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2019年5月15日 (水)

新緑のイワナ釣り

 5月11日、今年初のイワナ釣りに行ってきた。
 
連休中に、大持山からの下りで無理をしたせいか、左ひざに違和感があった。
痛みは無いので山に行けないことも無さそうだったが、今週は大事を取って山歩きはお休みするつもりだった。
 
とはいえ、天気の良い週末に出かけないのも勿体ない。
どこか安楽な里川にヤマメでも釣りに行くかな、と漠然と考えていた。
 
ところが、前日の金曜日は好天で真夏日、汗をかきながら仕事をしていたら、無性に源流域に行きたくなってしまった。
帰宅後、すぐに準備を整えて早めに就寝。
翌朝は2時に家を出て、車止めに4時過ぎに到着した。そろそろこういう強行軍が辛くなってきた。

連休後の週末とあってか、先行者の車は無い。安堵しながら準備を済ませて歩き出す。
歩き始めてから膝の不安を思い出した。今日の行程は普通の山登りなみに歩くのだが、大丈夫だろうか。
 
この時期になると夜明けが早い、10分も歩くとヘッデンが必要なくなった。
明るくなった林道沿いはミツバツツジが終わってヤマツツジが満開。
この花を見るようになると、奥秩父のイワナ釣りも本格的にシーズン入りする。
 
2時間半の歩きで入渓点へ。
朝食代わりの行動食をとって、ゆっくりと釣り支度。
膝の具合は問題ないようで一安心。
この時期にしては気温も高く、これならウエーディングもさほど苦にならないだろう。
 
最初は腕慣らしで、感覚を確かめるように目の前のポイントに毛鉤を流す。
Dscf3977
と、白泡の脇で魚体が反転するのが見えた。
出ると思っていなかったのでアワセが遅れたけど、しっかり掛かった。 
 
いきなり1匹目。
Dscf3975
7寸のチビだが、この辺から反応があると今日は期待できそう。
 
その後もすぐに同サイズを追加。
こうも順調に釣れると、悪い癖で釣り方が雑になる。
 
不用意に近づいたり、ラインで水面を叩いて走られたりと、ミスが続いた。
 
Dscf3982
ちょっと水量が多い。まだ雪シロが残っているのだろうか。
 
最初の高巻きを越えるとこの川の核心部。
Dscf3984
 
綺麗なイワナが次々と顔を出してくれた。
Dscf3987
 
岩陰の暗い巻き返しで出た、今日最大の9寸。
Dscf3994
丸々と太って、竿を絞り込んでくれた。
 
またどこかで崩落があったのだろうか、河原が埋まって渓相が変わっていた。
Dscf4001
そういえば、去年はこの川で釣ってないかも?
 
イワナの反応はまずまず。
Dscf4004
 
これも良い型、顔つきが精悍でカッコいい。
Dscf3999
 
天気も良くて、遡行も気持ちいい。
Dscf4007
 
反応が良いので、一か所で粘らずポンポンと釣りあがっていたら、2時間で予定していた脱渓点に着いてしまった。
ここまでで十分釣ったので竿を納めても良かったけど、まだ10時半。
この時間で帰るのも勿体ないので、さらに先へ。

相変わらず反応は良いが、型が落ちて7寸が平均になる。
Dscf4012
そろそろ飽きてきて、さらに雑な釣りになってくる。

自分の好きなポイントだけ拾って釣って行くので遡行ペースが上がる。
もともと私は釣り上がりが早い方だが、今回はさらに早かった。
帰ってからトラックログを確認したら、2kmちょっとの区間を4時間で遡行していた。
竿を出さない沢登りでも大体時速1キロくらいなので、その半分くらいのペースである。
いかに適当に釣り上がっていたのかよく分かる。

やっぱり斜面が崩落していた。
Dscf4009
この感じでは、大雨が降ったらまた崩れそう。

瀬続きの区間に入ると終了点が近い。
Dscf4013
もう釣りもお腹いっぱいで、気が緩んでいた。
何でも無い浅瀬の渡渉でつまづいて転倒。
 
幸い怪我は無く、右ひじをちょっと擦りむいたくらいで済んだが、起き上がって竿を持つと、嫌な音とともにグニャリと垂れ下がった。
手元の部分、グリップの上が裂けるように折れていた。。
やってしまった・・バランスを崩した瞬間に竿を放していれば良かったのに、持ちこたえようとして握ったまま手をついてしまった。

