新緑のヤマメ釣り
今季2回目の釣りに行って来た。
記事にしなかったが、2週間前にも同じ溪に入った。
数は釣れたものの型が出なかったので、そのリベンジをしに行ったのだ。
前回はまだ芽吹き始めだったが、溪はすっかり新緑に覆われていた。
この時期の沢歩きは本当に気持ちが良い。
釣り始めてすぐに反応はあるものの、前回と同じくチビばかり。
最初の1匹は4寸くらいで、合わせた途端にすっ飛んできた。
その先のこのポイント。真ん中の浮石の手前で派手な水飛沫が上がる。
小気味よい引きで上がってきたのは6寸ほどのヤマメ。前回もこのサイズのオンパレードだった。
少しサイズアップ。7寸にちょっと足りないかな。
この狭いポイント、白泡の消えるあたりで出た。
下から浮かび上がって反転するところまで見えて、気持ちのいい一匹。
その後も反応は良かったが、全部6寸クラス。
釣れないよりはいいが、釣れたら釣れたで欲が出てくる。
遡行するにつれ、何故か反応が悪くなってきた。
ここまでほぼポイント毎に出ていたのに、打ち込んだ途端に走られたり、出ても手前でUターンされたりするようになった。
こういう時は毛鉤を小さくするのが定石だが、ここまで使っていたのが#14でこれ以上小さいのは持ち合わせていない。
他に打つ手もないのでそのまま釣りあがる。
相変わらず状況は渋いままだったが、ちょっと大きな淵の巻き返しで反応があった。
合わせた瞬間にグッと重量感が伝わり、「これはデカい!」と思ったとたんにバレた。。
ちょっと合わせが早かったかな?今のは8寸はあったのでは。勿体ない事をした。
ここで毛鉤を#12に変える。
小さな鉤はフトコロも小さいので、掛かりが浅くなってバレやすい。
大きくすると見切られる確率も増えるが、大物掛けてバラすよりはいい。
その先の大場所でもミスをした。
出たのに気付かず、ラインが引っ張られたのを見て慌てて合わせたが、一瞬重みを感じただけで掛け損なった。。
ちょっと集中力が切れてきたかな。
なんとなく悪い流れになっているような感じがしたので、一度竿を置いて早めの昼食を取ることにした。
日当たりのいい河原で大休止して気分転換。沢音を聞きながら食べる弁当は実に美味しい。
この日は気温が高く、朝はユスリカばかりだったのが、カゲロウやガガンボなども飛び始めた。
毛鉤で釣るには絶好の日和だが、早くも目つぶしが纏わりついて鬱陶しい。
そろそろ終了点が近くなったこのポイント。
目つぶしを払い除けながら振り込むと、左の岩壁沿いでスッと魚が浮かんできて毛鉤を咥えた。
合わせた途端に潜り、底の方でグリグリを頭を振るのでイワナかと思ったが、上がってきたのはこの日最大のヤマメ。
8寸にはちょっと届かなかったが、この溪にしては良いサイズである。
この1匹で満足して納竿。
まあまあ良い釣りが出来た。
脱溪点に咲いていたニリンソウ。
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