清掃山行2015
11月7日、毎年恒例の源流部会清掃山行に行って来た。
今回は奥秩父滝川支流の曲沢のゴミ拾い。
豆焼沢の出合いから滝川本流を遡行して曲沢に入り、滝川右岸道で下降するルート。
なんさんが体調不良で参加できなくなったため、安谷さんと私の二人での山行となった。
朝9時半に集合。
安谷さんに聞いたらハイイロシメジだそうで、異臭がしてあまり美味しくないらしい。

トラロープを頼りに怪しい踏み後を降りて

豆焼沢出合いに到着。

左が本流。
この合流点、写真中央の大岩の上手に「滝川起点」と書かれた謎の石碑があるが、滝川の起点はここよりはるか上流の水晶谷と古礼沢出合いのはずである。
隣の入川の赤沢出合いにも「荒川起点」と書かれた同様の石碑があって、こちらはハイキング客が喜んで見に来ているが、こんな所は釣り人と沢屋くらいしか来ないし、しかもまず気がつかない場所にある。
こういう無意味でデタラメな物を税金で設置されるのは実に腹立だしい。
この河原で早速ペットボトルを拾う、今日は大漁の予感。
ここから本流を遡行、最初は平坦な河原を歩く。
気温が高くて虫もちらほら飛んでいるせいか、瀬尻からけっこう魚が走る。
ただ、かなり抜かれているようで小型ばかり。
真っ赤に色づいた三出複葉、ミツデカエデ?と思ったが、帰って調べてみたらメグスリノキだった。
黄色く色づいているのはタカノツメ。
沢小屋沢出合いを過ぎると
ほどなく朽ちた吊り橋がかかる。
以前はここから左右に踏み跡があったのだが、今も辿れるのだろうか。
ここからちょっとしたゴルジュが続く。
シーズン中と同じ感覚で中央突破しようとしたらパンツまで濡れてしまった。
さすがに今の時期は急所が縮み上がる。(笑)
なんとか通過して曲沢出合いに到着。
竿を振りながらだと、ここまであっという間なのだが、今回はやたら長く感じられた。
実際には釣り上がりの時の半分も掛かっていないのだが。。
ここまで拾ったゴミは入渓点のペットボトル1個とカップ麺のフタだけ。
国道から簡単に入渓出来るので、釣り人が途切れない川なのだがどうした訳だろう?
小休止してから遡行開始。
最初は平坦な渓相が続く、奥秩父の支沢にしてはずいぶん開けている。
最初の滝。
右から巻く。
やっぱり沢登りは楽しい。
メグスリノキ。
ここから本流を遡行、最初は平坦な河原を歩く。

気温が高くて虫もちらほら飛んでいるせいか、瀬尻からけっこう魚が走る。
ただ、かなり抜かれているようで小型ばかり。

真っ赤に色づいた三出複葉、ミツデカエデ?と思ったが、帰って調べてみたらメグスリノキだった。

黄色く色づいているのはタカノツメ。

沢小屋沢出合いを過ぎると

ほどなく朽ちた吊り橋がかかる。

以前はここから左右に踏み跡があったのだが、今も辿れるのだろうか。
ここからちょっとしたゴルジュが続く。

シーズン中と同じ感覚で中央突破しようとしたらパンツまで濡れてしまった。
さすがに今の時期は急所が縮み上がる。(笑)
なんとか通過して曲沢出合いに到着。

竿を振りながらだと、ここまであっという間なのだが、今回はやたら長く感じられた。
実際には釣り上がりの時の半分も掛かっていないのだが。。
ここまで拾ったゴミは入渓点のペットボトル1個とカップ麺のフタだけ。
国道から簡単に入渓出来るので、釣り人が途切れない川なのだがどうした訳だろう?
小休止してから遡行開始。
最初は平坦な渓相が続く、奥秩父の支沢にしてはずいぶん開けている。

