この川はこういうのが混じる。

 
朽ちてワイヤーだけになった吊り橋。
Dscf4672

その上で完全に倒壊した小屋。
そこそこ広い小屋だと思っていたけど、潰れてしまうとずいぶん小さく感じる。
Dscf4673
 
ここまでですでにツ抜け。その後も快調に釣れるが、全部7寸どまり。
Dscf4675
もしかして、魚影が濃すぎて大きくなれないのだろうか?
以前、朝日の源流に入った時も、これくらいのイワナが入れ食いだった。

 
このポイントで、底から飛び出して反転するのが見えた。
Dscf4686

やはり同サイズだけど、こういう釣れ方をすると気持ちがいい。
Dscf4681

釣れすぎると釣りが雑になりがちなので、今日は意識して丁寧にポイントを攻める。
適当にやっても釣れるけど、1匹の満足度が違う。

ここも、手前の浅瀬から毛鉤を置いてゆくと、すぐ目の前で派手にヒット。 
Dscf4690

この日初めての8寸が出た。
Dscf4689  
こういうポイントで良型が出てくれると楽しい。

広いポイント。
絶対に出ると思って、動画に収めようとしたが失敗。静止画になってしまった。
Dscf4692
 
アップで。
Dscf4692c
 
8寸弱のきれいなイワナ。動画で撮りたかった。
Dscf4696

あろうことか、釣れすぎて持ってきた黒毛鉤が全部ボロボロになってしまった。
もう十分すぎるほど釣ったけど、最後にドライフライを試してみる事にする。

以前、しげさんにいただいた黄色いカディスに替えて釣りあがる。

いきなり今日最大の9寸が釣れた、しげカディス恐るべし。(笑) 
Dscf4697
体長はあるけど、痩せていて痛々しい。
やはり魚影が濃すぎてエサが足りないのだろうか? 

まだまだ釣れるが、この先で谷は急に幅を狭めて険阻になる。
若い頃は平気で突っ込んだが、今はもう一人で行く勇気が出ない。

時間も良いので、ここで納竿とした。
Dscf4699
 
無事に先週のリベンジを果たしてスッキリした。
イワナは簡単に釣れてつまらない、などと偉そうな事を書いてたけど、綺麗な渓で魚と戯れるのは純粋に楽しかった。
今回、この川に未釣の区間がある事に気が付いたので、次回はそこを釣ってみようと思う。


 

2021年7月19日 (月)

増水のイワナ釣り

ようやく梅雨が明けたので、イワナ釣りに行ってきた。

結果から言うと惨敗。チビイワナが1匹釣れただけだった。


朝4時半に車止めを出発、入渓点まで2時間ちょっとの山歩き。
2年ぶりに歩いたら、ずいぶん様子が変わっている。

所々で道が埋まって歩きにくくなっていた。
スズタケが枯れた斜面から、土が流れているのだろう。
歩く人も減っているようで、あまり踏まれていない感じ。

一方で、危険な場所には鎖が付けられていたり、ハシゴが掛けられたりしていた。
崩れそうな斜面には土留めの丸太が埋められたりと、整備はされている様子。

尾根の乗越にはこんな標識も。
Dscf4648

川への下降路も踏み跡が乱れて薄くなり、少し迷った。
以前はヘッデンでも歩けたけど、今はもう無理だな。

7時に川に降りる。
予想通り増水していたが、なんとか釣りにはなりそう。
Dscf4627

釣り支度を整えて遡行開始。

しかし、増水していてルート取りに悩む。
ここは平水なら右の岩壁に沿って水中のスタンスが拾えるのだけど、この日は無理。戻って巻く。
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ポイントもほぼ白泡に埋まって、釣りにならない。
流れの脇のタルミや、巻き返しのわずかなポイントに毛鉤を置いてゆくが、全く反応が無い。
Dscf4629

釣りも厳しいが、遡行もキツい。
ちょっとした渡渉も膝上まで来るのでおっかなびっくり。水圧に耐えながらすり足で渡る。
水線で行けない所も多く、嫌らしい草付きを巻いたり、一か八かで岩を飛んだりと、ギリギリの遡行が続く。
Dscf4630
普段は2~3回竿を畳むくらいで済むのに、この日は巻きやヘツリで10回以上竿を仕舞わされた。
泥壁を登ったり、藪を這いくぐったりして、ウエアもザックも泥だらけ。

ただ、渓は心配していたほど荒れていなかった。
新たに崩れた個所もあるが、埋まっていた淵が掘られていたりして、渓相は一時期より良くなったかも知れない。
Dscf4631

