信州旅行2
2日目。
昨夜の雨も上がって、抜けるような青空が広がっている。
今日はゴンドラリフトに乗って標高1800mの御泉水自然園に行く。
リフト終点からの展望。
天気が良ければ穂高から白馬まで北アルプスの山々が一望に出来るのだが、今日は雲がかかっていて残念。
いつもはリフトの駅からすぐの平坦な散策路を歩いて終わりなのだが、今日は家内がもっと奥の方まで歩いてみたいと言う。
往復1時間半のルート。
腰の具合が悪い義母を休憩所に残して出発。
歩き始めてすぐに急坂の下り。標高差150mを一気に下る。
丸太の階段が切ってあるが、昨夜の雨で滑りやすくて気を使う。
私は膝が不安だったので、意識してゆっくりと下っていたらふくらはぎが攣ってしまった。
小さな滝だが、光線の加減でなかなかいい雰囲気。
沢筋ではコマドリが澄んだ声を響かせていた。
テングタケの幼菌。
雨で燐片が流れてしまっていてちょっとしまらない感じ。
サルオガセという樹上性の苔。霧の多い森にしか出ない。
ここまで立派なのは初めて見た。
歩いてみるとなかなか良い森で、ツガの林を抜けるとカラマツの林が広がっている。
さほど大きな木はないが、これでほぼ極相に達しているのだろう。
老木が倒れて出来た空間にハリギリの若木が育っていた。
タラと同じウコギ科の木で、若芽は同じように食用になるが、私はこちらの方が美味しいと思う。
やはり同じように樹皮にトゲが生えてよく似た木だが、大きなカエデのような葉をつけ、環境が合えば一抱え以上もあるような巨木に育つ。
家内と義父に合わせてゆっくりと歩いたが、ほぼコースタイムで1周して戻れた。
予想外にいい散策が出来て満足。
もう昼時。いい加減待ちくたびれていた義母と合流して麓に下りて昼食。
その後、子供を観光牧場で遊ばせる。
家内と義母は土産物屋へ、私と義父で子供のお守り。
と、言っても私は涼しい高原の風が心地よくて、ついベンチでウトウトしていたのだが。。
お義父さんゴメンナサイ。 (笑)
子供が飽きたところで宿に戻る。
ここでようやく自分の時間。
短時間だが、釣りに行くのだ。(笑)
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