今年最後の山行に奥多摩の大岳山に登ってきた。
ルート図
夏ごろから、左足のふくらはぎに違和感を感じるようになって、特に登りで無理をすると痛むことがあった。
9月に和名倉山を歩いた時、桃源郷で昼食休憩をとった後に歩き出した途端「ビリッ!」という感じで激痛が走り、「まさか肉離れを起こしたか?」と冷や汗をかいたが、幸い重症ではなく、しばらくしたらなんとか歩けるようになったので、騙しだまし下山したのである。
以来、あまり無理をしないように気を付けていたのだが、先日カラ沢を登った後にしばらく痛みが引かず、これは安静にしてしっかり治した方が良いかな、と当分山歩きはお休みする事にしたのだ。
ところが、山と言うのは恐ろしく中毒性が高くて、半月も山から離れていると禁断症状が出てくるのだ。
仕方なく先週、様子見で奥武蔵のスカリ山を歩いて見たら、特に問題なく歩けたので、今回は少し負荷のかかる山を選んでみたのである。
今日は夕方から釣り仲間の忘年会があって、あまり時間に余裕が無いので一般登山道だけのルートにした。
早朝の武蔵野線に乗り、西国分寺駅で中央線に乗り換えると、帰省客に混じって登山装備の人が目立つ。
正月休みは雪山の縦走です!といった感じの、70Ⅼの大きなザックにアイスアックス2本差したお姉さん。八ヶ岳かアルプスに行くのだろうか、休みを全部山に費やせる若い人がまぶしく見える。
武蔵五日市からバスに乗り、朝8時過ぎに白倉バス停を出発。
ちょうど通りかかった地元のオジサンが桧原村のハイキングマップをくれた。
道標に従って車道を歩き、登山道に入る。
登って行くと鳥居があった。
これは庚申塔だろうか。
植林帯の急坂を登って行く、歩き出しは寒かったが、登っているとちょうどいいくらいの気温である。
いつのまにか白倉の集落があんなに下に見える。今日は足の調子がいい。
尾根に乗ると展望が開けた。浅間尾根の上に富士山が頭を出していた。
ここで小休止、タバコを1本。
今日は風も無くて日差しが暖かく感じられる。
休憩後、さらにキツくなった斜面を登り、馬頭刈尾根に乗った。
北側の斜面にはまだ雪が残っていた。
秩父ではすっかり目にしなくなったスズタケがこの辺ではまだ健在。
日陰は所々雪道。
遠くから眺める姿そのままに、なだらかな稜線から頂上へは急斜面を一気に登る。
山頂に到着。
富士山の展望が凄い。
ここで早めの昼食休憩。
冬はおにぎりが冷えてボソボソになってしまうので、ラーメンなどを作って食べることが多いのだが、やはりコメを食わないと今一つ力が出ない。
今回はコンビニおにぎりを、使い捨てカイロと一緒にタオルにくるんで保温袋に入れてみた。
以前試した時は袋の口が閉まってしまい、酸欠で発熱しなかったので、今回は保温性を犠牲にして口が閉じないようにした。
ほっかほか、とまではいかなかったが、人肌程度には暖まっていて、この時期でも美味しく食べることが出来た。
次回からはこの方法で行こう、むしろ保温袋はいらないかも?
着いた時には一人しか居なくて、この時期は人が少ないのかな?それなら御岳山経由で下ってみてもいいかも。・・・と思っていたら、御岳山の方からわらわらと人が登ってきて、あっという間にハイカーであふれ返ってしまった。
やはり御岳山経由は無理か、と奥多摩に下る。
北側の斜面は雪が多い、下りはアイゼン付けるようかな?
登ってきた人に状況を聞くと、滑り止めをつけるほどではないらしい。
1か所だけ、この下りで滑って冷や汗をかいた。
山頂からの下りを過ぎるとあとは平和な道。
日当たりも良くて気持ちいい。
鋸山で小休止。
時間は12時。山と高原地図のコースタイムでは、ここから奥多摩駅まで下りで1時間40分とある。
ここまでもコースタイムの八掛けくらいで歩けているので、13時36分発の電車になんとか乗れそうである。
天聖神社奥宮、天狗が祀られていた。
時間は12時50分、奥多摩の街が下に見えてきたが、とても40分じゃあそこまで下れそうもない。
愛宕山の神社に到着、すでに13時25分。
これはもう走っても間に合わない、あきらめてゆっくり行こう。
下りの急階段、転んだら一気に下まで転げ落ちそう。手すりにつかまってないと怖くて下れない。
参道を下って奥多摩駅が見えたところで、乗りたかった電車が出てゆくのが見えた。
膝に負担をかけたくないのでゆっくり下ったとはいえ、平均的なペースよりは早いはず。なのにタイムオーバー。。
多分この区間はコースタイムが間違っている。愛宕山までが1時間40分で、そこから奥多摩駅までプラス20分が正解だと思う。
日原川と多摩川の合流点、本流はまだ小河内ダムからの濁りが治まっていなかった。
13時45分、奥多摩駅に到着。工事が終わって綺麗になっていた。
足の具合が心配だったが、まったく痛みは出なかった。
とりあえず一般登山道を使って歩く分には問題なさそうだ。
藪尾根の急登とかで無理をしなければ大丈夫かな。

































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