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釣り

2018年7月 3日 (火)

栗原川 ツバメ沢からケヤキ沢へ

 フライング気味に梅雨明け宣言が出された6月30日~7月1日、一泊で足尾の沢を歩いてきた。

栗原川を遡行し、支流のツバメ沢を詰めてケヤキ沢を下降する周回コース。

ルート図

今回はなんさん、Sさんと3人での山行、Sさんとは以前井戸沢でご一緒させていただいた事がある。お二人ともベテランの沢屋で、私は2人に連れて行ってもらう形。
 
金曜の夜に東京を立ち、白沢の道の駅で入山祝いをしてから仮眠して早朝に出発。
栗原川林道を走って入渓点へ。

ちょうど下降点にある駐車スペースから沢への踏み跡を下って行く。
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この道、尾根伝いに下ってしまうと末端が崖になっているらしい。なんさんは昨年来た時に3ピッチの懸垂を強いられたそうである。
今回は尾根の左側の広い斜面につけられた踏み跡を辿って問題なく沢へ降り立った。

急斜面を下った先は意外に広い河原。
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毛鉤を振ったら気持ちよさそうなゴーロと、白い岩盤のきれいなナメが続いていた。
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明るいナメ床の沢を気持ちよく遡って行く。
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天気も良くて実に気持が良い。

いつも秩父の井戸の底のような沢ばかり歩いているので、こんなに明るく開放的な沢は異次元の世界である。

美しいナメを堪能しながら歩いてゆくと右岸の台地に石垣が見えた。源公という集落の跡だそうだ。
 
源公の滝。
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遡るにつれ、川幅が狭くなって落差が出てくる。
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不動沢出会いが近くなるといよいよゴルジュ帯の入り口。
ここは手前から大高巻きになるのだが、せっかくなので大膳の滝を見にゆく。
 
大膳の滝。
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胸まで浸かって左から取りつけば登れるそうだが、その先にも難しい滝があるらしい。
我々はゴルジュ突破が目的ではないので、大人しく戻って右岸の斜面に取りつく。
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結構な急斜面をヒイコラ登ってゆくと古い道が現れて集落跡へ導かれた。
ここが円覚集落の跡。かなり大きな集落であった事がしのばれる。
 
そこから尾根を少し登ると右手に大きな滝が見えてくる。
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これが円覚の滝。地形図では不動滝と記されているが円覚滝が正しいようだ。
 
滝の上が円覚停車場跡の平地。
ここに索道の基地があったとの事、なんでも水車の動力で索道を動かしていたのだとか。
作られたのは明治の頃だそうだが、よくそんな技術があったものだと思う。
昔の人はすごい。

滝上、ここに水車があったのだろうか。
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この不動沢から尾根越えで本流を目指す。
対岸に古いロープが下がっているが、ここから上ると1105のピークに登らなければならないので、不動沢を少し遡行し、1105峰の南東のコルを乗り越して本流に降りる事にする。
 
その前に、ここまで良いペースで来れているので、不動沢を釣り上がってみた。
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そこそこ反応は良いが、釣れてくるのは7寸平均で少々物足りない。
ここは釣り人が多いのでかなり抜かれているのだろう。
 
適当なところで切り上げて本流へ移動。
 
左岸の斜面を上がって尾根に乗ると、明確な道が通っていた。
道は栗原川本流の右岸沿いに斜面をトラバースしており、これを少し辿った先の広い尾根を下って沢床に降りる。
降りたところが滝の上のテン場適地。

早速ビールを冷やしてタープを設営。
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その後、なんさんと2人で、夕食用のイワナを釣りに行く。
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すぐに7寸クラスが続けて釣れた。
これは楽勝だと余裕ぶっこいてたら、その後はバラしたり掛け損なったりで、結局なんさんが釣った良型1匹だけしかキープできなかった。。

貴重な1匹はSさんが刺身にしてくれた。
 
夜は焚き火を起こして、飯を食い酒を飲む。
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火を囲んで酒を飲むという至福の時間、やっぱり沢は楽しい。
 
日が暮れた頃から雷鳴が聞こえてきて、一雨来るかな?と思ったら猛烈な雷雨に見舞われた。
タープに避難して飲み続けたが、外が白く見えるほどの雨で、帰って聞いたらこの辺りは時間100㎜級の豪雨だったらしい。
 
