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2016年12月 5日 (月)

グミの滝

 12月3日、浦山川の上流、細久保谷の支流仙元谷にグミの滝を見に行ってきた。

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シーズンオフのトレーニングのつもりで始めた山歩きだが、気が付いたら毎週のように通うようになり、このブログもすっかり山ブログになりつつある。
 
藪尾根歩きも確かに楽しいのだが、釣り人の端くれとしてはやはり沢が見たい。
とはいえ、この時期に水に浸かりながらの遡行は厳しいので、道で歩ける沢を辿ってみようと思いたった。
 
という事で、今回は一応源流探訪。
 
 

 
コース図
Guminotaki_2  
 
コースタイム。
細久保橋ゲート(7:25)-登山道入り口(7:50)-グミの滝(8:55)-長沢背稜(10:50)-三ツドッケ(11:40)-天目山林道(12:40)-細久保橋ゲート(14:20)

ゲート手前の駐車スペースに車を停め、霜の降りた林道を歩き出す。 
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すぐに営林署の小屋がある、この辺りがシゴー平と呼ばれているらしい。
かつては10軒ほどの集落があったと聞く。
シゴーって何だろう?と思ったら菅ノ平がシゴー平に転訛したそうだ。
 
小屋の入り口にかけられた古い温度計は丁度0度を指していた。 
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この先で沢は細久保谷と仙元谷に分かれる。
山と高原地図では細久保谷をホンセン、仙元谷をシセンと表記されているが、これは林道工事が行われていた時代の呼称らしい。

仙元谷にかかる橋を渡り、さらに林道を進む。
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登山道入り口。ここから谷に沿って山腹をトラバースする道を進む。
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廃道になっていると聞いたが、橋は最近修復された感じ。
ただ、落石があったのだろうか、再度損傷を受けて傾いていた。
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ここの通過がこの道で一番いやらしかった。

その先はちゃんとした道が続き、快適に歩ける。
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下に沢音を聞きながら歩くのは実に気持ちがいい。
 
所々で桟道が朽ちていたが、問題なく歩けた。
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左手から地形図に水線の無い支流が出合うと
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沢が近くなり
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沢を渡って進むとワサビ田跡が見えてくる。
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その先の平地につぶれた作業小屋があり、道標が立っていた。
ここで登山道は沢を離れて斜面を登ってゆく。
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グミの滝はもう少し上流、ここからは道を離れて沢を登る。
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登山靴だと少々歩きにくい。
 
5分ほど遡るとグミの滝が見えてきた。
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木々が葉を落としている事もあるが、落ち口の向こうが空というのは新鮮だ。

滝の下まで寄ってみると、高さのわりに滝つぼは小さかった。
瀑風を浴びると顔が凍り付きそう。
  
すこし離れた所から滝を眺め、しばし癒される。
 
釣り糸を拾った、こんな所まで釣り人が入るらしい。
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滝を堪能した後は、先ほどの道標まで戻って登山道を登る。
ここから先は歩く人も少ないようで急に道が頼りなくなる。
 
古いテープの目印を頼りに薄い踏み跡を辿る。
 
大きく回り込むように滝を巻いて小尾根に取り付くと、グミの滝が真下に望める。
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樺の朽木にエノキタケが出ていた。
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今ひとつ状態が良くないのでスルー。
 

その先で再び沢に降りると、またワサビ田の跡がある。
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こんな山奥にワサビ田を切り開いた先人達の苦労はいかばかりであったろうか。
 
さらに登ると炭焼き窯跡がある。
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窯の横に立つ木の太さから見て、ずいぶん古いものだと分かる。

 
ここからは植林帯の急登。
一応ジグザグに道が切ってあるが、かなりキツい。
修行のような急傾斜を淡々と登って行く。
 
いつの間にか自然林に切り替わったと思ったら、上の斜面を鹿が横切った。
一瞬こちらを振り返り、目が合った途端に警戒音を出しながら駆け上って行った。
 
しばらくしてもう一頭。
 
あれ!?今のは鹿にしては小さいな。
なんか色も黒かったような・・・(^^;
 
 
ホイッスルを吹きながらさらに登る。

やっと稜線が見えてきた。
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稜線に到着。空が見えてからが長かった。。
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丁度三ツドッケから仙元峠方面に下って、一杯水からの道と合流する地点に出た。
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日当たりの良い稜線で倒木に腰かけて早めの昼食。
お湯を沸かしカップラーメンとおにぎりを食べる。
ケトルの上におにぎりを乗せて暖めていたら、バーナーごとひっくり返ってせっかく沸いたお湯をぶちまけてしまった。
先日の大ドッケでも同じ事をやった。全く学習能力がない。
 
この道は登山者が多いのだが、まだ時間が早かったのだろうか、誰も通らなくて静かに食事休憩を取ることが出来た。

風もなく暖かい陽だまりで休んでいると眠くなってくる。
このまま昼寝をしたらさぞいい気持ちだろうなあ、と思いつつ荷物を片付けザックに押し込む。 

大休止の後は一気に三ツドッケまで登る。
 
今日はここからシャクナン尾根を下ろうと思う。
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目の前のコブコブがシャクナン尾根。
三ツドッケに登った人なら分かると思うが、とても人が歩けるようには見えない。
 
