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2021年5月

2021年5月31日 (月)

七跳山、シロヤシオの楽園。

七跳山のシロヤシオが凄いと聞き、歩いてきた。
日原からハンギョウ尾根で長沢背稜に乗り、七跳山から大平山経由で川俣に降りた。

ルート図

久しぶりに公共交通機関での山行。
早朝の立川駅で青梅線に乗り換えると、週末の割にはハイカーが少ない。
やはり皆さん自粛されているのだろうか?

と、思ったら、電車の到着にあわせてぞろぞろと乗り込んできて、乗客の半数以上はハイカーになった。
青梅で乗り換えた奥多摩行き列車は、座席がほぼ埋まるくらいの盛況。
途中駅で降りる人もいたが、ほとんどが終点の奥多摩まで乗った。

ドアが開くと同時にバス停までダッシュ。ここでモタモタしていると席が無くなってしまう。
いつもだと乗客の半分くらいは丹波方面のバス停に行くのだが、今日は3分の2ほどの人が日原行きに並び、あっという間に長い列ができた。
バス待ちの列では「七跳山・・・」「シロヤシオ・・」という会話が聞こえてくる。
「この分では七跳山は人でごった返すのではないか?」と不安になる。

ところが、川乗橋行きの臨時バスが来ると半数以上の人がそちらに乗り込んで行き、難なく席を確保することが出来た。
東日原まで30分ほどだが、立っていくのは少々辛い。

出発前に車掌さんが「鷹ノ巣山の登山道は通行止めですからね~」と注意すると、後ろの若者グループが「ええっ!そうなんですか!?」と騒ぎ出した。
もう一昨年からの話で、これだけ情報が溢れている時代に登る山の情報も調べないとか、アホかと思った。

さらにこいつら、このご時世で、みんなマスクをして静かに座っているのに、車中であーだこーだと喋りまくって迷惑千万である。
結局川苔山へ行く事にしたのか、川乗橋で降りて行った。

8時に東日原を出発。久しぶりの稲村岩。
Img_5251
ほとんどの人がヨコスズ尾根に向かうようで、鍾乳洞方面へ行くのは数えるほど。
前後して歩いていたが、みんな天祖山に向かうのか左折していった。

日原から都県境の稜線に登るのは、ヨコスズ尾根で一杯水に行くのが楽だが、人が多い道は歩きたくない。
以前歩いた七跳尾根は林道歩きが長すぎるし、大栗尾根は小川谷上段歩道と絡めて別の機会に歩きたい。
なので今回はハンギョウ尾根を歩く事にした。
酷い急登の尾根だが、私はダラダラ登るより短距離を一気に登る方が性に合っている。
あくまで「短距離を」であるが。。

鍾乳洞を過ぎて小川谷林道へ、ガクウツギが満開でむせ返りそうな臭いを放っていた。
Img_5253
 
こちらはウツギ。
Img_5255  

カロー橋を渡り
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この遊歩道から取りつく。
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しばらくはしっかりした道がある。
ここは以前に登った事があるが、こんないい道だったかな?
Img_5260
 
小屋跡、これも記憶にないなあ。
Img_5261

一度植林帯に入り、再び自然林になった辺りで道が不明瞭になった。
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一本調子の急傾斜を登って、ようやくモノレールの尾根と合流する。
Img_5263
こんなに遠かったっけ?

あとは軌道に沿って登って行く。 
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軌道が目障りではあるが、自然林の気持ちの良い尾根である。
前回は紅葉の時期に登ったが、なかなか見ごたえがあった。
Img_5265
途中からハルゼミの合唱が始まった。今年初めてのハルゼミの声。
登りのキツさを癒してくれる

ヘロヘロになって軌道の終点に到着。ここまでくれば、もうすぐ先が縦走路である。 
Img_5267
しかし、このモノレール、何の目的で作られたのだろう?
 