魚が釣れないので花の写真。
トリアシショウマだと思ってたけど、アカショウマかも?
Dscf4635

カラマツソウ。
Dscf4636

どうにか6寸くらいのイワナを釣った所で脱渓点に到着。
時刻は11時。いつもより一時間以上余計にかかってしまった。

途中で岩を飛んだ時に右ひざを少し痛めてしまって、この先の遡行は厳しそうなのでここで終了。
とりあえず、ボウズにならなくて良かった。
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コミネカエデの紅葉。
Dscf4641

帰り道、倒木にヒラタケが一杯出ていた。
Dscf4645

ブナの巨木。
キノコが生えたり苔に覆われたりして、年々弱っていくけど、今年もしっかり葉をつけていた。
Dscf4649
この分だと、私より長生きしそうだな。

3時間の歩きで無事下山。
イワナは釣れなかったけど、久しぶりにハラハラドキドキの遡行で、沢歩き的には面白かった。
釣りの方は近いうちにリベンジしたい。





2021年6月14日 (月)

再びヤマメ釣り

またヤマメ釣りに行ってきた。

6月に入り、栗の花が異臭を放つようになってきた。
例年ならイワナを追って源流域に通う季節である。

ただ、何となく、去年あたりからイワナ釣りに対する熱が醒めてきてしまった。

人が少ない源流のイワナは、条件さえ合えば簡単に釣れる。
それこそ、毛鉤を投げれば勝手に魚がついてくるような日もある。
もちろん、釣りに行くのだから沢山釣れた方が楽しいに決まっているが、そういう釣りばかりしていてはイカンのではないか?と疑問を感じるようになったのだ。

私はかれこれ20年以上もテンカラ釣りをしているが、楽な釣りばかりしてきたせいで、腕の方はさっぱりである。
近年になって、もっと釣りが上手くなりたい、数は釣れなくても自分の納得できる釣りをしたい、と思うようになってきた。
そのためにも、人の多い激戦区で難しい魚を相手に釣りをしなければならない、と思ったのである。

という事で今回はヤマメの川へ。
シビアな釣りをしたければもっと下流の里川で釣ればいいのだけど、秩父には里川と言えるような川が少ない。
赤平川とか横瀬川の水系が里川的ではあるが、すぐ上を自動車が走っていたり、ゴミが散乱しているような川で竿を出すのは気分が悪い。

朝7時くらいに入渓。
Dscf4567
すぐにチビヤマメが出るが、寄せてくる途中でバレた。
次のポイントでまた出たがこれも外れた。
ハリ先をチェックすると、少し甘くなっている様子なので毛鉤を交換。
こういう作業をサボると大物をバラした時に後悔する。

次に出た魚は掛け損なった。
多分直前で見切られたのだと思う。

それからは全く反応が無くなった。

ひたすら沈黙する水面を見送りながら遡行する。
カッコつけてないでイワナ域に行けば良かった、と後悔しながら釣り上る。
 
気力が萎えそうになったころ、このポイントでやっと釣れた。
Dscf4581
手前の岩の影に毛鉤が隠れ、ピックアップしたら掛かっていた。

7寸くらいのヤマメ。 
Dscf4576
釣った気がしないけど、釣れないよりは良いか。

そしてまた沈黙の遡行。
魚は釣れないけど、緑の洪水とハルゼミの声の中を歩くのは気持ちがいい。 
Dscf4582
 
倒木にマスタケが出ていた、もう古くて食用にはならない。
Dscf4583
別の倒木にヒラタケも出ていたが、手が届かない場所で採集できず。
もう夏キノコの時期である。

その後もパっとしない時間が続く。
定位しているヤマメに無視されたり、散々流したポイントから走られたりという情けなさ。
なんとか、チビイワナと7寸のヤマメを1匹づつ追加して脱渓点へ。

最後のポイント。あまり期待せずに振り込むと、上流から大きな魚体が毛鉤を追ってきた。
毛鉤を咥えて反転するのを見てゆっくりとアワせる。

今日一番の引きで竿を絞ってくれたのは8寸くらいのヤマメ。 
Dscf4610
エサが少ないのかな、お腹がへこんで可哀そうだった。

これで終了。
最後の最後に納得の1匹を掛け、満足して帰途についた。

帰り道、コアジサイが綺麗に咲いていた。もう梅雨入りが近い。
Dscf4613
 
オオバアサガラ、意外と綺麗な花をつける。
Dscf4620
 

 

2021年4月23日 (金)