これではもう釣りにはならないので、今日はここまで。 
一応予備の竿も持ってきてはいるが、実はこちらも手元にヒビが入っていて使えないのだ。
同じ個所を折らなければブランクを差し替えて使えば良い、と思っていたら見事に同じ所を折ってしまった。。
手元は部品代高いんだよなあ・・・
 
かなり精神的ダメージを負って(正確には金銭的ダメージだが・・)とぼとぼと帰路に着いた。
 
帰りの山道では新緑の洪水。
Dscf4018_1  
体中が薄緑に染まってしまいそう。
 
途中の小尾根でシャクナゲが綺麗に咲いていた。
今年は当たり年かも知れない。
Dscf4016_1
 
フデリンドウ。
Dscf4021_1
この道沿いで初めて見たかも。
毎年、この辺に来る頃には林床の花は大方終っていた。
 

新緑と花に癒されて、竿を折ったダメージがだいぶ回復した。
山歩きはセラピー効果がすごい。

 
 
 

 

2019年5月 7日 (火)

連休あれこれ

 10連休となった今年のGW、先に記事にした毘沙門山の他に出かけた事をまとめてみた。
 
 
まず、初日に家内と「翔んで埼玉」を観に行った。

映画なんて、子供がまだ小さい頃にゴーカイジャーを観に行って以来、調べたら7年ぶりだった。

今、映画料金は大人一人1800円もするのだが、「夫婦50割引」というのを使うと2人で2200円で観ることが出来るのだ。
これは夫婦のどちらかが50歳以上であれば良くて、2人で見に行く分にはかなりお得になる。
現地で身分証明書の提示が必要になるとの事だったが、今回行った時は窓口でも入り口でも提示は求められなかった。

肝心の作品だけど、これはもう素直に面白かった。
予告編では激しく埼玉をディスっていたので、こんな映画作って大丈夫なのだろうか?と心配していたのだが、実際には埼玉を貶めるどころか、むしろ称賛するような話だった。
所々にちりばめられた小ネタが全て「狭い」ネタで、実にローカルなコメディに仕上げられていた。
私は、最近目にしなくなった山田うどんの回転看板が何故かハマって、笑いが止まらなかった。

そんな訳で、この映画は、関東に住んでいる人以外は全然面白くないと思う。 

 

1日は恒例のアジ釣りへ。
いつもの蒲谷丸さんの恒例の親子割引を利用させていただいた。(なんか割引きばかり使ってるな。。)
さすが連休とあって、船は2艘出しでほぼ満席。しかも我々以外全員貸し竿の初心者という恐ろしい状況だった。
 
出船前に桟橋で釣り方教室。
Dscf3955
船宿もこういう集客努力しないとやっていけないのだろうなあ。
 
釣りの方は今一つ。
子供が調子良く釣り上げていくの横目にポツリポツリの釣り。
Dscf3965
 
開始2時間の子供の釣果、私はこの時点でまだ2匹。。
Dscf3963
食い込みが悪くて、アタっても乗らなかったり、乗ってもバレたりで数が伸びなかった。
 
11時の沖上がりまで調子が上がらず、子供が22匹、私は17匹だった。
Dscf3968
ついに子供に負けてしまった。。
 
でも、この日はなんと、ウチの子が竿頭だったのでちょっと嬉しかった。
釣果が載ってる翌日のスポーツ新聞買っちゃうという親バカぶり。(笑)
 


5月3日は久しぶりに埼玉スタジアムへ。
Img_1160
今年は良い補強が出来て期待していたのだけど、成績はともかく内容がボロボロでなかなか見に行く気になれなかった。
この日も正直勝てる気がしなかったけど、今年はアウェイにもなかなか参戦できそうもないので行って見た。
 
連休恐るべしで、チームの状態が良くないのにほぼ満員。
当日券を買ったらバックスタンドの一番上の方の席になってしまった。
Img_1168
やはり満員の埼スタはすごい迫力だな。
 
で、試合は0-1の負け。
終了間際のミスでの失点が悔やまれるが、それ以外にも危ない場面が一杯あったので妥当な結果だろう。
 
5万人入った試合で負けると、混雑が酷くて帰路の辛さが倍増する。。
 
 

4日は山歩き。秩父の小持山に登ってきた。
巣山ノ頭北尾根から登り、ウノタワから名郷に下った。
 
ルート図

連休中はどこも混むのであまり出かけたくないのだけど、「天気の良い休日は山!」という気持ちが勝って、つい出かけてしまった。
最近気が付いたのだが、山への欲求と言うのは強迫観念に近くて、「行きたい」と言うより「行かなければ」という感じなのだ。
つくづく大変な趣味に手を染めてしまったと思う。

