子供とアジ釣り
3月30日、子供を連れてアジ釣りに行ってきた。
天気予報が今一つで、前日までどうしようか迷っていたが、どうせ合羽着て釣るのなら多少雨が降っても良いか。と開き直って行くことにした。
船釣りの場合、雨よりも風の方が心配で、強風でウネリが出る方がたちが悪い。
お世話になったのはいつも行ってる金沢八景の蒲谷丸さん。
ここは学校の休みに合わせて親子割引をやってくれるので、子供がほとんどタダで乗ることができる。
朝6時過ぎに船宿に着くと、先客は2組。
大トモの席は取られていたが、これは想定内。
以前は子供のオマツリを心配して角の席を確保したかったが、コマセを効かせる釣りでは端より真ん中の席の方がハズレが無い。
ウチの子もそこそこ仕掛けの扱いに慣れてきたので、今回は狙って胴の間に席を取った。
朝7時半に出船。
港を出ると船は南に走る。
港前で釣ると思って船室に入らなかったら、波をかぶって早くもビショ濡れ。
15分ほどで横須賀沖に到着。
米軍基地沖のシーバース回りで速度を落とす。北寄りの風が冷たい。
ちょうど操舵室の横に座っていたので、魚探の画面が見えた。
スローで走っていると所々真っ赤に反応が出ている所がある。
ただ、群れが小さいのか足が早いのかすぐに反応が消える。
なんとか群れの上に船を乗せようと、何度も回りながら操船し、ようやく大きな反応の上に乗った。
「はいどうぞ~、底から2mです」
の合図で仕掛けを降ろす。
水深は20mほど、底に着いたら1m巻いてコマセを振り、さらに1m巻いてもう一回。
仕掛けを止めてアタリを待つ。
しばらく待ってアタリが出なければもう一回降ろしてやり直し。
3回ほどこれを繰り返したら巻きあげてコマセを詰めなおす。
隣の中学生が1投目から釣るが、こちらにはアタリ無し。
最初は群れを止めるためにこまめにコマセを撒き続ける。が全くアタリが出ない。
魚探の反応も消えてしまった。
「一回上げてくださ~い」
と群れを探して回る。
2回目の移動でようやく1匹釣れたが、それっきり。
ここでこの場所に見切りをつけて小移動。
5分ほど沖に走った場所で再開。
「はいどうぞ~、ここは根掛かりが多いので気を付けて」
と仕掛けを降ろすとすぐにキュンキュンと竿先が引き込まれた。
魚が乗ったのを確認して巻き上げると15センチほどの小アジ。
小さいが釣れないよりはいいか。
子供もすぐに釣り上げる。
型は出ないがほぼ入れ食いで、タブルも何度か。
「型が小さいけど、他の船も釣れてないみたいなんでここでやります。釣れないより良いんで」との事。
「ダ~メだあ、全然居ねえよ」と僚船の無線が聞こえてくるので今日はどこも良くないらしい。
途中潮どまりで食い渋ったが、飽きない程度に釣れた。
今回は子供も船酔いせずに釣り続けていた。
沖上がり間際に急に活性が高くなって良型も混じって船中入れ食いに。
船長も「あ~帰りたくねえなあ・・・」と予定時間をオーバーして釣らせてくれた。
結果、私は39匹。
子供も終盤で一気に数を伸ばして同じく39匹、危うく子供に負けるところだった。(笑)
何度か連れてきているせいか、ずいぶん上達した。いつ追い抜かれても不思議ではないな。
今日の釣果。
小型ばかりだが、数は出て楽しめた。
帰ってから捌くのが一苦労だ。(笑)
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