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2019年1月

2019年1月29日 (火)

毘沙門山

 1月27日、安谷さんにお声掛けいただき、小鹿野の毘沙門山(白石山)に登ってきた。

ルート図

朝8時過ぎに長合沢の林道入り口を出発。
Img_0715
しばらく車道を歩いて池原の集落を目指す。

集落の対岸にお寺が見えてきた所で吉田川を渡ると、
Img_0716
はっきりとした道が斜面を登っていた。
地形図の破線の道に間違いないようだ。

予想外に良い道を登ってゆくと、畑があったと思われる平地と小屋跡。
南が開けたこの一帯は集落があったのだろう。

草に埋もれた畑や家の跡を見送りながら進むにつれ道が薄くなってゆく。
水場の跡の小窪を過ぎて少し行ったところで道が消えた。

少し戻って道を探すが、見つからないので適当に尾根に取りついた。
Img_0718

尾根に乗ると薄い踏み跡があり、これを登ってゆく。

小さなアップダウンを繰り返して進むと、小ピークを越えた先で左から明確な道が上がってきた。
Img_0719_2
鉄塔巡視路のポールがあった、巡視路に合流したようで急に道が良くなる。

植林帯の中に続く道を快適に歩き、鉄塔で小休止。

その先も明確な道を進んでゆくと、700m付近で道は尾根を外れて左の斜面に逸れて行った。そのまま進むと尾根に戻れそうにない。
少し手前にマーキングの付けられた分岐があり、尾根筋に道が続いているのを確認していたので、戻ってみるとやはりそちらが正解だった。
Img_0722
ここまでは緩斜面だったが、ここから斜度が上がってきた。

尾根が南に向きを変えると836のピーク。
そこから軽く下った先が今日一番の難所、壁のような急坂が現れた。
Img_0724
立ち木や根っこに掴まりながら登ってゆく。
傾斜はキツいが落ち葉が積もっていないのでまだ何とかなる、この斜度では葉っぱも溜まれないのだろう。

ちょっとした岩場もあったが、問題なく越える。
Img_0725
 
200m近く登らされて、ようやく傾斜が緩むと長合沢ノ頭に着いた。
キツかったが、距離が短かったので助かった。
 
ここから東の山頂に向かっていったん下って、
Img_0727
日当たりの良い鞍部で大休止。
風を避けられるので暖かくて気持ちいい。
 
2人でラーメンを作って早めの昼食。
私はその日の朝に家で切ってきた野菜をラーメンの具にするのだが、安谷さんは一度炒めたものを小分けにして冷凍しておくのだそうだ。
その方が楽だし夏でも痛みにくいので、次回から真似してみよう。

休憩後、再び山頂へ向けて歩き出す。
 
途中にあるドリーネと呼ばれる窪地。
Img_0730
石灰岩の地層が侵食されて空洞化し、陥没して出来るらしい。
この規模のものはなかなか見れないそうだ。
 
山頂が近づいてきた、遠目に見るととても登れそうにない岩壁に見える。
Img_0731
 
だが、近くに寄ると、北側から回り込むように道が付いており、難なく登ることができた。
 
山頂に到着。
Img_0739
 
話には聞いていたが、360度遮る物が無い大展望が広がっていた。
 
両神山が大迫力で目の前に。
Img_0732
 
左には甲武信岳方面
Img_0735

和名倉山の左奥に雲取山から長沢背稜の山々。
Img_0736
 
武甲山、小持山大持山、横瀬の二子山も。
Img_0734
 
こっちは小鹿野の二子山、奥に見えるのは北八ヶ岳の山々かな。
Img_0733
 

秩父の主だった山を一望できた。これだけの展望が得られる山はなかなか無い。

ずっと眺めていたいような絶景だが、ここは吹きさらしで寒い。
寒さに堪えかねて早々に退却。
 
下りはちょっと怖い。
Img_0740
 
下山は鞍部から長合沢に下る。
ぼんやりとした尾根型をコンパスを頼りに下ってゆく。
Img_0742
 
落ち葉の積もった急傾斜で、スリップして尻もちをついたらそのまま数メートル滑り落ちた。
Img_0745
 
最後は両側から沢型が迫ってきて 
Img_0747
無事に目的の二又に降りた。 
 
ここからは沢を下る。
Img_0748
 
水量も少なくて悪い場所も無いのだが、所々岩が凍っているので気を遣う。 
Img_0749
あちこちにきれいな白い石が落ちていた、かなり質の良さそうな石灰石だ。
やはりこの山は白石山と呼ぶのが正しいのかもしれない。
 
