久しぶりの埼スタ
久しぶりに埼玉スタジアムに行ってきた。
コロナの影響で去年も一昨年も行けなかったので、実に3年ぶりになる。
今日の対戦相手は、J2から復帰したジュビロ磐田。
今年のレッズは開幕から6試合で、まだ1勝1分け4敗とふがいない戦績。
ただ、勝てなくても内容は悪くなかった。
コロナや怪我で選手が揃わなかったり、退場者を出したりで、運にも見放された感じがあった。
ここにきて離脱していた選手も戻ってきたし、新加入の外国人も合流して、ようやく体制が整った。
ここから一気に巻き返したい。
埼スタへの道。すごく懐かしく感じる。
浦和美園駅からだと20分くらい歩くのだが、スタジアムが近づくにつれ、徐々に高揚感が高まるこの時間が好きだ。
いつの間にか、スタジアム南側の調整池が整備されて公園になっていた。
スタジアムに到着。
今日の席はバックスタンドアッパーの北寄り。
やっぱり埼スタはピッチが近くて見やすい。
選手がウォーミングアップに出てきた。
テンションの上がるBGMに乗せて、選手たちの試合前コメントが紹介される。
あれ?場内MC朝井さんじゃなくなった?
ゴール裏は空席も目立ったが、相変わらずの迫力。早く声出しが解禁されて欲しい。
今日は久しぶりにキャスパーユンカーが先発。
DFは岩波に代わって犬飼が入っている。
期待の新加入、モーベルグもベンチ入り。出番は後半かな。
試合開始早々から浦和が攻勢に出る。
磐田のプレスが緩いので、気持ちよくパスが回って磐田ゴールに迫ってゆく。
やはりユンカーがトップにいると、縦へのスピードが違う。
開始8分でコーナーキックから犬飼のヘッドで先制!
さらに、敵陣深くで江坂がボールを奪い、ユンカーに絶妙のクロス。
シュートはキーパーに弾かれたが、こぼれ球を押し込んで追加点。
現地では遠いエンドだったので見えなかったが、帰宅して録画を見たら神業のようなボールコントロールからのシュートだった。
さすがユンカー!
よし、今日は勝てる。
と思ったとたんにセットプレーから失点。。
イヤなムードになりかけたが、その後はペースを取り戻して何度もゴールに迫る。
この日はシステムがいつもと違って見えた。
右のサイドに入った小泉が中でプレーしている。
その代わりに、右SBの酒井が高い位置を取り、最終ラインも右サイドに寄っている感じ。
左SBの大畑が中に絞ったり、ボランチの岩尾が降りて変則3バックのよう。
ジュビロは小泉を捕まえ切れずに、混乱しているように見える。
37分、ユンカーのパスを受けてペナに侵入した伊藤が倒されてPKを獲得。
何故かキッカーを務めたショルツが危なげなく決めて3点目!
そのまま2点リードで前半を終えた。
もう今日は大丈夫だろう。
後半から新加入のモーベルグが登場。
どういうプレーを見せてくれるのか、期待が高まる。
ファーストタッチから技術の高さを見せつけ、すぐにペナ角からミドルシュートを放つ。
キーパーを巻くような軌道でファーサイドを狙ったが、ギリギリのところで弾かれた。今日は磐田のキーパーが大当たりしている。
後半3分、高い位置で相手のパスをカットすると、そのまま一気に加速してペナルティーエリアに突っ込む。足速っ!
DF3人に囲まれながらも、フェイントでかわしてゴール左に技ありのシュートを決めた!!
凄い!
目の前で見ていて鳥肌が立った。
これはヤバい選手が来た!上手すぎる。
時間が経つにつれて、疲れが出てきたか、少しづつ押し込まれるようになった。
それでも決定的なチャンスは作らせず、最後はしっかりと守り切って危なげなく勝利。
1失点はしたものの、内容も結果も完勝だった。
試合後の選手たち。
インタビューで遅れて今日のヒーロー達が挨拶に来た。
揃って得点を決めた北欧の三銃士を大きな拍手で迎える。
スタンドにはデンマーク国旗に加え、早くもスウェーデン国旗がチラホラ。
これからもっと増えるだろうな。
気持ちのいい勝利に、モーベルグのゴールまで見られて最高の一日だった。
今年はスタジアムに通う回数が増えそうだ。
「浦和レッズ」カテゴリの記事
- サンガスタジアムで試合観戦(2023.05.30)
- 久しぶりの埼スタ(2022.03.22)
- 天皇杯優勝!(2021.12.21)
- 仙台遠征(2018.10.10)
- 長崎遠征(2018.03.12)
コメント