ツツジ山
早いもので3月も中旬を過ぎてしまった。
今年も秩父の年券を購入したのだけど、まだ水が冷たいこの時期に川に入る気にもなれないので、相変わらずの藪尾根歩き。
今回は西吾野からツツジ山に登ってきた。
地図とコースタイムはヤマレコで。
ヤマレコは、スマホで取ったGPSのログをGPXファイルでアップロードするだけで、地図とコースタイムまで表示してくれるのでとても便利。
これからは山行データの記録はこれを活用しようと思う。
このルート、事前に地形図でチェックしたら等高線が迷路のように入り組んでいて、目が回りそうになった。
「こんな尾根、絶対に迷うだろ!」とワクワクしながら 緊張しながらの山行。
朝8時半に西吾野駅を出発。
ハイカー多数、ほとんど高山不動方面に向かっていった。
私は一人その列から離れて、駅からほど近い天神社にお参り。
その横から民家の前を通り、墓地の脇から尾根筋に続く道があった。
予想に反し、しっかりとした道が付けられていた。
急斜面にはロープが張ってあったりして、もう立派な登山道。
ほどなく、403の小ピークに着くと、天久保山という表示板があった。
このルート、道ははっきりしていて迷いようもないのだが、所々林道が尾根を分断している。
この通過が一苦労。
こんな所を登らされたりする。
所々、木の切れ間から、左手に伊豆が岳が見えたり、右手に高山不動から飯盛山のグリーンラインの稜線が見える他は、ほとんど展望も無い。
ただ、こんな痩せ尾根の通過があったり。
ちょっとした岩場もあって、結構変化に富んだ面白い道だった。
手製の標識もあったりして、
もう登山地図に載せても良いようなルートだと感じた。
酉谷山から大血川へのルートが破線で載っている事を考えれば、この道など実線表記されていいレベルである。
・・・・が、最初の舗装路が横切る所で迷う。(笑)
ここを乗り越すのに右往左往。
しばらく迷った末、車道沿いに右に歩いて行ったら、擁壁に階段があった。
ここからは昭文社マップで破線表示の登山道になっているが、ここまでの道より分かりにくく、手ごわいルートだった。
突然ブル道に出て、横切って直進するのかと思ったらそのまま道をたどるとか、地図とコンパスが無いと迷うのではないだろうか。
三田久保峠。
立派な道標が建っていたけど、正丸方面も北川方面も道がかなり荒廃してマトモに歩けそうな感じはしなかった。
人が歩かなくなると山道はすぐに荒れてしまう。
ここからの登りがキツかった。
植林帯を一気に200mほど直登する。
この小ツツジ山の直下が絶望的な急斜面だった。
ひさしぶりの山歩きで足が攣りそう。
水分を補給してタバコを一本。
さらに一登りして小都津路山。
昭文社のマップではここがツツジ山となっている。
そしてツツジ山。
昭文社マップでは横見山(二子山)。
混乱するので統一して欲しい。
その後は関東ふれあいの道で刈場坂峠へ。
軽ワゴンの売店が出ていた。
この日は風が強かったが気温も高くて結構汗をかいたので、ここで冷たいコーラでのどを潤した。
山で炭酸飲料を飲めるのはありがたい。
後は一般登山道で下るだけ。
旧正丸峠から沢沿いの道で下る。
沢音を聞きながら歩くのは気持ちよい。
やはり沢を見ると渓魚に会いたくなる。
来月になったら里川で竿を振ってみよう。
民家の脇でフクジュソウが咲いていた。
ゴールの正丸駅に到着。
ジュースでも買って一服しようと思ったら、すぐに電車が来てしまって、あわただしく帰路についた。
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