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2017年1月29日 (日)

新柵山から姥樫

 安谷さんのHPを見て、以前から見たかった姥樫を見に行ってきた。

コース図(前半)
1
 
 
GPSログのコース図を上手くブログ上に表示できる方法は無いものか。

 

コースタイム
馬生バス停(9:20)-新柵山(10:10)-大杉(10:35)-姥樫(12:05)-飯盛山(13:10)-北川尾根下降点(13:40)-オバケ山(14:25)-車道(15:10)-西吾野駅(15:40)

 
志木から東上線に乗り、坂戸で越生線に乗り換え。
Rimg4228_640x480
懐かしいカラーリング。
 
この越生線は中学生の頃、高麗川に釣りに行くのに良く利用した。
当時はまだ床が木製の古い電車が走っていて、床に塗られた油の臭いとコンプレッサーの回るゴロゴロという音を懐かしく覚えている。

今は沿線に新しく学校が出来たらしく、朝の車内は高校生でにぎわっていて、その頃のローカル線のイメージは全くない。
 
終点の越生駅からバスで日向根に向かう。
直通のバスは無く、せせらぎバスセンターで乗り継がなければならない。
Rimg4229_640x480
小川町、武蔵嵐山、越生、明覚の各駅からのバス路線をここに集約する形で効率化を図っているようだ。
利用する側としては少々面倒なのだが、ほとんど赤字路線なのだろうから、走ってくれるだけでも感謝しなければいけない。
ただ、乗り継ぎの運賃清算だけはIC化してほしい。 
 
私はここで、たった今受け取ったはずの、乗り継ぎのハンコを押してもらった整理券を紛失してしまった。
乗る前に気が付いたので、停留所で世間話をしていた運転手さんに事情を話したら、ここまでのバスの運転手さんが「この人には間違いなくハンコ押しました」と証言してくれたので事なきを得た。
 
日向根行きのバスに乗ったのは私一人で、ちょっと申し訳ない気分。
ただ、私が乗らなくてもバスは走っていたはずなので、一人でも乗客がいて良かったということになるのだろう。
 

今回は姥樫に行く前に、地図で見て気になった新柵山に寄り道して行くため馬生バス停で下車。
バス通りから全長寺方面の道に入ってすぐの斜面から取り付く。
Rimg4234_640x480
 
深くえぐられたような道を登る。
Rimg4235_640x480
ネットで見た話では、バイクで入り込む輩が多いのでこのようになってしまったのだとか。
一般登山道をバイクで走ると怒られるから、こういうマイナーな山を選んで走るのだろう。
   
私もバイクに乗っていたので彼らの気持ちも多少は理解できるつもりだが、山道はやはり通るべきではない。
自然破壊云々の問題以前に、エンジン付きは歩道を走ってはいけない。
 
ちなみに山道に入り込むのは一般的なオフロードバイクではなく、トライアルという競技用のバイクである。
スピードが出ないので一般道を走るのには向いていないため、おそらく車に積んでくるのだろう。
 
荒らされていたのは最初の部分だけで、尾根に乗ると快適な道が山頂まで続いていた。
 
新柵山に到着。
Rimg4238_640x480
展望は全くないが、ちょっとした広場になっていた。
だれもいない静かな山頂でゆったりと一服する。
 
棒ノ折や蕨山あたりでタバコをふかそうものなら、「山頂の美味しい空気を汚すんじゃない!」とばかりに露骨にイヤな顔をされてしまうので、こういう静かな頂上は貴重である。
 
登山ルートにはなっていないようだが、ここから先は日向根までちゃんとした登山道が続いていた。
 
謎の標識
Rimg4242_640x480
それらしい岩はどこにも見当たらないのだが・・・
 
新柵山から30分ほどで日向根に着く。
大きなスギの木が出迎えてくれた。
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杉の横にトトロのバス停。
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ここなら本当にネコバスが通りそうだ。
 
 
ここからは一度尾根を外れ、集落の中を下ってゆく。
 
日向根という名前の通り、南に向いた明るい集落で、この日は風もなくて春のような陽気。心の中まで暖まりそうな、のどかな風景の中を気持ちよく歩く。
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ロウバイが良い香りを放っていた。
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日向根から向尾根の集落を抜けて川沿いの道に降りる。
少々分かりにくそうだったのでスマホのGPSを使って歩いたが、迷うほどの道でもなかった。
 
泉川沿いの林道を歩いていたら腹が減ってきたので、途中で日当たりの良い河原に降りて早めの昼食を取る。
節分も近づき、ずいぶん日差しが力強く感じられるようになった。

川が二股に分かれ、支流の橋を渡って少し登ると姥樫が見えてきた。
Rimg4271_640x480
なるほど、これは確かにすごい。
単に大きい木というレベルではなく、木から強い妖気のようなものが発せられている感じ。
残念ながら柵が張られて近くには寄れなかったが、離れた場所からでもその迫力に圧倒された。
この木は一見の価値がある。
  