明らかに大きくなった沢音を聞きながらシュラフに入るとすぐに眠ってしまった。
 
翌朝は5時起床。昨夜の雨もすっかり上がって青空が広がっている。
 
早起きしてSさんが焚いてくれたご飯を食べて7時に出発。

すぐに右から入るツバメ沢を遡行する。
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広い二股を右へ、特に難所も無く順調に遡る。
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上部はV字状の狭い谷。
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地形図を見て現在地を確認しながら歩くが、沢は尾根を歩くのとは勝手が違って難しい。
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稜線が見えてきた辺りから左手の尾根状に逃げ、最後は低い笹の繁る斜面を登ってあっけなく林道に出た。
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ちょうど9時。
予定通り林道ツバメ沢支線の入り口付近に出ることができた、いつもながら沢屋さんの読図力はすごい。
 
小休止の後、林道を少し下ってケヤキ沢へ。
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広い窪を下ってゆくと沢型が現れ
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水が出てきて沢になる。
 
この沢も所々でナメがある、下りは滑りやすいので注意しながら歩く。
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水量が増えてきた沢を下り、視界が開けたところが大滝。
 
ここは一度右に巻いてから懸垂で右岸のガレたルンゼに降りた。
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(なんさん撮影)

30mの大滝、下部がナメになっていてなかなかの美瀑である。
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さらに下ってゆくと水が消える、ゴルジュやナメ床も涸れていて、さっきまでの水はどこを伏流しているのだろう?と不思議に思う。
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しばらく涸れ沢を下ると突然といった感じで水音が聞こえてきて、一気に流れが復活する。
ここから全水量が流れ出ていた。
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ここからは特に悪い所も無く、最後はきれいなナメを下って、
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本流に出合う。
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昨日の下降点まで美しいナメを楽しみながら歩いて
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踏み跡を登って駐車地点に帰りついた。
 
まだ14時半、予定より早く下山できたが、帰りは関越の事故渋滞にハマって、家に着いたのは19時を過ぎてしまった。
 
 
夜に雷雨があったが、行動中ずっと好天に恵まれたのは良かった。
関東髄一と言われるきれいなナメを堪能した2日間、実に楽しい沢旅だった。
 
 
連れて行ってくれたなんさん、Sさん、どうもありがとうございました。



 

2018年6月11日 (月)

ヤマメに遊ばれる

 6月9日、ヤマメ釣りに行ってきた。

例年この時期はもう源流域のイワナ釣りがメインなのだけど、何故かふと「源流のイワナばかり釣っていたのではイカン!釣り師のはしくれとしてはシビアなヤマメを相手に腕を磨くべきだ。」などと偉そうな事を考え、あえて激戦区のヤマメ域に出かけたのである。

結論から先に書けば見事に撃沈した。
やはり秩父のヤマメはそんなに甘くなかった。

朝5時に車止めに着くと先行者の車は無し。
この時点で、「しめしめ、今日は爆釣間違いなしだ。」などと浮かれてしまう。

小1時間歩いて入渓。
 
倒木にマスタケが出ていた。
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ちょっと育ち過ぎて硬く、食べられそうもない。

しばらくは全く反応無し、だがあきらめて立ち上がるとそこここからチビヤマメが走る。
丁寧に流したはずなのに、こんなチビにまで見切られるとは。。
 
「まあ、まだ時間も早いし良型は出勤していないのだろう。」と楽観して釣り上がる。
 
しかし、その後も苦戦が続く。
魚の反応はそこそこあるのだけど、出ても見切られたり、掛け損なったりといつものパターンでヤマメに遊ばれる。
 
毛鉤のサイズも落として、ポイントへのアプローチも振り込みも細心の注意を払って釣っているのに全く歯が立たない。
 
1時間ほどして、ようやく釣れたのは5寸ほどの赤ちゃんヤマメ。
かろうじてボウズは免れた・・・

毛鉤の流し方に問題があるのだろうか、出方が早すぎて合わせられない事が多い。 
「ここで出るはず」と予想通りに出ても掛けられないのだから話にならない。
 
しかもヤマメは一度掛け損なうと、もう2度と出てくれない。
イワナのように落第点を取った生徒に追試をしてくれるような優しい先生ではないのだ。
 
行程の半分ほど来たところでようやく2匹目。
Sdscf3674
6寸のチビヤマメがこんなにうれしく感じられた事は無い。
結果的にはこの1匹が今日最大にして最後のヤマメになった。
 