新緑のヤマメ釣り

 今年の初釣行に行ってきた。

直前まで熊倉山にアカヤシオを見に行こうか迷ったのだが、渓流の誘惑に負けてしまった。

釣りには少々遅い朝8時、車止めに着くと幸い先行者は無し。
ゆっくりと準備をして川に降りる。

久しぶりの沢歩きは緊張する。どの岩も踏んでも滑りそうで恐々としながら歩を進める。
幸い水はさほど冷たくなくて、足がしびれるほどではない。

入渓してすぐ、小さな淵に毛鉤を浮かべると、派手な飛沫を上げてヤマメが飛びついてきた。
Dscf4464

4寸ほどのチビヤマメ、びっくりしたような顔で上がってきた。
Dscf4462
チビとはいえ今年の初釣果。とりあえず解禁釣行でボウズは避けられた。

その後、すぐに出たがすっぽ抜け。
さらにその先でも掛けそこなう。出方からしてチビヤマメが遊んでいる様子。

どうもこの辺りは小型しかいないようなので、一度林道に上がって少し上流に移動することに。

山が嗤っている。この時期に山に行かない奴は馬鹿だ。
Dscf4470

堰堤を越えた所から入渓。

しばらくは魚の反応は無し。河原の花に癒されながらの遡行。

ヒトリシズカ
Dscf4484

ヨゴレネコノメかな?
Dscf44851

眩しい新緑のトンネル。魚は釣れないが、歩いているだけでも気持ちがいい。
Dscf4486


釣果が無いまま次の堰堤が見えてきた。
高巻き前の最後のポイント。
Dscf4481
手前のかけあがりの辺りで水面の色が微妙に変わった。
魚は見えなかったが、手が勝手に動いてアワせるとずっしりとした手応え。

良い引き!これは結構デカそう!
走りまわるのではなく、底の方で体をくねらせながら抵抗している。
黄色っぽい魚体はイワナかと思ったが、寄せてくるとパーマークが見えた。

8寸強の良型。
Dscf4480
シーズン1発目でこんなに良いヤマメが釣れるとはなんという僥倖。
今年はいい年になりそうだ。

すっかり満足して「もう今日はこれでいいや」という気になったが、まだ時間も早いのでもう少し先へ。
というか、この渓は先まで歩かないとそもそも脱渓出来ないのだ。

少し上流のこんなポイント。
Dscf4497
三角の岩の横で、底から浮かび上がった魚が毛鉤を咥えて反転するのが見えた。

7寸くらいだけど綺麗なヤマメ。
Dscf4489
毛鉤への出方も魚体も文句なしの会心の一匹。

その後、同じサイズを2回掛けたが、2匹とも足元に寄せた所でバレた。
今日はいつもよりもラインを長めにしたので、手元で糸を手繰るのに手間取り、テンションが緩んだ瞬間に外れてしまったのである。
返しのついたハリを使えばいいのだけど、リリースを前提に釣っているので無駄に魚を傷つけたくない。

ちなみに私は同じ理由でランディングネットも使わないし、写真を撮る時も出来るだけ水から揚げず、鉤を外す時も魚に触らないようにしている。

以前テレビで、有名なフライフィッシャーが手を濡らしただけで魚を掴んでいたが、冷水魚は人の体温でも火傷をしてしまう事を知らなかったらしい。
渓魚に触る時はただ濡らすだけでなく、手を水温まで冷やさなくてはいけない。

・・まあ、かくいう私も、食べもしない魚をハリにかけて遊んでいる分際で、あまり偉そうな事は言えないのだが。。



今日は天気も良く、魚の反応も良くて気持ちがいい。
Dscf4466

このポイント、2つの岩の合間に2匹のヤマメが定位していた。
Dscf4502

そっと近づいて、水面を叩かないよう慎重に毛鉤を振り込む。
ちょっと距離が足りずに魚の後ろに落ちてしまったが、反転して追いかけて毛鉤を咥えてくれた。
Dscf4501
6寸くらいの小型だけど、見えている魚を掛ける事ができたのは嬉しかった。
見え鱒を釣ったの何年ぶりだろう?

「もしかしてオレ、釣り上手くなってね?」

と、いい気になったのも束の間で、同じ場所にいたもう1匹の方は振り込みに失敗して逃げられた。
さらに、その先のプールで派手にライズしていた魚も取る事が出来ず、高くなりかけた鼻は一瞬でへし折られた。

その後はしばらく沈黙の時間が続き、だんだん集中力が切れてきた。
こうなると悪循環で、釣り方が雑になってさらに魚が遠くなる。

漫然と釣り上って、いい加減飽きてきた所で最後の堰堤が見えてきた。
あの堰堤巻いたらそのまま脱渓点まで飛ばして歩こう、と決めて最後のポイントへ。

瀬尻も流れ出しも反応は無かったが、落ち込みの白泡に毛鉤を沈めたらすぐにアタリが出た。

ギュンギュンと力強く竿を絞ったのは幅広の8寸。
Dscf4509
午前中に釣ったのより若干小さいが、体高があって良く引いてくれた。

これで満足して納竿。

最高のロケーションで最高の釣りが出来て大満足の一日になった。





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