大持山キノコ偵察
久しぶりの更新。
6月に母親が腸閉塞を起こして入院してしまい、以来、何かとバタバタしてゆっくり出かけられなかった。
年寄りというのは、病気が治ってもすぐに元の生活には戻れる訳ではないので面倒である。
ここにきて、ようやくちょっと落ち着いたと思ったらもう8月。
そろそろ山では夏のキノコが出ているのでは、と思って恒例の大持山に行って来た。
林道山中線がいまだに通れないため、今回も白岩からのピストン。
飯能市はあの道を直す気があるのだろうか。
朝7時に歩き出す、涼しいうちに登りを済ませたかったが。すでに結構な暑さ。
森の中もジメっとして、吸い込む空気も重たく感じる。
さらに、2か月ぶりの山歩きで、恐ろしく体が重い。
朝一の歩き始めはいつもキツイのだが、今日はさらに酷い。
こんなんじゃ大持山までたどり着けないかも?
植林帯の急登をヒイヒイ言いながらこなして鳥首峠へ。ここは風の通り道で涼しい。
標高は900mちょいだが、5分もいたら汗が冷えて寒くなった。
「寒い」という感覚も久しぶりである。
休憩後、大持山への稜線を進む。
峠であんなに冷えたのに、すぐに汗が噴き出してくる。
早速タマゴタケ発見。
今日は期待できるかも?
キイボカサタケ。写真を撮りに近づいただけで匂うくらい臭い。
鉄塔跡から大ドッケと矢岳方面を望む。
不明イグチ
チチタケ、あちこちで一杯出ていた。何もなければ帰りに採って行こう。
マスタケ。ちょっと育ちすぎだが、ギリギリ食べられるかな。
おおっ!本命のヤマドリタケモドキ!
久しぶりに見た、これが採れると嬉しい。
アカヤマドリ幼菌。
不明イグチ、ニガイグチっぽいなあ。。
ウノタワからの登り。もうキツくてキツくて、何度も足を止めながら登った。
アカヤマドリ成菌。
不明イグチ。
これも不明。
キノコに癒されながらどうにか山頂へ。大持山がこんなにキツいとは。。
休憩後、西尾根をちょっと覗いてみる。
カラカサタケ?
綺麗なイグチ。アカジコウの幼菌かな?
生まれたてのタマゴタケ。
また本命発見。
コガネヤマドリかな?前に見たものより柄が細くて色が薄いな。
またアカジコウ。もう少し大きければ採って行くのだけど。
不明菌。
これは完全にコガネヤマドリだな。以前食べたけど、食毒不明らしい。
あまり下ってしまうと登り返すのが大変なので、適当なところで引き返す。
帰りは道脇の森を覗きながら歩いてゆく。
探すと結構ヤマドリタケモドキが出ていた。
ここにも!
ここにも。
道の真ん中にも。
偵察のつもりが、そこそこの収穫になった。
これからの季節は山に行く楽しみが増える。
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そろそろきのこの季節になってきたと感じます。雨と暑さの具合を見ながら出かける機会をうかがっています。
投稿: 吉瀬 総 | 2022年8月13日 (土) 18時33分
安谷さん。
もう山はキノコの季節ですね。
長尾根あたりでも爆発してるのではないでしょうか。
投稿: JICKY | 2022年8月13日 (土) 21時47分