4時間釣って予定の脱渓点に到着。
時間も早いのでさらに奥まで歩いてイワナに癒してもらうことも出来たが、なんとなくそんな気になれなかった。
スポーツで言えば、強い相手にチンチンにされた憂さ晴らしに、弱い相手を選んで試合をするようなもので、屈辱的な感じがしたのだ。
 
今日のところはおとなしく負けを認めて素直に帰ることにしよう。
 
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天気が良くて、ハルゼミの声を聴きながら竿を振れたのが唯一の収穫だった。
 

 

2018年5月13日 (日)

新緑の源流へ

 5月12日、今年初めての源流釣りに行ってきた。

朝4時半、車止めを出発。
もうこの時間でもヘッデンが必要無いほど夜明けが早くなった。

ヤマツツジは早くも散りかけ。
アオバトの目の回りそうな鳴き声が夜明けの森に響いている。
 
尾根への急登でコルリの囀りを聞いた。
スズタケが枯れてからあまり耳にしなくなったような気がしていたのだけど、ここ数年は毎年この時期に声を聞けている。
 
2時間少々の歩きで入渓点へ到着。
予想通り水が多い、10センチくらい高いだろうか。
遡行に手こずりそう。
 
最初のゴルジュは竿を出さずに遡行する。
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やっぱり沢歩きは面白い。
ツルツルの岩のわずかな弱点を探し、ギリギリのフリクションでヘツリ、登る。
適度な緊張感がこの沢の醍醐味だ。
 
山道では汗をかくほどだったが沢筋はヒンヤリとして少々寒い。
出来るだけ水に入らないように、と飛び石で渡渉しようとして滑った。
見事に半沈、パンツまで濡れて震えあがる。
 
どうせ濡れるのだから最初から水に入ってしまえばいいのに、毎回同じことを繰り返してしまう、どれだけ学習能力が無いのだか。。
ただ、一度濡れてしまえばもう怖いものは無い、ざぶざぶと沢に浸かり、飛沫を浴びながら小滝を登る。
楽しくなってきた、やっぱり沢はこうでなくっちゃ。
 
なんだか釣りをするのが面倒になってきたが、せっかく竿を持ってきたのでイワナの顔を拝んで行かなければ勿体ない。

渓相が落ち着いてきた所から竿を出す。
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水量が多くて毛鉤で狙えるポイントが少ないが釣りにならないほどではない。

しかし、まったく反応が無い。
しばらくはただ竿を振っているだけの遡行が続く。
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いつもはこの滝までで数匹は出ているのだけど。。
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水量が多いと、普段は水線で歩ける所も巻いたりヘツったりしなければならない。
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こうなると釣り竿が邪魔になってくる。
 
釣り始めて1時間くらいたってようやく最初の1匹。
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6寸のおチビちゃんが今年の初イワナだった。
 
こんなポイントで出た。
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いつもは飛ばしてしまう小場所だけど、今日はポイントが少ない。
 
ようやく谷に日が差し込んで、すこし暖かくなってきた。
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水生昆虫が飛び始め、やっと瀬尻から走るイワナを見るようになってきた。
 
2匹目。
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少しサイズアップしたけど7寸。

上流から生暖かい風が流れてくるようになった、気温が上がって来れば魚の活性も上がるはず。
 
このポイントで左のタルミに毛ばりを漂わせると、岩の下からイワナが浮かび上がって反転するのが見えた。
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8寸、ようやくこの沢らしいサイズが釣れた。
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滝に到着。
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奥秩父でも有数の美瀑、この滝を見るためだけでもこの沢を遡行する価値がある。

水量が多いので迫力満点、振動を感じるほどの瀑音と瀑風を浴びていると鳥肌が立ってくる。
 
滝を堪能し、巻きにかかる。
ここ数年、ここまでで満足して納竿することが多く、この上に行くのは久しぶり。
 
巻き道にひっそりとシャクナゲが花を咲かせていた。
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ここから魚の反応が良くなってきた。
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このサイズを数匹追加。
 
最後の悪場、ゴルジュの奥に2つの滝が懸かる。
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以前、友人と中央突破を試みた事があるが、2つ目がどうしても越えられなかった。
 
左岸から大巻き。
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なんかすごく怖いんだけど・・
巻き道薄くなった?
いや、年を取ったせいか。若い頃はこんな所鼻歌交じりで越えていた。
 
