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2017年4月

2017年4月24日 (月)

荒川林道

 日曜日、安谷さんにご一緒いただいて奥秩父の古道、荒川林道を踏査してきた。
 
ルート図はヤマレコで。

荒川源流、入川の左岸には十文字峠に通じる登山道が通っているが、右岸にも古い道があり、かつては金山沢(大荒川谷)の小荒川出合いに建っていた荒川小屋を経由して孫四郎峠まで通じていたという。

この道が現在でも歩けるレベルまで整備されたという話を聞いて、一度歩いてみたいと考えていた。
 
今回はバリエーションウォーキングというサイトのルート図を利用させていただいた。
また、道を整備して下さったこちらのサイトの記録も参考にさせていただいた。

実はこの道、15年くらい前に途中の中小屋沢までは歩いたことがあり、今回はその先の荒川小屋跡までを辿る山行という事になる。
 

朝7時に渓流釣り場の駐車場を出発。
芽吹き始めた木々の中、川沿いの森林軌道を歩く。
 
抜けるような青空の下、ミツバツツジが満開。
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ヒトリシズカも。
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小一時間で赤沢の取水口に到着。
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ここから斜面に取りつく。
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最初は姫刺歩道と呼ばれる東大演習林の道を登って行く。
と言っても道はほとんど消えかけて、随所に付けられた赤テープを頼りに斜面を急登するしかない。
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かなりキツい。

ルート図とテープを頼りに不明瞭な踏み跡を拾って登ると、地図通り1270m付近で立派な道にでた。これが荒川林道。

ここからは斜面のトラバース。
かなりしっかりした道で快適に歩ける。
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所々崩壊して道が消えているが、先のサイトの管理人さんが設置してくれたトラロープを使って難なく通過できた。
 
ハナネコノメ
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1280圏の広い尾根を回り込むと中小屋沢が下に見える。
ここから沢に降りる道がやはり崩れてちょっと危ない。
ここもトラロープを頼りに慎重に下降。
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ザイルがあれば懸垂下降したい所だ。
 
ここからはいよいよ未踏の区間。
道は急に悪くなるが、道型は明確でほとんど迷わずに歩ける。
 
途中の崩落個所がかなり悪く、苦労しながら通過。
帰路にまたこの道を歩かなければならない事を考えるとあまり無理は出来ない。
「危なかったら引き返しましょう」と決めてあったので、これ以上ヤバい場所があったらそこで今回の踏査は断念せざるを得ない。
 
幸いその先は悪い場所はなく、無事にヒダナ沢を通過。
ただ、思ったよりも時間がかかっていて、目的地に着くのがかなり遅れそうだ。
帰りの事も考えて12時には引き返しましょうと話す。
 
先の地図によれば、この先で道が不明瞭になるそうなので慎重に進む。
普段の山行では地図とコンパスだけで歩くように心がけているのだけど、この山域で下手に道を失うと遭難しかねないので、今回はなりふり構わずGPSに頼って歩いた。
 
不明瞭な尾根を越えるところで、小さなマーキングがアセビの木に付けられていた。
この辺から一度尾根を登るはずなので上を見たが道型は見えず、それらしい目印もない。
もう少し先か?とそのまま進むが、その先で道型は薄くなり、心なしか踏んだ感じが柔らかくなってゆく。
道を外した時の感覚に近いものを感じたが、ここまでの道も決してしっかりと踏まれていた訳ではないので、確信が持てないまま先へ進むと、やはり次の小尾根で道が消えた。
 
安谷さんと2人で地図とGPSを見ながら相談。
この尾根を登れば正規のルートに出るはず、とこの尾根を直登する。
 
地図上で道に出るはずの標高を越えても道はない。
尾根筋がちょっと肩状になって、道をつけるならここだろう、と思われる場所にも道はない。
下に平らなところが見え、「あれが道かな?」と思うが先に続いている感じではない。
道を外した不安感が一気に高まる。
 
私は臆病なので、道に迷ったと思ったらとにかく確実な場所まで戻る事を考えるのだが、安谷さんはもう少し登ってみましょうと言う。
 
果たして、一登りした平坦地に明確な道が現れ、斜面をトラバースするように続いていた。
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道に戻れて一安心。
 
私一人だったら不安で右往左往していたところだが、安谷さんの正確な判断に助けられた。
やはりご一緒していただいて良かった。
 
ちなみにルート図にはこの尾根ルートが「道型不明瞭」と破線で記されていたが、道と呼べるようなものは無かった。
 
そこからは枯死したスズタケが多少煩いものの、立派な道がつけられていて快適に歩けた。(感覚がマヒして「立派」と感じてしまうが、一般的な登山道に比べれば踏み跡に毛が生えた程度のレベル)
 
