連休あれこれ
10連休となった今年のGW、先に記事にした毘沙門山の他に出かけた事をまとめてみた。
まず、初日に家内と「翔んで埼玉」を観に行った。
映画なんて、子供がまだ小さい頃にゴーカイジャーを観に行って以来、調べたら7年ぶりだった。
今、映画料金は大人一人1800円もするのだが、「夫婦50割引」というのを使うと2人で2200円で観ることが出来るのだ。
これは夫婦のどちらかが50歳以上であれば良くて、2人で見に行く分にはかなりお得になる。
現地で身分証明書の提示が必要になるとの事だったが、今回行った時は窓口でも入り口でも提示は求められなかった。
肝心の作品だけど、これはもう素直に面白かった。
予告編では激しく埼玉をディスっていたので、こんな映画作って大丈夫なのだろうか?と心配していたのだが、実際には埼玉を貶めるどころか、むしろ称賛するような話だった。
所々にちりばめられた小ネタが全て「狭い」ネタで、実にローカルなコメディに仕上げられていた。
私は、最近目にしなくなった山田うどんの回転看板が何故かハマって、笑いが止まらなかった。
そんな訳で、この映画は、関東に住んでいる人以外は全然面白くないと思う。
1日は恒例のアジ釣りへ。
いつもの蒲谷丸さんの恒例の親子割引を利用させていただいた。(なんか割引きばかり使ってるな。。)
さすが連休とあって、船は2艘出しでほぼ満席。しかも我々以外全員貸し竿の初心者という恐ろしい状況だった。
出船前に桟橋で釣り方教室。
船宿もこういう集客努力しないとやっていけないのだろうなあ。
釣りの方は今一つ。
子供が調子良く釣り上げていくの横目にポツリポツリの釣り。
開始2時間の子供の釣果、私はこの時点でまだ2匹。。
食い込みが悪くて、アタっても乗らなかったり、乗ってもバレたりで数が伸びなかった。
11時の沖上がりまで調子が上がらず、子供が22匹、私は17匹だった。
ついに子供に負けてしまった。。
でも、この日はなんと、ウチの子が竿頭だったのでちょっと嬉しかった。
釣果が載ってる翌日のスポーツ新聞買っちゃうという親バカぶり。(笑)
5月3日は久しぶりに埼玉スタジアムへ。
今年は良い補強が出来て期待していたのだけど、成績はともかく内容がボロボロでなかなか見に行く気になれなかった。
この日も正直勝てる気がしなかったけど、今年はアウェイにもなかなか参戦できそうもないので行って見た。
連休恐るべしで、チームの状態が良くないのにほぼ満員。
当日券を買ったらバックスタンドの一番上の方の席になってしまった。
やはり満員の埼スタはすごい迫力だな。
で、試合は0-1の負け。
終了間際のミスでの失点が悔やまれるが、それ以外にも危ない場面が一杯あったので妥当な結果だろう。
5万人入った試合で負けると、混雑が酷くて帰路の辛さが倍増する。。
4日は山歩き。秩父の小持山に登ってきた。
巣山ノ頭北尾根から登り、ウノタワから名郷に下った。
ルート図
連休中はどこも混むのであまり出かけたくないのだけど、「天気の良い休日は山!」という気持ちが勝って、つい出かけてしまった。
最近気が付いたのだが、山への欲求と言うのは強迫観念に近くて、「行きたい」と言うより「行かなければ」という感じなのだ。
つくづく大変な趣味に手を染めてしまったと思う。
この時期の秩父は人出が尋常じゃないので、当初はひさしぶりに奥多摩に行こうかと思っていたのだけど、ヤマレコで奥多摩駅のバス乗り場の大行列を見たらめまいがして行く気が失せた。
これではさすがの西東京バスの神対応も追いつかないだろう。
近場でどこか奥武蔵の低山歩きでお茶を濁そうと、行き先も決めずに早朝の電車に乗ると、西武線は中高年のハイカー中心で結構な賑わい。
飯能で半分くらいに減ったが、その先の各駅でもゾロゾロと降りてゆくので、なんとなく降りる機会を逃して秩父まで行ってしまった。