ここからは平坦な渓相になる。
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昔はひどく荒れた印象を受けた区間だったけど、現在は落ち着いていい感じ。
 
ここでまた数匹追加。
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今日最大、9寸にはちょっと足りないか。
この沢らしいきれいなイワナ。
 
支流が滝で出合う。
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今日は支流の方が水量が多そう。
 
この上は流れが細くなってポイントも小さくなる、少し釣り上がって納竿した。
 
最終的には十数匹釣れただろうか、型は8寸止まりで今ひとつ。
まあ贅沢は言えないか、条件を考えれば上々の釣果だと思う。
 
帰路は怪しい踏み跡を使って下山。
ミツバツツジが満開だった。
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最後の林道で今年初めてハルゼミの声を聞いた。
一年で一番いい季節がやってきた。

 
 

2018年4月23日 (月)

再びヤマメ釣り

 4月21日、荒川水系渓流保存会の調査にご一緒させていただいた。

朝5時に市内のコンビニで待ち合わせて川へ向かう。
今回の参加者は私を入れて5人、さすがに一緒に釣り上がるには無理がある。
なので2手に分かれ、私はTさんと一緒に下流部に入らせてもらうことにした。

奥に行った方が魚影は濃いのだけど、水量も少なくなるし谷も狭くてテンカラでは窮屈な釣りを強いられてしまう。
ならば魚が薄くても気持ちよく竿を振れる場所で釣りをしたいと思ったのだ。
 
歳をとったせいか、以前のようにガツガツと魚を釣りたいとも思わなくなった。

奥に行くメンバーと分かれて下流部に入渓。
 
この辺は渓相も穏やかで遡行も楽だ。
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早速Tさんがヤマメを釣り上げる。
 
私は・・・前回と同様、出るけど掛からない。。
掛け損なったという感じではなく、見切られて蹴飛ばされている感じ。(笑)
やはりヤマメは難しい。
 
やっと掛かった!
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チビだけど、とりあえずボウズだけは回避。
 
少し行った先の小滝の通過で足を滑らせて転倒。
なんと竿を折ってしまった。。
 
竿を片手にポイントを目で追いながら歩いていると、どうしても足元の注意がおろそかになってしまう。
 
落ち込んでいると、やはり足を滑らせて沈をしたTさんがずぶ濡れで上がってきた。
この小滝は2人揃って受難の場所だった。
 
日が差し込んで暖かくなってきたが、反応はそこそこあるものの今ひとつパッとしない。
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出てもこのサイズ。
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ちょっと良いサイズが掛かったと思ったら手元で外れたりと、前回と同じような展開のまま予定より大分早く脱渓点の滝に着いてしまった。
 
事前に川獺庵さんから滝を巻けば登山道に出ると聞いていたので、何も考えずに斜面に取り付いて巻きにかかる。
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・・・が、これが失敗だった。
 
ちょっと登れば道に出ると思ったが全然そんな気配が無い。
細い灌木や地面に張り出した根っこに掴まりながら急斜面を這い登って行く。
ここまで登ってしまうともう降りる事も出来ないのでとにかく登るしかない。
 
忘れてた、川獺庵さん「巻き道は無い」って言ってたんだ。
アヤシイ踏み跡でも「ちゃんとした道があります」って言う人が無いって言うんだから、こうなるのは想像できたはずなのに。。
 
4~50mも登っただろうか、やっと道に出た時にはぐったりと疲れてしまった。

あろうことか、Tさん竿を持ったまま登って来てるし。。
 
時間はまだ9時過ぎだけど、2人とももう釣りをする気になれず、ここで納竿して引き返すことにした。

魚も釣れず、竿も折り、怖い思いもして散々な釣行だったけど、帰路Tさんと話をしながら新緑の山道を歩いていたら、まあ良い一日だったかな?と思えてくるのが不思議である。
 
Tさん、お付き合いいただき、どうもありがとうございました。
 
 
駐車場所近くの林道脇にセリがいっぱい出ていて、いいお土産になった。
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2018年4月 8日 (日)

解禁釣行2018

 4月7日土曜日、今年初めて渓流釣りに行ってきた。

朝7時、入渓点に到着。幸い先行者の車は無し。
予報では午前中から晴れるとの事だったが、山間には雲が低く垂れこめて今にも降り出しそう。
ただ気温は思ったより高く、釣りをするにはちょうど良い天気。

