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2017年12月

2017年12月31日 (日)

山納め

 12月30日、蕎麦粒山に登ってきた。

例年、この時期は大掃除などの雑事に追われて山歩きどころではないのだが、今年は12月に入ってから前倒しで少しづつ片付けていたおかげで、なんとか山に行く時間を作ることが出来た。

ルート図

このコースは昨年も歩いたことがある。
今日は夕方から友人と飲む約束をしているので、あまり下山が遅くならず確実に歩けるルートを選んだのである。
年末だし、年越し蕎麦にかけて蕎麦粒山なんて面白いかな?という、いつもながらのいいかげんな理由もあった。
 
朝5時に家を出て7時18分に奥多摩駅に到着。
シーズン中は行列が出来る日原行きのバス停には私を入れて5人しかいなかった。
さすがに暮れも押し詰まったこんな日に山に登る物好きは少ないようだ。
 
前回歩いた時はひどい二日酔いで、ここに着くまでに戻したり下したりと大変な目に遭った。
実は昨晩も忘年会があったのだが、その時の反省を踏まえ(大して反省してないけど)飲む量を控えておいたのだ。
生ビール2杯とウーロンハイ2杯だけと、私的には飲んだうちに入らない量で止めておいた。
我ながらよくそんな中途半端な飲み方が出来たものだと感心してしまう。そもそも飲んだ量を憶えている事自体が奇跡に近い。

その甲斐あって今回は体調も万全である。
 
7時45分川乗橋バス停を出発。
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私を含め3人のハイカーが降りた。
 
最初は植林帯の急登。
 
すぐに先に歩き出した単独氏に追いついて道を譲ってもらう。
一杯水からヨコスズ尾根を下ると言っていた。
 
前回は頭がガンガン鳴っていた事しか憶えていないが、この大きなブナは見覚えがある。
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この辺りから症状が治まってきたのだった。
 
木の間から三ツドッケが見えてきた。
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川苔山はすぐ横に。
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天気は良いのだけど、風が冷たい。
時おり、うなりを上げて北西の風が吹きつけてくる。
歩いている時はそれほどでもないが、止まると一気に寒くなる。

休憩を取る気になれず、笙ノ岩山まで一気に歩いてしまった。

ピークから少し下った風裏の陽だまりで最初の休憩。
お茶を一口、タバコを1本。
冬枯れの山はタバコを吸うのも慎重になる。
 
10時50分蕎麦粒山到着。
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気が付けば今年3回目である。何やってんだか・・・
 
ここも寒いので休まずにそのまま稜線の道を西へ向かう。
風はだいぶ治まってきた。
 
鞍部に下ってゆくと南側の斜面に獣の気配。
念のためにホイッスルを吹くと、ザーっという音とともに猿の群れが逃げて行った。
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仙元峠に到着。
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ここで昼食休憩。
お湯を沸かしてカップラーメンとコンビニおにぎりをいただく。
冬はおにぎりが冷えてボソボソになってしまうのが辛い。何か保温策を考えてなくては。
 
11時40分出発。
雪の残る仙元尾根を下る。
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大楢の手前で東側の斜面が崩れていた。
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かなり大規模な崩落である。
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今年の2月に歩いた時は無かったので、夏の大雨で崩れたのだろうか。
 
良いペースで下って、1時過ぎに川俣に降りることができた。
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人気のないバス停でシャツを着替えてバスを待つ。
気温は多分一桁前半だと思うが、ここまで下るとだいぶ暖かく感じられた。
 
2時のぬくもり号に乗ったのは私一人だけ。
運転手さんは現役時代、私の住んでいる地域で路線バスの運転手をしていたそうで、ローカルな話題に花が咲いた。
 

 

2017年12月18日 (月)

