静岡遠征 1
3連休は静岡に行ってきた。
目的の一つはエコパスタジアムでのサッカー観戦。
清水エスパルス対浦和レッズの試合を見に行くのだ。
レッズの試合を見に行くのは今年初めて。
開幕早々に起きた差別的横断幕事件。
史上初の無観客試合の処分を受け、世間をずいぶん騒がせてしまった。
そのせいで観客動員数もずいぶん減ってしまったらしい。
私は事件そのものに嫌気がさして、という訳ではなく、その後のフロントの対応に少々疑問を感じていたので、当分の間ホームゲームには参戦しないと決めていたのである。
東名をひたすら西へ。
出来るだけガソリンを使わないよう、8~90キロくらいでのんびりと走っていると、レッズのステッカーを貼った車が次々と追い越してゆく。
休憩を挿みながらのんびり行ったので、4時間近くかかってようやく掛川に到着。
今日はインター近くのルートインに泊まって、電車でスタジアムへ向かう。
宿から駅までは徒歩で15分ほど、駅に着いたらエコパ行のシャトルバスが出ていたので、それに乗ってスタジアムへ。
初めてのエコパ。
天気が良くて暑い。
今回はビジター側の自由席での観戦。
前日にはチケットが完売していたので、席を確保するために早めにスタンドに入ったが、2層目はガラガラで余裕で席が取れた。なんでこれで完売なのだろう?
試合開始前になってもスタンドは空席だらけ。。
メインスタンドも、
バックスタンドもガラガラ。
今シーズンのエスパルスは成績がパッとしない事も影響しているのだろうが、やはり清水から50キロも離れた掛川での開催ではサポーターの足も遠のいてしまうのだろう。
これではあえて広いエコパを使う意味がなかったのでは?と思ってしまう。
もっとも、日本平でやられると、ビジター席はレッズサポ同士での争奪戦になってしまうので、我々としては少々遠くてもエコパでやってくれた方が助かるのだが。
件の事件以降、浦和フロントは当事者のグループのみならず、クルヴァと呼ばれるゴール裏の中心的なサポートグループを軒並み解散させ、横断幕や大旗、太鼓などの持ち込みも規制してしまった。
さらに、直接事件に関係のなかったコールリーダーまでスタジアムへの出入りを禁止されてしまったと聞く。
応援の中心を失ったゴール裏は、当初コールもチャントもバラバラで、太鼓も無いのでリズムやテンポも揃わずに、テレビで見ている限りでは、かつての迫力ある応援は見る影もなくなってしまっていた。
今回、事件後に初めて見たゴール裏は、新しいコールリーダーを中心に、手拍子でテンポを合わせながら、しっかりと統率の取れた応援をしていた。
でも、やはり太鼓は欲しいなあ。
試合の方は、しっかりとブロックを作って守る清水と、ボールを保持しながら隙をうかがう浦和という展開。
なかなかフィニッシュまで持っていけない時間が続き、逆に速攻から相手に決定機を作られてしまう。
右サイドに開いた高木からのアーリークロスが、ゴール前でフリーになったノヴァコビッチに渡る。
「やられた!」と思った瞬間、鈍い音とともにシュートはクロスバーに弾かれた。
危ない危ない・・・
その数分後、今度は浦和のチャンス。
中央を駆け上がった李からサイドでフリーになった平川へ、さらに最終ラインから上がって来た森脇にパスをつなぎ、ミドルシュート。
当り損ねのボテボテのシュートだったが、何故かDFもキーパーも反応出来ないままゴールに転がっていった。
大歓声がゴール裏に湧き上がる!
この興奮は生観戦ならではのもの、スタジアムで歓喜の瞬間をみんなと共有出来るのは最高である。
幸先よく先制したが、得点直後に失点しない事と、追加点を奪うことが重要である。
今日は選手たちの動きが良く、パスがスムーズに回る。
球際も厳しく行けているので、効率よくボールを奪えている。
失点して清水の守備がまとまりを欠いてきたような感じがした。
ラインを高くしてコンパクトな布陣を敷いているが、前線からのプレスが連動しないので、パスが面白いように回る。
キーパーの西川も加わって、ボールを追う清水の選手を嘲笑うかのようなパス回しに、スタンドからも拍手と感嘆の声が上がる。
そして、森脇からの長いパスに、上手くラインの裏に抜けた李が2点目のゴールを決めた!
そのまま2-0で前半終了。
よし!今日は行けるぞ!
後半もレッズペース、コーナーキックから槙野が豪快にヘディングで3点目。
終盤に清水の猛攻を受けて、やはりコーナーキックから失点してしまうが、最後に相手キーパーのミスから興梠がシュート!キーパーに弾かれたかに見えたが、ボールはコロコロとゴールに転がりこんだ。これでダメ押しの4点目。
そのまま試合が終わって、4-1の快勝で首位を守った。
初めてのエコパ。

天気が良くて暑い。
今回はビジター側の自由席での観戦。
前日にはチケットが完売していたので、席を確保するために早めにスタンドに入ったが、2層目はガラガラで余裕で席が取れた。なんでこれで完売なのだろう?
試合開始前になってもスタンドは空席だらけ。。
メインスタンドも、