登り切ってハンギョウの頭。
Img_5270
もう汗びっしょり。思ったよりキツかった。。
素直にヨコスズ尾根登るのだった。

 
ハナド岩に寄り道。鷹ノ巣山の横にうっすら富士山が見えた。
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石尾根の奥に雲取山。
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縦走路を西へ向かうと早速シロヤシオがお出迎え。
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結構な花付き。
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ミツバツツジも見事。
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痛んでいた桟道が新しくなっていた。
Img_5299

ボケっと歩いていたら七跳山への分岐を通り過ぎてしまった。ここから急登で山頂を目指す。
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山頂に到着。 
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予想に反して誰もいないのでここで早めの昼食。

昼食後、大平山に向けて下って行くとシロヤシオの楽園が待っていた。
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ちょうど満開。
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すごい花付き。
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Img_5312

森が白い花で溢れかえっている。 
Img_5319c
 
シロヤシオのトンネル。
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ミツバツツジとの共演も見事。
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Img_5332
 
シロヤシオってこんなに花をつけるんだ。
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この区間、あまりに素晴らしくて、思わず引き返して往復してしまった。
急げば2時のバスに間に合うかな?なんて思ってたけど、どうでも良くなった。
なんなら浦山口まで歩いても良いくらい。(ウソ) 
Img_5364
花付きといい、密度といい申し分なしの咲きっぷり。
体が白く染まってしまうのではないかと思うくらい。本当にすごかった。

ずっと見ていたかったが、そうもいかない。
後ろ髪をひかれながら大クビレへ下る。
Img_5383  

登り返して大平山。
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この辺も結構咲いていたが、さっきの楽園を見てしまうと物足りない。

あまりのんびりしていると4時のバスも危なくなるのでさっさと下る。

大ドッケにサラサドウダンがひっそりと咲いていた。
Img_5393  

峠の尾根は来るたびに道が明確になってくる。
下りで間違いやすい1050付近の分岐にもロープが張られていた。
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地蔵峠。お地蔵様の前掛けも新調されていた。
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3時前に無事下山。
次のバスまで時間があるので、久しぶりに大日堂にお参りした。

川俣集落でユキノシタが咲いていた。
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今年のシロヤシオは大当たりらしいが、聞きしに勝る見事さだった。
これを見てしまうと、もう平年の花付きでは満足できなくなりそうで怖い。

2021年5月18日 (火)

大寺山

都県境の線つなぎで奥多摩の大寺山を歩いてきた。

ルート図

朝7時過ぎ、深山橋の駐車場をスタート。
すぐ前の陣屋の横から湖岸の遊歩道に入る。
Img_5211

ずっといい道だったが、留浦の浮橋を過ぎると
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急に藪っぽくなった。
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こちら側は歩かれてないらしい。
 
さらに進み、対岸に鴨沢の集落が見えてきた所が尾根の末端。ここから取りつく。
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最初の急登を過ぎると、左側の斜面から謎の道が上って来た。
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水道局の杭が点々と打たれていたので、管理用の道だろうか。
ただ、落ち葉や枯れ枝に埋もれて使い物にならない。
Img_5220  

歩き始めて1時間半で大寺山に到着。
奥多摩の山を歩いていると、異様に目につく白い塔が建つ。
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仏舎利塔だそうで、四面にそれぞれ仏像が祀られていた。
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山頂からは林道で南に下り、
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すぐ下の作業小屋の脇から尾根を下る。
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尾根に沿って電線が張ってあり、これを追って行く。
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750mを切った辺りで、県境は尾根を南南東に外れていくのだが、電線を追って直進しそうになった。
コンパスを見て気が付き、右手に見える正解尾根に乗り換える。
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末端は崖で降りられないので、国道が見えたところで右の植林帯に逃げる。
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結構な斜面、石を落とすと事故になりそうなので慎重に下る。

擁壁が低くなっている所を目指して降りてゆくと、
最後はこの階段で国道に降りる事が出来た。 
Img_5235
 
県境はここで小菅川を渡るが、渡渉は出来ないので上流へ。

金風呂集落から
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橋で対岸へ渡る。
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対岸には遊歩道が付けられており、この道で尾根の末端へ。 
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ここでミス。
末端まで行くと傾斜が急なので、手前から登ろうとこの集落跡から斜面に取りついてしまった。
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浅い沢型を越えて 
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尾根に取りついたと思ったが、登ってみると地図より尾根型が緩いし上の方の傾斜がキツい。
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間違えて一本手前の尾根に乗ってしまったらしい。

忠実に線を辿る事にはこだわらないし、登りはとにかく上を目指して行けば良いだけなのだが、この尾根、地図を見ると750m辺りから上は等高線詰んで無理そう。

仕方なく正解尾根までトラバースする。
この斜面がグズグズのザレで酷い目にあった。

ヒイヒイ言いながら進んで行くと、尾根の西側の窪に何故か水道局の境界杭があった。
水道局の用地は県境と違うのだろうか?
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なんとか目的の尾根に乗ったが、このミスでかなり体力を消耗してしまった。
楽をしようとかショートカットしようとかして勝手なルートを取ると、かえって大変な目に遭うという典型的なパターンである。
何度も経験してるのに全く学習していない。

