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2024年12月

2024年12月31日 (火)

蕎麦粒山

年末恒例となった蕎麦粒山へ。

川乗橋から鳥屋戸尾根を登り、仙元峠から浦山大日堂に下った。

ルート図


今年最後の山行はいつも通り蕎麦粒山へ。
年越しそばにかけての洒落のつもりだったのが、いつの間にか年末の恒例行事になってしまった。

奥多摩駅のバス乗り場は工事のために場所が変わっていた。
年の瀬だというのにそこそこの人出で、東日原行きのバス停には10人以上が乗り込んだ。

川乗橋でほとんどの人が降りた。
林道を進むと、私の前で物好きな人が一人、鳥屋戸尾根に取りついた。
後を追うように登り始める。

いつもの事だが、この尾根は笙ノ岩山までの登りがとにかくキツい。
修行のように登って行く。

大ブナ。私は勝手にこの尾根の主と呼んでいる。
Img_9560

足が攣りそうになりながら笙ノ岩山へ。
Img_9561
休憩中の先行の人としばしお話。
これから川苔山経由で鳩ノ巣まで歩くとか、すごい体力だ。
それでも、この人も「こんなに長かったっけ?」と思ったと言っていた。
やっぱりここはキツかったんだな。

石尾根の山々、鷹ノ巣山から雲取山。
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都県境尾根の山も。三ツドッケ。
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先ほどからヘリの音が聞こえていたが、川苔山の手前で防災ヘリがホバリングしていた。
何か事故でもあったのだろうか?
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塩地ノ頭、この山名版去年もあったっけ?
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これも
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登山道に出た、もう山頂パスして仙元峠に向かいたいところだが、一杯水への巻道は相変わらず通行止め。
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最後の急登をヒイヒイ言いながら登って山頂へ。
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時間は11時20分。ゆっくりしたいけど、2時のぬくもり号に乗りたいのでそのまま尾根を西へ。

都県境尾根から富士山、この日は冬型が緩んだせいか少し霞んで見える。
Img_9576

11時半、無事に仙元峠に到着。
ここから川俣まで2時間弱なので、若干余裕ができた。
風も無くて穏やかな陽気の下、ゆっくりおにぎりを食べて休憩。
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仙元尾根の下りタイムは昭文社マップで2時間40分となっているが、これは少し余裕を見すぎている気がする。
さほど足が速くない私でも1時間近く早く下ることができる。

1時40分、無事に大日堂に下山。
大日如来に山行の無事を感謝してお参り。

ぬくもり号の運転手さんに、「一人で山に登って怖くないの?」と言われた。
どうもクマとかの動物に遭うのが心配らしい。
聞けば、10月頃に川俣の民家にクマが入り込んで冷蔵庫を荒らされる被害があったらしい。

この辺でも里に下りてくるようになったという事は、やはり生息数が増えているのだろうか。


 

 

 

2024年12月22日 (日)

平石尾根から本仁田山

奥多摩の本仁田山に登ってきた。

大沢から平石尾根を登り、ゴンザス尾根を下るルート。

ルート図

無性に急坂を登りたくなって本仁田山へ。
以前歩いた大休場尾根も酷い急登だったが、今回登る平石尾根もかなりヤバそう。
日原線の鉄塔までの等高線の詰み方がハンパではない。
不遜にもワクワクしながら登山口へ。

氷川の駐車場に車を置いてバスで大沢へ、マス釣り場を見ながら平石橋を渡る。
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渡った先を右に入り、日原川の左岸沿いに付けられた道を辿る。
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予想していたよりしっかりした道、登山詳細図では曳鉄線探索路と記されている。
一度最後まで歩いてみたい道だが、今回は消火栓から左の斜面に続く道を登る。
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少し登った先に廃屋があり、その先で道が消えた。
しばらく右往左往してから戻ってみると、手前に倒れた道標があり、逆方向に登る道があった。
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落石防止柵を縫うように登って行く。 
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植林帯に入ると、予想通りの急坂。ほぼ崖である。
ただ、九十九折れに道が切られているので、さほど苦労しないで登れる。
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東電ポールで道が分かれる。ルートは直進だが、上の人工物が気になって左に登ってみる。
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廃隧道があった。この隣にもう一つ並んでいる。
覗き込んでみると奥に光が見える。尾根を潜って反対側に抜けているようだ。
Img_9539_20241222135601
通り抜けてみようかと思ったが、怖いのでやめておいた。
このトンネル、何のために作られたのだろう?

