JICKY のブログ

フォト
2024年2月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29    
無料ブログはココログ

« 2019年10月 | トップページ | 2019年12月 »

2019年11月

2019年11月18日 (月)

熊倉山 谷津川左岸尾根から宗屋敷尾根

 先日、秩父鉄道のトラブルで行けなかった熊倉山へ行ってきた。
白久から谷津川の左岸尾根を使って聖尾根に乗り、下山は蝉笹山から宗屋敷尾根の北支稜で武州日野に下った。
 
ルート図
 
朝7時25分、御花畑駅に着くとまたしても人が大勢いる。
今日は寄居~長瀞間で線路に問題が発生しているそうだ。

またか・・・と、力が抜ける。
どうやら熊倉山は秩父鉄道と相性が悪いらしい。
 
しかし、今回はダイヤが乱れているものの、当該区間以外は運行されていて、ほぼ予定通り列車に乗ることが出来た。

8時すぎ、無事に白久駅を出発。
Img_2544
 
最初は谷津川沿いの車道を歩いて札所30番法雲寺へ
Img_2547
 
境内のモミジが色づき始めていた。
Img_2548
 
本堂の横から墓地に続く道を辿ると
Img_2550

道はそのまま山道になって尾根へ続いていた。
Img_2551

予想以上に楽に尾根に乗ることが出来た。
Img_2552
尾根上には意外としっかりとした踏み跡が付けられている。
 
しかし、すぐに壁のような急登。
Img_2554
100mほど登ると傾斜が緩んで一息つく。
風もなくて暑いくらいなので、アンダーウエアを脱ぐ。
 
緩いアップダウンを越えてゆくと岩場が現れる。これが689の小ピークらしい。 
Img_2558
 
踏み跡に従って右から巻くと、岩場を越えた鞍部で尾根に戻る事ができた。
Img_2560
 
ヒラタケが乾燥していた。
Img_2565
 
750m辺りから鹿除けネットが現れ、これに沿って登る。
Img_2566
 
途中で展望が開けて、秩父市街が一望できた。
Img_2567
熊倉山は山頂からも全く眺望が無いので、ここは貴重な展望スポットである。
 
武甲山から大持山にかけて、良い感じに色づいているのが見える。
Img_2570
小持山から伸びる高ワラビ尾根も良さそうな感じ、あそこと大持山西尾根をつないで歩けば紅葉も楽しめたかな。
 
この尾根は今一つパッとしないけど、所々で色づいた木々が目を楽しませてくれた。
Img_2571

イヌブナの黄色に 
Img_2572

ゴヨウツツジの赤。これはアカヤシオかな?
Img_2578
花も美しいけど、紅葉もいい。
 
1000m付近でネットは尾根を離れていった。
Img_2576

今日はなんとなく足が重く感じる、さほどペースは上げていないのに辛い。
ここのところ、一般登山道ばかり歩いていたので、足が鈍ってしまったのかも知れない。

再び壁のような急登を登って、ようやく聖尾根に乗った。
Img_2579

しばらくは痩せた尾根のアップダウンが続く。 
Img_2581
その先、1250m辺りの岩場の登りが怖かった。
以前登った時は全然平気だったのだけど。。
 
岩場を越えると勝ちゃん新道分岐。
Img_2583
 
さらに林道コース分岐。
Img_2585

この辺はもう葉を落とし始めていた。
Img_2587
 
タカノツメも色が抜けて白っぽい。
Img_2589
 
山頂まであと一息というところで昼食休憩。
夏の間、昼はおにぎりばかり食べていたのだけど、そろそろ暖かいラーメンなどが恋しくなってきた。
食後、タバコを吹かしながら空を見上げると、葉を落とした木々の梢にカラの混群が遊んでいた。
もう冬だなあ。

休憩後、山頂を目指す。

聖尾根の主、大ミズナラ。 
Img_2590
 
山頂に到着。
Img_2593
予定より時間がかかってしまった。熊倉山ってこんなにキツかったっけ。
 
頂上から南に稜線を歩いて蝉笹山へ。
Img_2596
いつの間にか山名版が付けられていた。そういえば、ゴミ箱も無くなっていた。
 
ここから宗屋敷尾根へ。
Img_2597
入口にロープが張られていた。
 
落ちるように急坂を下って、1350m圏の岩場へ。
Img_2599
前回来た時にこの巻きで迷走したが、今回は無事に通過。
注意して見ると、岩場の基部を辿るように薄い踏み跡があった。
ここは意識して左、左とトラバースして行かないと、川浦谷方向に引き込まれてしまう。
 
