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2019年3月

2019年3月31日 (日)

子供とアジ釣り

 3月30日、子供を連れてアジ釣りに行ってきた。
 
天気予報が今一つで、前日までどうしようか迷っていたが、どうせ合羽着て釣るのなら多少雨が降っても良いか。と開き直って行くことにした。
船釣りの場合、雨よりも風の方が心配で、強風でウネリが出る方がたちが悪い。
 
お世話になったのはいつも行ってる金沢八景の蒲谷丸さん
ここは学校の休みに合わせて親子割引をやってくれるので、子供がほとんどタダで乗ることができる。

朝6時過ぎに船宿に着くと、先客は2組。
大トモの席は取られていたが、これは想定内。
以前は子供のオマツリを心配して角の席を確保したかったが、コマセを効かせる釣りでは端より真ん中の席の方がハズレが無い。
ウチの子もそこそこ仕掛けの扱いに慣れてきたので、今回は狙って胴の間に席を取った。

朝7時半に出船。
Dscf3904_1  
 
港を出ると船は南に走る。
Dscf3906_1
港前で釣ると思って船室に入らなかったら、波をかぶって早くもビショ濡れ。
 
15分ほどで横須賀沖に到着。
Dscf3907_1

米軍基地沖のシーバース回りで速度を落とす。北寄りの風が冷たい。

ちょうど操舵室の横に座っていたので、魚探の画面が見えた。
スローで走っていると所々真っ赤に反応が出ている所がある。
ただ、群れが小さいのか足が早いのかすぐに反応が消える。
なんとか群れの上に船を乗せようと、何度も回りながら操船し、ようやく大きな反応の上に乗った。

「はいどうぞ~、底から2mです」
の合図で仕掛けを降ろす。
 
水深は20mほど、底に着いたら1m巻いてコマセを振り、さらに1m巻いてもう一回。
仕掛けを止めてアタリを待つ。
Dscf3911_1  
しばらく待ってアタリが出なければもう一回降ろしてやり直し。
3回ほどこれを繰り返したら巻きあげてコマセを詰めなおす。

隣の中学生が1投目から釣るが、こちらにはアタリ無し。
最初は群れを止めるためにこまめにコマセを撒き続ける。が全くアタリが出ない。
魚探の反応も消えてしまった。

「一回上げてくださ~い」
と群れを探して回る。
2回目の移動でようやく1匹釣れたが、それっきり。

ここでこの場所に見切りをつけて小移動。
5分ほど沖に走った場所で再開。
「はいどうぞ~、ここは根掛かりが多いので気を付けて」
と仕掛けを降ろすとすぐにキュンキュンと竿先が引き込まれた。
魚が乗ったのを確認して巻き上げると15センチほどの小アジ。
小さいが釣れないよりはいいか。
 
子供もすぐに釣り上げる。
Dscf3912_1  

型は出ないがほぼ入れ食いで、タブルも何度か。
Dscf3910_1  

「型が小さいけど、他の船も釣れてないみたいなんでここでやります。釣れないより良いんで」との事。
「ダ~メだあ、全然居ねえよ」と僚船の無線が聞こえてくるので今日はどこも良くないらしい。
 
途中潮どまりで食い渋ったが、飽きない程度に釣れた。
今回は子供も船酔いせずに釣り続けていた。
 
沖上がり間際に急に活性が高くなって良型も混じって船中入れ食いに。
船長も「あ~帰りたくねえなあ・・・」と予定時間をオーバーして釣らせてくれた。
 
結果、私は39匹。
子供も終盤で一気に数を伸ばして同じく39匹、危うく子供に負けるところだった。(笑)
何度か連れてきているせいか、ずいぶん上達した。いつ追い抜かれても不思議ではないな。
 
今日の釣果。
Dscf3913_1  
小型ばかりだが、数は出て楽しめた。
 
帰ってから捌くのが一苦労だ。(笑)
 





 

2019年3月23日 (土)

伊豆ヶ岳 トノ入から東尾根

 アップするのが遅くなったが、3月17日 再び伊豆ヶ岳東尾根を歩いてきた。

今回は東尾根の南のトノ入という沢を詰めて、東尾根を下ってみた。

ルート図

前回ルートミスで敗退した東尾根のリベンジ。
登りルートをどうするか迷った末、今回は沢からアプローチしてみた。
距離が短いが、予報では午後から天気が不安定との事だったので、半日で歩けるルートにしてみたのだ。

ネットで探してみたらこの沢を登った記録がいくつか見つかり、あまり詳細な事は書かれていなかったが、特に危険な所も無いようである。
登山靴でも歩けるようだし、今シーズンの足慣らしには丁度いいかなと思った。沢筋ではそろそろ春の花が見られるのでは、という期待もあった。

