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2021年9月

2021年9月24日 (金)

シーズン最終戦

 今シーズンの最後の釣りに行ってきた。

禁漁までまだ1週間ほどあるが、私は土曜日に2回目のワクチン接種を受ける事になっている。
話では翌日から副反応で高熱が出るらしいので、今シーズンはもう行けないかな?と思ったのである。

今回はあえて、安楽な国道沿いの川に入った。
ここは超がつくほどの激戦区ではあるが、最後はあえて厳しい川で、それでもなんとかしてヤマメを釣ってやろうと思ったのだ。
 
もう早朝はめっきり涼しくなってしまったので、ゆっくり朝7時にスタート。
幸い先行者はいない。

川への道を降りてゆくと、植林の地面にフクロツチガキが出ていた。
Dscf4753
なかなかいい状態のものは見ないのだが、これは開いたばかりの綺麗な個体。

川に降りると、意外に水量が多い。
おかしいなあ?昨晩の水位計の数値だと平水のはずだったのだが。。
Dscf4754
そのせいか魚の反応も無く、なんでもない渡渉も結構てこずる。

さらに、久しぶりに履いた沢靴が何故か足に合わなくなっていて、ひどくつま先が痛む。
このまま歩いていると爪が死んでしまいそうな気がしたので、仕方なく一度上がって車に戻る。
安楽区間で良かった。

いつもの沢タビに履き替えて再入渓。
やっぱ沢タビの安定感凄いな、あの靴はもう処分してしまおう。
 
最初のポイントでイワナが出た。
Dscf4755
 
7寸のチビ。しかもアメマスっぽい。
Dscf4757
ま、とりあえず最後の釣行でボウズにならなくて良かった。


魚の機嫌は悪くて、沈黙の時間が続く。
砂地には多数の足跡が残っていて、連休中にかなりの釣り人が入ったと思われる。

その上、今日は水量が多くてポイントが少ない。
そして、この状況だと魚が上を見てないので毛鉤釣りには厳しい。
何より、瀬に魚が出ていないので、釣り的に面白くない。

落ち込みの巻き返しとか、瀬脇のタルミを攻めて、なんとか同サイズを2匹追加。 
Dscf4759
サイズも釣れ方も今一つ。
 
この区間は悪場も無くて、釣りをするには良いのだが、釣れないときはひたすら退屈である。
Dscf4760
 
なんとなく諦めモードになり、漫然と遡行していたら、倒木にナラタケが出ていた。
Dscf4762
久しぶりに虫食いも無くて良い状態のナラタケ。
これは沢筋で採れるキノコの中で一番美味しいと思う。

あまりの貧果に見かねた山の神様が「これでも持っていけ」と恵んでくれたような気がした。


しかし、その後もまったく反応なし。。

そろそろ終了点、というこのポイント。
奥の巻き返しにしつこく毛鉤を打ち込んでいたら、落ち込みの白泡に吸い込まれる所で出た。 
Dscf4783 
掛けた瞬間に糸鳴りがして、ズッシリとした重量感が伝わってきた。
すぐに凄いパワーで底に潜って行く。
デカい!

久しぶりの大物とのやり取りにドキドキしながら、必死に竿を矯める。
 
が、しばらく底の方で抵抗していたと思ったら、そのまま動かなくなった・・

やられた・・・
岩に潜り込まれてしまった。。

万事休す。
このまま石化けの術を使われて終わりか。。

一瞬あきらめかけたが、竿を横にして強めに引っ張っていたらまた動き出した。

かなり強引に水面まで浮かせて、一瞬赤っぽい魚体が見えたと思ったら、今度は下流に向かって走り出した。
あの色はイワナか?それにしてはよく走るな。

竿を伸されないように、両手で耐える。 

下の瀬で暴れまわる魚をいなして、なんとか瀬脇の浅瀬に誘導すると、ようやく力尽きたようで抵抗しなくなった。

ゆっくり手元に寄せた魚体は、尺には届かなかったものの、9寸の立派なヤマメ。
Dscf4765
パーマークが消えかけて、サクラマスのような婚姻色が出ていた。
渓魚というより、鮭のよう。

渋い一日だったけど、このヤマメに出会えただけでも来た甲斐があった。

この1匹で満足して納竿。

古い堰堤を見て帰路についた。 
Dscf4784

帰り道で見たキノコ。 
Dscf4786
チャナメかと思ったが、笠の縁に条線がある。
クサハツかな、でもあの嫌な臭いがしなかったから違うキノコかも。







 

2021年9月13日 (月)