尾根を登って850m付近で主尾根に乗った、この辺は良い森。
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気持ちよく登って行くと、右手から玉川からの登山道が合流した。
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昭文社マップには載っていないけど、すごくいい道である。

 
これを使って快適に登り
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入小沢ノ峰に到着。これで線がつながった。
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余裕があれば三頭山まで寄り道しようかと思ったが、無理だった。このまま下る。

ヌカザス山からムロクボ尾根を下って、
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三頭橋へ下山。 
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結構歩きごたえがあった。登って下ってまた登る、というのは精神的にキツイ。


だいぶ線がつながってきた。
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長沢山~雲取山の区間はどう歩くかな?


2021年5月 8日 (土)

都県境を歩く

 連休中、都県境を青梅の安楽寺まで歩いてみた。

ルート図

好天の連休、一年で一番気持ちの良い季節なのに、相変わらず世間は自粛モード。
山や川に行くのは問題ないと思うが、人が多そうだし、行き帰りの電車や道路の混雑を考えると出かける気になれない。
そうなると結局、散歩くらいしかすることが無いのだけど、せっかくなので少し遠くまで歩いてみようと思った。

ふと思いついたのが都県境尾根の末端にある安楽寺。

何年か前に成木尾根を歩いて安楽寺に下りた事があった。
なので、そこまで歩けば家から雲取山まで線がつながるな、と思ったのである。

ざっと距離を測ると30kmちょっとあるが、これまでも山で20kmくらいは歩いたことがある。
今回はほぼ平地で市街地だし、無理なら途中で止めればいいや、と安易に考えて出かけた。
これが後で死ぬほど後悔する事になるとは思っても見なかった。

家から秋津駅までは何度も歩いているので、今回は自転車で行く。
帰路は西武線の予定だが、JRで帰る羽目になったとしてもここなら都合が良い。

武蔵野線の新秋津駅前からスタート。最初は住宅街の中を歩いてゆく。
忠実に県境を辿るのは無理だし面倒なので、かなりアバウトに歩く。

小一時間で八国山緑地に到着。
Dscf4515

ここは雑木林の散歩道。木漏れ日の中、涼しい風が抜けて気持ちいい。 
Dscf4517c
 
緑地を抜けるとまた車道歩き、西武園の横を進む。
人が居ないな?と思ったらリニューアルのため閉園中だった。
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西武園を過ぎ、多摩湖沿いのサイクリングロードへ。ジョギングや散歩の人が多い。
たまにスピードを出したロードバイクが抜いてゆくのが怖い。
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西武ドームを過ぎて
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少し行った先の左手に小高い丘があった。
休憩がてら登ってみると、頂上から富士山が見えた。
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帰ってから調べたら、ここは狭山富士というらしい。

スマホの地図を見ながら歩き、途中から車道をそれて林道に入る。
道はそのまま野山北・六道山公園の遊歩道になった。 
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ここも雑木林の道で、なかなか気持ちいい。
結構距離もあって、トレランの人がいっぱい走っていた。

この辺から足の裏にマメが出来て痛みだした。
靴は履き慣れたトレッキングシューズなのだが、山道と平地歩きは勝手が違うらしい。
 
六道山展望台を過ぎ、公園を抜けて北に向かうと、怪しいトレールに入り込んでしまった。
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正規の道では無いようだが、良く踏まれているのでそのまま進む。
ちょっと藪っぽかったけど、無事に森を抜けて市街地へ出た。
こういうミスもまた楽しい。

・・・なんて思っていたら、そろそろ本格的に足が痛くなってきた。
足裏だけでなく、山ではまず痛くならない前脛とふくらはぎが痛い。

これは最後まで歩くの厳しそう、適当な所でエスケープするようかな。。

住宅街を抜けて所沢青梅線に出る。
ここからしばらくは幹線道路の退屈な歩き。

16号を越えて 
Dscf4526
 
ひたすら車道を歩く。この区間がマジでキツかった。
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永遠に続くのではないか、というまっすぐな道。
ここは何度も車で走っているせいか、余計に長く感じて精神的なダメージがでかい。

足はどんどん痛く、重くなってくる。気力も徐々に萎えてきた。

やっぱ無理ゲーだこれ。。
雨も降りそうだし、どこか適当な所でエスケープしよう。

しかし、今回は前夜に酒を飲みながら思いついて、ロクに下調べもしていないので、帰路がわからない。
スマホで調べようと思ったら、ありえない距離を歩けとかほざいて使い物にならない。

せめて、リタイヤした時の避難ポイントくらい調べておくべきだった。。

激しく後悔しながら歩いていると、途中にバス停があった。しかも小手指行き。
地獄に仏、と時刻表を見たら、朝の時間帯に3本だけというふざけた路線。。
 
結構民家建ってるけど、この辺の人ってどうやって生活してるのだろう?