1284からの下りの分岐には、ベタベタとマーキングが付けられていた。
この尾根を下りで使う場合、先の岩場とこの分岐さえ気を付ければ、あとは問題なく歩ける。

明確な踏み跡を追って下ってゆく。
Img_2600
 
今回は950m圏から北に延びる支尾根を下ってみる。
このマーキングを左に。
Img_2601
 
急に踏み跡が薄くなるが、尾根筋は明瞭。
Img_2604

植林帯に入ると明確な道が現れ、最後は急坂を下って林道に出る。
Img_2606
 
林道を渡って、ガードレールの切れ目からさらに下る。
Img_2607
痩せた尾根をひと下りすると、あっけなく車道に出た。
 
あとは寺沢の集落を抜けて
Img_2609
 
15時35分、武州日野駅に到着。
Img_2610
 
3年前にほぼ同じコースを歩いたのだが、どういう訳かその時より1時間ほど余計にかかってしまった。
これが10年前なら「体力落ちたなあ」で済ませるのだけど、たったの3年である。
しかも2~30分じゃなくて1時間となると、もう誤差の範囲ではない。
思い返してみても結構一杯いっぱいで、あと1時間詰めるとか無理すぎるのだが。。

3年前の自分はどんな魔法を使ったのだろう?
  



 

2019年11月11日 (月)

錦秋の牛ノ寝通り

 家内を連れて紅葉の山を歩いてきた。
大菩薩連嶺の石丸峠から小菅まで、牛ノ寝通りと言われる稜線を歩くルート。
 
ルート図
 
このルートの標高グラフを見ると、小屋平から石丸峠まで300mほど登れば、あとは小菅までずっと緩い下りが続いていて、かなり安楽なコースに思えた。
良い機会なので家内を誘ってみると、行きたいと言うので、久しぶりに一緒に行く事にしたのである。
 
朝5時過ぎに家を出て電車を乗り継ぎ、7時38分に甲斐大和に到着。
予想はしていたけど、ものすごい人。。
2百人くらいのハイカーが降りて、さながら都内の通勤ラッシュのよう。
小さな駅なので、家内がトイレ行列に巻き込まれ、20分くらい待たされた。
その間にも次々と臨時バスが出発してゆく。少々焦ったが、ここは全員乗り切るまでバスを出してくれるようだ。
何台か見送って、我々も定刻の8時10分くらいにはバスに乗ることが出来た。
 
ところが、このバスは林道の路肩崩壊で上まで行けないから、途中で乗り換えてくれと言われた。
同じようなマイクロバスなのに微妙に大きいらしくて、崩落地で先に上がったバスが降りてくるのを待って乗り換える事になった。
 