準備をして川への踏み跡を下って行くと、前夜の雨で湿った斜面でスリップして尻もちをついてしまった。
忘れてた、今日は沢靴だったのだ。

川に降りるともう木々が芽吹き始めていた。今年は季節の進みが早い。
渓はもうすっかり春本番の装いである。
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ミソサザイの囀りを背中に、久しぶりの竿の感覚を確かめながら釣り開始。

最初のうちは毛鉤が思い通りに流せずに苦労したが、練習のつもりで10分ほど同じポイントで振っていたら大分感覚を取り戻してきた。
 
すると、次のポイントでいきなり水面に飛沫が上がった。
が、これは空振り。
多分チビヤマメが咥えそこなったのだろう。
それでも魚の反応にテンションが高まる。

すぐ先の小さなポイントでまた出た。
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流心の脇を流れる毛鉤に派手に飛びついてきた。
 
今度はしっかり掛かった、一瞬魚の手ごたえを感じた途端チビヤマメがすっ飛んできた。
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ヤマベサイズ。(笑)
それでも今期の初ヤマメ、ボウズだけは回避できた。

その後も同じサイズがポツポツと釣れる。
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瀬尻だけでなく、流心の脇、落ち込み横の巻き返しや岩影のタルミなど、どこを流してもこのサイズが飛びついてくるのでどうにもならない。
大きいのは全部抜かれているのだろうか。
 
まあ、全然反応が無いよりはいいか。
気分転換にちょっと竿を置いて一服。
 
それにしても良い季節になった。
芽吹き始めた木々の淡い色が目に染みる。
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草木染のパッチワークのような山肌にヤマザクラやツツジが彩を添えて、まさに山が嗤っているよう。
そろそろアカヤシオの便りも聞かれるようになり、釣りなんかしていて良いのだろうか?という気もするが、今日は年に一度のヤマメ釣りを楽しもう。
 
どうせ上に行けば誰かが入っているはずなので、あまり先を急がずじっくりポイントを探りながら釣り上がる。
 
谷が狭まって落差のある区間を過ぎると再び瀬が続く。
この辺から少しサイズアップしてきた。
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と言っても6寸くらい。(笑)
これでもここでは標準サイズかな、車道沿いの激戦区なので贅沢は言えない。
 
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少し広いポイントに慎重にアプローチし、水面を叩かないよう丁寧に毛鉤を振り込む。
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白泡の消える辺りで銀色の魚体が反転するのが見えた。
落ち着いてアワせると、今日初めて竿先を絞り込むような引き。
寄せてみたら7寸くらいで思ったほどではなかったが、今日一番のヤマメだった。

これは残念ながらカメラを出している間に逃げられてしまった。
ネットがあればこういう事は防げるのだけど、撮影のためだけにネットを持ち歩くのも面倒だし、そもそも私はネット自体所持していない。
10年以上前にどこかの渓で失くし、全く必要の無いアイテムである事に気が付いたので再購入する気になれなかったのだ。

その後、また6寸クラスを追加。
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さらに釣り上がったところで先行者を発見して納竿した。

3時間ほどの釣りだったけど、予想以上に反応が良くて楽しめた。
型は出なかったけどこれは腕のせいだろうと思う。
今日掛け損なったり、見切られたり走られたりした魚も、上手い人ならしっかり釣っていたはずである。
源流のイワナばかり相手にしていると釣りの腕は絶対に上達しないのだ。
わかってはいるけど・・次はやっぱりイワナ釣りかなあ。(笑)


 

2018年3月25日 (日)

子供とアジ釣り

 子供を連れてアジ釣りに行ってきた。

今回お世話になったのは、金沢八景の蒲谷丸という船宿。
ここは春休みと夏休みの期間限定で半日船が親子ペア料金で6500円で乗ることが出来る。
東京湾の半日船は平均で大人が6000円くらい、宿によって女性と子供は半額になるが、それでも9000円くらいかかるので、かなりお得である。

朝6時に到着、大ドモの席を確保できた。
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今回は片弦6~7人で割とゆったりできた。

定刻より少し早く7時15分に出船。
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八景沖のポイントは今のところ不調らしく、好調の横浜沖まで走る。

どうせ戻る事は分かっていたのだから、最初から横浜の船宿で乗った方が早いのだけど、格安料金に負けた。(笑)

30分ほどの行程で横浜沖へ。
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湾奥の船宿大集結。(笑)
今はここにアジの群れが固まっているらしい。
 
