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2012年5月22日 (火)

家族旅行その2

 旅行2日目。

前夜は海の幸をこれでもか、というくらい食べて、部屋に戻って横になった途端に記憶がなくなり、気がついたら朝になっていた。(笑)

早く目が覚めたので朝から温泉に入ってまったり。
ゆっくりと朝食を戴いてから宿を出る。


今日は近くの堤防で子供に釣りをさせようと思い、情報収集をかねて途中の釣具屋へ。

「アジやイワシはまだ回ってないねえ~、小メジナやウミタナゴなら釣れるよ」
というので、アミコマセを1つ購入して、教えてもらった港へ向かう。

小さな漁港は他に釣り人の姿無し。
海は青く澄んでかなり深いところまで見通せる。
が、魚の姿はなし。。

試しにコマセを撒いてみるが、メジナやタナゴどころか、餌取りも湧いて来ない。

港の外に続く磯の、潮通しの良さそうな場所に移動してみるがやはり生命反応なし。。

これではサビキとかウキ釣りじゃ期待できそうもないので、昨日と同様ソフトルアーでの根魚狙いに変更。

家内は堤防に腰掛けて本を読んでいると言うので、子供と2人で磯場に向かう。
うっかりライフジャケットを忘れてしまったのだが、低い磯だしベタ凪で波もほとんど無いので、十分に注意しながら連れて行くことにした。


昨日の事があるので期待しながら竿を出すが、しばらくは反応なし。

やはりそうそういい思いは出来ないか。。
昨日が良すぎたしなあ。

時折、思い出したようにベラやアナハゼが掛かる。

1時間ほど探って、ようやく本命のムラソイがヒット。

Res02301

ちょっと小さいので海に返す。

続けてカサゴがヒット。

Res02303

これも昨日に比べれば小さいが、食べられるサイズなのでとりあえずキープ。

少し調子が出てきたか?
と思ったが後が続かない。

子供は潮溜まりでハゼなんか掬って遊んでいる、たまにベラが掛かった時に竿を持たせてやると、それなりに喜んでいるので、まあ目的は果たせたかな。

ただ、親の方はもう飽きて帰りたいのに「もっと遠くまで行こう!」と言って帰りたがらない。

仕方なくさらに先へ。
崖が大きくせり出した場所で、ここで行き止まりかと思ったら、磯仕事用だろうか、岩壁にヘツリ道が作られていてさらに先まで行けるようになっていた。

先に行くにつれて道はだんだん頼りなくなり、以前は橋が架かっていたと思われる、洞窟のような岩穴がある場所で進めなくなった。

崩れた橋の残骸を見ながら下に下りて、深くえぐられた岩穴を覗き込んでみると、奥の方に光が見える。
「もしかして向こうに抜けられるのでは?」と思って怖がる子供を引っ張って奥に進んでみると、案の定岩尾根の反対側に抜けることが出来るようになっていた。

「探検みたいだね!」と子供は大興奮。
私もちょっと興奮気味。
ただ、潮が満ちたら、おそらくあの洞窟の入り口は水没してしまうので、あまりゆっくりは出来ない。

少し波が出て釣りにくくなってきた。
海草の密度も高くて、やたら引っかかる。

魚の反応も無いので、かなり適当に釣っていたら 「ガンッ!」と強烈なアタリで竿先が海中に引き込まれた。
ちょっと緩めにセットしたドラグが鳴り続けてラインが出てゆく!
慌ててスプールを押さえて魚の突進を止める、根に潜られたら一巻の終わりだ。

どうにか根から引き剥がしたと思ったら、今度は海草の林に潜り込まれた。
ラインが海草に絡まってしまったらアウトなので、波の動きと魚の動きを見ながら慎重にやり取りする。

2~3分我慢しながらラインを張っていたら、根負けしたように黒い魚体が水面に浮かび上がってきた。

デカイ!

尺近くありそうなムラソイ。
これはさすがに抜き上げられそうにない。

子供を呼んで網を持って来させる。
自分で掬うつもりだったが、良い機会なのでタモ取りさせてみた。

興奮してるのでなかなか網に入らないが、根魚は一度引き上げるとほとんど暴れないのであまり不安は無い。
網を動かさないよう指示して魚を誘導し、ようやくランディング成功!

Res02307

尺には届かないが27~8センチの大物。

メバルはこのサイズを上げたことがあるが、カサゴやムラソイとしては自己新記録。

いや~、粘って良かった!


なんだか緊張の糸が切れてしまったようで、これ以上釣りをする気が無くなってしまった。

もう十分満足したし、これを上げた後では少々の型では物足りなく感じてしまう。

時間も昼近いのでここで納竿して港に戻る事にした。


予想通り、洞窟の入り口は波をかぶり始めていた。
結構ギリギリのタイミングだったかもしれない。


港に戻ると、ちょうど今着いたばかりの2人組が釣り支度を始めていた。
「釣れましたか?」と聞かれたので「よくぞ聞いてくれました」とばかりに魚を見せると、「おおっ、デカイ!」と、驚きを隠せないようだった。
この瞬間は釣り師としては至福の時である。(笑)

「エギ投げるつもりでしたけど、ワームも持って行きます」
と言って磯に向かったが、どうたったろうか?


帰りは渋滞もあって、たっぷり6時間の運転となってしまったが、あの1匹のおかげであまり苦痛を感じないで済んだ。
釣り人はいたって単純である。(笑)

夕食の時間までに帰宅できたので、釣果は刺身とアラ汁で美味しくいただく事ができた。


と、言うことで、なかなか充実した家族旅行だった。

しばらくご無沙汰だった海の釣りだが、たまには良いものだなあ。

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コメント

ムラソイはどうやって食べたの、それかリリース?
あとfacebookにもリンクしてー。

あは、「刺身とアラ汁で」って書いてあったね・・・。海の魚は美味しいからいいな。

鵜住居さん、こんばんは。

facebookのリンクってどうやるんですか?
あれって使い方今ひとつよく分かってないもんで。(^^;

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