そんな事もあり、1時間以上かかって小屋平に到着。
みんな上日川峠まで行くのかと思ったら、20人くらいの人がここで降りた。
 
9時20分、準備をすませて出発。
 
最初は笹藪の中の登り。
Img_2428
 
カラマツの黄葉はもう終盤。
Img_2426
 
一度林道に出て、さらに山道へ。
Img_2429
 
ヤマザクラが狂い咲きしているのか?と思ったら、マユミの実だった。花が咲いたように美しい。
Img_2431
 
樹林帯を抜けると展望が開け、南アルプスの山々が見えてきた。
Img_2440
白峰三山はもう雪化粧。
 
富士山が雲の上に頭を出していた。
Img_2442
御坂山地の雲海が滝雲となって甲府盆地に流れてゆく、なかなか幻想的な光景だった。

笹原の道を登って
Img_2444  
 
石丸峠へ
Img_2445

家内に合わせて、いつもの7掛けくらいのペースで歩いたので全く汗をかかなかった。 
Img_2446
 
大菩薩方面から降りてくる人もちらほら、小屋に泊まったにしては遅いので、朝一のバスで登った人達だろうか?
Img_2447
 
小休止の後、牛ノ寝通りに下ってゆく。
Img_2449
 
この辺はもう紅葉を終えて葉を落としていた。
Img_2450
 
下の方が雲海に覆われていたので、紅葉も雲の中かな?と思ったらやはり・・
Img_2452
 
ようやく木々が色づいて良い感じになってきたのに・・
Img_2455
 
しかし、傾斜が緩んでくると、次第に雲が取れてきた。
Img_2459
 
良かった、やはり太陽が出てくると紅葉も輝きを増す。
Img_2463
 
Img_2464

1400m付近が紅葉のピーク、モミジもちょうどいい感じ。
Img_2468
 
Img_2475
 
ブナやミズナラの黄色と
Img_2486
 
カエデやツツジの赤。錦に染まった森をゆるゆると歩いてゆく。至福の時間。
Img_2487
 
Img_2493
 
秋の陽に色づいた葉が輝いて、まるで光の国を歩いているよう。
Img_2497
 
牛ノ寝。
Img_2499
この道は1400mから1300m辺りまで、ひたすら緩やかに下ってゆくので、ずっと紅葉の中を歩いてゆくことが出来る。
大勢のハイカーが思い思いに紅葉を楽しんでいて、行き交う人みんなとても幸せそうな顔をしていたのが印象的だった。 
トレランの人達だけが険しい顔で駆け抜けて行くのが可哀そうに思えた。
Img_2502
 
Img_2507
 
Img_2508
 
Img_2509
 
Img_2512
  
大マテイ山を巻いて、下って行くにつれ、色が薄れて緑が増えてくる。
Img_2531
 
モロクボ平まで下るとまだ緑一色。
Img_2536
 
懐かしい樹名版がまだ残っていた。
Img_2538
 
途中、小菅の小屋に寄り道。Kurooさんと山口さん一家が焚き火を囲んでくつろいでいた。
Img_2542
今日ここに泊まる事は聞いていたので、本当は私も泊まりたかったのだが、一泊の装備を担ぎたくなかったので日帰りにしたのである。
考えてみれば、泊まりの荷物だけ車に積んできてもらえば良かったかもしれない。
 
お疲れ様、とビールを差し出され、思わず手に取りそうになったが、まだこれから3時間もバスと電車を乗り継いで帰らなければならない。
ギリギリで思いとどまって下山の途についた。
 
15時45分、無事に小菅の湯に到着。
Img_2543
久しぶりに来たけど、ずいぶんな観光地になっていた。

奥多摩行きのバスは17時台まで無いので、16時32分発の上野原行きを待つ。
着いた時には数個のザックが並んでいただけだったが、時間が近づくにつれて人が増えて長蛇の列が出来た。
みんな早く着いて温泉に入っていたようだ。
おかげでバスは満員で、途中のバス停から乗ってきた人もいたので、最後の方は身動きが取れないほどのスシ詰めになった。
早めに着いておいて良かった。

この時期のメジャーな山はどこも同じなのだろうけど、尋常ではない混雑だった。
それを補って余りあるくらい見事な紅葉ではあったけど、次はいつも通りマイナーな山に行くことにしよう。
 

 

 


 

2019年11月 5日 (火)

谷川連峰縦走 2日目

縦走2日目
 
朝5時に起床、まだ真っ暗。
ヘッデンの明かりで朝食を済ませ、外に出てみるとようやく空が明るくなってきた。
Img_2333
 
6時過ぎに出発、寒い!
震えながら七ツ小屋山への斜面を登って行く。

振り返って清水峠。
Img_2340

登りの途中で日が出て、谷川岳が赤く染まった。 
Img_2344

七ツ小屋山の横に大源太山の岩峰が見えてきた。
Img_2354  
 
朝陽に染まる稜線を歩いて、 
Img_2355

今日最初のピーク、七ツ小屋山に到着。 
Img_2361
 
山頂から湯沢の街が見えた。
Img_2363

これから歩く稜線。 
Img_2365
この瞬間、この道を独り占めしているのだと思ったら、すごい贅沢をしているような気持ちになった。
山を趣味にして本当に良かった。
 