氷のオブジェ。 
Img_0751
 
石積みの堰堤が連続して現れると、右岸に作業道が現れた。 
Img_0752
 
これを辿って林道終点に。 
Img_0754

 
後は林道を歩いてスタート地点の倉尾中学校跡に帰着。 
Img_0755
 
半日コースの安楽な山旅だったが、なかなか楽しめた。
次回来ることがあったら茅ノ坂峠まで縦走してみようと思う、アカヤシオの時期に来たら気持ち良さそうだ。
 

安谷さん、お誘いいただきどうもありがとうございました。
 
 

 

2019年1月15日 (火)

中尾山 西吾野から吾野へ

 1月13日、奥武蔵の山を歩いてきた。

前回の山行から体調が今一つ。
喉の違和感と軽い咳、鼻水が続いていた。
幸い熱は無いので、例によって軽めの山行+アルコール消毒で治してしまえ、と半日コースの低山歩きに出かけることにした。

地図で見つけて気になっていた、吾野の国道の北に続く稜線を歩いてみようと思う。

ルート図

 
今日は行程が短いのでゆっくりと朝8時に家を出発。
最寄り駅から所沢で快速急行に乗り換え、9時20分に西吾野に到着。
飯能辺りまでは曇っていたが、駅を出ると青空が広がっていた。
 
まずは車道を歩いて高山不動への登山口へ。
Img_0667
 
ブル道で斜面を九十九折に登ってゆく。

400m辺りで道が平坦になり、壊れたベンチが置かれた広場に着く。
Img_0669

ここで登山道はブル道を外れ、左の尾根に取りついて登ってゆく。
Img_0670_2


登山道を見送ってそのまま直進し、すぐ先で右奥に続く踏み跡に入ってゆく。
Img_0671  
杉林の中に明瞭な道が続いていた。
 
418の分岐に到着、南東に伸びる尾根に入らないよう通せんぼされていた。
Img_0672
なんだ。このルート思ったより簡単じゃん、と気が緩む。
 
軽く下って登り返した小ピーク。「い」?
Img_0673
この辺から目的の尾根は東に下るはずだが、それらしい踏み跡は無し。
 
左側に注意しながら下ってゆくと、古い東電ポールがあり、薄い踏み跡が尾根を巻くように東に続いていた。
Img_0674  
ここまでの道はそのまま尾根を下ってゆく、おそらく駅の方に降りられるのだろう。

ポールを追って東方向に安曇幹線の巡視路を辿ってゆく。
Img_0675
 
今度は「ち」 どうもオリエンテーリングのチェックポイントらしい。
Img_0676
 
三社峠に着いた
Img_0677

「よ」
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小ピークを乗り越えた鞍部は伐採された広場になっていた。
Img_0680
 
解体中のバンザイ鉄塔。
Img_0681
 
日当たりも良くて気持ちいいのでここで早めの昼食。
Img_0683
いつも安谷さんが食べているインスタントラーメンが美味しそうなので、真似をして家で切ってきた野菜を入れて作ってみた。
これだけでグッと豪華な感じになる、今度はハムとか具材を増やしてみよう。

食後にタバコを1本。 
風も無くてポカポカと暖かく、小一時間のんびりしてしまった。
人の通らないルートは静かで落ち着ける。
 
大休止の後は再びひらがな看板を追って歩いてゆく。
Img_0684

・・・が、350圏のピークで迷う。
北東への分岐を分けて南に向きを変えたのだが・・ 
Img_0685
これを過ぎた先で急に道が怪しくなった。
 
東側に下る薄い踏み跡を半信半疑で下るがすぐに藪に埋もれてしまう。
「やはりさっきの分岐を左だったか?」と戻ってみたが、その方向もやはりすぐに道が消えた。
現在地が間違っているのかな?とも思ったが、先ほどの鉄塔からいくらも歩いていないので、間違いないはず。
 
久しぶりに本気で地図とにらめっこ。
最初に東に藪入りした所は直進で良いのでは、と進んでみるとしっかりと道が続いていた。
なんでこんな所間違えるかなあ。。
 
無事に341ピークに到着。 
Img_0686
このルート、楽勝だと思ったらなかなか手ごわいじゃないの。
面白くなってきた。
 
下ったところが大窪峠。
Img_0690
 
その先は尾根が狭くなり、明瞭な道が続いていた。
ほとんど展望もない道でわずかに南側が開けた。
Img_0692
国道を挟んで飯能アルプス、左のとがった山は天覚山と思われる。
 
