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2014年5月21日 (水)

花満開の源流

 週末、荒川水系渓流保存会の調査山行に同行させていただいた。
 
今回のメンバーは川獺庵さん、Aさん、Sさん、Kさんと同僚のNさんに私の6人。
仕事の都合で現地集合のSさんをのぞいた5人で朝五時に車止めを出発。
今の時期、この時間には空はすっかり明るくなっている。

 
登山道から見える川は所々雪渓に埋まっている。
こんな下流から雪が残っているようでは源流部はとても釣りにならないのでは?と不安がよぎる。
 
久しぶりに1泊の荷物を背負っての山歩きは少々こたえる。
 
人数が多いのでゆっくりと休憩をはさみながら目的地を目指す。
 
途中の山道ではミツバツツジが満開。
Res06957
新緑に薄紫の花がきれいに映えてとても美しい。
 Res06970
 
花に癒されながら4時間近くかかって泊まり場に到着。
 
ここで荷物を降ろし、身軽になって釣り場へ。
KさんとNさんは本流へ、私は川獺庵さんとAさんと3人で上流へ向かう。
  
普通に考えれば、4時間も歩いて入渓したら、そこはイワナのパラダイスのはずだが、秩父の渓はそんなに甘くない。
こんな奥地でも、シーズン中は毎週釣り人が入るのでイワナは決して多くないし、かなりすれている。
 
苦労に見合った釣果に恵まれないので、私はここに入るのは数年ぶり。
 
今回は釣りよりも宴会・・もとい調査が目的なので釣れないのは覚悟の上である。
  
予想通り、渓は所々雪に埋まっていた。
Res06983
これだけ雪が残っていれば当然だが、水は恐ろしく冷たい。
速乾靴下を履いてきてしまった私は、冷たいというより痛いと感じるくらいの水温に、ネオプレンソックスを履いてこなかったことを激しく後悔しながら遡行する。
 
お二人は最初から餌釣り、私はいつものテンカラで釣りあがる。
Res06995
 
完全に埋まった渓
Res06997
当然、こんな状況では毛ばりにイワナが出るはずもなく、雪渓と倒木に難儀しながらの修行的な沢歩き。

全く魚の反応が無いままに最初の滝に到着。
Res07001
久しぶりに見たらずいぶん滝壺が埋まってしまった感じ。
以前来た時はもっと迫力のある滝だったのに。。
 
もうここで納竿して道に上がってしまおうかとも思ったが、折角なので上流の大滝まで行く事にする。
 
右から高巻いて
Res07002
滝上に降りて落ち口を渡渉。
Res07003
  
だいぶ日が高くなって気温も上がり、水面を小型の虫たちが飛び始めた。
水温も多少は上がったのか、単に慣れたのかわからないが足の冷たさも気にならなくなってきた。
 
ミヤマカタバミ
Res06998

遡行していてもイワナはまったく走らないので、瀬を流しても無駄だと思い、小さな落ち込みの巻き返しや岩陰の緩い流れに沈め気味で毛ばりを流していると、ようやく1匹釣れた。
Res07007
7寸クラス、ボウズ覚悟だったの一安心。

同じポイントでさらに同クラスを1匹追加。
Res07012

ようやく活性が上がってきたか?
と、思ったがその後は沈黙。。
 
渓相も毛鉤向きで、水温以外の条件は申し分ないのだが。
Res07013
 
反応が無いまま、今日の終了点の大滝。
Res07016
この滝も川床が上がって、低くなってしまったような気がする。
気のせいだろうか?
 
ここから登山道に上がって帰路に着く。
 
道沿いはシャクナゲが満開。
Res07027
まさに花のトンネルのようだ。
厄介な藪を形成するシャクナゲだけど、これだけ一斉に花をつけていると見事の一言。
Res07028
何年も秩父の渓を歩いているけど、ここまで花をつけているのを見るのは初めてだ。
今年はシャクナゲの当たり年なのかもしれない。運が良かった。
 
 
夜は例によって宴会。
みんな美味しい酒を大量に担いで来ていて、ついつい飲みすぎてしまう。(笑)

宴会の最中、Nさんが面白いものを持ち出してきた。
Res07052  
コウモリの出す超音波を捕らえる機械だそう。
種類によって周波数が微妙に異なるそうで、受信帯を変えながら待つのだそうである。
 
こんな山奥にコウモリなんて生息しているのか?と思ったが、「来ました!」という声に夜空を見上げてみたら、本当に黒い影が飛び去ってゆくのが見えた。
みなさん博学で、一緒にいるだけで色々と勉強させられる。 ありがたい事である。
 
