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2017年7月

2017年7月16日 (日)

ハゼ釣り開幕戦

 日曜日、今年初めてのハゼ釣りに行ってきた。

ここ数年、ハゼ釣りは浦安にばかり行っていたのだけど、今年は今のところあまりパッとしない様子。
なので今回は久しぶりに京浜運河に行ってみた。

釣り場は以前よく行った大井ふ頭海浜公園。

涼しい朝のうちに勝負しようと、朝4時に家を出発。
この時間だと下道利用でも1時間で大井に着く。

この時間でもハゼ付き磯は早くも結構な釣り人で賑わっていた。

ここは立ち込まなければならないので足回りは沢靴を履いた、以前サンダル履きで岩場で滑って怪我をしたので用心のため。
 
今話題のヒアリ対策にもなる。かも?(笑)

 
準備をして早速竿を出すと1投目から釣れた。
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これくらいがアベレージサイズ。
うっかりカメラを忘れてしまってスマホの写真のみ。
 
ハゼの湧きは順調のようで、ほぼ一投一匹で釣れる。
一か所で数匹釣るとアタリが無くなるので、ちょっとポイントをずらすとまた釣れる。
サイズは今ひとつだが、ポンポン釣れるので面白い。
 
今まで仕掛けはハゼスイベルを使っていたのだけど、今回は塙式という仕掛けに替えてみた。
江戸川放水路で10束釣るという名人も使っている伝説の仕掛けらしい。
基本的な形はスイベルと変わらないが、金具を介さない分感度が良くなるはず。
  
使ってみると、確かに感度が良い。
ハゼがエサを咥えた瞬間の微妙なアタリがとれる。
(実際に私がとれているのは半分にも満たないと思うが・・(^^;)
 
スイベル仕掛けに比べると鈎やオモリの交換が面倒なので、根掛かりが多い場所は辛いが、それでもこの仕掛けを使うだけの価値はある。
 
竿尻に伝わる、かすかな「コッ」というアタリで掛ける事が出来ると実に気持ちが良い。
 
 
今日は小潮の上げの時間で、釣っている間にゆっくりと潮が満ちてくる。
それに乗ってハゼが次々と足元に寄ってくるのが見えるので、少しずつ後退しながらの釣り。
 
10匹に1~2匹くらいこのサイズが混じる。
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掛かった時にキューンと横走りしてくれて楽しい。
 
7時半になると、釣り船が続けて運河を通過してゆく。
波が押し寄せてくるので岸に一時避難。
ザブンザブンと波に洗われ、水が茶色く濁ってしまって、この後はしばらくは釣りにならない。
これを機に引き上げてゆく常連さんが多数。
みんな早朝から来てこの時間まで釣るのが基本らしい。 

濁りが取れるとまた釣れ出したが、そろそろ左手の指先が痛くなってきた。
袖2号の小さな鈎を使っているので、ハリを外す度に強くつまんでいると痛くなるのだ。
フォーセップとかを使えば良いのだろうけど、いちいち面倒だし、手返しも悪くなる。

櫛の歯が抜けるように釣り人が減ってゆき、逆にバーベキューの客が集まり始めてにぎやかになってきた所で納竿した。
 
数えてないが束は超えたはず。
捌けるサイズだけ4分の1ほどキープしたが30匹以上いた。
 
 
来月になればもう少し育って、面白くなると思う。
今年はここをメインに釣ってみよう。

 
釣果は天ぷらで。
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カラ揚げサイズも頑張って開いていただきました。
 
ハゼの天ぷら最高!(笑)

2017年7月 9日 (日)

ナシ尾根から仁田小屋尾根

 土曜日、和名倉山の藪尾根を歩いてきた。

市ノ沢の左岸、ナシ尾根を登り、仁田小屋尾根を下る周回ルート。
ルート図とコースタイムはヤマレコで。

ナシ尾根とはまた不思議な名前である。
調べたところ、どうやら正確には尻無し尾根というらしい。
尻無し、つまり尾根の末端が切れ落ちて尻が無いように見える事から名前がついたようだ。 

