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2020年4月

2020年4月28日 (火)

自粛日記

なんとも窮屈な世の中になってしまった。
 
私は、車で行って人に会わないように行動する分には、山でも釣りでも問題ないと思っていたのだが、地方に住んでいる人からすると、とにかく他県ナンバーの車が走っているだけで不安を感じるらしい。

目に見えない相手だけに、過剰に警戒してしまうのだろう。
でも、自分が逆の立場であれば、やはりいい気持ちはしないだろうと思う。
 
車で通過するだけで迷惑をかけてしまうのであれば、もう行かない方が良い。
コソコソ出かけるのも、真面目に山を我慢している人たちをバカにしているようで気が引ける。

そんな訳で当分の間、山は自粛することにした。

アカヤシオに会えないのは残念だが、花は来年も咲く。


STAY HOMEの週末、気分転換にすこしだけ近所を散歩してきた。

いつも川遊びやバーベキューの人で混雑する河原は、いつの間にか駐車場が閉鎖され、自粛の看板と横断幕がベタベタと掲げられていた。

そんな逆境のなか、まさにその自粛看板の真下で酒盛りをしているグループが一組。
見上げた根性である。
バーベキューというのは、それでも敢行しなければならないほど魅力的なアクティビティなのだろうか。

もっとも、世間一般の人から見れば、勝手な理屈をふりかざして山に行く人も彼らと大して変わらないのかも知れない。 


今の時期、道端に色とりどりの花が咲いている。
ただ歩いているだけでは能がないので、知らない雑草の名前を調べてみた。

あちこちに小さな群落を作っていた紫色の花。
Img_3526
帰ってから調べてみたらムラサキサギゴケと言う花らしい。
よく観察してみると、野に捨て置くのが勿体ないくらい綺麗な花である。

 
これもよく見かける花だが名前を知らなかった。
Img_3529
ヘラオオバコ。
背も高くて大きいが、言われてみれば葉も花もオオバコに似ている。

木でも草でも、名前を知ると愛着が湧いてくるから不思議である。
 
オニグルミの花。
Img_3531
初めて見たが、これが実をつける雌花なのだとか。
子房がわずかに膨らんでいるように見えるので、もう受粉した後なのかも知れない。
 
同じ木で、葉腋に垂れ下がった花序が雄花。
Img_3535
こちらはまだ開いていないように見える。
オニグルミは雌雄同株だが、雄花と雌花の開花時期をずらす事で自家受粉を避けているのだそうだ。
この株とは逆に、雄花が先に熟す木が近くにあるのだろう。
樹木の生存戦略ってすごい。

 
ただの散歩でも、色々と発見があった。
いい機会だから、少し身近な草木を観察してみる事にしよう。

 


2020年4月12日 (日)

なんとか1匹

今シーズンの初釣行に行ってきた。
 
何やら物騒なウイルスが流行っているせいで、なんとなく出かけるのを躊躇してしまっていた。
休日にフラフラと出歩いていると、近所の目も気になる。
しかし、これから山も渓も一番良い時期を迎えようというのに、家に籠っているのはどうにも我慢ならない。

要は他人と会わないように行動すればいいのだ。
船や釣り堀と違って、渓流はもともと人を避けなければ釣りにならないのだから、あとは行き帰りに公共交通機関を使わず車で行けば良い。
最近は弁当を持参するようになったので、途中でコンビニに寄る必要も無くなり、それこそ家を出てから帰宅するまで誰にも会わずに済む。

という事で、重い腰を上げて釣りに出かけた。
例年通り、今の時期は里川のヤマメ狙いである。

いつもよりゆっくりと出かけ、朝8時過ぎに現地に着くと、予定していた入渓点には釣り人と思われる車が停まっていた。
この時間なら先行者が居て当然か。
仕方なく上流に車を走らせ、その上には誰も入っていない事を確認してから、当初予定していた脱渓点まで戻って川に降りた。
ここから入れば、下の人とは半日くらい間を開けられるはずである。

植林の急斜面を下って河原に降りる。
久しぶりの沢音、ミソサザイの囀り。やっぱり沢は良いなあ。。
Dscf4192
 
昨夏以来の竿の感覚を確かめながら、ゆっくりと遡行してゆく。
Dscf4193
 
山の木々が芽吹き始め、ボンヤリとした色彩の中にミツバツツジのピンク色が映える。
魚の反応は全く無いが、沢を歩いているだけでも癒される。
Dscf4194
 
昨年の台風の影響はそれほど無さそうだったが、所々で土砂が河原を埋めていた。
Dscf4195
魚が出ないのはこのせいかな?水量も少し多めだし。。
 
淡々と竿を振りながら、ひたすら沈黙する水面を眺めながらの遡行が続く。

すでに釣りではなく、竿を片手の沢登りになってきた。
Dscf4196
入渓から3時間経っても釣果ゼロ。。

気温も上がってカゲロウが乱舞しているのに、ライズの一つも無い。
瀬尻から走る魚影も無く、そっと覗き込んだ淵にも定位する魚は見当たらない。
いつもは釣れなくても魚の姿くらいは見られるのだが・・

日当たりの良い河原で早めの昼食を済ませ、再び魚っ気の無い沢を歩く。
そろそろボウズの三文字が頭をかすめるようになってきた。 

もちろん、釣れないのは魚影とか条件のせいだけではなく、腕が悪いからである。
上手い人なら、この状況でも顔くらいは見られるはずだ。
源流のイワナばかり釣っていい気になっていても、激戦区のヤマメを相手にしたら手も足も出ないのが現実である。
 
なんとか1匹だけでも、といつもより丁寧にポイントを攻めていく。
慎重にアプローチし、体を低くして出来るだけコンパクトに竿を振る。
水面を叩かないようそっと振り込んで、不自然にならないよう毛鉤を流す。
こんなに真剣に釣りをしたのは何年振りだろうか?

開始から4時間、この瀬尻で初めて魚の反応があった。
Dscf4197
と言っても、毛鉤とは全然違う場所でライズしたので、本物の虫に反応したのだろう。
 
こういう場合、フライの人なら飛んでいる虫に似せた毛鉤を使うのだろうけど、私はそういう毛鉤は持ち合わせていない。
「虫そっくりの毛鉤を使えば釣れて当たり前」とうそぶいているが、実際は手の込んだ毛鉤を巻くのが面倒くさいだけである。

当然この魚を釣る事は出来なかった。
 
ようやくの魚の反応に少しテンションが上がってきたが、そろそろ終了点が近い。
いよいよボウズを覚悟し始める。
 
出来ればヤマメを釣りたかったので、ヤマメの着きそうな瀬を中心に流していたのだけど、この期に及んで贅沢は言ってられないので、イワナの居そうなポイントも全部叩いていく。

すると、この岩の下に巻き返す流れに毛鉤を送り込んだ時に魚の反応があった。 
Dscf4205
残念ながら掛け損ねたが、イワナならもう一度出るはず。
少し時間を空けて再び毛鉤をを流すと、今度はしっかり掛かった。

今日初めての魚の手ごたえ、バラさないよう慎重に引き抜いた。

てっきりイワナと思ったが、手元に寄せてみると綺麗なヤマメ。 
Dscf42021
6寸のチビだけど、貴重な1匹である。
最後の最後になんとかヤマメの顔を見ることが出来た。
 
その後、すぐに脱渓点に着いてしまってこの日の釣りは終了。
ガレた斜面を這い登って林道に上がった。

解禁釣行でボウズを食らわなくて本当に良かった。
今月中に、もう一度くらいヤマメに会っておきたいなあ。



 

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