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2023年10月

2023年10月28日 (土)

紅葉の奥多摩へ

久しぶりに石尾根の山を歩いてきた。
倉戸口から榧ノ木尾根で水根山に登り、六ツ石山から水根に降りた。

ルート図

いよいよ関東の山でも紅葉の便りが聞かれるようになってきた。
まだ1500m付近まで登らないと見られないようなので、石尾根の未踏ルートを絡めて歩いてみた。

水根の駐車場に車を置いて、バスで倉戸口へ。
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最初は車道歩き。
温泉神社を過ぎて登山道へ。
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この辺はまだ緑一色。
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最近、奥多摩や秩父でもカシナガの被害が出始めた。何か対策を取れないものか。
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たっぷり1時間半の急登をこなして倉戸山へ。鬼キツかった。。
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このところ楽な山しか登ってなかったので脚が鈍ってしまった。

ここまで登ると色づいた木々が見られるようになってきた。 
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キノコはもう終盤だが、くたびれたヌメリスギタケモドキが残っていた。
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榧ノ木尾根ではあちこちで紅葉が始まっていた。
ヒトツバカエデの黄色に
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ウリハダカエデの赤。
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グラデーションも美しい。
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倉戸山ではかなりヘバったが、紅葉に励まされながらなんとか水根山に到着。
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いつもここは縦走路で巻いてしまっていたので初めてピークを踏んだ。

早めに飯を食って、尾根道を東へ。
今年は猛暑の影響か、色づく前に枯れてしまった葉が目立つ。
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人もいなくて気持ちの良い尾根道。ここを巻いてしまうのは勿体ないな。次からはこの道を歩こう。
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石尾根城山へ。
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カラ沢ノ頭にはブナの巨木が立っていた。
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奥多摩で見たブナでは一番大きいかも。
開けたピークに1本だけ立つ姿が格好いい、まさに孤高のブナ。
勝手に石尾根の主と名付けた。

尾根が広がった所からカラマツ林を進むと
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将門馬場。
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あとは縦走路で
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六ツ石山へ。
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榛ノ木尾根もちらほら紅葉。
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最後の植林帯の下りで膝がガクガクになった。




2023年10月 6日 (金)

紅葉の月山へ

月山に登ってきた。

ルート図

栗駒山敗退の翌日は山形へ移動し、寒河江の友人を訪問して楽しいひと時を過ごした。
かつては年に何度もお邪魔して、一緒にイワナ釣りを楽しんだテンカラ仲間である。
実に20年ぶりくらいの再会だったが、直前の連絡にもかかわらず暖かくもてなしていただいた。
本当に感謝である。


翌日、天童の宿を出るタイミングで雨が降り出し、一気にテンションが下がる。
天気とくらすの予報では晴れだったのに。。

朝8時に姥沢駐車場に着くと、こんな天気でも結構な人がいる。
着いた時には雨交じりだったが、準備をして歩き出すころには雲が切れてきた。
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リフト乗り場まで、車道の急坂が結構キツい。
昨日「ここが一番キツいよ」と教えられたが、あながちウソでもなかった。

今回は安楽に往復ともリフトを利用。
このリフト、雪の無い時期にはワイヤーを一段下げているのだそう。
下草が足に当たるくらいの高さで登ってゆく。
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リフトを降りると目の前に姥ケ岳。 
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急坂を登って
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右手には色づいた月山と一面の草紅葉。
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傾斜が緩むと高層湿原の木道になる。
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ほどなく山頂へ。
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ここから西側を周回できる木道がつけられている。


山頂西側は見事な紅葉。すごい!
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庄内平野と
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鳥海山が間近に見える。
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稜線の先に湯殿山。
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素晴らしい展望だった。
直接山頂に登ったらこの景色を見られなかった、昨日教えてもらって良かった。

 
景色を堪能して月山へ。
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この辺も紅葉
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雲が切れてきて、ミネカエデの赤が青空に映える。
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牛首が近くなると、リフト駅から直接登る人が合流してくるのが見えてきた。
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そして、見事にツアー登山の渋滞に巻き込まれた。。
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3パーティーくらいつながっていて、かなりストレスがたまった。
所々で写真撮ったりで足を止めるので、何度も止まって待たされる。