最初の滝。

右から巻く。

やっぱり沢登りは楽しい。

メグスリノキ。

左手に植林帯が見えてきた。

ここで植林帯から降りてきた踏み跡を右岸道と勘違いしてしまった。
途中で安谷さんが気がついて、スギ林の中を道を探しながら登る。
なんとか道にたどり着き、沢への降り口を確認してから帰路に着いた。

この道沿いも紅葉が見事で、所々で立ち止まって癒されながら歩く。



最後は本流にかかる吊り橋を渡って。

山道を急登して国道へ。
14時過ぎに車に帰り着いた。
今回拾ったゴミは、安谷さんが空き缶1個、私はペットボトル1個と細かいゴミが2つだけ。
ちょっと拍子抜けするくらいゴミが見当たらなかった。
本来の目的とはかけ離れた山行になってしまったが、ゴミの落ちていない沢を気持ちよく遡行し、ちょうど見ごろの紅葉も堪能できて良い一日だった。
安谷さん、どうもありがとうございました。
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*思ったより早く下山できたと思ったら、帰りは大渋滞にハマり4時間以上掛かってしまった。
芝桜と紅葉の時期の秩父路はあなどれない。。
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滝川探検(^^;、お疲れさまでした。
一日違いで天候に恵まれて、ゴミも少なく、気持ちのよいいい渓歩きができました。
私はついていくのが精一杯でしたが、紅葉の奥秩父を堪能させていただきました。
投稿: 吉瀬 総 | 2015年11月 8日 (日) 14時24分
清掃山行お疲れ様でした。
今回ドタキャンして申し訳なかったです。
天気もよくゴミも少なく何よりでした。
投稿: なん | 2015年11月 8日 (日) 16時58分
吉瀬さん
昨日はお疲れ様でした。
天気にも恵まれて良い一日でしたね。
紅葉も堪能できましたし、右岸道も確認できて大満足です。
来年は曲沢を詰めて和名倉山のルートを歩いてみたいです。
どうもありがとうございました。
投稿: JICKY | 2015年11月 8日 (日) 20時49分
なんさん
今回は残念でしたね、体調は回復されましたか?
天気も持ってくれて暖かで、この時期の沢歩きとしては最高のコンディションでした。
忘年会もよろしくお願いします。
投稿: JICKY | 2015年11月 8日 (日) 20時54分
安谷です。
ヒルメシ尾根の実踏ルート図がここ
http://www.yasutani.com/Yamaniki/rootmap/gsimaps.html?lat=35.918271&lon=138.881909&zoom=15&url=http://www.yasutani.com/Yamaniki/okuccbu/jsgi/20120623_root.kml
においてあります。(上記をすべてコピーしてブラウザのアドレスに貼り付けで見れます)
右岸山道が曲沢を渡るのが標高1060地点です。
1275メートルの二俣を右に入り、あとは水流の多い方を詰めれば、上記登山道に出ると思います。
機会があれば、将監峠から行くと一段と気分よいと思います。
投稿: 吉瀬 総 | 2015年11月 8日 (日) 21時00分
安谷さん
ルート図ありがとうございます。
来年はぜひ登ってみようと思います。
将監からのルートも機会があればチャレンジしたいです。
井戸沢を詰めて・・・というのはキツ過ぎますね。。(^^;
投稿: JICKY | 2015年11月 9日 (月) 20時47分
連投失礼します。
曲沢から和名倉山ピストンの自分の遡行記がありました。
http://www.yasutani.com/Yamaniki/okuccbu/19940710.htm
コースタイムもとってあったので、ご参考まで。
投稿: 吉瀬 総 | 2015年11月10日 (火) 20時22分
安谷さん
早速読ませていただきました。
安谷さんと同じコースタイムでは歩けないと思いますが、私でもなんとか日帰りできそうですね。
参考にさせて頂きます、ありがとうございました。
投稿: JICKY | 2015年11月10日 (火) 20時41分