この時期の秩父は人出が尋常じゃないので、当初はひさしぶりに奥多摩に行こうかと思っていたのだけど、ヤマレコで奥多摩駅のバス乗り場の大行列を見たらめまいがして行く気が失せた。
これではさすがの西東京バスの神対応も追いつかないだろう。
 
近場でどこか奥武蔵の低山歩きでお茶を濁そうと、行き先も決めずに早朝の電車に乗ると、西武線は中高年のハイカー中心で結構な賑わい。
飯能で半分くらいに減ったが、その先の各駅でもゾロゾロと降りてゆくので、なんとなく降りる機会を逃して秩父まで行ってしまった。
朝8時過ぎの時点で西武秩父駅はすごい人出!間違って池袋に来てしまったかと思った。
 
雑踏から逃げるように御花畑から秩父鉄道へ。せっかく秩父まで来たので、小持山にアカヤシオを見に行くことにする。 
武甲山に登るハイカーに混じって浦山口で下車。
この日は地形図を用意していないので一般道で歩くつもりだったが、人の多さに気が変わった。
奥武蔵登山詳細図を眺めて、巣山ノ頭北尾根というのを登ってみることにした。
(※真似しない事!行き当たりばったりで山に登ってはいけません。)

橋立川沿いに歩いて、廃道となった登山道を分けた所から広がった河原に降りる。
下調べもしていないので尾根の取りつきが今一つ自信が無かったけど、胡散臭いマーキングを信じて急斜面に取りついた。
Img_1169
踏み跡は鹿道程度、ホントにここで良かったのか?と不安を感じながら登る。
 
岩場を右から巻くと、作業道のような踏み跡が現れ、これを使う。
Img_1171
ひたすら急登で汗びっしょり。

850m圏で傾斜が緩み、少しばかりの展望が得られた。
Img_1173  

植林と雑木林の境界の尾根を延々と登り、高ワラビ尾根に乗った所が巣山ノ頭。
このルート、登山詳細図には自粛要請アリと書かれていたが、その手の看板は見当たらなかった。
 
東に向きを変えて進むとすぐにタワ尾根分岐、ここからは一般道で小持山へ。
 
山頂は予想通り人が大勢いた。(4~5人だけど)
期待していたアカヤシオは今一つ、時期もちょっと遅かったが、今年は花つきが良くないみたい。
軽く落胆しつつ大持山へ。
 
と、こちらの稜線では見事にアカヤシオが咲いていた。
Img_1184
 
Img_1186
 
雨乞岩から高ワラビ尾根を望む。
Img_1194
 
妻坂峠方面。
Img_1198  
 
大持山までの区間では100mおきに人とすれ違ってウンザリしたが、十分に目の保養をさせてもらった。
 
この後、大持山の肩で昼飯を食っていたら、雷鳴とともに熊倉山の方からまっ黒な雲が迫ってきた。
これはいかん、と最短ルートの妻坂峠に下ろうと思ったら、丁度同じタイミングでハイカーが多数(2~3人)下って行ったので、気が変わって鳥首峠方面に下ってしまった。
ウノタワまで駆け足で下った所で、さらに空が暗くなり雷鳴も近くなってきた。
雨はともかく、雷は怖い。鳥首峠まで行くのはあきらめてそのまま名郷に下る。
途中でパラパラと雨が降り出したが、本降りにはならず、なんとかバス停まで持ってくれた。

名郷のバス停は思ったより人が少なくて、飯能行きのバスはガラガラだったが、さわらびの湯で一気に満員になり、その先のバス停では乗り切れずに取り残される人が多数出た。
連休で混むの分かってるのに、何で増便しないのだろう?国際興業は西東京バスを見習った方が良い。
(後で知ったが、ムーミンパーク行きのバスが大混雑でそれどころじゃなかったのかも知れない。)


 
最終日はなんさんと山菜採りに行く予定だったが、前日に行った人から時期尚早との情報が入って延期になった。
残念だったけど、少々疲れ気味だったのでいい休養日になった。
 
終わってみればあっという間の連休だった。
天気が今ひとつ安定してなかったのが残念だけど、近場で遊ぶ分には十分楽しめた。
 
 



2019年4月30日 (火)

毘沙門山から茅ノ坂峠

 4月28日、安谷さんと再び毘沙門山に登ってきた。
 
1月に登った時に「アカヤシオの時期に茅ノ坂峠までの稜線を歩いてみましょう」と話していて、少し遅いかも知れないが行って見ることにしたのだ。
 
ルート図
 
朝7時に待ち合わせ。
安谷さんの車を茅ノ坂峠にデポしてから一度戻って、かなめトンネルからスタート。
Img_1069
前回は池原から歩き出したが、今回は行程が長いので巡視路でショートカットする。