でも、奥秩父の尾根なんて大抵末端は急斜面じゃないの?
逆になだらかに下っている尾根なんてほとんど無いような気がするけど。。

この尾根を歩いて見ようと思ったのは、その名前に魅かれたというのもあるが、もっと実用的に、和名倉山からの下りにこの尾根を使えれば、帰路にサメ沢ゲートまでの林道歩きを短縮できると考えたからである。

とはいえ、いきなり下りで未踏の尾根を使うのは怖いので、一度登りで歩いて見ようと思ったのだ。

朝7時過ぎにゲートを出発。
林道を歩き出すと小鹿が道案内をするように前を歩いていく。
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この辺の鹿は人間を怖がらないようだ、困ったものだ。

モノレールの軌道から大洞ダムに下る。
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ここに来るのは何年振りだろうか。
以前は市ノ沢を釣るのによくここに来ていた。

このダムが放水しているのを初めて見た。二瀬ダムが渇水している影響だろうか。

ダムを渡り、市ノ沢へ向かう湖岸道の途中から上に上がる踏み跡で斜面を登る。

道は明確で、植林帯の急斜面を九十九折れに登ってゆく。

登り出してすぐに汗がふき出してくる。
植林帯の中は風もなく蒸し風呂のように暑い。

対岸の林道からも見えた大崩落地の横を登ってゆく。
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無線機のアンテナがあった。
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ここで給水。
すでにパンツまでビッショリ。(笑)
うっかり綿のパンツを穿いてきてしまい、べったりと肌に張り付いて気持ちが悪い。

明確な道はここまで。
この上は消えかけた作業道と鹿道をつないで登る。

植林帯を抜けると多少傾斜が緩んで自然林になる。
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所々にテープとリボンの目印があったが、道はほぼ無い。

下りだとちょっとルート探しに苦労しそう。
 
ようやく稜線に出た。
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涼しい風が抜けて汗をかいた体を冷やしてくれる。
ここまでで1Lの水を消費した、全部で3L持ってきたのだが、足りるか不安になる。
 
尾根筋を登ってゆくと突然視界が開けた。
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枯死したスズタケが一面になぎ倒されて異様な光景。
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数年前の大雪で倒れたのだろうか。
 
ここで今日初めての展望。
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芋ノ木ドッケから雲取山の稜線が見えた。
 
スズが倒れているので歩くのには苦労しないが、日差しを遮る物が何もないと暑くてたまらない。
早く樹林帯に逃げないと、と足を速めると・・・
やっぱりこうなるか。。
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お約束の藪こぎが待っていた。
 
枯れスズタケの中、踏み跡と鹿道が交錯して訳が分からなくなる。
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とにかく上に登る道を探しながら藪を進む。
クマと鉢合わせしないようにホイッスルを吹きながら歩く。

藪の中は風も通らず暑い。
まったく何が悲しくてこの猛暑の中藪尾根歩いてんだか。
やっぱり夏は沢だろ、暑い時期に沢登らないでいつ行くんだよ!
と自分に腹が立ってくる。

 
この辺はかつての伐採の痕跡があちこちに残されていて、古いワイヤーなどが散乱しているので足を引っ掛けないよう気を付けて歩く。
古いチルホールが落ちていた。
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こういうのって使い捨てちゃうのだろうか。
 
藪がひと段落したところで1507mの三角点に到着。
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ここが尻無ノ頭と呼ばれるピークらしい。

ここで小休止。
水1.5Lを消費、このペースだと水持たないかも?
山頂付近に水場があると聞いたが、正確な場所を聞いておくのだった。 

スズタケの赤ちゃん。
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何十年か後にはまた激藪になるのだろうか。
その頃にはもうこんな所は歩けないだろうな。。
 
1700m付近で南側の視界が開けた。
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帰路の仁田小屋尾根、その向こう中央の山は飛龍かな。右の尖ったピークはカバアノ頭と思われる。
 
スズタケの藪は終わったが、代わってアセビなどの灌木が煩くなる。
右、左と藪をよけて進む。
 
ようやく和名倉山が見えてきた。
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まだまだ遠い。
 
1800m辺りからはようやくカラマツと樺の気持ちの良い尾根になった。
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信州の高原を歩いているような涼しげな森。
吹き抜ける風もひんやりとして快適。
 
このまま山頂までこんな感じで歩けたら最高だな。

・・と思ったが、現実はそんなに甘くなかった。。
 
その先は倒木がゴロゴロとして、乗り越えながらの歩き。
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しかもカラマツの倒木は、素手で触ると細かい棘がチクチクと刺さるので厄介だ。

倒木帯を抜けると仁田小屋尾根と合流。
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ここからはまた歩きやすい森になった。

少し早いが、腹が減ったので早めの昼食。
2000m近い標高で涼しくて快適・・・のはずが。
 
ハエが凄い!
 