この道はそのまま孫四郎峠方面に続いているので、途中で荒川小屋跡に降りる道を見つけなければならない。
下降点にマーキングがあるという話なので注意しながら歩く。
 
下に見え隠れする荒川谷の流れが近くなってきた所で、岩っぽい小尾根に付けられたマーキングを発見。
よく見ると下の方まで点々と目印が付けられているのが見える。
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GPSで確認してもここが下降点で間違いないようだ。
斜面が緩そうな先の小窪を伝って沢に降りた。
 
降りたところは小さな台地。
よく見ると、埋もれかけた一升瓶や茶碗のかけらがある。
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予想していたよりずいぶん狭苦しく感じるが、ここが荒川小屋の跡地に間違いない。
原全教の「奥秩父」によれば、昭和初期にはここに2棟の小屋が建っていたそうだが、とてもそんな感じには見えなかった。
 
ともあれ、無事に目的地に辿りついてほっと一息。
達成感というより安堵感の方が大きい。
 
時間は昼前、出発してから4時間以上かかってしまった。
道を探しながらとはいえ予想以上に時間がかかった、これでは釣り目的でこの道は使えそうもない。
 
昼食をとって大休止。
何故かザックに釣竿が入っていたので(笑)、沢に降りてちょっとだけ竿を振ってみた。
 
見事に撃沈。。
まだ毛鉤で釣るには時期が早かったみたいだ。(と、いう事にしておこう(^^;)
 
小荒川谷の源頭、雁坂嶺方面の山は昨晩降ったのだろうか、うっすらと雪化粧しているように見えた。
 
12時過ぎに下山開始。
帰りは往路で間違えた道を修正して正規ルートを確認しながら歩いた。
 
復路は来た道をたどるだけなので気が楽だ。
悪場の通過だけは気を使ったが、あとは景色を眺めたりしながら余裕をもって歩けた。
 
最後の姫刺歩道だけは正規の道を見つけられないままだったが、ここは赤テープを目印に適当に下るしかないようだ。
以前来た時も結構アバウトに下ったような記憶がある。
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この尾根筋は大きなブナやカツラがあり、これからの新緑や紅葉の時期に歩いてみたい気持ちのいい場所だった。
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3時前に取水口に降り立つ。
帰りは下り基調とはいえここまで2時間半ほどで歩くことができた。
やはり歩くことに専念できると早い。
 
あとは森林軌道で車に戻るだけ。
 
安谷さんに花の名前を聞きながら歩いた。
 
コガネネコノメ
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朝歩いた時よりずいぶん木々の緑が濃くなっていた。
この時期、森は速足で装いを変えてゆく。
 
4時前に無事駐車場に帰着。
 
なんとか念願だった荒川林道を歩くことができた。
 
先述した正確なルート図を公開して下さっている方や、道を整備して難所にロープを設置して下さった方々がいなければ到底歩けない道だった。
感謝に堪えない。
 
そして、このような山行に貴重な時間をさいて同行してくださった安谷さん、どうもありがとうございました。 
 

 
※注  今回のルートを釣りや沢登りで利用しようと考えている方は、十分な準備と情報収集をされることをお勧めします。
要所にテープの目印が付けられていますが、それだけを頼りに行き当たりばったりで歩ける道ではありません。
最低限のルートファインディングと読図の技術が無いと難しいと考えてください。

 
 

2017年4月17日 (月)

夏日の解禁釣行

 早いもので4月ももう半分が過ぎてしまった。
今月は仕事やら家の雑事やらに追われ、さらに悪天候にも邪魔されてなかなか釣りに行けなかったのだけど、ようやく今期の初釣行に行くことが出来た。

今回は初めての沢に入ってみた。
20年も秩父に通っていながら、まだまだ竿を出したことのない渓が多い。

 
ようやく空が白み始めた4時半、ヘッデンを点けて車止めを出発。
20分ほど歩いて入渓点に降り立つ。
 
まだ薄暗くて毛鉤も見えないので、パンをかじり、ゆっくり釣り支度を整えながら夜明けを待つ。
今日はこの時期としては気温が高く、夏の服装でも寒さは感じない。
 
明るくなった5時過ぎに釣り開始。
毎年の事だが、朝一番最初に冷たい水に足を漬ける時は勇気がいる。
 
最初は巨岩と小滝の連続で、落差のある釣りにくい渓相が続く。
魚の反応もないのでこの辺は飛ばして遡行。
 
連瀑帯を過ぎ、渓相が落ち着いたあたりからじっくりとポイントを探りながら釣りあがる。
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散々釣り人に攻められて魚影が薄いのか、まだ魚が水面をみていないのか、全く反応がない。
 
それでも、久しぶりの沢歩きは気持が良い。
ミソサザイのけたたましい囀りに渓に立っている喜びを感じる。
 
1時間ほど遡行したこのポイントで最初の反応があった。
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岩の脇でオレンジ色の魚体が反転!
 