この日は他に人もいなかったので、静かに鑑賞することが出来た。
十分に老木の気を堪能し、ここから尾根を登る。
 
一応その上のカツラも見に行ったが、姥樫を見た後ではちょっと・・・
この山域では貴重なのだろうが、奥秩父では珍しくもない木なのであまり感動もなかった。
 
カツラまでの道は整備された遊歩道だったが、その先はかなり荒れている。
ほどなく道は消え、代わりに踏み跡程度の道が尾根筋を登ってゆく。
 
細いとは言え、よく踏まれた道を登ってゆくと、作業道のような広い道に出た。
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この道を辿ると林道につながっており、尾根筋を九十九に折れながら上に続いていた。
 
今日は散々車道と林道を歩かされたので、いいかげん嫌になって、道を無視して尾根筋を直登して頂上を目指す。
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踏まれていないので歩きやすいとは言えないが、こちらの方がずっと気分が良い。
植林帯と雑木林の境界を真っすぐに登る。
 
2回ほど林道を横切り、笹薮をよけて登った所で上から階段の歩道が降りてきた。
何事か?と辿ってみると大きなシロヤシオの木があった。
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ツツジでこの大きさはスゴイ。
 
歩道を登った上の林道は全面の雪。
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雪交じりの斜面をさらに登り、飯盛山に到着。
Rimg4293_640x480
飯盛山と表記されるピークがもう一つあるので注意せよ、との張り紙があった。
 
ここからは車道を少し歩き、北川尾根で吾野方面に下る。
  
コース図(後半)
2
 
奥武蔵グリーンライン沿いの歩道を歩くと、小さな岩場から枝越しに秩父方面の展望が望めた。
 
武甲山が間近に。
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この場所、足元の木々が伐られていた。
展望を得たいのはわかるが、そのために木を切るのは感心しない。
  
車道が大きく左に曲がる所から北川尾根に入る。
Rimg4299_640x480
 
この尾根、最初から二股に分かれていて、かなり手ごわいと踏んでいたのだが、入ってみたら意外にも立派な道がつけれていて拍子抜けしてしまった。
Rimg4301_640x480
もう登山道と変わりない。
 
この先で尾根が広がると踏み跡が乱れた、ここで初めて地図を見てコンパスをセットする。
目的の方向に下りて行くと、再び尾根が狭くなり明確な道に出た。
 
500m圏の小ピークに山名板が掛けられていた。
Rimg4302_640x480  
オバケ山って・・(笑)
 
ここまで、あまりに楽なルートだったので気が緩んだのか、この先の下りで道を間違えた。
比較的明確な尾根筋を疑いもなく下り、30mほど下った所で「あれ?この先で460mの小ピークに登り返すはずだけど・・?」と地図を広げて確認すると、何故か北西に下る尾根に乗っていた。
 
地形図上では絶対に間違えそうもない場所だったので油断してしまった。
 
反省しながら登り返す、傷が小さいうちに気が付いて良かった。
 
その先はアセビやアオキなどの灌木が少々藪っぽくなり、400m圏からの分岐はどちらの方行にもはっきりとした踏み跡があり、迷う。
 
おそらく、ここまで来ればどちらに行っても降りられるのだろうが、できれば藪漕ぎはしたくないし、民家の庭先や畑にも出たくない。
 
なので、唯一テープ目印の付けられていた、一番頼りなさそうな踏み跡を辿って下ってみる。

藪が切れた所で作業道の残骸のような道に出た。
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これを下ると、落ち葉や枯れ枝に埋もれた階段があり、無事に林道に出ることができた。
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はたして、このルートが正解なのかどうか自信が無いが、とりあえず里に下りる事は出来た。
 
あとは車道に出て、川沿いに歩き。
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西吾野駅に到着。
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ちょうど、駅の対岸を歩いているときに電車が行ってしまったので、次の電車まであと30分。
 
だいぶ傾いた日に当たりながらホームのベンチに座っていたら、危なく居眠りしてしまうところだった。
人身事故で所沢から先の西武池袋線は止まっているようだったが、多分着くころには動いているだろう。
 
 
 
 
 


 


 

 

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コメント

 姥樫を見ていただいて、私もうれしいです。
 あれ程の妖気は、ただ者ではないでしょう。

 シロヤシオ付近の北側斜面にカタクリが咲くのも、もう少しです。

 ブログに埋め込むのでなく、ポップアップでGPSトラックを表示させる方法なら、こちら
http://anineco.nyanta.jp/gpsweb.html
にあります。私が使わせていただいてるのも、こちらのプログラムです。
 私は少々、カスタマイズしています。

吉瀬さん
姥樫は噂に違わぬ妖木でした。見に行って良かったです。
シロヤシオはチェックしていなかったので、偶然見ることが出来た感じです。
今度は花の時期に行ってみたいですね。
 
地図表示の方法ありがとうございました。
私には少々手強そうですが、なんとかやってみようと思います。(^^; 

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