ちょうど横浜港の入り口なので、大型船の出入りが激しい。
航路に散らばる釣り船に「邪魔だあ~!」とばかりに汽笛を鳴らしながら通過して行く。 

水深は20mくらい。
「ハイ、どうそ~底から2mです」の合図で仕掛けを投入、1m巻いてコマセを振り、さらに1m巻いてもう一回。
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すぐにプルプルと竿先が震え、続いてグングンと竿先が引き込まれる。
いい引き、これは良い型かも。
巻き上げると1荷だった、これは幸先が良いぞ、と思ったら船べりで1匹バレた。

その後も好反応。
ほぼ一投一匹で釣れてくる。しかも今回は型が良い。
20センチ前後の中羽アジが揃う、これくらいが塩焼きでも刺身でも美味い。
 
一荷も何度か。
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ただ、大型船が通るたびにグルグル回転するような不規則な揺れが来るので少々釣りにくい。
子供は30分ほどで船酔いでダウンしてしまった。

朝のフィーバーが一段落してもまだポツポツと釣れる。
アタリが無ければ少し誘いあげて見たり、タナを変えてみたりと工夫しながら1匹づつ釣って行く。
入れればすぐに掛かって来るような釣りは作業のようで飽きてしまうので、これくらいの釣れ具合が丁度いい。

途中に潮止まりで食いが止まる時間があったが、10時ころからまた釣れ出した。
最後の方は子供も復活して釣りはじめ、数を伸ばす。

本日の釣果。
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私が39匹、子供が13匹。外道にサバが1匹、イシモチ2匹だった。
実質1時間くらいしか竿を出していない子供が私の3分の1も釣っているのが納得いかない。(笑)

今回は型が揃ったのでオカズには十分な量になった。
 
定番の刺身と
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塩焼き。
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あとは、なめろうとアジフライも。

中骨は半日ほど天日干ししてから2度揚げで骨せんべいにした。
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これは子供に好評でほとんど食われてしまった。 

一匹だけ釣れたサバはしめ鯖にしてみた。
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酢で〆る時間が短かったか、ほぼ刺身。
でも脂がのってとても美味しかった。

 
 
海の釣りは食べる楽しみもあって良い。
次は夏休みかな。
 
 

 

2018年1月15日 (月)

高滝湖でワカサギ釣り

 日曜日、farwaterさん、ジョニーさん高滝湖にワカサギ釣りに行ってきた。

久しぶりに釣りの記事。

今シーズンはいつもの円良田湖がワカサギ釣りの営業をしていないこともあり、行く機会をのがしてしまっていた。
山歩きや渓流釣りは一人で行くのが全く苦にならないし、むしろ楽しいのだけど、ワカサギを一人で釣るのはなんとなく寂しい。
寒い中での釣りは修行のようで辛い上に釣り場までの運転も億劫だ。
 
なので今回お二人にお誘いいただき、一も二もなくご一緒させてもらう事にした。
 
朝3時に出発して5時前に高滝湖に到着。
管理事務所前にはすでに順番待ちのクーラーボックスが20個ほど置かれていた。
ワカサギは朝一番が勝負なので皆さん気合が入っている。
 
6時過ぎに事務所が開くのを待って受付を済ませ、目の前の釣り場へ。
ここはボートかドーム桟橋での釣りになる。今回は安楽なドーム桟橋で釣る。
浮き桟橋をビニールハウスで覆っただけで暖房などは無いのだが、今の時期、風をしのげるだけでもずいぶん違う。
 
早速準備をして仕掛けを投入。
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すぐにアタリが出るがなかなか鈎掛かりしない。
 
なんとか1匹目。
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ワカサギ釣りをやったことのある人なら察しがつくと思うが、こういう写真を撮っているという事はあまり釣れないという事である。
本来なら朝一のこの時間は入れ食い状態で、写真など撮っている暇があってはならないのだ。
 
それでもポツポツと釣れ続けていたのだが、日が昇って明るくなってきたらパッタリとアタリが止まってしまった。
ここまでの釣果は20匹に満たない・・
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当初は1束を目標にしていたが、半束に下方修正。いや、それすらも危ういかも?