・・・・・が、空振り。。
 
今のは多分イワナ。
タイミング的にはドンピシャだったはずなので、咥え損なったのだろう。
毛鉤操作が上手くいかず、自然に流れていなかったのだと思う。
 
いつも源流のイワナ釣りで使う10番とかの毛鉤と違って、16番の小さな毛鉤は水を噛む力が弱いので、ラインの重さで引きずられてしまうのだ。
ドライフライでは不自然な流し方をすると魚が出ないが、水面下に毛鉤を沈めていると逆に誘いになるのか、関係なく出る。
ただ、出ても掛からない事の方が多いので、私は出来るだけ自然に流すように心がけている。

 
少し行ったポイントでまた反応があった。
派手に飛沫が上がったのでチビが飛びついてきたのだろう。
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1歩進んでその奥に毛鉤を振り込むと、水面下で銀色の魚体が反転するのが見えた。
 
今度はしっかり掛けることができた。
6寸ほどの小型だが今年の初ヤマメ。
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とりあえずボウズは回避できた。。
今日初めてのタバコに火をつけて満足感に浸る。
 
この辺りからは飽きない程度に反応が出るようになった。
ただ、どれも小型ばかりのようで、派手に飛びついては来るがなかなか掛からない。
 
ちょっと水深のある緩い瀬で、流芯の脇からゆっくりと浮かび上がって毛鉤を咥える魚が見えた。
落ち着いて合わせると、結構いい引き。
手尺で20センチほどのヤマメ。
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理想的な出方で釣れた今日会心の1匹。

その先でも同サイズ。
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大きな魚にでも食われかかったのだろうか、尾びれが半分ちぎれていた。
 
標高が上がると、まだ日陰に雪が残っていた。
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遡行するにつれ反応は良くなっていくが、水量が減ってポイントも小さくなる。
慎重にアプローチして丁寧にポイントを探ってゆく。
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絶好のポイントで一度毛鉤を見切られた。
いつもはあきらめて先に進むのだが、もう魚止めが近い。
毛鉤をカディスに変えて再度流してみる。
 
先ほど出た場所を毛鉤が通過し、ダメか・・と思ったところでバシャ!と出た。
やはりこのサイズのヤマメ。
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私はテンカラらしく釣りたくて、水面下を流す釣りにこだわってしまう傾向があるが、やはりドライフライを使った釣りはスリリングで面白い。
 
その先で何度かチビが出たが掛けられずに魚止めの滝に到着。
 
底が見えるほど浅い滝壺を覗き込むと、25センチほどのイワナがゆっくりと岩の下に逃げ込んでいった。
 
今日はここまで。
 
型も数も出なかったが、まあ良い釣りが出来た。
まだ10時前なので他の渓に転戦してもいいのだが、なんだか満足してしまってそんな気になれない。
 
帰路、日当たりの良い斜面でハシリドコロが花を咲かせていた。
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この日は夏のような陽気で、早春の花どころかハルゼミが鳴き出すのではないかと思うほど。
 
芽吹き始めた山の木々ときれいなヤマメに癒された一日だった。
 

 

2017年4月 2日 (日)

春の散歩道

 先週からちょっと風邪気味で、大事を取って今週は山歩きはお休み。

近所の川原で桜が咲き始めたので、家内と花見がてら散歩をしてきた。

この所の冷え込みで、桜の開花は遅れ気味。
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まだ1~2分咲きといった感じ。
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今年もマルタが遡上してきて、釣り人がチラホラ。

少し離れた瀬で、カチーフさんが竿を振っていた。
久しぶりにお会いしたのでちょっとだけ立ち話、今日はあまり反応が良くないみたい。

カンゾウがずいぶん育っていた。
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柔らかそうなものを選んでいくつか採取。

雑草に埋もれかけていたクレソンも少々。
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調整池では柳が芽吹き始めていた。
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雑木林がモヤモヤしている。
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コナラやクヌギが芽吹き始めていた。
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林床ではカタクリが見ごろ。
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以前はチラホラ程度だったのが、ずいぶん増えた。
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いずれ一面の花畑になるかもしれない。
 
2時間ほどの散歩で春を満喫、
身近にこれだけ自然が残っている事に感謝である。
 
 
 


 

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