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2021年10月

2021年10月26日 (火)

三ツドッケからシャクナン尾根

久しぶりに三ツドッケに登ってみた。
東日原からヨコスズ尾根を登り、シャクナン尾根を下るルート。

ルート図

うっかり寝坊してしまい、奥多摩駅に着いたのは8時過ぎ。
好天の日曜日とあって、登山客の数が凄い。
これは東日原まで立っていくようかなあ。。

バス乗り場に行くと、すでにバスが停まっていたが、中はガラガラ・・?
乗り場で係員が、「川苔山と鷹ノ巣山の登山道は通行止めでーす!」と、しきりに注意を促していた。
え?川苔山の道も通れないんだ?だからこんなに空いているのか。

それを聞いて、慌てて引き返す人もチラホラ。

そのせいもあってか、鴨沢行きのバスは大行列。臨時バスが2本も出ていた。
奥多摩湖周辺の山に行く人もいるだろうけど、雲取山も凄い人だろうなあ。

ガラガラのバスに揺られていくと、何故か川乗橋で降りる登山者がいる。
「川苔山の道は工事で通行止めですよ?」と車掌さんが注意すると「え!?そうなんですか?」などと言う人も。。
あれだけ乗る時に注意していても、聞いてない人がいるのだなあ、とあきれてしまった。

川乘橋のゲートには警備員が居て、どうやら徒歩でも入れない感じ。
これは鳥屋戸尾根もしばらく使えないようかな。

東日原に着いたのは9時すぎ。
すぐに準備をして歩き出す。今日のルートはケツが決まっているので、あまりゆっくりできない。

植林の急登を過ぎると、雑木林の道。この辺はまだ緑一色。
Img_5719

ヨコスズ山を過ぎて、稜線の道になると、チラホラ色づいた木も出てきたが、まだまだといった感じ。
Img_5725
今年は紅葉遅れているのかな。

2時間ほどで一杯水避難小屋に到着。
コロナ太りで体が重くて、途中で4人に追い抜かれたのだが、そこそこのペースで歩けている。

ここで一息入れようかと思ったが、人が居たのでそのまま登る。
道はしっかりしているけど、傾斜は上に行くほど急になってゆく。
そろそろ足がキツい、やはり小屋で一本立てておくのだった。

小屋から30分の急登で、なんとか頂上に到着。
Img_5726
かなりキツかった。最後の急坂で足が攣りそうになった。
三ツドッケってこんなにキツかったっけ。。

ここで突然カメラのバッテリーが切れた。
サードパーティーのバッテリーなので、残量表示が無効になっていることを忘れていた。
なので、この後は写真無し。

一息入れた後、藪っぽい踏み跡を辿ってシャクナン尾根を下る。

最初のピークをよじ登った所で昼食休憩。
ようやく時間が見えてきたので、ちょっと落ち着いて弁当を使った。
今が12時。この先で多少迷っても、4時間あれば大日堂まで下れるだろう。
 
休憩後、急坂を恐々と下る。
私は高所恐怖症なので、こういう高度感のあるところは大の苦手。
立ち木や根っこに掴まり、1歩1歩積もった落ち葉を足で除けながら慎重に下った。

どうにか無事に鞍部に降りて一安心。
最初にここを下った時は怖くて死ぬかと思ったのだが、その時の印象が強かったせいか、今回はさほどでも無かった。
人間の感覚ってこうやって麻痺してゆくのだな。

難所を無事に乗り越えて緊張が切れてしまったか、3つ目の小ピークからの広い斜面の下りで方向をミスった。
前回は右方向に下って途中で難儀したので、今回は気持ち左寄りを意識していたら、あさっての方向に下ってしまった。
気が付いた時には下に林道が見えており、登り返すのも面倒になって強引に降りた。

結果はオーライでもこういうのは気持ちが悪い。
敗北感をかみしめながら林道を歩く。

1260ピークを林道で巻いたところから後半戦の下り。
十津川村さんの情報では、比較的しっかりした踏み跡が使える、との事。
今度は失敗しないよう、気を引き締めて行く。

尾根を回り込む最初のカーブに古いマーキングがあり、植林帯の中に道型が下っていた。
細いが結構踏まれていて、私レベルでも問題なく道を追える。
すぐにブル道に出て道が切れるが、なんとか復帰。
大きく電光形に下って、尾根に乗った所から尾根沿いに下る。尾根筋は踏み跡が不明瞭。

斜面に逸れてゆく道を見逃さないよう、注意しながら薄い踏み跡を追って行くが、914から少し下った藪っぽい斜面で道を失った。
ここは適当に下ると、最後に確実に行き詰るので、何としてでも道を見つけなければならない。
キイチゴのトゲ藪をかき分けて、右往左往しながら道を探すと、10mほど下った所で尾根を横切って行く踏み跡を発見した。

草に埋もれかけているが、しっかりと踏まれた道が斜面をトラバースするように下っている。
多分あの藪区間を右から巻くように道がついていたのだろう。
これを辿って、無事に林道に降りることが出来た。

降りたところは、グミの滝への分岐のすぐ上。
ここまで一気に下れれば、時間と距離を大幅に短縮できる。
十津川村さんのおっしゃる通り、たしかに便利なルートだと思った。

今回下ったのは、林道から北東方向に延びる尾根だが、もう1本北側の尾根も多分下れるはずである。
あまりメリットは無いが、前半戦のリベンジもかねて、機会があったらそちらも歩いて見よう。