リーダーの人は気を使って道を譲ってくれるのだが、家内のペースとほぼ一緒なので、追い抜くこともできない。

まあ、おかげでゆっくり紅葉を楽しめたので良しとしよう。 
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晴れてくれると紅葉も輝きを増す。この辺はまさに最盛期。
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鍛冶稲荷神社からはひと登りで
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山頂へ。
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ここは山名版とかは無いのだな。

月山神社。今は無人だが中には入れる。
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一応お参りしたけど、狭い境内に登山客があふれていて、早々に退散した。
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展望はなかなか、遠くに蔵王のゆったりした山容が見える。
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北東に見えるのは栗駒山かな?今日登ったら最高だったろうな。
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朝日の山々。こっち方面は山が深い。
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稲荷神社まで下って昼食をとり、ツアー客が降りてくる前に下山。
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綺麗に晴れてくれて実に気持ちがいい。何度も振り返りながら下る。
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遠ざかってゆく山頂、名残惜しい。
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1時過ぎに無事にリフト駅に到着。
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天気にも恵まれて、紅葉の月山を満喫した一日だった。



栗駒山 強風で敗退

家族サービスで東北に行って来た。

家内がどうしても栗駒山の紅葉を見たいというので、日程を調整して遠征したのである。
事前の情報では、今年は猛暑の影響で紅葉が遅れていて、まだ見ごろには1週間ほど早かったのだが、直前では延期もできない。
色づき始めでも仕方ないかと強行した。

朝4時に自宅を出て、ひたすら東北道を北に走る。
6時間かかってなんとか栗駒山へ到着。
登山口のいわかがみ平は、紅葉シーズンの渋滞対策で一般車は入れなくなっており、下の駐車場からシャトルバスを使う。

いわかがみ平から山頂へのルートは、直接登る中央コースと東栗駒を経由するコースがある。
歩き始めが10時をまわっていて、時間的にはギリギリかな?と思ったが、中央コースのピストンでは面白くないので、予定通り東栗駒コースで登り始める。
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ブナもまだ色づき始め。
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ムシカリも 
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ずっと樹林帯のルートだが、一瞬展望が得られた。
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1300付近で沢に出て、ここから100mほど沢を登る。 
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ミヤマリンドウかな。
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上の方は気持ちの良いナメが続いて、沢装備ならこのまま稜線まで登りたかった。
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沢を離れて尾根に出ると、山頂南東の斜面が色づいていた。
神の絨毯には程遠いが、まあ予想よりは綺麗かな。
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ここまでは予定通りだったが、ここから風が猛烈に吹き付けてきた。
下でも吹いていたが、この辺はもう台風並み。
瞬間では30m近くあったのではないだろうか、耐風姿勢取らないと立っていられないくらい。
弱まった時を狙って歩くが、10m進んでは風をやり過ごして、という状況。

さっきまで見えていた山頂も黒い雲に覆われ、雨が叩きつけるような勢いで降ってきた。
この先は稜線の道なので風を避けるところもない。
一人でも危険を感じるような状況で、家内を連れて歩くのは無理と考えた。

ここで撤退。来た道を引き返す。

無理して山頂まで行ってもガスで展望は期待できないし、紅葉もまだまだの状況。
栗駒の神様に「また出直しておいで」と言われたような気がした。


無事に下山して、ちょっと早めに今夜の宿であるくりこま荘へ。

家内の希望でここに宿を取ったのだけど、思ったよりもいい宿だった。
お湯は白濁した硫黄泉で、今まで入った中で一番硫黄が強く感じられた。

夕食もとても美味しかった。
イワナの刺身にはこの時期ならではの卵が添えられ、
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イワナの田楽焼と
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イワナ天丼。
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正直イワナという魚を侮っていた、ちゃんと料理すればこんなに美味しくなるのだな。

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