ここは電車でも行けるが、登山口と下山口が近いし、駅までの退屈な車道歩きを省略できるので今回は久しぶりに車で出かけた。

道路わきの駐車スペースに車を置かせてもらい、7時50分に出発。

県道をしばらく歩いた先から林道に入る。
Img_0821

林道はすぐに行き止まりになり、ここからブル道を登って行く。
Img_0822

沢沿いのブル道を進んでゆくと、前方が開けてきて崩落地に出た。
Img_0825

ここから沢筋を行っても良かったが、荒れているし落石も心配だったので左岸に移ったブル道をさらに登る、結構な急傾斜でキツい。
Img_0826

キブシの花が咲き始めていた。
Img_0832
毎年これを見ると春が来たなあと思う。

ブル道終点。
Img_0833_2

ここからは水線を行く。
と言っても、水量が少ないので足を濡らす事も無く簡単に遡行できる。
Img_0848

念のためホイッスルを鳴らしながら歩いてゆくと、上流で小さな落石の音。
獣かな?と慎重に進んでゆくと、右岸の岩壁をカモシカが登って行った。
全然俊敏そうに見えないくせに、よくあんな所を登れるものだと感心する。

この沢は南東向きで日当たりが良いせいか、期待通り春の花がちらほら咲き始めていた。

ハナネコノメ。
Img_0855  

ハシリドコロの若芽。
Img_0859

カタクリもそろそろ咲きそう。
Img_0856

やはり沢から登って正解だった。

 

尾根とは逆で、沢は登るにつれて枝分かれして行くので、分岐では地図で現在地を確認しながら進む。
Img_0865
幸い紛らわしい分岐は無く、素直に水のある本流筋を辿って行く。

所々で階段状の小滝がアクセントをつけてくれて、退屈せずに歩いてゆける。
Img_0863

両岸が植林で、嫌らしいところは途切れ途切れの作業道を拾いながら巻けるので楽である。
 
すぐに水が切れるものと思っていたが、ずっと細い水流が続いていた。
Img_0866  

600m圏の分岐で水が枯れた。 
その先は曖昧になった沢型を追って登って行く。
Img_0867  

いくらも登らないうちに沢型は消え、広い窪状となった斜面を登る。
Img_0868
いつもながら沢は最後の詰め上がりがキツい、上に見える稜線がなかなか近づかない。
 
2回ほど作業道と思われる道型が斜面を横切って両側の尾根に続いていた。
それを使って尾根に乗った方が楽そうだが、せっかくなのでまっすぐ登ってみる。
 
750m付近で先日使った巻道に出て、これを右に進むとすぐに東尾根に乗ることができた。
Img_0871

ここで小休止、一服していると山頂の方から賑やかな話声が聞こえてきた。
マイナーなルートを歩いていると人の声に敏感になる。
 
休憩後、尾根を下る。
Img_0872
十津川村さんが掃除してくれたおかげで、ずいぶんスッキリしていた。
 
アセビが咲き始めていた、
Img_0874
2週間でずいぶん季節が進んだなあ、などと浮かれていたら、いきなりルートミス。。
あれ?なんか藪っぽくなったな?と思ってコンパスを見たら違う方向に下っていた。
あわてて登り返す。
 
今回は慎重に、と思っていた矢先にこれでは先が思いやられる。
 
バラガ平を過ぎて
Img_0876
 
670m点。
Img_0877
 
樹間に古御岳と伊豆ヶ岳が見える。
Img_0878

前回はここからの下りで道を間違った、今回は慎重に下ってゆく。
 
前回ミスした場所。
Img_0879
雑木林と植林の境界に明瞭な尾根型が見えるが、これは不正解。
正解ルートは右の植林帯の斜面を下っていた。
直進方向の踏み跡が有力なので、うっかりそちらに進んでしまったが、地形図が頭に入っていれば右の踏み跡を見逃さなかったはず。
まだまだ甘かった。
 
植林帯の斜面を下ると、すぐに尾根がはっきりして踏み跡も明瞭になる。
Img_0880
 
542点、物見台と書かれていたが展望は無い。
Img_0881
 
地図を見る限りではこの先も尾根型が入り組んで難しそうだったが、この辺からは踏み跡がさらに明確になり、これを追って行けばまず間違えそうになかった。

ヤマレコでよく見るドラエモンの標識
Img_0883
貉入山頂と書かれていた。

要所に手書きの道標があって、迷うことも無くあっけなく琴平神社へ。
Img_0887
 
鳥居をくぐって無事県道に出た。
Img_0888
 
下り始めていきなり間違えそうになったが、無事に下ることができた。
この尾根は上の方で少々わかりにくい場所があるが、尾根型が複雑に見える下部は登山道並みの踏み跡があるので、地図で見るより簡単に歩くことができる。
人に会わずに伊豆ヶ岳方面から下山したい時には良いルートかもしれない。
 