笠取山

少し高い山に登りたくなって、笠取山に登って来た。
作場平から登り、唐松尾山まで歩いて牛王院平から三ノ瀬に下山する一般ルート。

ルート図


朝6時にスタート。
Img_5541
ここは、遊歩道のように整備されたいい道が続く。
 
沢沿いの道から分かれて一休坂へ。急登と書かれていたが大したことは無かった。

途中から枯れスズタケの明るい森。
Img_5543
 
この辺は枯れた根元にちゃんと稚笹が育っていた。秩父辺りだとほとんど見かけないけど、何が違うのだろう。鹿密度かな?
Img_5544
 
広い尾根を回り込むと、再び沢に沿ってゆるゆると登る。
Img_5545
 
あっけなく笠取小屋に到着。
Img_5546
作場平からならすぐだな。

小屋前で朝食を取って出発、相変わらずいい道。 
Img_5548
 
ほどなく小さな分水嶺。
Img_5550
 
Img_5549
 
稜線沿いに歩いて笠取山へ。
Img_5555
山頂直下の急坂がキツかった。

山頂展望台に到着。 
Img_5561
 
ガスでほぼ展望なし。
Img_5564
 
少し東に歩いて地味な山頂へ。 
Img_5567
 
こちらもほとんど展望が無いが、タバコを吸っていたら一瞬雲が切れて富士山がチラっと見えた。
Img_5571c
 
一服後、水干尾根を下ってゆくと
Img_5572
 
霧が立ち込めた森に朝日が差し込んで、丸い虹がかかった。
Img_5573
光の中心で自分の影が動いている。プチブロッケン現象。
高山じゃなくても見れるのだな。

逆方向だが、せっかくなので水干に寄り道。
Img_5577

多摩川の最初の1滴。
Img_5578

トリカブトとダイモンジソウ、もう秋だなあ。
Img_5582

快適な縦走路を東へ。
Img_5585
 
ハナガサタケかな。
Img_5589
雨後でキノコが爆発してるんじゃないかと期待していたのだが、この日はさっぱり。
この他には、訳の分からないイグチが少々出ていただけだった。

唐松尾に到着。 
Img_5590
 
北に延びる尾根に入り込まないよう、ロープが張られていた。
Img_5591
 
入り口は通せんぼされていたが、結構明瞭な踏み跡が続いている。
Img_5593
何年か前に、ここから間違って槙ノ沢に下ってしまった登山者が、たまたま遡行してきた釣り人に救助される事件があった。
笠取山方面から来ると、そのまま直進する形なので、たしかに間違えやすい。

とは言え、ずっと下りが続いたら途中で気が付くはずだが、その人はもうその時点で、間違いを認められないほど混乱していたのだろう。
私も下りではしょっちゅうやらかしているので、他人事ではない。

正しいルート、将監峠方面への道は、少し戻った所から左に下っていた。
消えかけの古い道標しかないので分かりにくい。 

東に進むにつれて、道が頼りなくなって行く。
Img_5595
途中でさらに道が悪くなり、おや?と思って周りを見ると、すぐ下に道が見えた。
いつの間にか西御殿岩への道に乗ってしまっていた。
分岐の標識が笹に隠れて見えなかった。

そのまま登って西御殿岩へ。この登りが結構キツかった。
Img_5610
雲はあるけど、ガスが晴れてなかなかの展望。
 
歩いてきた稜線。右が唐松尾山。
Img_5598

将監峠と飛龍方面。
Img_5599
 
和名倉山は雲の中。右端に東西仙波とカバヤノ頭。
Img_5605
 
滝川流域の山々。
Img_5606
 
遠くに雁坂大橋と出会いの丘が見えた。
Img_5607

展望を楽しみながら昼食をとり、さらに西へ。

山の神土で和名倉山への道を分けると、ここからは以前歩いた道。 
Img_5614
ずいぶん笹に埋まってしまった感じ。

ここなんかほぼ藪漕ぎ。笹に隠れた根っこに滑ってすっころんだ。
Img_5615

将監小屋の管理人さんが亡くなって、整備する人が居なくなったせいかな。

藪を抜けて牛王院平へ。 ここから七ツ石尾根を下る。
Img_5616
分岐の標識も無いので、地図を見てないと通り過ぎてしまう。

気持ちの良い草原の道を下り
Img_5620
その先で樹林帯に入ると、大きなミズナラやカラマツの森。
 
久しぶりにスズタケの藪道を進む。秩父ではすっかり見なくなった。
Img_5624
スズタケなどの笹類は、有性生殖ではなく、地下茎を伸ばす事で数を増やしてゆく。
何十年かの周期で花を咲かせると、その後一斉に枯れ、その時の種が育ってまた藪を形成するというサイクルを繰り返す。
枯れる時期は遺伝子に組み込まれているらしく、ある群落の一部を他の場所に移植しても、本体が枯れたタイミングで同時に枯れるのだそうである。

なので、秩父周辺で一斉に枯れたスズタケは、みんなほぼ同じ遺伝子をもった集団だったのだろう。
この辺りはまた別の株が混じっていて、枯れた群落と元気なものが混在しているのだと思われる。

スズとカラマツの森を抜けると将監峠からの林道に出た。
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あとは林道を下って三ノ瀬へ。
Img_5626
 
ここからは退屈な車道歩き。
自転車積んできて、この辺にデポしておこうかとも思ったが、途中まではずっと登りなのであまり意味無かったな。

延々と歩いて作場平に戻った。







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