朝8時過ぎの時点で西武秩父駅はすごい人出!間違って池袋に来てしまったかと思った。
雑踏から逃げるように御花畑から秩父鉄道へ。せっかく秩父まで来たので、小持山にアカヤシオを見に行くことにする。
武甲山に登るハイカーに混じって浦山口で下車。
この日は地形図を用意していないので一般道で歩くつもりだったが、人の多さに気が変わった。
奥武蔵登山詳細図を眺めて、巣山ノ頭北尾根というのを登ってみることにした。
(※真似しない事!行き当たりばったりで山に登ってはいけません。)
橋立川沿いに歩いて、廃道となった登山道を分けた所から広がった河原に降りる。
下調べもしていないので尾根の取りつきが今一つ自信が無かったけど、胡散臭いマーキングを信じて急斜面に取りついた。
踏み跡は鹿道程度、ホントにここで良かったのか?と不安を感じながら登る。
岩場を右から巻くと、作業道のような踏み跡が現れ、これを使う。
ひたすら急登で汗びっしょり。
850m圏で傾斜が緩み、少しばかりの展望が得られた。
植林と雑木林の境界の尾根を延々と登り、高ワラビ尾根に乗った所が巣山ノ頭。
このルート、登山詳細図には自粛要請アリと書かれていたが、その手の看板は見当たらなかった。
東に向きを変えて進むとすぐにタワ尾根分岐、ここからは一般道で小持山へ。
山頂は予想通り人が大勢いた。(4~5人だけど)
期待していたアカヤシオは今一つ、時期もちょっと遅かったが、今年は花つきが良くないみたい。
軽く落胆しつつ大持山へ。
と、こちらの稜線では見事にアカヤシオが咲いていた。
雨乞岩から高ワラビ尾根を望む。
妻坂峠方面。
大持山までの区間では100mおきに人とすれ違ってウンザリしたが、十分に目の保養をさせてもらった。
この後、大持山の肩で昼飯を食っていたら、雷鳴とともに熊倉山の方からまっ黒な雲が迫ってきた。
これはいかん、と最短ルートの妻坂峠に下ろうと思ったら、丁度同じタイミングでハイカーが多数(2~3人)下って行ったので、気が変わって鳥首峠方面に下ってしまった。
ウノタワまで駆け足で下った所で、さらに空が暗くなり雷鳴も近くなってきた。
雨はともかく、雷は怖い。鳥首峠まで行くのはあきらめてそのまま名郷に下る。
途中でパラパラと雨が降り出したが、本降りにはならず、なんとかバス停まで持ってくれた。
名郷のバス停は思ったより人が少なくて、飯能行きのバスはガラガラだったが、さわらびの湯で一気に満員になり、その先のバス停では乗り切れずに取り残される人が多数出た。
連休で混むの分かってるのに、何で増便しないのだろう?国際興業は西東京バスを見習った方が良い。
(後で知ったが、ムーミンパーク行きのバスが大混雑でそれどころじゃなかったのかも知れない。)
最終日はなんさんと山菜採りに行く予定だったが、前日に行った人から時期尚早との情報が入って延期になった。
残念だったけど、少々疲れ気味だったのでいい休養日になった。
終わってみればあっという間の連休だった。
天気が今ひとつ安定してなかったのが残念だけど、近場で遊ぶ分には十分楽しめた。
« 毘沙門山から茅ノ坂峠 | トップページ | 新緑のイワナ釣り »
「釣り」カテゴリの記事
- 梅雨入り前に(2024.06.16)
- 大苦戦のイワナ釣り(2024.05.26)
- 早春の溪でヤマメと遊ぶ(2024.04.21)
- 槙ノ沢 古い記憶を追う沢旅(2023.08.01)
- 今年初のイワナ釣り(2023.07.07)
「日常」カテゴリの記事
- 千鹿谷鉱泉(2020.08.22)
- 手術顛末記(2020.06.11)
- 夏日の散歩(2020.05.11)
- 森林浴散歩(2020.05.07)
- 自粛日記2 蕎麦打ち(2020.05.04)
コメント