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2019年10月

2019年10月28日 (月)

二子山から武川岳

 二子山から武川岳を歩いてきた。
本当は熊倉山へ行くつもりだったのだけど、秩父鉄道が人身事故で止まっていたため、予定を変更してこのコースにしたのである。
 
ルート図
 
朝、御花畑駅に着くと何故か人があふれている。
なんと、武州中川で人身事故があって、影森~三峰口間が動いていなかったのだ。

さて、どうしたものか。
すぐに動いてくれればいいが、どうやらまだ時間がかかりそう。
タクシーを奮発してまで強行したい山行きではないし、どこか他の山に転戦しようか。
 
転戦はいいけど、今回は熊倉山の地図しか持ってきていない。
そうなると変な道は歩けないので、一般登山道で、過去に歩いたことのあるルートしか選択肢が無い。
考えた末、芦ヶ久保から二子山へ行く事にして、西武秩父駅に引き返した。
 
芦ヶ久保駅に戻る。
Img_2229
 
横瀬川は昨日の大雨で濁流。
Img_2230
 
登山口への道は大きな水たまりとなっており、線路をくぐるトンネルは川のように水が流れていた。
この分だと沢沿いの道はまともに歩けそうも無いので、兵ノ沢の右岸尾根を登ることにした。
ここはかなり踏まれていて一般路と変わりなく歩ける。 

登って行くと獣の気配。
あれ!?イノシシだ!
Img_2232
 
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まだ子供のイノシシが2頭、こちらに気付くとすぐに逃げていった。
熊には何度か会っているけど、イノシシは初めて見た。
 
展望地から秩父方面。
Img_2234
 
ハイイロシメジ?
Img_2241
 
変に白っぽいけど、この根元の膨らみはハイイロシメジに間違いなさそう。
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ただ、柄がスカスカ。
違うキノコかな?と裂いてみたら、デカいキノコ虫が2匹も巣食っていた。
一気に食欲が吹き飛んでしまうような惨状で、思わず放り出してしまった。
 
二子山を越えて焼山へ。
Img_2244
ここから見ると武甲山がどれだけ削られているのかよくわかる。
 
これは?
Img_2245
 
ヌメリスギタケかな?
Img_2246
雨の後なのに全然ヌメってないから、別のキノコかな。
 
これは間違いなくクリタケ。
Img_2247
タイミングはちょうど食べごろだけど、虫食いがひどい。
気温が高いせいだろうか。
結局この日は収穫ゼロだった。
 
ここまで1人しか出合わずに静かに歩く事が出来たと喜んでいたら、武川岳の山頂はそこそこ賑わっていた。
 
天狗岩尾根で名郷に下ると、停留所が見えたところでちょうどバスが出ていった。
 
 

 




2019年10月 7日 (月)

高ドア 秩父槍ヶ岳

 10月5日、久しぶりに中津川方面の藪尾根を歩いてきた。
大滑沢左岸の山神尾根を登り、秩父槍ヶ岳から相原橋へ下るルート。
 
ルート図

先日のアルプス山行で槍ヶ岳を眺めながら、そう言えば秩父槍ヶ岳ってまだ登ったことが無かったな、と気が付いた。
地元の人にもほとんど知られていないが、秩父にも槍ヶ岳や御嶽山がある。(両神山にも槍ヶ岳というピークがある)
 
秩父槍ヶ岳は県道から見ると、その異様なとんがりが目立つピークで、遠目にはとても登れそうに見えないが、ちゃんとした道が付けられて簡単に登れるらしい。
ただ、ここだけを登りに行くのは勿体ない。せっかくなので以前から気になっていた「高ドア」という不思議な名前のピークと合わせて歩いて見よう。
高ドアは、十津川村さんの記録では相原沢右岸尾根からアプローチされていたが、できれば一筆書きで歩きたいので、今回は大滑沢出合から山神尾根を登ってみる事にした。
 
朝7時に相原橋の駐車場に到着。
ここに車を置いて、自転車で大滑沢まで下る。10月の朝は自転車では少々寒い。
 
大滑沢沿いの道に入ってすぐ、落石防止ネットが途切れるここから尾根に取りついた。
Img_2165
 
意外にも踏み跡が付けられており、これを使って急斜面を登って行く。
Img_2166
 
古い橋があった、昔の作業道らしい。
Img_2167
 
橋を過ぎて尾根を回り込む所で、斜面を下ってゆく道と分かれ、尾根を登る踏み跡に乗り換えて登って行く。
すぐに踏み跡は不明瞭になったが、そのまま強引に斜面を登る。
立ち木に掴まりながらじゃないと登れないような急斜面でちょっと嫌らしかった。
 
なんとか尾根に乗ると右側が開けた伐採地になっていた。
Img_2168
先ほど下って行った道を辿って、この伐採地側から登れば多少は楽だったかもしれない。
 
綺麗な赤い実が生っていた。
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ヤマザクラかと思ったが、樹皮を見ると桜ではない。どうやらアオハダのようだ。こんなにきれいな実をつけるとは知らなかった。
 
