吾野の低山を徘徊
タイトルの通り、吾野の低山を彷徨ってきた。
ルート図
今年初めての山歩きは、干支にちなんで龍のつく山に登ろうと考えた。
真っ先に思い付いたのは奥秩父の飛龍山だけど、日帰りはかなりキツいし、あそこまで行って日帰りは勿体ない。
・・などと考えているうちに時間が経ってしまった。
とっくに松も明けてもう新年という感じではなくなってしまったが、
手近な奥武蔵にも龍崖山という山があるので、その辺でお茶を濁すことにした。
ちなみに飯能にも同じ名前の山があって、そちらの方が一般的なようだ。
その他にも龍谷山とか竜ヶ谷山とか、この辺には同じような名前の山が多い。
これは山城の要害から転訛したらしい。
今日は行程もさほどではないので、ゆっくり家を出て9時過ぎに吾野駅に到着。
駅から道に降りる急階段が昨夜の雪で凍結していて気を使った。
道からちょっと入った白髭神社にお参りして山に入る。
線路をくぐり、作業場のようなプレハブの建物の裏から藪っぽい踏み跡を登る。
すぐに愛宕山という平地に出る。
ここは館の跡地だったようで、大岩の裏に小さな祠が祀られている。
さらに踏み跡を追って急斜面を登ると
龍崖山に到着。
一応今日の目的地なのだが、ここだけで帰るのは馬鹿馬鹿しいので、近くのマイナーな山をいくつか回ってみる。
山頂から踏み跡を追って西に下った鞍部から、東南に広がる窪を下ると
荒れた道が続いていた。
倒木を乗り越え
細い道を追って
水が出てきた沢を小堰堤で渡り
左岸に続く道で堰堤を巻き越えると林道に出た。
林道を進んで舗装路に出た所にこんな碑が建てられていた。
明治43年に土石流災害があったというむじな久保。
ここからしばらくは退屈な車道歩き。
国道299号に出ると、目指す鷹ノ巣山が見えてくる。
国道からこの清美橋を渡り
川沿いの道を進むといきなり竹藪。
藪を抜けて廃屋の横を進むと尾根に踏み跡があった。
一登りで鷹ノ巣山へ
糸引き山とも言うらしい。
ここからは踏み跡もあるような無いような。。
吾野線の鉄塔はススキの藪こぎで越える。だんだん楽しくなってきた。(笑)
薄い踏み跡を追って鎌倉峠へ。
ほとんど通る人もいないようで、荒れた道が横切っていた。
さらに獣道程度の踏み跡でひと山越えて林道に出る。
ここから尾根末端まで林道歩き、日陰はまだ雪が残っていた。
取りつきが分からなかったので、適当にここから取りつく。
尾根上は割としっかりした道。結構坂がキツイ。
傾斜が緩んで、小ピークを越えた先に日和岳。ここで昼食休憩。
さらに岩がちな痩せ尾根を登って
天狗嶽へ。
ここから大高山の稜線までがキツかった。
ヒイヒイ言いながら登山道に出て、天覚山経由で東吾野に下山した。
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