紅葉の大ネド尾根
先週、天目山林道から見た大ネド尾根がいい感じに色づいていたので、紅葉が残っているうちに歩いてみたくなったのだ。
今回は紅葉狩りが目的なので、大ネド尾根から登り、峠の尾根で川又に下る安楽ルート。
ルート図
紅葉の時期の秩父はひどく渋滞するので、本当は電車で行きたい所だが、ここは交通の便が悪い。
秩父市営のぬくもり号というコミュニティバスが大日堂まで行っているのだけど、これはこの辺の人たちが街に出るためのバスなので、始発が10時20分発と遅く、往路では使うことができない。
なので、仕方なく車で行く。
早めに登って昼過ぎに下山できれば、帰路も大して混まないだろうと朝5時に家を出たのだが、ついていない事に299号が正丸辺りの事故で通行止めになっていた。。
仕方なく県道で天目指峠を越えて名栗に出て、さらに山伏峠を越えて299に戻るという、とんでもない回り道を強いられた。
これで1時間近くロスしてしまった。
大日堂に着いたのは7時過ぎ、駐車スペースには4台の車が停まっていた。
大持山の紅葉目当てのハイカーだろうか。
準備をして出発、20分ほど林道を歩いて尾根の取りつきへ。
最初は明確な作業道を追って電光型に植林帯を登り、杉と檜の境の尾根に乗る。
しかし、1000m圏の平坦地に着くころには陽が陰ってしまい、雲が厚くなってきた。
さらに上へ登る。
葉を落とした木々の合間に都県境の稜線が見えてきた、この角度から見る三ツドッケは恰好良い。
1200m付近はもう終盤、林床が赤く彩られ、これはこれで美しい。
この先でルートミス。
稜線に乗ったらそのまま大ドッケに下るつもりでいたのに、何故か大平山方面に登ってしまっていた。
ブル道に出てやっと気が付いた。ボケてるなあ。。
せっかくなので、そのまま大平山まで歩く。
新しい山名板が付けられていた。
アルミの複合板で作られており、かなり耐久性高そう。
山頂で一服していたら寒くなってきた。
早々にザックを背負い、大ドッケに向けて下る。
1469点にも付けられていたけど、ここは場所が違うような?
大平山から大ドッケまでの尾根筋は自然林で気持ちのいい道が続く。
人も少なくて静かな歩きを楽しめる。
東北や日光辺りと比べると地味だけど、秩父の紅葉も十分美しい。
晴れていればなあ。。
尾根の北側と南側で色づき具合が微妙に違うのは日照の影響かな。
地蔵峠の大ナラ、私は密かに又裂きの楢と呼んでいる。
ミズナラかと思っていたが、コナラのようだ。
ここからは植林帯を下って。
川俣に下山、対岸に見える西尾根もいい感じに色づいていた。
そろそろこの辺の紅葉も終わりが近い。
もう一回くらい行けるかな?
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コメント
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JICKYさん、こんにちは。
おっしゃるように、天目山林道から見る色づく大ネド尾根というのは、それだけで十分山行の理由になりますよね。
写真を拝見、標高によって変わる紅葉の具合も見事ですが、冬枯れの主稜線というのもまた捨てがたいです。それだけに、人工物をベタベタと過剰に貼り付けて歩く人達には慎んでもらいところです。
投稿: 十津川村 | 2018年11月14日 (水) 14時36分
安谷です。
魅力的な紅葉の尾根に私も行きたいと思っていましたが、業務登山の準備やら精米などの必要があって、行きそびれました。
行くなら私もこのコース(ただし大平山に行かない)を考えてました。
来年の楽しみにします。
投稿: 吉瀬 総 | 2018年11月14日 (水) 20時09分
十津川村さん
前週に見た尾根の色彩が忘れられず、どうしても歩きたくなってしまいました。
他にも良い山は一杯あると思いますが、大ネド尾根の1000m圏の台地が紅葉に染まっている様子を想像したら、いても立ってもいられなくなりました。(笑)
件の標識ですが、あの山域に思い入れのある人が付けたのでしょうね。
おっしゃる通り、人工的な感じが強くて違和感を感じました。
投稿: JICKY | 2018年11月14日 (水) 20時46分
安谷さん
清掃山行の時の話では翌週にでも行かれるのかな、と思っていましたが行きそびれてしまったのですね。
今週ならまだ間に合いそうですが、来年の良い時期にぜひ歩いてみてください。
投稿: JICKY | 2018年11月14日 (水) 20時52分