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2020年6月

2020年6月20日 (土)

三頭山 リハビリ山行

梅雨の晴れ間を狙って三頭山に行ってきた。

ルート図 

久しぶりの山歩きである、前回がいつだったか思い出せないくらい間が空いてしまった。
 
今回の騒ぎで、自分から山と釣りと浦和レッズを取ったら何も残らない、という事が良く分かった。

再開一発目で、病み上がりという事もあり、どこか安楽な低山を、と考えていたのだけど植林帯を歩くのは面白くない。
せっかくだから自然林の良い森を歩きたいが、あまりハードな山行は不安である。
正直、今の状態では伊豆ヶ岳すら登れる気がしない。

地図を見ながら色々と考えて、ふと目についたのが三頭山だった。
そこそこ標高があるので、奥多摩湖から登るとガチ登山になってしまうが、ズルして檜原都民の森まで車で行けば半日のハイキングコースである。
おそらく、こんな時でなければ行く気にならないコースなのでちょうど良い機会だと思った。
 
朝8時過ぎにスタート。結構登山者多い。
Img_3673

こんなところまで。。 
Img_3672

最初の森林館までの登りで早くも心臓バクバク。
こんなんで大丈夫か?と不安になる。

足腰よりも心肺機能が弱っている気がする。
 
そこからは山腹をトラバースする遊歩道。
Img_3675
あちこちに樹名板が設置されているので、木の名前を覚えながら歩くのにちょうどいい。
 
ウリノキのつぼみ。
Img_3678
 
コアジサイ。
Img_3685
 
ギンリョウソウ。
Img_3687
この時期によく見かける花で、ランに似ているけどツツジ科の多年草である。
葉緑素を持たず、光合成をしない腐生植物として知られている。

私はつい最近まで彼らの事を誤解していて、てっきり地中の有機物を分解して栄養にしているものと思っていたのだが、実はキノコなどの菌類に寄生して養分を奪っているのだそうだ。
種類によって宿主となる菌も違うらしく、ギンリョウソウはベニタケ類に寄生するのだとか。

私は見た事がないが、ツチアケビという種はナラタケに寄生するらしい。
生きてる木を枯らしてしまうほど強力な菌に、逆に寄生してしまうとは恐ろしい植物である。
 
途中にモミの巨木があると言うので寄り道してみた。
標識には片道6分と書いてあったが、下り6分である。登りは10分くらいかかった。
他にもこのルート上の標識に書かれている時間はほぼ無理めのタイムだった。

小一時間で三頭大滝に到着。
Img_3690_20200618213601
 
赤い実、なんだろう?
Img_3691
 
ここからは沢沿いの道を登って行く。涼しい風が抜けて気持ち良い。
Img_3694
ハルゼミの合唱と沢の音に自然と頬が緩む。

自粛中のモヤモヤがが全部洗い流されるよう。 
この時期までに山を再開することが出来て本当に良かった。
Img_3700

水が枯れた辺りから沢を離れ、左岸の尾根を登って行く。
ギリギリ咲き残っていたヤマツツジ。
Img_3703
 
ムシカリ峠に到着。
コロナ太りの体が重く感じたけど、気持ちよく歩けたせいか、思ったより苦にならなかった。
Img_3701
 
稜線の道、冬に歩いた時とずいぶん印象が違う。
登りはキツいけど、ブナやミズナラの巨木もあって気持ちの良い道だった。
Img_3702
 
山頂に到着。
Img_3707
端っこのベンチで一服。久しぶりの山頂タバコが美味い。

コルリの囀りを久しぶりに聞いた。
 
ノイバラの花。
Img_3711
 
展望台からこの日唯一と言っていい展望。
御前山と大岳山が見える。
Img_3714
御前山遠いなあ、今の体力じゃとてもあそこまで縦走できそうもない。
 
三頭山のドリーネってこれか。大した事ないって聞いてたけど、毘沙門山のより大きいかも。
Img_3721
 
鞘口峠から下るつもりだったが、まだ11時過ぎ。
歩き足りないのでそのまま風早峠方面に進み、砥山から下ることにした。

こちらのルートは人もいなくて静かに歩くことが出来た。
Img_3724

13時前に駐車場に帰着。 
久しぶりの山歩きで少々疲れたが、思ったより歩けたなという印象。
ただ、さすがに翌日は軽く筋肉痛になった。

次回から少しづつ負荷を上げてゆこう。
でも、その前に釣りかな。
 


 