私もネットで歩いた人の記録を見ていなければ絶対に行かなかった。
 
山頂からちょっと西に行った所から下る、ごく薄い踏み跡があった。
急斜面を慎重に下って鞍部に降りる。
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木が生えているのでまだいいが、両側とも全く下が見えないくらい切れ落ちている。
裸尾根だったら怖くて足を踏み出せなかったと思う。
 
コルを過ぎるとすぐに最初のコブに登る急斜面が現れる。
足がすくみそうな絶壁に見えたが、取り付いてみるとそれほどでもなかった。
 
一つ目のピークから見た三ツドッケ山頂。
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ここからの下りが怖い。
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足を滑らせたら一巻の終わり、という急斜面。
補助ロープを出そうか迷ったが、立ち木や根っこのホールドがあるのでそのまま下降。
 
いつも釣りに行く沢の高巻きの方がよっぽど高度感があって恐ろしいはずなのに、怖く感じるのは先入観のせいか、はたまた1500mという標高のせいか。。
 
2つ目のコブを過ぎるとやっと傾斜が弱まってきた。
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ここでやっと一息つく。
 
たしかに怖かったけど、過ぎてみれば面白かった。
三ツドッケの3つの山頂を全部登った人間は日本広しといえども・・・結構いるようだ。
 
先を急ごう。
 

先日歩いた大平山がゆったりとした山容を見せている。
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こんな日に歩きたかったなあ。

3つ目の小ピークを越えると尾根が広がり、方向が分かりにくくなる。
尾根形が明瞭な東の尾根に引き込まれそうになるが、コンパスで方向を確認し、修正しながら進む。 

葉が落ちていても少々藪っぽい広い斜面。
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コンパスを見ながら下ると、所々で古いテープ目印が正しい方向に向かっている事を教えてくれる。
こんな尾根を歩く物好きが多いのに驚かされる。

植林帯になり、尾根の形がはっきりしてくると

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天目山林道に出た。
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緊張感から解放されてホッと一息。
ザックを降ろし、この日初めてのタバコに火をつける。
 
ここからは少々回り道になるが林道を歩いて下る。

シャクナン尾根の後半も興味があるが、まだ行ったことがない細久保谷の源流部を見てみたかったのだ。
 
細久保谷の左俣になる氷栗沢。
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右俣の白殿沢。
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水量は氷栗沢の倍くらい、こちらが本流らしい。
魚が棲めそうな渓相だが、堰堤で分断されているのでどうだろうか?
 
三ツドッケに太陽が隠れると急に寒くなってきた。
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シャクナン尾根の後半部。
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いつか歩いてみたいが、多分もう2度と来ないと思う。
 
林道の切通し。よくこんな所を切り開いたものだ。
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徐々に水量を増す沢を見ながら林道を下る。
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仙元尾根の向こうに蕎麦粒山が見えた。
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細久保谷にかかる橋を渡る。
この辺りまで下ると水量も多く良い渓相、ついポイントを目で追ってしまう。
 
あの開き、白泡の脇、右のタルミ、としばしエアフィッシング。
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3匹ほど釣って満足し再び林道を歩く。
 
きれいな2条の滝。
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所々で沢を覗き込みながら歩くと、小型ながら何匹かの渓魚の姿を確認できた。
 

1時間半かかってようやくゲートに帰着。
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1時間もあれば下れるだろうと考えていたが甘かった。
山道と違って、大股でスタスタ歩いたせいだろうか、足がカクカクになってしまった。
 
 
この日は秩父夜祭りの日。
通過したのはまだ早い時間だったが、市内はすでに結構な人で賑わっていた。
私は何年も秩父に通っていながら夜祭りは一度も見たことが無い。
ちょっと覗いてみたい気もしたが、市内には車を置けそうな場所が見当たらなかった。
 
横瀬あたりから車を置いて歩いてくる人も多く、芦ヶ久保の道の駅も満車だった。
丁度世界遺産に登録されたばかり、しかも今年は週末と重なったのでいつも以上に人が多いのだろう。
  
秩父に向かう車の列を横目にまっすぐ帰路に着いた。
 
 



 

 

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コメント

こんばんは。
オフの山歩き、いいですね!
釣りとは違った目で、自然を見られるように思います。
奥武蔵や秩父だけでも、かなりの数のルートが楽しめるのですね。

僕も先日は谷川岳の手前まで行ってみましたが(往路はロープウェイ利用の軟弱登山)、渓流の景色とはまた違った素晴らしさに感動しました。
少しだけ雪もあって、それもまた良かったです。

しげさん
シーズンオフの体力維持に加え、最近は地図読み訓練も兼ねて山を歩いています。
奥武蔵や秩父では、地図に道が無い山でも古い山道や作業道、鉄塔巡視路などを使って色々なルートが取れるので面白いです。
 
谷川岳、一度行ってみたいと思ってました。
最近は車の運転が億劫になってしまって、近場の山ばかり歩いてますが、たまには群馬や長野方面にも足を延ばしてみたいです。

こんにちは。
相変わらずよくやるなー、という感じの山歩きですね(笑)
私はすすめてもらった「山と高原地図」も手に入れて、先日2度目の山歩きにいってきました。ちょっとくせになりそうです。

windknotさん
自分でもよくこんな所を歩いているなあ、と感心します。(笑)
でも、子に乗って痛い目に遭わないように気を付けなければいけませんね。
 
ブログ拝見しました。
山歩きにハマりつつあるのが感じられましたよ。(笑)
奥武蔵の低山は面白いですよね、私も冬の間に歩いて来ようと思います。

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