忘年会山行 丸山

 土曜日、秩父で源流部会の忘年会があった。

ここ数年恒例となった忘年会前の山行で、芦ヶ久保から丸山を歩いてきた。

ルート図
 
今回は距離も短いのでゆっくり家を出て、9時半に芦ヶ久保駅をスタート。
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最初は車道を歩いて登山口へ。
赤谷の集落から山道へ入る。
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軽く山歩き、と言っても一般登山道で登ったのでは面白くない。
今回は丸山から南に延びる尾根筋を辿って登ってみようと思う。
 
一応、事前にネットで検索してみたのだけど、この尾根から登った記録は見つからず、二二九(にふく)沢の右岸尾根を登った記録が一つあっただけだった。
行けるかどうか分からない尾根に取り付くのは不安だったが、地形図を見る限りではなんとかなりそうだ。
もし危険な岩場とかにぶつかったら無理せずに引き返すつもりである。
 
登り始めてすぐに諏訪神社入り口という標識があり、斜面を登る踏み跡があった。
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本当はもう少し登って、地形図で西方向に延びる破線路から取り付こうと思っていたが、何となく面白そうなのでこの踏み跡を辿ってみる。
 
急斜面の道を登るとすぐに小さな社が建っていた。
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これが諏訪神社らしい。
踏み跡はここで終わり。
引き返すのも面倒なのでここから無理やり斜面を登ってみる。
 
作業道の残骸のような薄い道型を追ってゆくと、大きな岩がありその下がちょっとした岩屋になっていた。
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さらに登り、標高600m付近で一瞬傾斜が緩むと、明確な道が尾根を横切る。
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これが破線の道だと思ったが実際にはもう少し上だった。
 
その上は竹林、倒れた竹が重なっていて歩きにくそう。
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右は斜面が急だし藪も濃い、左は岩場になっている。
迷った末、岩場のさらに左から回り込んで登る。
ヒサカキの藪を漕いで乗り越えると、伐採地の明るい斜面に出た。
ここで再び道が横切る。
 
左の奥に建物が見える、地形図にある家記号の建物だろう。
という事はこちらが本来の破線の道という事になる。
先ほどの道はどこに続いていたのだろう?
 
ここからは雑木林の明るい尾根道になった。
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南向きの斜面なので日当たりも良くて気持が良い。
薄いが踏み跡もある、やはり最初の予定通り破線路から取り付いた方が楽だった。
 
樹間に武甲山と二子山。
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踏み跡は途切れ途切れに拾えるものの、あまり歩かれていない様子。 
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所々藪っぽくてあまり快適な尾根ではない。
積もった落ち葉に埋もれた枯れ枝が足に絡まって何度も転びそうになった。
 
とはいえ、好き好んでわざわざこういうルートを辿っている以上文句は言えない。
ほとんど踏まれておらず、マーキングの類も一切見当たらないのは返って気持ちが良い。
 
山頂まであと少し、日当たりの良い斜面に具合の良さそうな倒木が転がっていたので、これに腰かけて早めの昼食。
普通の人は山頂で食べると思うが、どうも人が大勢いる所は落ち着かない。
 
昼食後、一登りで車道に出た。
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地図では車道の北側が崖マークになっていたが、見た感じ普通に登れそう。
迂回するのも面倒なのでそのまま直登する。

ところが、これが失敗だった。
さほど濃くないように見えた灌木の藪は木イチゴ系のトゲ藪でひどい目に遭った。
オマケに藪を漕いで抜けた場所は大勢のハイカーがお弁当を広げている展望広場。
ガサゴソと道の無い藪から這い出てきた私は、あまり良い意味ではなく衆目を集めてしまった。

極力平静を装って服についた枯れ枝を払い、何事もなかったかのように展望台に向かったのだが、冷たい視線が全身に突き刺さってくるようだった。
 
逃げるようにして展望台へ。
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話には聞いていたが、なかなかの展望。
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目の前に武甲山、右に両神山。
北には白く化粧をした上州や日光方面の山々、東には遠く筑波山まで望むことが出来た。
 
隣で山座同定をしていたオッサンが草津方面の山を指して、「あれが八ツだ」などと女性陣に吹聴していて、思わず苦笑してしまう。
八ヶ岳は両神の奥ですよ、と教えてあげたかったが恥をかかせても悪い。
いくつになっても男は、女の前で無駄に恰好付けたがる悲しい生き物である。
 