2020年6月11日 (木)

手術顛末記

 盲腸の手術をしてきた。
 
本来なら先月中にやる予定だったものが、コロナの影響で先延ばしにされていたのである。
以下はその顛末。

手術の前に検査をいくつか受けさせられた。
まず、1週間前に大腸の内視鏡検査。
手術の時に他の病気が見つかると面倒なので、あらかじめ調べておくのだそうだ。
 
検査前日から食事を制限され、おかゆとスープしか口に出来ない。
一日中空腹でかなりつらかった。

当日は何も食べずに病院へ。

他の患者5人と一緒に説明を受けてから下剤を飲まされる。
ムーベンという液状の薬で、微妙に塩味ととろみのある水を2リットル。
200ccづつ10分おきに飲むと、30分くらいで催してきてトイレとの往復になる。
 
便が水状になるまで繰り返し、確認してもらってOKが出た人から検査になる。
最後の方は完全に水で、気を抜くと漏れてしまいそうで怖い。
私は7回目くらいでOKが出た。
着替えて点滴をされ、検査室へ。

上は検査着だが、下は後部が大きく開いた不織布のパンツを購入させられた。
こんなもん無くても良いじゃん、という感じだが、検査スタッフも余計なモノは見たくないのだろう。

尻を突き出すような格好で横向きに寝かされ、ゼリーのようなものを塗られてから内視鏡を突っ込まれる。
 思ったより痛くない。
が、なんというか・・・全身を骨抜きにされるような感覚で、これはもう2度とやりたくないと思った。

途中で目が回って気持ちが悪くなってきた。
吐き気がする、と訴えると「血圧測って」と腕に血圧計を巻かれた。
いや、その前に洗面器くれよ、というレベルの話なんだけど。。
 
血圧が70くらいまで下がったので一度中断。
管を抜かれて体を起こされると、びっしょりと脂汗をかいていた。
空腹の上に、急に腸に刺激が加わったせいだろうか。
 
落ち着いてから再開、今度は問題なく進む。
「はい、一番奥まで入りました。これからゆっくり戻りながら再度チェックしていきます」
ここで仰向けにされて、モニターを見せてくれた。
自分の腸の中を初めて見たが、不摂生を極めている割にはずいぶんと綺麗なものであった。
 
40分ほどで検査終了。
「小さなポリープがありましたけど、帰路では見つけられなかったくらい小さなモノなので問題ないでしょう」と言われた。
心配でしたら何年か後にもう一度検査を受けてくださいとの事だが、もうあれは御免である。

入院の二日前にPCR検査と肺のCT。
以前は無かったもので、余計な費用が掛かるのが腹ただしい。
まったくコロナの野郎、どこまで迷惑かけてくれるんだか。。
 
急造感満載の検査室。
Dsc_1310  
結果が気になったが、最後まで知らされなかった。
ま、陽性だったら保健所から連絡があるはずだから、問題なかったのだろう。

手術前日に入院。
午前中に病院に行くと、そこからまた絶食。
こんなことなら朝はもっとしっかりと食べてくるのだった・・・
しばらく酒が飲めなくなると思って、昨晩飲みすぎて二日酔いだったのだ。
  
午後からは担当の看護師、薬剤師、手術室の看護師、麻酔医と入れ替わりやってきて問診と説明を受ける。
既往症やアレルギーの有無、生活習慣など、同じような質問を何度もされてウンザリ。
同じ病院なんだからこういうの一元化しろよ。

たしか2週間前の診察でも同じ事を聞かれた。
その時、喫煙習慣があると言ったら「今すぐに禁煙しろ、手術が終わるまで1本も吸うな」
などと訳の分からない事を言われたのだ。
私は素直な性格で、医者の言う事は神の託宣の如く死守するのだが、これに関しては聞かなかったことにした。

タバコは吸ってませんよね?と再度確認され、「はい、大丈夫です」などと真顔で答えたが大嘘である。今日の朝まで普通に吸っていた。
吸っていると手術は出来ませんからね、と言っていたが、いつからそんな面倒くさい事になったのだろう?
 