同じドーム内でも、反対側で釣っている人たちはしっかりと釣れている。
どうも、桟橋の影になる西側に群れが片寄っている様子。釣り座の選定を誤ったか。。
 
満席で移動もできないので我慢して釣っていたのだが、しびれを切らして外の桟橋の様子を見に行ったfarwaterさんがすぐに2匹のワカサギを手に戻ってきた。
周りに聞こえないように小声で「外の方が釣れますよ」と教えてくれた。
行ってみると、確かにアタリが多い。

気づかれないようにさりげなく3人で外に移動。
だが、この手の情報はあっという間に伝わってしまうらしく、すぐに外桟橋は釣り人で埋まってしまった。
 
外ではそれまでの沈黙がウソのような入れ食いで、ここで50匹ほど追加。
目標を一束に再修正する。
しかし、昼近くになるとここでも釣れなくなってしまった。
風も出てきて寒くなってきたのでドーム内に戻る。
 
もう反対側でも釣れなくなっており、昼を過ぎると帰り始める人が出てきた。
 
1時を過ぎて、また外の桟橋でアタリが出始めたが、移動してすぐに根掛かりで仕掛けを失ってしまい、気力も失せた。

結局私は88匹と目標に12匹届かなかった。
お二人はしっかり100匹以上釣っていた。さすがである。
 
釣果はすべてカラ揚げに。
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ほとんど子供に食われてしまった。(笑)
 

 
久しぶりの釣り。お二人のおかげでとても楽しい一日になった。
車を出して運転までして下さったfarwaterさん、ジョニーさん、どうもありがとうございました。
 
 
 

2017年8月27日 (日)

久しぶりに秩父の渓へ

 土曜日、monkeyさんと秩父の渓に行ってきた。

朝5時に車止めで待ち合わせ。
私は寝坊して遅刻しないよう、前夜に現地に到着して車中泊した。
4時過ぎに隣の車の音で目が覚めると、すでにmonkeyさんが到着しておられた。

すぐに準備して出発。
まだ真っ暗な道をヘッデンで歩き出す。

普段から運動することを心がけているそうで、結構良いペースで歩いているのに息一つ切らさない。さすが。

2時間半の歩きで入渓点に到着。

8月に入ってからの雨続きで増水していたけど、釣りにならないほどではない。

釣り始めてほどなく最初の1匹。
monkeyさんもすぐに釣りあげる。

今日は良い釣りができそう、と期待しながら釣り上がるが、その後は激渋。
うそでしょ?というくらい反応が無くなってしまった。

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増水のせい?気温が低いせい?
虫もあまり飛んでいない。
でも釣れるときは関係なく釣れるんだけどなあ?

そういえば、ここ数年はこの区間であまり良い釣りをしていない。
5月に来た時はそこそこ出たけど、やはり核心部では反応が悪かった。
何かの理由でイワナがいなくなってしまったのかも?

私だけではなく、monkeyさんの毛鉤にも出ないのだから腕のせいではない。

絶好のポイントでも反応なし。
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朝方ちょっと雨に降られたけど、雲が切れて薄日も差してきた。
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反応が無いので遡行ペースが上がる。

10時に最初の脱渓点に到着。
「ここであがりますか?」という話も出たが、たしか前回はここから反応が良くなった。
まだ時間も早いので、さらに先へ釣り上がる。

ようやく出た。
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普段なら写真も撮らないサイズだけど、今回はイワナの写真が無い。(笑)

 
相変わらずシブいが、多少は反応が出るようになり、2人とも何匹か追釣したところで終了。
昼食を取って下山した。
 
今回、キノコを教えてくださいと言われていたのだけど、沢筋の倒木にはお目当てのヒラタケがほとんど無かった。
なので帰路の山道で何か見つけたい。
 
幸いチチタケが結構出ていた。
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タマゴタケもいくつか採れて、お土産に持って帰っていただいた。
イワナが釣れなかったので、食べられるキノコが見つかって良かった。
 
3時間の歩きで無事に帰着。

monkeyさん、どうもありがとうございました。
全然釣れませんでしたけど、これに懲りずにまたご一緒しましょう。
 


*今回ザムストの膝サポーターを試してみたけど、なかなかいい感じ。
登りは動きが制限されて邪魔に感じるけど、下りではしっかり膝をサポートしてくれて全く痛まなかった。
簡単に着脱できるので登りは外して下りだけ着けることにしよう。




2017年8月 8日 (火)

ハゼ釣り2戦目

 アップするのが遅くなってしまったが、7月30日にfarwaterさん、ダブルさんと一緒にハゼ釣りに行ってきた。

前回と同じ大井ふ頭中央海浜公園。

朝4時に現地集合という、ハゼ釣りにあるまじき気合の入った釣行。
釣り場に着くとまだ薄暗い。
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こんな時間でも釣り人がいた、恐るべしハゼ師。

