海を目指して その1
子供がまだ小さい頃、家の近くの柳瀬川沿いを散歩している時に
「ねえ、この川って海につながってるの?」
と聞いてきた。
「つながってるよ。」と言うと
「じゃあこのまま海まで歩いて行こう!」
と言い出した。
子供の足で歩ける訳もなかったが、面白い考えだと思ったので、
「よし、じゃあ海まで行ってみようか。」
と2人で歩き出した。
予想通り、30分も歩かないうちに
「ねえ、まだ着かない?あとどれくらい?」
と始まって、1時間も歩かないうちに諦めたのだが、いつかもう少し子供が大きくなったら再度挑戦してみたいと思っていた。
先日、一人で散歩している時にそんなことを思い出し、一度歩いて見ようかと思い立った。
子供もそれなりに成長して多少は体力もついているのだが、そうなると、もはやそんなくだらない企画に乗ってくる筈もなく、一人で決行した。
朝9時半に出発。
家からほど近い金山橋から歩き出す。
今日は冷え込みがきつく、気温はおそらく0度近い。
ときおり吹く北風に顔が凍り付きそうだ。
寒いのでペースを上げて歩く、ちょっと体が温まってきた所で紅梅が咲いていた。
今年は暖かい日が続いていたので、例年より花が開いている。
ただ、このところの冷え込みで花も縮こまっているような感じ。
関越道の橋をくぐると
東川が合流する。
この川、以前は真っ黒な水が流れる汚い川で、合流点は川が2色になっていたのだが、近年水質が改善されたようで、かなり奇麗になった。
そのすぐ下流で下水処理場からの排水が入る。
ここから下流は一気に異臭を発するドブ川になってしまう。
川越街道を越え
東上線の橋で最初の休憩。
河原に降りて一服。
気温は一桁前半と思われるが、水面には無数のユスリカやコカゲロウが舞っていた。
この辺は処理場の温排水の影響で水温が高いのだろうか?
富士見橋の下流ではフライマンが並んで竿を振っていた。
見ていると、どうも釣りをしているのではなく、キャストの練習をしているようだ。
ダブルハンドの長い竿でスペイキャストか何かを練習していた。
こんな所でやってたらラインが茶色く変色してしまうのではないかと心配になる。
志木の市役所が見えてくるといろは橋。
橋のたもとにこんな案内文があった。
ここで新河岸川と合流する。
新河岸川沿いに歩き出すと、正面にスカイツリーが見えてきた。
なんとなく海に向かっている気がしてくる。
この辺りは住宅地なのだが、下流に向かうにつれ田舎の景色になる。
武蔵野線の鉄橋を過ぎると、辺りには畑が広がってくる。
羊とか飼ってるし。。
新河岸川の由来。
ニジマスの釣り堀。
この寒い中でも結構な釣り人が竿を振っていた。
ここで一旦車道に出て黒目川を渡る。
黒目川との合流点。 
新河岸川終点?
どうやら黒目川の出合いが新河岸川の終点らしい。
だとしたら、ここから下流は何川になるのだろう?
こんな所にソーラー発電所があった。
荒川につながる水門。
橋の上を大勢のランナーが走っていた、マラソン大会らしい。
ここから右岸沿いの道が消えるので左岸に渡る。
外環の橋でまた処理場の排水が入る。
この少し下流にもやはり下水処理場がある。
どうもこの川は処理場の排水路になっているらしい。
よくもまあこんな川をアユが遡上してくるものだ。
おお、この辺はテナガ釣りに良さそうなテトラとゴロタ石が入っている。
シーズンになったら来てみようか?
笹目橋を過ぎると、新河岸川は住宅と工場地帯の中を流れる。
本当は新河岸川沿いに歩きたかったが、車道を歩くのは疲れるのでここからは荒川沿いに下ることにして土手の上の道へ。
広くて気持良い道だが、景色が変わらないので結構疲れる。(笑)
あと28キロ、かすかにゴールが見えてきた。
戸田橋の手前で後ろを振り返ったら、秩父の山々が見えた。
武甲山から大持山にかけての山稜、武甲山の横に両神山も半分だけ、右に見えるのは二子山かな?
思ったより近くに見えるものだなあ。

戸田橋を越えてすぐの浮間公園で一休み。
この池は子供のころよく釣りに来た。
ここで切り上げて、残りは次の機会にしてもよかったがまだ時間もあるのでもう少し先へ。
東北線の橋を越えて、
再度新河岸川が並行する新荒川大橋で今日の行程は終了。
この先は扇大橋まで行かないと電車の駅が無いので、これ以上進むと帰れなくなってしまう。
海まであと22キロ。
これならあと1日で歩けそうだ。
今日の歩行距離は25キロ。
平地を歩くのは山道と違う筋肉を使うのか、足が筋肉痛になった。
「その2」がいつになるかは未定。(やるかどうかも未定(^^;)
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