一体何が起こっているのか!?
と思うくらいのハエの大群。
盛期の三面のアブ並みに群がってくる。
アブと違って刺さないのでまだいいが、五月蠅い事この上ない。
 
オニギリを口に押し込むように、慌ただしく昼食を終えて逃げるように歩き出す。
 
実は、昼飯を食ったら山頂はパスしてこのまま仁田小屋尾根を下ってしまおうか?などと軟弱な事を考えていたのだけど、そんな事もすっかり忘れて山頂に向かって歩き出してしまった。
 
そんなこんなで和名倉山に到着。
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相変わらず誰もいないひっそりとした山頂。
森の中にぽっかりと空いた空間に三角点と山名板があるだけの地味なピークだが、不思議と落ち着ける良い場所だ。
 
ここもハエがすごかったが、タバコに火を点けたら大分逃げて行った。
 
ルートを確認しようと、ウエストバッグに入れておいた地図を広げると・・・
うわっ!汗で所々滲んでいるじゃん。
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いつの間にかバッグまで汗でビッショリと濡れていたのに気が付かなかった。
危ないあぶない、地図が読めなくなるところだった。

 
水はあと1L弱残っている、下りはそんなに消費しないからなんとかなりそうだ。

一服して12時に下山開始。
 
ナシ尾根分岐。
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標識の間の暗い森がナシ尾根の入り口。
あの藪を考えるとこの尾根を下りで使うのは勇気がいるな。。

仁田小屋尾根は結構歩かれているようで、踏み跡もわりと明確で歩きやすい。
 
ヌメリスギタケかな。
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これは何だろう?
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ハツタケ系かと思ったけど倒木から生えていた。

松葉沢ノ頭。
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この小ピークを右から巻こうとしてルートを外しかけた。
 
ここで尾根が分かれる。
左方向、東に下る広い尾根が正解。
 
すぐに尾根が狭くなり枯死スズタケの中に明確な道が続く。
所々藪っぽくなって、鹿道が交錯するが、メインルートはスズランテープで笹を束ねるように縛ってあり、迷わず歩くことが出来た。
以前、仙波尾根の下りでも同じような目印を見た。同じ人たちの仕事だろうか。
 
さらに下って仁田小屋の頭。
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ここにも三角点。
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広葉樹の植林地。
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以前ここで森づくりをしていたという人たちは今でも活動しているのだろうか。
 
1405mからの広い尾根の下りでちょっと迷う。
よく見ると踏み跡が尾根の右に続いているのがわかるが、悪天候や日没間近だと見つけられないかも知れない。
 
斜面が急になると、踏み跡は植林帯の中の明確な登山道となって下っていく。
 
急な下りでは膝が痛み出す。
前は右ひざだけだったのが、かばって歩いていたせいだろうか、左の膝まで痛むようになってしまった。
 
無理せず、ゆっくりと下る。
 
仁田小屋に到着。
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すごい立派な小屋じゃないの。
玄関からちょっと中を覗いてみたが、まだ現役で使われている様子。
 
ここで沢の水を給水。
今日初めての冷たい沢水、火照った体が一気に冷やされ、乾いた喉に染み渡るように美味しかった。
 
さらに下って大洞林道へ降りた。
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ここから1時間少々の林道歩き。
ストックを着きながらヨタヨタと歩く。
 
ナシ尾根の末端が見えた。
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あの崩落地の横を登ったはずだが、とんでもない急斜面に見える。
よくまああんな所を登ったものだ。
 