展望台の裏にちょうどベンチが空いていたのでゆっくりと一服。
あとは普通に登山道で下るだけなので気が楽だ。
時間は昼過ぎ、今から下れば3時前には金昌寺に降りられるはずだ。
近くにある新木鉱泉で汗を流して行く時間は十分にあるだろう。

山頂直下の下りは、踏み固められた雪が凍っており慎重に下りる。
もうザックに軽アイゼンを入れておかなくちゃだな。 

途中から尾根道に乗り、自然林の明るい道をゆっくりと下ってゆく。
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この辺は全部植林かと思ったが、意外と雑木林が残っている。
 
登山地図の破線路の分岐。
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多少険し、の文字につられて破線路に入ってみる。
入り口はテープで通せんぼしてあったが、進入禁止とは書かれていなかったので自己責任という事で通らせてもらう。
 
が、この道ずっと斜面のトラバース道であまり楽しくない。
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右上に続いている自然林の尾根を眺めながら、やはり向こうに行っておくのだった、と後悔しながら歩く。
 
炭焼き窯の跡があった。
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何だろう?
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山の中にバイクが捨てられていた、どうやってここまで来たのだろう?
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このルートはあまり歩く人もいないようで、結局最後まで誰にも会わなかった。
 
丸山から2時間で金昌寺に下山。
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そこから歩いて10分ほどの所にある新木鉱泉へ。
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入浴料が900円と少々高めだが、なかなか良いお湯だった。
 
飲み会の事も考えて山頂から給水を控えていたのだけど、風呂にはサウナもついていたので最後の仕上げと、思い切り汗を絞り出して忘年会に向かう。
これで最高に美味しいビールが飲めそうだ。(キケンなので真似をしない方が良い)

会場は市内の高砂ホルモン。
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新鮮なホルモンと冷たいビール、生きていて良かった。(笑)
 
2次会はいつもの餃子菜園へ。
例によって最後の方は記憶が怪しいが、無事に最終のレッドアローで帰路に着いた。
 
 


 

 

2017年12月 5日 (火)

成木尾根 都県界尾根の端っこへ

 日曜日、先日の続きで成木尾根を末端まで歩いて見た。

ルート図とコースタイム

前回、水口峠(みずもととうげ)まで歩いたので、そこからスタートしても良かったのだが、それではあまりにも距離が短すぎるので大仁田山を経由して成木尾根に乗ることにした。

朝9時に上赤沢バス停をスタート。
今回は事前にルートの情報を調べてこなかったので、登り口がどこなのかも分からない。
一応昭文社マップに載っているルートなので、ちゃんとした登山口があるのだろう、とたかをくくって歩き出した。
 
もし分からなければ尾根の末端から適当に取り付いて登ってしまうつもりだったが、あっけなく登山口が見つかった。
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予想通り植林帯の尾根道。
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小一時間で山頂に到着。
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頂上からはわずかばかりの展望が得られた。
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タバコを1本吸って出発、成木尾根に向かう。

すぐに尾根に合流、見慣れた標識が出迎えてくれた。
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前回水口峠に降りる道を間違えたような気がしたので注意していたのだが、やはり同じ道をだどってしまった。
標識が付けられていたので間違いではないのかも知れないが、正解尾根を左に見ながら下ったのでどこかで道を外れたのだろう。

まあ、どちらにしろ大した回り道ではない。
 
前回同様、登って・・
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下る。の繰り返しから始まる。
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もっとも、これは想定内。
今回はまだ体力的に余裕があるのでさほど苦にならない。
 
