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2024年6月16日 (日)

梅雨入り前に

梅雨入り前にもう一度、と秩父の溪に行って来た。
高価な年券を買ってしまったので、できるだけ行っておかないと損だ、という貧乏根性である。

今回はヤマメとイワナの混生域。
できればイワナよりヤマメに会いたいと、あえて激戦区に入ってみた。

30分ほどの下降で支流の出会いに到着。
Dscf9001
やはりちょっと水が多い。

すぐに出てくれたのは6寸のイワナ。
Dscf9002
今日は水が多くても反応は良い感じ。

あれ?こんな所あったっけ? 
Dscf9006
倒木をくぐり乗り越えて先へ。

 ちょっとサイズアップ。
Dscf9012
 
右の巻き返しで出た。
Dscf9014
 
反応はまあまあだが、イワナばかりでヤマメが出ない。
いつもはこの辺だと半々くらいでヤマメが混じるのだけど。。

深い谷に日が差し込んで、気温が上がってきた。そろそろ良い時間。
Dscf9015
 
でもイワナばかり。
Dscf9020
 
この瀬尻で出た、こういう場所で釣れると嬉しい。
Dscf9025
 
しばらくは瀬が続いて快適な遡行。
Dscf9028
 
Dscf9030
 
今日最大、と言っても8寸ちょいかな。
Dscf9040
 
Dscf9046

1本目の沢を過ぎて、ちょっと行ったところの淵。
平水なら水線でなんとか行けるのだが、今日は水流が強すぎて無理。
右から巻けるが、かなり追い上げられるし、最後は泥付きの急斜面を降りなければならない。

腰まで浸かれば真ん中の岩に取りつけるかな?とヘツって行ってみる。
良いホールドが無くて、かろうじて指先がちょっと引っかかるくらいの岩のシワに掴まって足の置き場を探す。
が、足場の方もおぼつかない。
やはりちょっと引っかかるくらいの段差があるだけ。
クライミングシューズなら立ち込めるが、沢タビでは体重をかけるには心許ない。

行ける気がしなかったが、ここまで来て戻るのも面倒なので強引に登ってみる。
両肘のフリクションを効かせ、無理やり這い上がろうとしたら、見事に剥がされて仰向けに淵に落ちた。
久しぶりに沢で泳いでしまった。

泳いで岸に戻り、端の窪みから取りついてみる。
ここも大きな岩が挟まってハングっているが、うまい具合に倒木が引っかかっている。
これを立てかけて足場にしたら、どうにか乗り越えることが出来た。

ほっとしたら急に震えが来た。
だいぶ気温も上がっていたが、さすがに泳ぐには水が冷たい。
日当たりの良い河原で濡れた服を絞り、体温が回復するまで休憩。

酷い目に遭ったが、こういうのもまた楽しい。
高巻きで怖い思いをするよりよっぼどいい。

私は沢を歩く時は、ザックの中に防水の袋をインナーとして使っている。
これで沈しても荷物を濡らさずに済むし、浮力があるので溺れるリスクが減る。
ただ、ウエストベルトを締め忘れると大変な事になる。
昔、入川で沈したときに、浮き上がったザックに頭を押さえられて溺れかけた。

落ち着いたところで遡行開始。
倒木にウスヒラタケが出ていた、もう夏だなあ。 
Dscf9049
 
その後も快調に釣れるが、イワナばかり。
Dscf9055
 
どうしたのだろう、ヤマメはみんな流されちゃったのかな?
Dscf9060
 
3つ目の沢の出合い。
Dscf9062
ヤマメ止めはまだ先だが、実際この先はもうイワナしかいない。

今日の終了点、ヤマメ止めの淵。 
Dscf9065
前回来た時よりさらに埋まってしまった感じ。
昔、この辺りで泊まって仕事をしていた杣人が、博打で独り勝ちした腹いせに、仲間に放り込まれて命を落としたという伝説が残る淵だが、今はもう見る影もない。

ゆっくり昼飯を食べて、鬼のような急坂を登って帰路に着いた。





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