振り返ると、大源太山が鋭角に姿を変えていた。不思議な山である。
Img_2370
 
蓬峠が見えてきた。
Img_2372
 
蓬峠。
Img_2374
蓬ヒュッテは営業を終えて閉まっていたが、開けて泊まることも出来るようだ。
 
日が出てだいぶ気温も上がってきたが、日陰はまだ霜が降りたまま。風が冷たい。
Img_2378
 
武能岳が見えてきた、西側がストンと切れ落ちている。
Img_2381
この辺から風が強まってきた。
 
山頂に到着。
Img_2382
 
振り返って歩いてきた稜線、奥に巻機山方面の山々が見える。
Img_2384
 
武能岳からは急坂を勿体ないくらい下る。尾根が痩せて岩っぽくなってきた。
Img_2386
そして痩せ尾根の鞍部の先は嫌になるくらいの急坂。。
 
ヘロヘロになって茂倉岳に到着。
Img_2391
今日一番キツい登りだった。
 
関越自動車道が見える。
Img_2393
山は紅葉真っ盛りといった感じ。
稜線を行かずに蓬峠から下っていれば紅葉の中を歩く事が出来たかな、とちょっと後悔した。
 
残る3つのピーク。一ノ倉岳、オキの耳、トマの耳。
Img_2394
谷川岳って西側はウソのように緩い斜面なんだなあ。
 
緩く下って一ノ倉岳へ。
Img_2397
 
風はますます強くなり、何度かあおられてよろけそうになった。
Img_2398
 
一ノ倉岳山頂。
Img_2399
ここで早めの昼食をとっていたら、次々と人が登ってきた。
いたたまれず、早々に出発。
 
その後も谷川岳へ進むにつれ、徐々に人が増えてくる。
Img_2403
 
東側の岩壁、巨大な重機で削り取ったよう。
Img_2406
 
一ノ倉沢を見下ろす、足がすくむ高度感。
Img_2409
クライマーの人達、どうやってこんな所を登るんだか。。
 
富士浅間神社奥の院
Img_2411
オキの耳は谷川富士と呼ばれる信仰の山なのだとか。
 
鳥居を逆にくぐって
Img_2412
 
オキの耳へ。
Img_2413
山頂はすごい人。
もはや山というより観光地である。
 
昨日歩いた山々。ずいぶん低く感じる。
Img_2415
 
すぐ先のトマの耳、大勢の登山者がたむろしているのが見えてゲンナリ。
Img_2416

銀座通りのような道を歩いてトマの耳へ。
Img_2418
人はさらに増えて、写真撮るのも順番待ち。
 
すぐ下の肩の小屋も登山者と観光客でごった返しており、逃げるように天神尾根を下る。
Img_2420
中央の鞍部が天神平、思ったより遠いなあ。
 
下ってゆくと、急に雲行きが怪しくなってきた。
Img_2422
 
熊穴沢避難小屋、ずいぶん派手な小屋だな。
Img_2424
 
まだ時間も早いので、紅葉を見がてら田尻尾根を下ってもいいかな?と思っていたのだが、この辺からポツポツと雨が落ちてきた。
 
雨の中では紅葉も楽しめないので、予定通りロープウェイで下る事にして天神平に。 
Img_2425
ちょうど乗り場に着くころに雨が本降りになった。
良いタイミングで合羽を着なくて済んだ。
・・と思ったら、外にいた観光客が一斉に乗り場に集中して、行列に巻き込まれてしまった。
 
紅葉の時期なので覚悟はしていたけど、こんなに混むと思わなかった。
もう谷川岳に来ることは無いな。
 
土合口に降りても雨は降り続いており、結局合羽を着て駐車場まで歩く羽目になった。
 


 

2019年11月 4日 (月)

谷川連峰縦走 1日目

 今回はガラにもなくメジャーな山歩き。谷川連峰を縦走してきた。
白毛門登山口から笠ヶ岳、朝日岳と歩き、清水峠の避難小屋で一泊。翌日は茂倉岳、一ノ倉岳、谷川岳と歩いて天神平からロープウェイで下山した。
いわゆる馬蹄型と呼ばれるルート。
 
ルート図
 
朝3時過ぎに家を出発。
時間的にはそんなに早く行かなくても良いのだけど、今回は避難小屋に泊まる予定なので早めに歩き出したい。
ネットで調べた情報によると、清水峠の避難小屋は最大で10人くらいしか泊まれないとの事。
予約も出来ない小屋を頼りにして行く以上、寝場所を確保するために少しでも早く着いておいた方が良い。
 
ところが、途中で睡魔に襲われて、仕方なく赤城高原のSAで仮眠をとった。
30分くらいのつもりが1時間も寝てしまい、慌てて出発しようとトイレに行くと、見覚えのある車が停まっていた。
なんと安谷さんだった。
秩父ならともかく、こんな所で会うとはすごい偶然である。
日帰りで新潟の山に行くそうなので、私も予定を変更してご一緒させてもらおうかと思ったが、今回は1泊用の大きなザックしか持ってきていない。
小屋の情報などを教えてもらってお別れした。