林道を終点まで歩いて、鉄パイプの橋で長合沢を渡り、鉄塔巡視路に取りつく。
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最初は植林帯の急登。
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尾根に乗り、前回歩いた道に合流する。
植林帯の切れ目で新緑がまぶしい。
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木々の合間に二子山、この角度から見ると三子山に見える。
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さらに進むと、帰路に歩く稜線が見えてきた。
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なんか岩稜が見えるような・・・気のせいかな?(笑) ←笑い事じゃなかった。 

長合沢ノ頭へは壁のような急登。
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長合沢ノ頭からそのまま西へ行っても良かったのだが、天気も良いので毘沙門山に寄って行くことにした。
前日に雨が降ったせいか空気も澄んで、相変わらずの大展望。
 
両神山
Img_1086
 
二子山
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甲武信岳方面、沢筋に雪が残っている。
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和名倉山、こちらも雪が見える。
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雲取山方面
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前回は寒くて長く居られなかったが、今日は暖かくてゆっくりと展望を満喫できた。
 
再び長合沢ノ頭に戻って、稜線を西へ進む。
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ミツバツツジが見ごろ。
Img_1093

すぐに巨岩が現れた。 
Img_1095
どう見ても登れそうにないので、右から巻こうとしたら崖になって行き詰った。
強引に登れば稜線に乗れそうだったが、無理はしたくないので一度戻って左から巻く。
 
こちらもすぐに崖になった。
Img_1097
この辺はヤブレガサが一杯出ていたけど、摘んでる余裕は無い。
 
なんとか行けそうなルートを見つけて岩壁を登る。
Img_1099
取りつきは楽そうだったが、上は立っていて結構難しい。
最後は3点確保できなくて、2.5点確保でギリギリ登った。
これをやってしまうと、もうクライムダウンは出来ないので、引き返すにしても懸垂で降りるしかない。
30m持って来ればよかった・・と激しく後悔。
 
どうにか稜線へ。
Img_1100
ナイフリッジというほどでもないが、両側とも切れ落ちていて、マジで怖い。
 
下を見ると本当に足が震えて動けなくなってしまうので、足元だけを見ながら慎重に進む。
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安谷さんが先行してくれたのでなんとか越えたが、一人だったら怖くて行けなかったと思う。 

核心部は写真撮ってる余裕なし。
立って歩けないので、這いつくばるようにして進んだ。

振り返って、歩いてきた岩稜。
Img_1103
写真だと大した事ないように見えるが、この通過で寿命が3年ほど縮んだ。
ここはもう2度と歩きたくない。
 
北アルプスの岩場とかはもっと高度感があって恐ろしいのだろうけど、私にはこれでも十分怖かった。
アルプスのルートと違ってクサリもハシゴも無いし、岩も所々動いたり剥がれたりするので、生きた心地がしなかった。
頭のネジが2,3本外れているような、壊れた人以外は行かない方が良い。 


ようやく尾根が広がって一安心。ウノタワのような広い窪地になっていた。
ここで大休止。
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ヒトリシズカが群生していた。
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その先も痩せて岩場もあったが、一応踏み跡があり、ロープなども残されていた。
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境界の杭も点々と打ってあったので、ここからはそれなりに歩かれている様子。
 
アカヤシオも咲いていたが、もう終盤。
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名残の花。
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アカヤシオは落ちた花も美しい。
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ヒカゲツツジも咲いていた、初めて見た。
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847からの下りがまた岩場。
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序盤の岩場で感覚がマヒしてしまったのか、この辺は結構余裕。 

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二子山が目の前、ここからだと単独峰に見える。
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この辺まで来ると踏み跡がはっきりしてきて、マーキングも散見されるようになった。
こちら側から歩き出して、途中で断念する人も多いのではないだろうか。
毘沙門山まで行こうとすると、岩場の下降にロープが必要になるはずだ。
 
右側に伐採地が見えてくるともう峠が近い。
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大きなアカマツの下に石祠があった。
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ここから道が左右に下っていた、昔の峠道の跡と思われる。
 
これを下ったところが茅ノ坂峠。
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序盤の岩場でずいぶん時間を食ったのでどうなる事かと思ったが、14時前には林道に降り立った。
 
おかげで渋滞に巻き込まれることも無く、2時間もかからずに家に帰る事ができた。

 
今回のルートは一人では絶対に行けなかったと思う。 
ご一緒してくださった安谷さん、どうもありがとうございました。


 

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