何故か急に道が良くなると
Img_0695

梨本峠に着いた
Img_0696
今来た道が高山不動へのルートになっていた、これは一度大窪へ下るルートなのだろう。
 
ずっと植林の中の道だったがここだけは少し自然林になっていた。
Img_0698
ただ、樫やアセビなどの照葉樹が多くあまり明るくない。
 
登って下ってを繰り返して歩いて行くと前方に尖ったピークが見えてきた。
あれが369峰かな、登りキツそうだな・・・と進んでゆくと

やはり急坂が待っていた。
Img_0700
 
登り切ったところが369点、中尾山の山名板が付けられていた。
Img_0701
今日初めて山らしいピークを踏んだ。
 
ここからの下りが今日一番の難所。
 
下って少し行くと分岐になる。
Img_0704
 
右の道が有力。
Img_0705
だが、これを下ると中尾方面に下って駅まで遠くなるはず。

ここはあえて薄い左へ。
Img_0706  
 
いくらも行かないうちに道は不明瞭になった。
枝につけられた古いテープを見つけ、ケモノ道程度の踏み跡を追って曖昧な尾根型を南東に下ってゆくが・・
Img_0707
すぐに藪漕ぎになった。これは絶対ににおかしい。
気が付くと尾根型は霧消して広い窪状を下っていた。
 
地図を広げて辺りを見渡すと、案の定、左に正解尾根が見えた。
藪がきつくて水平移動は出来そうも無いので登り返す。
 
下降地点まで戻ってよく見ると、東方向に踏み跡が続いていた。
これ見逃すかなあ・・

下り始めてすぐの所に山の神があった。
Img_0708
正月に付け替えられた新しい注連縄が飾られていた。
 
さらに明確になった踏み跡を追って緩い傾斜の尾根を下る。
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下が開けたと思ったら、地図にない林道に出た
Img_0711
 
尾根はこれを横切って直進だが、踏み跡は見当たらない。
もう、すぐ下に集落が見えているので、強引に下っても良さそうな感じだが、民家の敷地内に降りてしまうのは避けたい。

回り道になるがこの林道を辿って下ると、無事に車道に出た。
Img_0712
予定通り、地図の学校記号に降りることができた。
が、この後道を間違えて、中学校の敷地内を横断する事になってしまった。
 
あとは車道を歩いて吾野駅に到着。
Img_0714  
 
思ったより歩きごたえのあるコースだった。
相変わらず読図とルートファインディングはまだまだだなあ。
冬の間、また品刕あたりの山域を迷走して訓練することにしよう。
 
とりあえず、今日は帰ってアルコール消毒しなくては。


 

2019年1月 4日 (金)

富士山を見に鷹ノ巣山

 一月三日、奥多摩の山を歩いてきた。

初夢は一富士、二鷹と言うが、新年1発目の山行は鷹ノ巣山に富士山を見に行こうと決めていた。

最初の予定では日原から鷹ノ巣山に登り、石尾根を七ツ石山まで歩いて鴨沢に下山するつもりだったのだが、予定より時間がかかってしまい、石尾根の縦走はあきらめて榧ノ木尾根で奥多摩湖に下るコースに変更した。
 
ルート図
 
朝7時すぎに奥多摩駅に降り立つと、正月早々だというのに思ったよりハイカーが多い。
どうやら物好きは私だけではなかったようだ。
 
早朝の寒さに震えながらバス停に並ぶ。
日原行きのバスに乗ったのは10人ほどで、ガラガラの車内は外気温と変わらず寒い。
 
8時前に東日原に到着。
 
快晴の下、準備をして歩き出す。
Img_0635  
 
今回は一般路ではなく、巳ノ戸尾根から八丁山経由で鷹ノ巣山を目指すつもりだったが、いきなり道を間違えた。
 
前回歩いた時に、稲村岩尾根に取りつく手前で沢の対岸の斜面を登っている人を見かけたので、そこが巳ノ戸尾根の取りつきだと勘違いしていた。
Img_0636
登山道から離れて対岸の道を辿ってゆくと、斜面を電光型に少し上ったところで道は登るのを止めて沢沿いにトラバースを始めた。
「あれ?」と思ったが、明確な道型が続いているので「この先で上に登るのかな?」とそのまま進む。
 
下にワサビ田の跡が見えてきた、この辺でこの道が昔の作業道らしい事に気が付く。
Img_0637  
 
このまま進んでも尾根に乗れそうもないな、と思ったが、なんとなくこの道の先が気になってそのまま歩いてみる。
Img_0639  
進むにつれ道型は怪しくなり、ところどころ崩れて消えかけてきた。
 