  
翌日、抜けるような青空が広がる良い天気だが、私は例によって二日酔い。。
重たい頭を引きずりながら寝袋から這い出る。


むりやり朝食を胃に流し込んで、どうにか復活した。 
しかし、野外で酒を飲むと、身に覚えの無い擦り傷が必ず数箇所出来ている。困ったものだ。
 
今日はあまり本格的に釣りをする気になれなかったので、近場でちょっとだけ竿を振り、チビイワナに遊んでもらった。
みんなが帰ってくるまで河原でまったりと過ごす。
 
イタヤカエデの花。
Res06982
 
チドリノキの芽吹き。
Res07066
 
この時期の山は命の息吹に溢れていて、いるだけで幸せな気持ちになれる。
 
気持ちよく木陰に横になっていたらいつの間にか眠ってしまった。
 
話し声に目を覚ますと、釣りに行ったみんなが戻ってきていた。
今日はそこそこ反応が良かったらしい。
一緒に行けば良かった。
 
昼食を取って、下山。
帰り道でハルゼミの鳴き声が聞こえた。
 
魚は釣れなかったけど、補って余りあるほど楽しい山行だった。
 
保存会の皆さん、ありがとうございました。
 
 
 


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釣り」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。

すごいところですねー。
さすがにこの雪渓では毛ばりへの反応は厳しいようですね。
こんな山奥での大宴会、めちゃくちゃ楽しそうです。
次回の源流釣行レポートをまた期待してます。

おはようございます。
長かった冬も終わり、ようやく本格的な解禁ですね!
4時間歩いても…という言葉に、関東地方の渓流の置かれた姿が見えるように思いました。
今年も、JICKYさんの爆釣行記を楽しみにしています^^

windknotさん、こんばんは。
この沢は奥秩父の源流にしては開けていて、遡行も比較的楽な所です。
そのため釣り人が多くて魚はもともとあまり釣れないのです。
条件とか腕とかに関係なく釣れないのです。(笑)
それでもまあ、今回は花見と宴会で十分楽しめました。
次回は雪が消えていそうな来月になりそうです。

しげさん、こんばんは。
今年初めての源流行でしたけど、見事に玉砕してきました。(笑)
4時間と言っても長めの休憩時間も入ってますので、歩いたのは正味3時間少々ですね。
単純に歩けば釣れると行かない所が秩父の渓流です。
今年は豪雪地並みに雪が残っているので、一番いい時期が釣りにならないと思います。
爆釣は難しそうですね。

JICKYさん こんばんは

写真を見ているととても険しい場所に思ったのですが、
まだ楽な方なのですか・・・
興味本位で踏み込むべき所じゃないですね。
それでも、お花見&宴会は楽しそうです。

ナシオさん、こんばんは。
今回の渓は高巻きもヘツリもありますが、秩父にしてはまだ楽な方ですね。
険しい区間の写真を貼っているので厳しそうに見えるのかも知れません。
魚は釣れませんでしたが、シャクナゲを見れただけでも行って良かったと思えました。

おはようございます。

ご同行の皆さん、強者ですねー!
山中での一泊し、釣りに浸る・・・憧れます。今回はテン泊でしょうか?

こんなに歩くのにスレているとは、凄い場所ですね(^-^;

JICKYさん、こんばんは。
釣果は去ることながら・・・足を踏み入れた人しか見ることができないような素敵な場所だったようですね。木陰でいつのまにか眠ってしまった・・・なんて、これほど贅沢な時間の過ごし方はないのでは、と思います!!
それにしても、山や自然が大好きな素晴らしきツワモノのお仲間をお持ちですね。羨ましいです!!

JICKYさん
こんばんは。
山深いところには行ってみたいあこがれがあります。
ただやはりもう若くないし、体力も。。。
お話や写真をみてそうなんだーと想像を巡らせていただきました。
雪渓。。。自然の力を感じます。

co-dropさん、こんばんは。
今回はテントではなく、避難小屋に泊まりました。
ここはシーズン中はほとんど釣り小屋となっているので、周辺のイワナはあらかた釣り切られています。
釣りだけを目的に来るとかなり失望すると思いますが、沢歩きは楽しいです。


Green Cherokeeさん、こんばんは。
沢に入らなければ、一応登山道があるので来れない事もないんですけどね。
結構な年配の方も見かけますよ。
川辺での昼寝、最高に気持ちよかったです。
贅沢な時間をすごさせていただきました。

ジョニーさん、こんばんは。
私も来年50になりますので若くは無いんですけどね。(^^;
それでも今回のメンバーでは私がほぼ最年少でしたので、年齢はあまり関係ないかと。(笑)
ただ、行動中は気にならないんですけど、下山してから、特に翌日に疲れが残りますね。
いつまで行けるかわかりませんが、歩けるうちは通いたいと思います。

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