仕掛けを入れるとすぐにアタりがあってハゼが釣れる。
ほぼ入れ食い。

前回よりだいぶ大きくなっていて、10センチクラスが結構混じる。
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ダブルさんも今回から塙式仕掛けを使って好調に釣りあげていた。
タナゴ師のfarwaterさんはシモリ仕掛けを使っていたが、ウキでアタりを取る釣りもなかなか楽しそうだった。
競技じゃないんだから、遊び心があった方が良い。

8時過ぎまで釣って雨が強くなってきたので撤収。
3人とも束超え、型も良くなって楽しめた。

farwaterさん, ダブルさん、どうもありがとうございました。

またご一緒しましょう。
 
 



2017年7月16日 (日)

ハゼ釣り開幕戦

 日曜日、今年初めてのハゼ釣りに行ってきた。

ここ数年、ハゼ釣りは浦安にばかり行っていたのだけど、今年は今のところあまりパッとしない様子。
なので今回は久しぶりに京浜運河に行ってみた。

釣り場は以前よく行った大井ふ頭海浜公園。

涼しい朝のうちに勝負しようと、朝4時に家を出発。
この時間だと下道利用でも1時間で大井に着く。

この時間でもハゼ付き磯は早くも結構な釣り人で賑わっていた。

ここは立ち込まなければならないので足回りは沢靴を履いた、以前サンダル履きで岩場で滑って怪我をしたので用心のため。
 
今話題のヒアリ対策にもなる。かも?(笑)

 
準備をして早速竿を出すと1投目から釣れた。
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これくらいがアベレージサイズ。
うっかりカメラを忘れてしまってスマホの写真のみ。
 
ハゼの湧きは順調のようで、ほぼ一投一匹で釣れる。
一か所で数匹釣るとアタリが無くなるので、ちょっとポイントをずらすとまた釣れる。
サイズは今ひとつだが、ポンポン釣れるので面白い。
 
今まで仕掛けはハゼスイベルを使っていたのだけど、今回は塙式という仕掛けに替えてみた。
江戸川放水路で10束釣るという名人も使っている伝説の仕掛けらしい。
基本的な形はスイベルと変わらないが、金具を介さない分感度が良くなるはず。
  
使ってみると、確かに感度が良い。
ハゼがエサを咥えた瞬間の微妙なアタリがとれる。
(実際に私がとれているのは半分にも満たないと思うが・・(^^;)
 
スイベル仕掛けに比べると鈎やオモリの交換が面倒なので、根掛かりが多い場所は辛いが、それでもこの仕掛けを使うだけの価値はある。
 
竿尻に伝わる、かすかな「コッ」というアタリで掛ける事が出来ると実に気持ちが良い。
 
 
今日は小潮の上げの時間で、釣っている間にゆっくりと潮が満ちてくる。
それに乗ってハゼが次々と足元に寄ってくるのが見えるので、少しずつ後退しながらの釣り。
 
10匹に1~2匹くらいこのサイズが混じる。
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掛かった時にキューンと横走りしてくれて楽しい。
 
7時半になると、釣り船が続けて運河を通過してゆく。
波が押し寄せてくるので岸に一時避難。
ザブンザブンと波に洗われ、水が茶色く濁ってしまって、この後はしばらくは釣りにならない。
これを機に引き上げてゆく常連さんが多数。
みんな早朝から来てこの時間まで釣るのが基本らしい。 

濁りが取れるとまた釣れ出したが、そろそろ左手の指先が痛くなってきた。
袖2号の小さな鈎を使っているので、ハリを外す度に強くつまんでいると痛くなるのだ。
フォーセップとかを使えば良いのだろうけど、いちいち面倒だし、手返しも悪くなる。

櫛の歯が抜けるように釣り人が減ってゆき、逆にバーベキューの客が集まり始めてにぎやかになってきた所で納竿した。
 
数えてないが束は超えたはず。
捌けるサイズだけ4分の1ほどキープしたが30匹以上いた。
 
 
来月になればもう少し育って、面白くなると思う。
今年はここをメインに釣ってみよう。

 
釣果は天ぷらで。
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カラ揚げサイズも頑張って開いていただきました。
 
ハゼの天ぷら最高!(笑)

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