バックスタンドもガラガラ。

今シーズンのエスパルスは成績がパッとしない事も影響しているのだろうが、やはり清水から50キロも離れた掛川での開催ではサポーターの足も遠のいてしまうのだろう。
これではあえて広いエコパを使う意味がなかったのでは?と思ってしまう。
もっとも、日本平でやられると、ビジター席はレッズサポ同士での争奪戦になってしまうので、我々としては少々遠くてもエコパでやってくれた方が助かるのだが。
件の事件以降、浦和フロントは当事者のグループのみならず、クルヴァと呼ばれるゴール裏の中心的なサポートグループを軒並み解散させ、横断幕や大旗、太鼓などの持ち込みも規制してしまった。
さらに、直接事件に関係のなかったコールリーダーまでスタジアムへの出入りを禁止されてしまったと聞く。
応援の中心を失ったゴール裏は、当初コールもチャントもバラバラで、太鼓も無いのでリズムやテンポも揃わずに、テレビで見ている限りでは、かつての迫力ある応援は見る影もなくなってしまっていた。
今回、事件後に初めて見たゴール裏は、新しいコールリーダーを中心に、手拍子でテンポを合わせながら、しっかりと統率の取れた応援をしていた。

でも、やはり太鼓は欲しいなあ。
試合の方は、しっかりとブロックを作って守る清水と、ボールを保持しながら隙をうかがう浦和という展開。
なかなかフィニッシュまで持っていけない時間が続き、逆に速攻から相手に決定機を作られてしまう。
右サイドに開いた高木からのアーリークロスが、ゴール前でフリーになったノヴァコビッチに渡る。
「やられた!」と思った瞬間、鈍い音とともにシュートはクロスバーに弾かれた。
危ない危ない・・・
その数分後、今度は浦和のチャンス。
中央を駆け上がった李からサイドでフリーになった平川へ、さらに最終ラインから上がって来た森脇にパスをつなぎ、ミドルシュート。
当り損ねのボテボテのシュートだったが、何故かDFもキーパーも反応出来ないままゴールに転がっていった。
大歓声がゴール裏に湧き上がる!
この興奮は生観戦ならではのもの、スタジアムで歓喜の瞬間をみんなと共有出来るのは最高である。
幸先よく先制したが、得点直後に失点しない事と、追加点を奪うことが重要である。
今日は選手たちの動きが良く、パスがスムーズに回る。
球際も厳しく行けているので、効率よくボールを奪えている。
失点して清水の守備がまとまりを欠いてきたような感じがした。
ラインを高くしてコンパクトな布陣を敷いているが、前線からのプレスが連動しないので、パスが面白いように回る。
キーパーの西川も加わって、ボールを追う清水の選手を嘲笑うかのようなパス回しに、スタンドからも拍手と感嘆の声が上がる。
そして、森脇からの長いパスに、上手くラインの裏に抜けた李が2点目のゴールを決めた!
そのまま2-0で前半終了。
よし!今日は行けるぞ!
後半もレッズペース、コーナーキックから槙野が豪快にヘディングで3点目。
終盤に清水の猛攻を受けて、やはりコーナーキックから失点してしまうが、最後に相手キーパーのミスから興梠がシュート!キーパーに弾かれたかに見えたが、ボールはコロコロとゴールに転がりこんだ。これでダメ押しの4点目。
そのまま試合が終わって、4-1の快勝で首位を守った。
前節の大宮戦に続いての4得点、挨拶に来た選手たちに大歓声で応える。
そして We are diamondsの大合唱がスタジアムに響き渡る。
至福のひと時。
興奮冷めやらぬスタジアムを後に、最寄りの愛野駅まで歩く。
清水サポはほとんど車で来ているようで、駅への道はレッズサポの方が多いくらい。

そして We are diamondsの大合唱がスタジアムに響き渡る。

至福のひと時。
興奮冷めやらぬスタジアムを後に、最寄りの愛野駅まで歩く。
清水サポはほとんど車で来ているようで、駅への道はレッズサポの方が多いくらい。
まったくアウェイという感じがしない。
あまりに不甲斐ない敗戦に足取りも重そうな清水サポが、歩きながら愚痴をこぼしているのが聞こえてきた。
「エコパって全然ホームじゃないよな」
「本当だよ、アイスタ(IAIスタジアム日本平)でやれば、もっとマトモな試合になったかも知れないのに・・・」
昔、オシムがジェフ市原の監督をしていた時、国立競技場でのホームゲーム開催に「うちのホームなのに浦和のホームで試合をする事になっている」と怒っていたが、観客動員数だけを考えて大きなスタジアムを使うというのは、地元サポーターを軽視していると言われても仕方ないと思う。
電車で掛川に戻り、駅前の居酒屋でささやかな祝勝会。
店に入ると、我々の他にもレッズサポが数組。
みんな快勝に気分を良くして、楽しげに杯を傾けていた。
この店は地方からの客が多いのか、浜松餃子とか静岡おでんなどのメニューがあったので家内も満足したようだ。
浜松餃子と黒はんぺん、ビールが美味い!
勝利の余韻に浸りながら、美味しい料理とビールで最高の夜になった。
あまりに不甲斐ない敗戦に足取りも重そうな清水サポが、歩きながら愚痴をこぼしているのが聞こえてきた。
「エコパって全然ホームじゃないよな」
「本当だよ、アイスタ(IAIスタジアム日本平)でやれば、もっとマトモな試合になったかも知れないのに・・・」
昔、オシムがジェフ市原の監督をしていた時、国立競技場でのホームゲーム開催に「うちのホームなのに浦和のホームで試合をする事になっている」と怒っていたが、観客動員数だけを考えて大きなスタジアムを使うというのは、地元サポーターを軽視していると言われても仕方ないと思う。
電車で掛川に戻り、駅前の居酒屋でささやかな祝勝会。
店に入ると、我々の他にもレッズサポが数組。
みんな快勝に気分を良くして、楽しげに杯を傾けていた。
この店は地方からの客が多いのか、浜松餃子とか静岡おでんなどのメニューがあったので家内も満足したようだ。

浜松餃子と黒はんぺん、ビールが美味い!
勝利の余韻に浸りながら、美味しい料理とビールで最高の夜になった。
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