「堂所」と名前の付いた分岐に着く。
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ここで都県境界線は主尾根を外れて北東の349峰に続く支尾根をなぞっていくのだが、主尾根の方はこの先尾根型が不明瞭でどうなっているのかよく分からない。
Narikione
時間もあるし、とりあえず県境線を辿ってみるか、と歩き出してふと地図を確認する。
むむっ?、349の東の斜面、降りられなくないか?
首尾よく降りられたとしても、沢を越えて尾根に乗ってまた下って登るとか、ありえないルート取りになってしまう。
無駄な労力を使いたくないので、やはり戻って正規のルートを進んでみる。
 
すぐに尾根筋の道はテープが張られ、立ち入り禁止になる。
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やはり一度沢に降りなければならないようだ。左の斜面を下る。
幸い道ははっきりしているので迷う事はなさそう。
 
立ち入り禁止の先は伐採された裸尾根になっていた。
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採石場の敷地らしいから、あの辺りも切り崩してしまうのだろうか?
そんなことしたらこの沢枯れちゃうだろうなあ。
ま、今もほとんど枯れてるけど。
 
涸れ沢沿いの道を下ってゆくと、右から支沢が出合う所に標識があった。
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この支沢沿いの踏み跡で尾根に乗れという事らしい。
ここから登ってもその先尾根筋行けるのか?なんか左に下るとか書いてあるけど・・
 
とりあえず登ってみる。
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途中から沢を外れ、左側の斜面に取り付いて尾根に乗ると急に視界が開ける。
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ススキの原越しに先ほどの伐採地が見える。
 
が、左を見ると・・
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まだ採石場を越えていない。。
そして予想通り、またここから沢に下らなければならなかった。
なんでそういう無駄な事をさせるんだよ!と腹が立ったが、地形がそうなっているのだから仕方がない。
 
とりあえず日当たりも良いしここで早めの昼食としよう。
お湯を沸かしてカップラーメンとおにぎりを食べる。
風も無くて暖かいのでラーメンなんか食べてると暑いくらい。
 
昼食後、急斜面の道を下って再び沢に降りる。
沢を渡ってまた登り返すのだが、この辺りはちょっと道が荒れて不明瞭だった。
所々、埋もれたり腐ったりで消えかけた木段がつけられているので、かつてはちゃんと整備されていたのだろうけど、今は踏み跡程度の道になっている。
 
登り切った所が採石場の東端で、ここからはまた尾根道の歩きになる。
久しぶりにこの看板を見る。
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この辺まで来るとようやく不毛なアップダウンも無くなり、下り基調の快適な道になった。
 
名残の紅葉も。
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左側が明るくなって、ゴルフ場が見えてきた。
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しばらく行くと境界ギリギリを通っているらしく、左側は鉄条網が続くようになる。
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藪っぽいし窮屈な道。
服を引っ掛けないように注意しながら進んで行くと、すぐ近くでパキーン!と打撃音が聞こえてきた。
どうやらティーグラウンドのすぐ横を通らなければならないようだ。
見つからないようにこっそり通り抜けたかったが、鉄条網の柵1枚隔てているだけなのでそんなことが出来る訳もなく、あっけなく見つかってしまう。
案の定ゴルファーが怪訝そうな顔でこちらを眺めていた。
 
一応ハイキングコースとは言え、ほぼ廃道となった道をガサゴソを歩いている姿は不審者にしか見えなかったのだろう。
しかし、考えてみれば、別に肩身の狭い思いをする必要はないのだよなあ。。
 
安楽時?
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間抜けな標識にちょっと癒される。
 
右側に墓地が見えてきた。
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左右に交互に見え隠れしていた民家や畑が、下るにつれて近づいてくる。
 
気が付けば両側ともすぐ近くに家並みが見えるようになった。
尾根が低く小さくなってゆくのが実感できる。
もう終わりが近い。
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最後は植林帯を緩く下って。
 
終点の安楽寺に到着。
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尾根の末端はお寺の裏庭で終わっていた。
この尾根が長沢背稜と名前を変えて雲取山まで続いていると思うと感慨深い。
長大な都県界尾根の端っこは、ほとんど歩く人もいなくなってさびれた道だった。
 
 
安楽寺の下の神社で大きな銀杏が色づいていた。
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