道に戻り、送電鉄塔を過ぎた所に古い道標。ここから安寺沢まで斜面をトラバースする道があるらしい。
この辺りは探索してみたい道が多いが、今回はそのまま尾根を登る。ここから急に道型が薄くなる。
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尾根に乗ると先日の雪が薄っすらと残っていた。
葉を落とした木々の先に川苔山が見える。
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冬枯れの尾根を登る、この時期の明るい道をサクサクと落ち葉を踏みながら登るのも気持ちがいい。
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石祠があった。ふつうはもっと里に近い所にあるのだがここはかなり上の方。
何か意味があるのだろうか?
台座に石が乗っていたので除けてあげようとしたら、下に一円玉が置かれていた。
飛ばされないように石を置いたようなので、そのままにしておいた。
Img_9544
 
その先はまた急登。
この辺りはもうホントにキツかった。
急坂を登りたいとかふざけた事を言っていたの誰だよ!と自分を罵りながら登った。

後悔するのが分かっているのに登ってしまう。
こんなに辛い思いをしても、下山したらケロっと忘れてしまうのだから始末に負えない。
山登りと言う趣味は本当に恐ろしい。

なんとか平石山へ。
さらにその先に本仁田山がそびえ立っていて、絶望的な気持ちになる。
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蕎麦粒山から三ツドッケの稜線。
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こんなところにモノレール?
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ようやく登山道に出た。
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ほどなく山頂へ。ああキツかった。。
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ご褒美のように富士山。手前の枝が邪魔だが雲もかからずに綺麗に望めた。
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ゆっくりとおにぎりを食べて休んでいたら、続々と人が登ってきたので早々に下山。

ゴンザス尾根の下りが足にきて、膝がガクガクになってしまった。





2024年12月 9日 (月)

破風山でモミジ狩り

破風山に紅葉を見に行ってきた。

満願の湯からの往復コース。

先日の甲仁田山の写真を家内に見せたら、私も見たいから連れていけとせがまれた。
道が無いとはいえ、体力的には十分登れる山だが、2週連続で同じ山ではつまらない。

そこで以前にも行った破風山に連れていくことにした。
実はこの日はちょっと風邪気味で、喉に違和感があったのだが、この程度なら軽く山を歩いて、下山後にアルコール消毒をすれば治るだろうと出かけたのである。

朝8時過ぎに皆野町営駐車場に着くと、もう3分の1くらい埋まっていた。

一人なら山頂まで1時間もかからないコースだが、家内に合わせてゆっくり登る。

1時間ほどで猿岩へ。
ピークは過ぎて、だいぶ落葉が始まっていたが、まだまだ美しい。
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今年はちょっと赤が弱いかな?
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キレイに色づいたイロハモミジ
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たっぷり1時間半かけて山頂へ。
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ここは相変わらずの好展望。
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両神山から甲武信、雲取など奥秩父の山々、武甲山から東秩父まで、秩父の主だった山が一望できた。

帰りもゆっくり紅葉を楽しみながら来た道を下って下山。

これで今年の紅葉もラストかな。




2024年12月 1日 (日)

紅葉の甲仁田山

奥武蔵の山を歩いてきた。

東尾根から二子山に登り、武川岳まで縦走して名栗げんきプラザに降りるルート。

ルート図

そろそろ山の紅葉も終盤戦、どこかまだ楽しめる山は無いかとヤマレコを見ていたら、甲仁田山の紅葉がすごいらしい。
過去に一度東尾根から登ったことはあるが、夏だったのでモミジが多いかどうか気が付かなかった。
まともな道は無いが、手ごろな山だし半日コースでゆるっと歩いてみることにした。

登山口まで一応バスはあるが、本数が少ないので車で。
付近に車が置けないので名栗元気プラザの駐車場に停めさせてもらう。
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最初は林道歩きで登山口まで。
前回はこの林道を少し入った所から焼山沢を渡って取りついたが、道が不明瞭な上にとんでもない急登を強いられたので、今回は尾根末端から登ってみる。
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少し先のここから踏み跡があったので入ってみた。
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すぐ上の墓地で道は消え、植林帯を適当に登る。
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尾根に乗ると、甲仁田山が見えた。山頂直下が色づいている。
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植林帯の鬼急登を登りきると
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ご褒美の紅葉があらわれた。
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思ったより見事、時期的にもちょうどいい感じ。
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凄いすごい!
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足が前に進まない。(笑)
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イロハモミジがメインでオオモミジも混じる。
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ダンコウバイとミズナラの黄色も良い感じ。
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紅葉の向こうに武甲山。
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距離にして200mくらいの区間だけど、モミジの密度は凄い。
人が植えたんじゃないかと思うくらい。
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後ろ髪をひかれながら甲仁田山の山頂に。ここは電波塔があるだけのつまらないピーク。
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山頂からの下り、一度歩いているのでナメていたら変な尾根に引き込まれそうになった。

無事に二子山(雄岳)へ
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ここからは一般登山道で武川岳を目指す。

登ってきた甲仁田山、尾根の一部分だけ綺麗に色づいているのが見える。
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焼山から武甲山が綺麗に見えた。
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この辺はもう落葉が進んでいた。
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武川岳。
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昼食休憩の跡、郡界尾根を元気プラザへ下る。

伊豆ヶ岳と古御岳。
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この辺もナラ枯れの被害木が目立った。そのうちナラの木が絶滅危惧種になってしまうかも。
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12時過ぎに無事下山。 
近場でこんなに見事な紅葉を見られるとは思わなかった。
ネット情報すばらしい。


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