4時過ぎに車に帰着。
 
あ~疲れた。。

涼しくなるまで藪尾根歩きはしばらくお休みしようと心に決めた山行だった。
 

 

2017年7月 4日 (火)

アジ釣り2戦目

 日曜日、またアジ釣りに行ってきた。

本当は土日と一泊で沢へ行く予定だったのだが中止になってしまった。
天気も今ひとつだし、今週末は山方面は無理そう。
ならば、と先日行って面白かったアジ釣りに再度挑戦することにした。
 
前回の釣りで、トップの釣果の半分にも届かなかった事が悔しくて、自分なりにLTアジ釣りについて色々と調べてみた。
今回はその調査結果をもとに前回のリベンジをしようと考えたのだ。
 
実は、そのために竿まで購入してしまった。(^^;

土曜日にダブルさんに声をかけてみたら、一緒に行きましょうという話になって、今回はウチの子供と3人での釣行。
 
出船前、アヤシイ出で立ちのダブルさん。(笑)
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この格好で街中を歩いていたら3秒で通報される。
 
定刻に桟橋を離れた船は、ベイブリッジをくぐらずに左へ舵を切る。
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風もなくベタ凪、空は今にも泣きだしそう。

最初は横浜港の入り口付近で釣り開始。
が、ここでは沈黙。。
 
20分ほど走って南本牧埠頭へ。
巨大なコンテナ船がタグボートに押されて接岸作業中、タグボートすごいパワーだなあ。
 
群れを探しているのか、同じ場所を何度も回りながら慎重にポイントを決め、ようやく「ハイどうぞ~、底から3mです。」の合図。
 
仕掛けを投入し、着底したら2m巻いてコマセを振り、さらに1m巻いてもう一回振って待つ。
釣り始めてすぐにクククッ!と小気味よいアタリがあった。
新調した竿が胴から曲がっている、結構良い型かも?と思ったら一荷だった。
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これは幸先が良い。
 
朝一の入れ食い、というほどではなく、周りでもポツポツという反応だが、前回よりは明らかにアタリが多い。
 
結構いいペースで釣れて、バケツの中に次々とアジがたまってゆく。
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ドスンッ!という感じの強いアタリがあって、良い型のアジが釣れた。 
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帰ってから測ってみたら27センチあった。
このサイズが揃ってくれたら面白いだろうなあ。
 
子供にも良型がヒット。
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今日は反応が悪くなっても、飽きない程度にはアタリがあるので子供も船酔いせずに釣っている。
 
ふと、ダブルさんは?と見ると今ひとつ調子が出ない様子。
聞くと3号ハリスの仕掛けを使っているとのこと。
私の使っていた1.5号の仕掛けに変えた途端に連続で釣れだした。

活性が低い時は細ハリスが有効、と聞いて今回用意してきたのだけど、確かに効果があった。
1.5号の仕掛けを使い切って、2号に替えたら途端にアタリが減った。
0.5号の差がこんなに明確に出るとは思わなかった。
 
2回目で分かってきた事。
・コマセワークとタナ取りをサボらない。
・竿は軟調がいい、食い込みが良く巻き上げ中のバラシが減る。
・シブい時はハリスを細く。

一番はやはりコマセとタナかなあ、釣れない人は大概仕掛け入れっぱなしで置き竿にしていた。
 
コマセの煙幕の中に仕掛けが漂うように、と頭の中でイメージして、その通りにアタリが出ると実に気持ちが良い。

最後に数えてみたら子供と2人で37匹。
前回より小型が多かったけど、一日飽きない程度に釣れてくれたので楽しめた。
 
帰りに実家とkurooさんの家に寄って釣果をおすそ分け。
 
小型の10匹は3枚におろしてアジフライに。
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新鮮なアジでフライって勿体ない気もするが、大抵の魚は釣った日に刺身で食べても美味しくない。
逆にフライや塩焼きにすると身がホクホクして実に旨い。
10匹分があっという間に無くなった。

残りは翌日刺身にしていただいた。
なめろうを作ろうと思っていたのだけど、ちょっと数が足りなかった。
次回はもっと釣ってこなければ。(笑)
 
 
ダブルさん、ありがとうございました。
次回はハゼ釣りにご一緒しましょう!
 

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