あとは林道を延々と下って浦山大日堂へ。
細久保谷の流れにヤマメを探しながらゆっくり下ったが、16時のバスには余裕で間に合った。




 

キノコ狩り

 アップするのが遅くなってしまったが、10月16日に家内とキノコ狩りに行ってきた。

ちょっとタイミングが遅かったみたいで、収穫は今一つだった。

朝7時過ぎに現地に着くと、キノコ狩りと思われる車が多数。
少し離れた場所から森に入る。
Img_5710
アカマツが主体の雑木林。起伏が少なく、キノコ道が多数交錯して歩きやすい。

早速本命のショウゲンジを発見。テンションが上がる。
Img_5674
いつもは一本見つけるとその周りでまとめて採れるのだけど、この日は単発ばかり。
採られちゃったのかな?

これ結構出ていたけど何だろう?冬虫夏草みたいだけど、群生もあったから違うかも。
Img_5682

チャナメツムタケ。
Img_5685

単発だけど結構出ていた。本命が今一つなので、これを拾いながら歩く。
Img_5689

このキノコが一杯出ていた。
Img_5691

アイシメジかと思ったが、ヒダの外縁が黄色くないから違う。キシメジかな?
Img_5692
キシメジは以前は食菌だったけど、今は毒に分類されているようだ。

カラカサタケ系?
Img_5704

不明菌。
Img_5713

ショウゲンジ群生。
Img_5706
ちょっと開きすぎ。

こういうカサの開いていない、虚無僧状態のものが良いのだけど。。
Img_5697

アミタケ
Img_5702

これも美味しいキノコだけど、出ていたのはほんのわずか。
Img_5703

少し登ってカラマツ林も覗いてみたけどハナイグチはさっぱり。

結局、ショウゲンジとチャナメがそこそこ、アミタケ数本という貧果だった。
あと1週間早く来るのだった。
今年はキノコ今一つだなあ。。




2021年10月11日 (月)

赤指尾根から千本ツツジ

石尾根の山を歩いて来た。
留浦から赤指尾根で千本ツツジに登り、下山は七ツ石小屋から一般ルートで鴨沢に下った。

ルート図


朝7時すぎ、留浦の駐車場をスタート。
Img_5627
登り口がわからなかったが、写真の左上に見える墓地から取りつけそう。

・・が、踏み跡らしいものは見当たらず。
もう、すぐ上に稜線が見えるので、適当に斜面を登って尾根に取りついた。 
Img_5628

尾根に乗って少し進むと、山道が尾根を横切っていた。ここが正規のルートだったか。 
Img_5629
 
尾根上には道があったが、枯れ枝や落ち葉に埋もれて歩きにくく、適当に尾根筋を登って行く。
Img_5631
 
この尾根はアカマツが多くて、もしかしたらすごく良いキノコが出ているのではないか?と探しながら歩くが、さっぱり。
全体的に森が乾燥している感じで、キノコは少なめ。

不明菌。
Img_5633
 
黒い影が横切ったのでクマかと思ったら、カモシカだった。
Img_5639
こいつら、何ですぐ逃げないんだろう?
自分が撃たれない事を知っているのだろうか。

9時に大平山に到着。最後の急登がキツかった。 
Img_5640

チャナメ?と思ったらイグチだった。何だろう? 
Img_5645
 
林道を横切ってさらに北へ。
Img_5648

カラマツ林で唯一見つけたハナイグチ。
Img_5654
美味しいキノコだが、すでに虫に食われていた。

ブナの倒木にツキヨタケが大発生していた。 
Img_5656
ツキヨタケは塩漬けにすると毒が抜けるらしいが、100%安全ではないようだ。
そんなリスクを冒してまで・・という気もするが、このボリュームが「何とかして食ってやろう」と思わせるのだろう。

赤指山に到着。早くも足が重くなってきた。 まだ400mくらい登らなきゃならないのに。。
Img_5657
 
ゆるく下って峰谷からの登山道と合流。
Img_5658
 
ここから一気に道が良くなる。
Img_5659
 
道はいいけど、そろそろ足がキツい。
おまけに、1500mを越えているのに夏の様に暑い。

ヒイヒイ言いながらどうにか縦走路へ。
Img_5661
頂上へはさらにひと登り。
 
足が攣りそうになりながら、やっと千本ツツジに到着。マジでキツかった。
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この山名版美しいなあ。これを見るためだけでも登る価値あるかも。

東に高丸山と日蔭名栗山。日蔭名栗の肩の奥に、わずかに鷹ノ巣山が頭を出していた。 
Img_5662
 
10月とは思えない暑い日だったが、カラマツの黄葉が始まっていた。
Img_5665
ここでのんびり昼食休憩。

休憩後は石尾根を七ツ石方面へ。防火帯の気持ちの良い縦走路。
Img_5667  

七ツ石山の分岐。余裕があれば山頂を踏んで行こうかと思ったが、全然余裕なし。そのまま下る。
Img_5668
 
鴨沢ルートには新しい看板が設置されていた。
Img_5670
この下りも、余裕があれば登り尾根を下って見たかったけど、余裕なし。
大人しく一般路を下った。

小袖に到着。雲取山はすっかり鬼滅の聖地になってしまったようだ。 
Img_5672

鴨沢に下山。留浦の駐車場まではすぐだった。 
Img_5673
 

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