2019年3月 3日 (日)

伊豆ヶ岳 東尾根で迷走

 3月2日、奥武蔵の山を歩いてきた。

タイトルに伊豆ヶ岳と書いたが、山頂は踏んでいない。
上名栗の下ヶ坂から柏木入り右岸尾根を登り、伊豆ヶ岳東尾根で西吾野へ下ってみた。

ルート図

7時40分飯能駅発の名郷行きバスに乗り、下ヶ坂(さがさか)バス停で下車。
Img_0789

少し進んだ先で、石垣の擁壁が切れていたのでここから取りつく。
Img_0790

最初はちょっと藪っぽいが、一応人が踏んだ跡があり、藪を漕ぎながらこれを追ってゆく。
Img_0791  

傾斜が緩むと藪から解放された。
Img_0793
薄い踏み跡を登ってゆく。

最初のピークを越えて下った鞍部からはすぐ下に民家と車道が見えた、ここから取りついた方が楽だったような気もするが、おそらく民家の敷地を通らなければならないだろう。

使われなくなった古いアンテナが残っていた。
Img_0796

植林帯を登ってゆくと、柏木入りの方からブル道が上がってくる。
Img_0798

ここからしばらくはブル道の歩きを強いられた。
Img_0799
歩きやすいのはいいのだが、どうも退屈で疲れる。

ブル道が尾根の左右に逸れていった、ここから尾根筋を登ってゆく。
Img_0802

歩き始めてから1時間ほどで安曇幹線337号鉄塔に到着。
Img_0803

ここで小休止、タバコを1本。
今日は北寄りの風が冷たい。

採石場の奥に見えるのは大持山かな。
Img_0804

鉄塔巡視路で歩きやすくなった道を登ると、すぐに登山道に出た。
Img_0805
ここからは一般道を伊豆ヶ岳方面へ。

奥武蔵でも人気のコースだけあって、ひっきりなしに人が下ってくる。
くしゃみを連発しながら歩いている人がいた、花粉症だろうか。
今の時期にあえて発生源を歩くとは余程の山好きなんだろうな。

古御岳に到着。
Img_0807

ここから大きく下り、鞍部で上久通へ下る道を見送って少し登ったところに巻き道の入り口があった。
Img_0808

予想外に良い道で、伊豆ヶ岳山頂を巻き
Img_0809

簡単に東尾根に乗ることができた。
Img_0811
尾根筋の踏み跡も明確で、安楽に下ってゆくが・・・

最初の750m圏の分岐でルートミス。。
左の道が有力でマーキングもあったのだが、地形図では右だよなあ、とそちらに下っていくとすぐに踏み跡が乱れて傾斜も急になってきた。

やはり左だったか、と植林帯の作業道を拾いながら正解尾根にトラバースする。
Img_0812

無事に尾根に戻り、再び明確な道を下ってゆくと、尾根が広がって日当たりの良い場所があったので、早めの昼食休憩。
風が強くてあまり快適な場所ではなかったが、風裏になる所は傾斜があったり日当たりが悪かったりで良い場所がなかったので仕方ない。

休憩後、ひと下りで670点へ
Img_0814

ここまで、道もはっきりして、マーキングもべたべたとつけられていたので気が緩んだ。
地図も見ないで漫然と下っていて、ふと高度計を見たら500mを切っていた。
あれ?一度542mに登り返すはずだけど?と地図を広げると、尾根の方向が微妙に違っている。
周囲の地形も地図と全然違う。正しいルートだともっと尾根が広いはず。
 
「まさか、1本北の尾根に入り込んでしまったか?」と祈るような気持ちでGPSを見ると、やはり違う尾根に乗っていた。。
 
やってしまった、600m圏の下りで東南東に下るべき所を東北東に下ってしまったらしい。
Photo
おそらく下り初めで右に分岐する道があったはずだが、全く気が付かなかった。
へたに明確な道が付けられていると、油断してこういうミスをしてしまう。
 
どうしようか?復帰するためには100m以上登り返さなければならない。
下ってきた道、結構な急斜面だったよなあ。。(その時点で気付けよ!って話だが・・)

こちらの尾根にも踏み跡があり、マーキングもあるのでこのまま下っても降りられるはず。
今回は諦めてこの尾根を歩いてみることにして、そのまま下る。
 
ほどなく下に林道が見えてきた。
Img_0816
林道に降りる所が問題だったが、右手の薄い踏み跡を辿って無事に降りることができた。
 
後はトボトボと車道を歩いて西吾野駅へ。
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敗北感がハンパなくてえらい長く感じられたが、沿道の梅の花に癒された。
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この尾根はいつかまた挑戦しなければ。
伊豆ヶ岳に登らなければならないのが面倒だが、また別のルートを探してみよう。


 


 

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