7時過ぎに登山口駐車場に到着。
Img_2251
思ったより多くの車が停まっていた。
 
準備をして、すぐ先の登山口から歩き出す。
Img_2253
 
まさにこれから歩くルート。
Img_2254
 
色づき始めた森の中を登って行く、最初から結構な急登が続く。
Img_2256
 
この尾根はクロベの巨木が多い。
Img_2258_20191102154801
ブナやミズナラはさほど大きな木がないのに、なぜクロベだけ巨大化しているのだろう。
 
クロベだけかと思ったらアスナロも混じっているようだ。
Img_2265
 
ムキタケが出ていた、今年初めて見た。
Img_2263

登ってゆくと、まさに今が盛りの紅葉が目を楽しませてくれた。 
Img_2264
 
Img_2267
 
Img_2271
 
ずっと一本調子の急登でとんでもなくキツいのだが、それを忘れさせてくれるくらい見事だった。
Img_2274
 
Img_2283
 
安谷さんもおっしゃっていたが、この国に生まれて紅葉を見に行かないなんて、本当にもったいない話である。
Img_2289

1400m付近まで来るともう散り始め。
Img_2292
 
ようやく白毛門が見えてきた。
Img_2294
 
松ノ木沢の頭に到着。
Img_2295
縦走装備の人が下ってきたので話を聞くと、馬蹄縦走するつもりが予想以上にキツくて、笠ヶ岳の避難小屋までで挫折したそうだ。
たしかにここの登りは思っていたより厳しい、私も予定通り歩けるか不安になってきた。
 
ヒイヒイ言いながら登って行くと、いつの間にか森林限界を越えて視界が開けてきた。
Img_2297
 
やっとのことで山頂に到着。
Img_2300
あまり広くない山頂には5人ほどの登山者がいた。ここまでもかなりの人とすれ違ったので、結構人気のある山らしい。
あんなに酷い急登を強いられるのに、何でこんなに人が来るのだろう?
 
朝は雲に隠れていた谷川岳もはっきりと見えた。
Img_2303 
クライマーの憧れと言われる岩壁、谷川岳は世界一遭難者の多い山だそうだが、それも納得できる。
左側の稜線が日本3大急登の一つ、西黒尾根だと思うが、あそこですら登るとかありえない斜度である。
 
小休止のあと、笠ヶ岳への尾根へ。
Img_2304
この先は急に人がいなくなって静かな歩きが楽しめた。
 
笠ヶ岳山頂。
Img_2306
誰もいない山頂を独り占めして昼食休憩。
 
休憩後、朝日岳へ。
Img_2308
朝日岳まで1時間と書いてあったので、目の前のピークが朝日岳だと思ったら、その左奥に見えるのがそうだった。
 
今日の宿泊地の清水峠が見えてきた、まだまだ遠い。
Img_2309
 
アップダウンの繰り返しと偽ピークに騙されて、かなり消耗しながら朝日岳へ。
Img_2313
とんでもなく遠かった、1時間どころの騒ぎじゃなかった。
1泊の装備を担いでいるとはいえ、そこそこのペースで歩いているつもりだったのだが。。
 
ここからジャンクションピークまでは高層湿原の平和な道。
Img_2315
 
こんな道ならいくらでも歩けるのだけどなあ。
Img_2318
 
ジャンクションピークからは清水峠まで緩い下り。
Img_2320
・・・と思っていたら、峠の手前の送電鉄塔への緩い登りが結構辛かった。
 
足が攣りそうになりながらなんとか登りきって、あとは下るだけ。
Img_2324
三角屋根の大きな建物はJRの施設で、その手前の小さな小屋が今日の宿泊地になる。
 
15時半、無事に白崩避難小屋に到着。
Img_2325
予定より遅くなったが幸い先客はいなかった。
小屋難民にならずに済んでとりあえす一安心。
 
一応ツェルトは持っているが、稜線でツェルト泊なんてしたくない。

時間を気にしながら歩いたせいだろうか、ひどく疲れてしまった。 
水を汲みに行く気にもなれず、小屋の前で放心していたら、七ツ小屋山から単独の人が下ってきた。
私と同じ馬蹄ルートを予定してたが、出発が遅れたので蓬峠までショートカットしてきたそうだ。
 
結局この日は他に宿泊者はおらず、2人で悠々と小屋を使うことが出来た。
 

 

« 2019年10月 | トップページ | 2019年12月 »