崩落地で完全に道は消え、「ここまでか・・」と思ったが、よく見るとその先の沢沿いにもまだ道型が続いている。
Img_0640
ただ、これ以上この道を追っていくのはリスクが高そう。
たぶん荒廃していて途中で行き詰ってしまうはずだ。
 
あきらめて尾根を目指すことにして、右手の斜面に取りつく。
 
落ち葉が積もってフカフカの斜面を強引に登ってゆく。
予想通りの急坂で、かなりキツい。
 
新年早々キビシイ展開になってしまった。
Img_0641
 
沢の高巻きでこういう登りになる事があるが、せいぜい数十メートルである。
標高差で200mあるとさすがに辛い。
 
上に見えてきた稜線がなかなか近くならない。
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なんとか尾根に乗った。
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やれやれ、とんだアルバイトを強いられてしまった。。
 
煙草を1本・・と思ったが、すぐ目の前にさらなる急斜面が立ちはだかっていた。。

どうせならこれを登り切ってから休憩しようと、再び急坂を登ってゆく。
尾根筋はしっかりと踏み跡があるので、急とはいえここまでほどキツくはない。
 
登ってゆくと岩場が現れた。
Img_0644
 
見た目より簡単で、しっかりしたホールドが多い。
問題なく登れたが、その先は痩せた岩尾根になっており、高度感があって嫌らしかった。
 
かなり消耗して八丁山に到着。
Img_0645
 
ザックを降ろして倒れるように座り込む。
キツかった~、もう体力の半分くらい使っちゃった感じ。
 
とりあえず給水してタバコに火をつける。
 



・・・・えーっと。。オレ何しに来たんだっけ?

放心状態でタバコを吸っていたら一瞬自分を失ってしまった。

そうだ、富士山を見に来たんだった。
なんかもうどうでも良くなってきたけど。
 
木々の合間からこれから向かう稜線が見えるのだが、その先に稲村岩尾根が絶望的な高さでそそり立っている。
これから、まだ500mくらい登らなければならないという現実に気が遠くなりそうになった。
 
もう最初の予定通りに歩くのは無理だな、と思ったが、どちらにしても鷹ノ巣山までは行かないと下山ルートも無い。
 
覚悟を決めて出発。
 
鷹ノ巣尾根は日も当たらず、北西の風が吹き付けて寒い。
嫌がらせのように続く小さいアップダウンを越えてお伊勢山へ。
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この辺りから左足の付け根が痛くなってきた。
半月ぶりの山行で無理をしたので体が悲鳴を上げている感じ。
 
ゆっくりと、痛む足を騙しだまし歩いてゆく。
 
最後は「ふざけるな!」というくらいの急登で。。
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登山道に出た。
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ちょうど昼飯喰いのタワの看板の裏から出てきた。
通りがかったカップルが驚いていた。
 
ここまで来れば山頂までひと登り、と思っていたが、疲れているせいかとんでもなく長く感じた。
 
バテバテで山頂へ。
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目的の富士山が目の前に。
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南アルプスも。
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急坂を登り切って、突然ドーンと展望が開けるこの山頂はいつ来ても感動的だ。
この山は日原側から登るに限る。
 
ひとしきり眺望を楽しんだ後は日当りのいい場所で昼食。
風もおさまってポカポカと暖かい。
 
のんびり昼飯を食った後、下山ルートを検討する。
 
やはり最初の予定の七ツ石経由は時間的に難しそう。
急げば16時台のバスに間に合うかも知れないが、余裕のない歩きはしたくない。
それ以前に気持ちが切れてしまって歩く気になれない。
 
石尾根をこのまま奥多摩駅に下るのが一番楽で確実だけど、その道は前にも歩いたので今回は別のルートを歩いてみたい。
地図を眺めながら考えて、榧ノ木尾根で熱海に下ることにした。
熱海からならバスの便も多いので、時間を気にせずにゆっくり歩くことができる。
 
防火帯の明るい尾根を下って
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水根分岐から石尾根縦走路を外れて榧ノ木尾根へ。
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ここは自然林の気持ちのいい尾根道だった。
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奥多摩の山って自然林の良い森が多いのだな。
新緑や紅葉の時期に歩いたら気持ちいいだろうなあ。
キノコの時期も面白いかもしれない。

前半戦の厳しさと打って変わってのどかな山歩き。
緩斜面の尾根をゆるゆると下ってゆく。

奥多摩湖が見えてきた。
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温泉神社を過ぎて
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国道に出るとすぐに倉戸口バス停だった。
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着替えてタバコを吸っていたら、ほどなく奥多摩駅行きのバスがやってきた。
 
 
 



 

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