いや、他人の心配してる場合じゃない、帰りの手段を考えなくては。

地図を見ると、八高線の金子駅が割と近い。
そこまで行って、残りはまた改めて歩きなおすようかな。

しかし・・・またわざわざここまで来て、残りの区間を歩くとか面倒くさいな。
ここで切ったら多分あとはやらないだろうな。
 
とりあえずもう少し先へ進んでみる。
結論を先延ばしにするのは得意である。

圏央道の青梅インターを過ぎて。
Dscf4529
 
茶畑の中を歩く。
Dscf4530
長閑でいいロケーションなのだが、楽しんでる余裕が全くない。
すでに散歩ではなく、歩行訓練の修行になっている。

その先で再び市街地へ出る。
金子駅に行くなら右だが、地図を見ると、もう目的地までそれほど距離も無い。

「まだ3時前だし、面倒だから歩いちゃえ。」
と、無謀な決定をしてしまう。
もう、あれこれ考える事すら面倒だ。

しかし、この先は山越えの道になる。
山に入ったらもう逃げ道はないので、歩けなくなったらアウトである。
こんな所で救助要請する羽目になったら洒落にならないな。

足は疲れているけど登りはさほど苦にならない。というか何故か登りの方が楽に感じる。
老人ホームの横を登って行くと、舗装が切れて林道になった。 
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そのまま進むと、道は阿須丘陵のハイキングコースにつながっていた。

所々に標識というか、案内図があるのだが非常に分かりにくい。
せめてこの区間だけでも地図を用意してくるのだった。

スマホの地図を見ながら適当に歩き、怪しげな踏み跡で尾根に乗る。 
Dscf4532
尾根上にはしっかりした道があった。

ここは、余裕のある時にゆっくりと歩いて見たかったな。
 
尾根の道を行くと、ようやく正規ルートの標識を発見。
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「飯能駅近道」の文字が輝いて見えた。

 
しかしこの道、最初は明確だったが。
Dscf4535
 
徐々に怪しくなり、末端は踏み跡程度。
Dscf4536
いつもの藪尾根と同じような着地になった。また途中でルート外しちゃったかな。

ここからガクガクの足を引きずりながら車道を歩く。
距離は3kmくらいだけど、もう本当にキツかった。
暑いとか寒いとか雨とか、何か一つでもマイナス要素が加わったら歩けなかった。

朦朧としながら歩いていると、途中に飯能行きのバス停があった。
時間を見たら次のバスは20分後。
ヤバい!ギリギリじゃん。急がなくちゃ。

気持ちは焦るけど、もう足が言う事を聞かない。無理すると転びそう。

棒のようになった足に鞭打って、なんとかゴールの安楽寺に到着・・・
Dscf4537_20210507140301
歩く事7時間半、距離32km。死ぬほど遠かった。。
こんだけ苦労したら達成感半端ないだろうと思ったが、疲れ切って感動する余裕も無かった。

残りの体力も無いが時間も無い、ダッシュで(走れないけど)バス停に戻った。

フラフラになって停留所に着き、汗と埃でベタベタのシャツを着替えたところでバスが来た。
危なかった~。。
バスが無かったら駅まで歩くようかな、などと考えていたが絶対無理だった。もう1ミリも歩けない。

帰りは転ばないように歩くだけで精一杯。
駅のエスカレーターがこんなに有難い物だと思わなかった。
秋津駅に自転車置いてなかったら帰れなかった。


後日談

帰ってから調べてみたら、長沢背稜の長沢山~雲取山の区間が未踏だった。
なので、線は雲取まではつながっていなかった。ここは近いうちに歩いて見るつもり。

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山間部の未踏区間はあと、鴨沢~ヌカザス尾根の1302ピーク(入小沢ノ峰)、笹尾根の丸山~陣馬山、小仏城山以南。
こう見ると、知らない間に結構歩いていたことが分かった。
市街地の区間は歩く気になれないので(特に南部)東京都一周は難しそうだが、山間部だけはなんとかつなげてみようと思う。


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