急坂を登って行くと岩場が現れ、下部が大きく口を開けていた。落ちたら這いあがってこれないような深い割れ目。
Img_2176_20191006115501
 
岩場を登りきると落石防止ネットのワイヤーが尾根をまたいでいた。
Img_2179
こういうのは初めて見た。
 
さらに岩場、右も左も巻けないので直登。
Img_2180_20191006115601
木が生えてなければ怖くて登れなかった、この尾根を下りで使う場合はロープがあった方がいい。
 
たまに気休め程度に傾斜が緩むが、延々と痩せ尾根の急登が続く。
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1100m圏峰で尾根は南西に向きを変え、軽く下って登り返した小ピークが高ドア。
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ここまで2時間少々、地形図で見るよりキツい登りだった。
ザックを降ろして給水、タバコを1本。

手製の山名版があるとの事だったが見当たらなかった。辺りを探してみても無かったので、誰かが撤去したのかも知れない。
 
この先は緩いアップダウンで快適な稜線歩き。

ヨメナの花が一杯咲いていた。
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リンドウも。
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広い伐採地に出た、鹿除けネットが現れる。
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ネット沿いにススキの激藪を漕いでゆくと、小屋跡の平地に出た。
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何故かここだけ、エアポケットのように裸地になっていた。藪から解放されて人心地つく。
ススキの藪漕ぎは視界が効かない上に、生きている葉は手や顔を切ってしまう事があるので気を使う。
ここは冬から春先に歩くのが正解かもしれない。
 
対岸の栃本尾根が目の前に伸びていた、右寄りのピークが白泰山かな。
Img_2188
 
展望が開けて気が緩んだか、この先でルートミス。
ススキの藪を嫌って右手の踏み跡を追ったら、北方向に進んでしまった。
尾根に乗った所で下っている事に気が付き、コンパスを見て引き返す。
 
先ほどの平地が見えた、やはり間違えて相原沢の右岸尾根に迷い込んでしまっていた。
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正解尾根に戻ってネット沿いに進んでゆく。
 
鹿の骨、角がネットに絡まって身動きが取れなくなり、そのまま朽ちてしまったようだ。
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南側が開けた尾根は日当たりが良すぎて暑い。
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1441点でネットは南の尾根を下って行った。
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ここから樹林帯の歩きになり、暑さから解放される。
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進むにつれて藪っぽくなり
Img_2199
 
木に囲まれた1500m圏のピークに到着。
Img_2200
木々の間に三角点のある小若沢のピークが間近に見える。
あそこから白泰山に続くシャクナゲ尾根と北西に伸びるタツマノ尾根もいつか歩いて見よう。

今回は小若沢への尾根を離れて北方向に下ってゆく。
Img_2201
 
尾根筋は明瞭で薄い踏み跡がつけられていた。
Img_2202

傾斜が緩み、少し尾根が広がる。大きなブナやミズナラの良い森になっていた。 
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ひと登りで1461のピーク、ここから北東に伸びる尾根に乗り換える。
Img_2206
ここは絶対に間違えると思っていたけど、目立つ基準点のおかげで事なきを得た。

急坂を下って小ピークを越え、さらにひと登りした先で野鳥の森歩道と合流。
Img_2208  
この標識の奥から歩いてきた。
白泰山へ続くこの尾根はそこそこ歩かれているようだったが、マーキングをほとんど見かけなかったので、誰かが剥がして歩いたのかもしれない。
 
ここからは明確な道でコンサイス槍ヶ岳に。
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ここはコンサイス山名辞典という本に、誤って秩父槍ヶ岳と記載されたためにこのように命名されたらしい。
 
コンサイス槍からの展望、和名倉山のゆったりとした山容が望める。
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ここから秩父槍ヶ岳へ足を伸ばして往復する。
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中津川方面に下る道もあったらしいが、分からなかった。
 
槍ヶ岳までは崖のような斜面を、不安になるくらい下らされる。
所々わかりにくい道をマーキングを頼りに進んでゆくと、最後はあっけなく山頂についた。
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遠くから見た感じではよじ登るようなピークに見えたが、裏側からは簡単に登れるようになっていた。
 
頂上から東方向へ下る道は通行止めのロープが張られていた。
Img_2214
地形図でみると絶対に行けそうも無いのだが、一応ルートがあるらしい。
 
大層な名前に似合わず、ほとんど展望も無い地味な山頂で、わざわざここだけを登りに来ると後悔するかもしれない。
長居するような場所ではないので早々に引き返す。
 
コンサイス槍までは100m近く登り返させられた、ザックを置いてきて正解だった。

帰路は野鳥の森歩道を下る。
 
植林帯の急下降で膝が痛み出した、無理せずにゆっくり下って相原沢へ降りる。
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沢沿いの道は気持ちいい。そっと流れを覗いてみると、小さな淵に悠々と泳ぐイワナの姿が確認できた。
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禁漁期に入ると彼らも余裕が出来るのだろうか。
 
15時半に相原橋に到着。
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1500mそこそこの低山歩きだが、結構歩きごたえがあった。
翌日は久しぶりに筋肉痛になった。
北アルプスを3日間歩いても膝は痛まなかったし、筋肉痛になる事も無かったのに、秩父の山は意外と険しいのかも知れない。
 

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