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2016年1月10日 (日)

バラ尾根から有馬山へ

 連休初日、名栗川の源流の山々を歩いてきた。

ルートはこんな感じ。
Baraone
落合からバラ尾根を登り、有馬山、日向沢の峰、槙の尾山から仙岳尾根で落合に下るという周回ルート。

バラ尾根は地図に無い道、いわゆるバリエーションルートである。
山歩き初心者の私が何故そんな所を歩く気になったかというと、先日ついポチってしまった秩父藪尾根単独行という本に影響されたからである。

この本の著者の真似は到底出来そうもないが、今回のバラ尾根に関しては初心者向けだそうなので、なんとか私でも踏破できるのではないかと考えたのだ。
ネットで調べてみても、結構山行記録が残っている。 

朝7時、有馬渓谷渓流釣り場を出発。
ウッドチップが敷かれた遊歩道を歩き出す。
Res05205

少し登ったところから山道へ。
Res05206

事前にネットで調べたところでは、この道の途中から尾根に取り付くらしい。
かすかな踏み跡(多分鹿道(^^;)を見つけ、枯れたススキを掻き分けながら尾根筋を目指して登る。
ようやく開けた場所に出たと思ったら先ほどの道だった。
尾根を回りこんでここまで続いていたらしい、無駄な労力を使ってしまった。

ここからは結構しっかりした踏み跡が付けられていた。
Res05207
ピンクテープの目印もある。

ホッとしたのもつかの間、すぐに急登が始まる。
Res05208
写真では分かりにくいが、かなりの急坂。

上から見たところ。
Res05209
積もった落ち葉で滑りまくるので、両手で木に掴まりながら這い登る。

これは大変なところに来てしまったと後悔するが、ここを乗り切るとその後はしっかりとした道があって快適に登れる。
この尾根末端の急登がこのルートの最大の難所だった。

Res05213

急坂と緩傾斜を繰り返しながら高度を上げる。
尾根の北側は葉が落ちて明るい自然林。
Res05217

 
最初の林道。 
Res05218
 
少し左に行ったところに階段があり、ここから尾根に戻る。
Res05219

さらに登って2本目の林道。 
Res05224
ここからの取り付きでみんな苦労しているようだったが、尾根を回り込むように左に林道を少し歩いたところから簡単に登れる道が付けられていた。
Res05225

特に難しいところも無く、最後に傾斜がキツくなって、明るい自然林の中を登ると 
Res05228

意外なほどあっけなくタタラの頭のピークに出た。 
Res05229
隣の橋小屋の頭に比べて標識がショボい。
こちらはあまり人気が無いようだ。
 
バラ尾根は期待心配していたよりずっと簡単なルートだった。
急坂や広い場所は各々歩きやすい場所を選ぶせいか道が消えるが、ほとんどの区間はかなりしっかりした踏み跡が付けられている。
テープの目印も随所にあるし、基本的に尾根を外れなければまず迷うことは無いと思う。

予定より早く着いたのでゆっくりと休憩。
Res05234
エネルギー補給とルート確認。
 
バラ尾根で時間と体力を消費しすぎたら、予定を変更してここから橋小屋の頭、蕨山、大ヨケの頭と下って落合に戻る事も考えていたが、まだまだ時間にも体力にも余裕がある。
予定通り日向沢の峰を目指す。
 
日当たりの良い尾根道を歩く。
Res05236
道脇に枯死したスズタケが多く見られたので、奥秩父の山域と同様に10年前まではスズの笹藪だったのだろう。
 
有馬峠。
登山者らしい車が数台停待っていたが、秩父方面はゲートで通行止めになっていた。
Res05247

名栗湖。 
Res05248
 
遠くに見えるのは日光方面の山かな?
Res05249

林道で巻く事も出来たが、折角なので仁田山にも登る。  
Res05250
 
この辺から足が悲鳴を上げ始めた。
登りで右の太腿と左足の付け根が痛むようになってきた。

ゆっくりと一歩一歩登って、ようやくオハヤシの頭へ。
Res05251

ここから防火帯の尾根を5分ほど歩いて 
Res05253

日向沢の峰へ。 
Res05254

富士山がきれいに見えた。
いつ見てもこの山は他の山とは別格の威厳を感じる。
Res05255

蕎麦粒山が目の前に見える。 
Res05256
時間と体力に余裕があれば寄り道したいが、今回は無理。
有馬峠まで車で来れば余裕で日帰り出来るが、それだとつまらないかな?
 
棒ノ峰方面への分岐点広場で昼食。
気温は低いが風も無く、日当たりが良い場所は気持ちよい。
ラーメンを作ったりして30分ほど大休止。  

昼食後、棒ノ峰方面に向けて歩き出す。
最初は落ちるような急坂を下り、登りと下りを繰り返しながらあまり展望のない尾根を進む。
相変わらず登りで足は痛むし、下りでも右ひざが痛み出した。

途中に「落合方面」と書かれた踏み跡が左の斜面を下っていて、ついエスケープしたくなったが、ここから降りると、おそらく林道に出て延々と車道を歩くことになりそうなので、我慢して尾根を歩く。
 
かなり疲れたところでやっと長尾丸山に到着。
Res05257
 
さらに30分ほど歩いてよくやく下降点の槙ノ尾山。
Res05259
ここから破線路の仙岳尾根を下る。
 
展望台と書かれた尾根の小ピークから、今朝登ったバラ尾根が見えた。
Res05265
かなり急な登りに感じたが、こうしてみるとなだらかな尾根である。

痛む膝をなだめながらゆっくりと下って、落合の渓流釣り場へ。 
Res05268

時間は2時半。
休憩を入れて7時間半かかった事になる。
予定よりも早く歩けたが、もう体力は限界。
去年、雲取に登ったときよりも疲れた感が強い。
 
新年1発目の山歩きには少々ハードだったが、あまり人に会わずに静かな山歩きを楽しむことが出来た。
次回はもう少し安楽なルートにしよう。(笑)
 
  
 
 
*この記事を読んでバラ尾根に挑戦してみようという人は、自己責任でお願いします。


 

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コメント

良い歩きをしましたね。
昨年、少し歩きましたが、二十年前はこの辺りの尾根筋はほとんどあるきました。
今は体力が伴わないので無理はできませんが、奥武蔵の山々は隠れた穴場。
厳しいところからお手軽ルートまで選り取りみどり。
谷底で渓魚と戯れていると上を年配の方が楽しそうにグループで歩かれています。

jetpapaさん。
久しぶりに歩き応えのある山行でした。
奥武蔵の山は人が多いというイメージがありましたが、今回はマイナーなルートを取ったせいか、ほとんど人に会わず静かに歩けました。
この辺の山域は随分歩かれていたのですね。
家からも比較的近いので、私も体力と相談しながら色々と歩いてみようと思います。

こんばんは。
本年も宜しくお願いいたします。

早々の山歩き、こちらも楽しく拝見しました。
しかし、7時間半はなかなかハードですね(^^; お疲れ様でした。

この時期って何となく霜がおりて道がグチャグチャという不安があるのですが、いかがでしたでしょうか?

co-dropさん、こんばんは。
今年もよろしくお願いします。

正月休みで重くなった体を引きずっての山行でしたので結構疲れました。
2日間筋肉痛が取れませんでした。(^^;

当日はこの時期としては気温も高めだったと思いますけど、晴天続きだったせいか道は悪くなかったですよ。
日当たりの良い所は乾いてましたし、日陰は下山するまで霜柱が立ったままでした。
もっとも、今回のルートはずっと尾根伝いでしたから、谷筋だとまた違うかも知れません。

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