榧ノ木尾根の紅葉
紅葉を見に奥多摩の山を歩いてきた。
榧ノ木尾根を登って、水根沢沿いを下るルート。
ルート図
記事にはしなかったが、先週も奥多摩の山を歩いてきた。
日原からタル沢尾根で石尾根に登り、奥多摩駅に下ったのだ。
紅葉は綺麗だったが、タル沢尾根の登りで思いっきりバテてしまい、楽しむ余裕がなかった。
夏の間に鈍った足で石尾根のバリエーションはさすがに厳しすぎたようで、最後の下りでは膝に力が入らなくなってしまい、私より一回りほど年上のばあさんにまでブチ抜かれた。
帰ってから酷い筋肉痛に見舞われ、2日ほど階段の上り下りにも難儀するほどだった。
実はこの日もまだ少し足が痛かったのだが、行ける時に行っておかないと後悔すると思って強行したのである。
山は逃げないが紅葉は待ってくれない。
水根の駐車場に車を置き、女の湯までバスを使う。
この区間、ほんの数キロなのに290円も取られるのが納得いかない。
バスを降り、トンネルの横から登山道へ。
女の湯から倉戸山への道は破線ルートになっていたようだが、最近整備されたみたいで良い道だった。
湖畔の木々も色づき始め。
先週も思ったけど奥多摩の山はホオノキが多い。大きな落ち葉が結構厄介だ。
紅葉は良い感じ。
結構キツい登りなのだが、先週と違って道がついているのでずいぶん楽だった。
やっぱり道って偉大だなあ。
色の抜けた黄葉。コシアブラかと思ったが三出複葉。タカノツメだった。
コハウチワカエデの紅葉。カエデの中でこれが一番好きだ。
倉戸山あたりはもう葉が落ちて、そろそろ冬の装い。
それでも、尾根を登ってゆくと所々にカエデが残っていた。
カラマツの黄葉はもう終盤。
メグスリノキの赤にオオモミジの黄色。
天気がいいと紅葉も映える。
予想通り、榧ノ木山を過ぎたあたりでバテた。
水根山はパスして巻き道から水根沢へ下る。
沢筋の紅葉もなかなか。
途中、覗き込んだ淵でヤマメが悠々と定位していた。
禁漁期になると何故か大胆になるようで、側に立っても逃げない。
このルートは植林帯が長いのだが、所々で紅葉が楽しめた。
ゆっくり歩いて、2時前に無事下山。
これくらい余裕があると景色も楽しめる。
やっぱり紅葉狩りは一般道使った方がいいな。
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コメント
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奥多摩はほんとにいいところですね。こちら両神山周辺はそろそろ、赤や黄色が抜けて、くすんだ色合いになってきました
投稿: 吉瀬 総 | 2022年11月16日 (水) 20時06分
安谷さん。
奥多摩は水源林として整備されているせいか、自然林が多くていいですね。
そろそろ低山の紅葉も終盤ですが、あと一回くらい楽しんで来ようと思います。
投稿: JICKY | 2022年11月16日 (水) 22時29分