当日の朝、看護師が来て浣腸をされる。
若い女性にこういう事をされるのは複雑な気持ちである。

今回は朝一番の手術で、9時過ぎに手術室に向かう。
 
緊急の事態に備えて家内が着き添ってくれたのだが、今は家族でも病棟に入れないので、会えたのは手術室に入る直前だけ。
貴重品だけ預けて手術室へ。

最初に術衣に着替えるのだけど、下はそのままで良いという。
寝る前に替えてしまった方が早いのでは?と思ったが、女性などはスタッフの前で下を脱ぐのに抵抗があるのだろう。

手術台に横になり、酸素マスクをされる。
昔、手の手術をした時にやはり全身麻酔を受けたが、その時は麻酔用のマスクを着けてガスで眠らされた。
今は点滴で麻酔薬を入れるらしい。
 
「はい、ではこれから眠くなります」と言われたが、全然眠くならない。
不安になりかけた時、突然後頭部を引っぱられ、強引に眠りの淵に引きずり込まれるように意識を失った。
 

夢の中で名前を呼ばれて目を覚ますと、担当医が「はい、終わりました。無事に成功しましたよ」と伝えてきた。
え!?いつの間に?という感じで、ほんの一瞬の事に感じられたが、実際には2時間ほど経っていた。

感覚が戻ってくると、下腹部が痺れたように痛むのと、喉がかすれたように痛むのを感じた。
ストレッチャーに移され、手術室を出たところで家内と面会させてもらえた。
清明な意識で話をしたつもりだったが、何を話したかよく覚えていない。
 
先生の話では、摘出した虫垂は膿がたまっていて、放っておいたらまた炎症を起こしていたとの事。
切っておいてよかった。

その日は回復室で過ごした。
すこし熱が出て、やたらと喉が渇くのに水は飲ませてもらえないので、何度もうがいをさせてもらった。
薬の影響か、とにかく眠くて、目が覚めている時以外はずっと眠っていた。(当たり前か)
 
翌日になると大分痛みも引いてきて、起き上がれるようになった。
それなりに痛むものの、歩くのも問題ないので、午前中に病室に戻された。

とりあえずじっとしていれば痛みも出なくなったので、暇な時間はずっと本を読んで過ごした。
前回入院した時に本が足りなかった経験をふまえて、今回はキンドルの電子書籍リーダーを用意して来た。
これはずいぶん役に立った。
片手で持って操作できるくらい軽いし、暗い所でも読める。文字のサイズも変更できるから老眼鏡をかける必要も無い。
もっと早く購入しておくのだった。
 
手術から2日目の夜にやっと食事が出た。
と言っても5分粥がほんの一口程度に、離乳食みたいなおかずと味噌汁。
幼稚園児だってもっと食べるだろ、という程度の量で、空腹をこらえるのが大変だった。

食事は次の日から全粥になったが、量は相変わらず。
おかずも、味付けは良いのだけど薄くて物足りない。

普段の食事に比べると、糖質が1/2から1/3くらい、タンパク質は1/2、脂質は1/10以下。
塩分も半分以下で、生活習慣病とか裸足で逃げ出すくらい健康的な食生活を強いられた。

しかし、人間の適応力と言うのはすごいもので、こんな食事でも慣れると満腹感を覚えるようになるのである。
帰ってから社会復帰できるのか? と不安になった。

何事も無く術後の日々を過ごし、経過が良好なので一日早めましょう、という事で4日目には無事に退院することが出来た。


これで心置きなく山に行くことが出来る。
 

 

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