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2025年2月 2日 (日)

里山散策

多摩の里山を歩いてきた。

ルート図

奥多摩へ向かう青梅線の窓から、南になだらかな尾根が続いているのを見て、いつか歩いてみたいと思っていた。
とは言え「いつか」というのは放っておくと永遠にやってこないので、寒くて高い山に登る気になれない今の時期に歩いてみることにした。

青梅駅から吉野行きバスで稲荷神社へ。
日向和田から歩いても大した距離ではないが、車道歩きは極力減らしたい。
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今日は行程も余裕なので、最初はちょっとバリエーションルートを使ってみる。
道路脇のここから怪しい踏み跡に入る。
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沢を渡り、建設会社の作業場を迂回するように尾根に乗る。
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尾根道は藪っぽくていい感じ。 
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あっという間に愛宕山へ。
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誰もいないだろうと思ったら、年配の女性が休んでいた。
結構歩かれているのかな?

この稜線は日の出アルプスというらしい。 
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普通に整備されて標識も多数。
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途中、開けた場所に出たと思ったら太陽光発電の施設があった。
いつも思うのだが、山の木を伐採してこういうものを作るって本当にエコなんだろうか?
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天狗岩に寄り道
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良い展望
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尾根に戻り赤ぼっこへ
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まっくろくろすけ
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ここも好展望
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大岳山が見える
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ここで地図を見ようとしたら・・

地図がない!!


というか、地図を入れて首にかけていたはずのサコッシュが無いのである。
どうしたんだろう?
必死に記憶をたどる。

おそらく、アウターを脱いだ時に地面に落ちて、そのまま忘れてきてしまったのだろう。
とすれば、かなり最初の方に落としてきたはず。
どうしようか?とりあえず今日のところは地図は無くてもなんとかなりそう、
でもサコッシュとコンパスは買いなおすと結構な出費になるな。

意を決して取りに戻ることに。
急ぎ足で来た道を引き返すと、要害山の手前に落ちているのを見つけた。
誰かが気付いて置きなおしてくれたようで、道脇の分かりやすい場所に置かれていた。

やれやれ。。

30分以上余計な歩きをしてしまったが、気を取り直して先へ。
 
馬引沢峠、ここまでは大勢のハイカーとすれ違ったが、この先は割と静かに歩けた。
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日の出町のゴミ処分場を右手に見ながら進む
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二ツ塚峠の車道を越えて
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雑木林の尾根道へ。
Img_9670
 
この辺が電車の窓から見えた稜線のようだ。
ゆるいアップダウンを繰り返しながら歩く快適な道。
一応ハイキングコースとして整備されているよう。
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なんだろうか?
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その先にこんなものも?
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金網のフェンス沿いに道が続く。警察関連の施設らしい。
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この辺から足がキツくなってきた。
午前中のアルバイトがここにきて効いてきた感じ。

満地峠で軽く道を間違えた。
正しいルートに戻ると、ここからアップダウンが強くなってさらにキツさを増す、

なんとか浅間岳へ。
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ここで休憩して羽村駅に下った。

時間的にも体力的にもまだ余裕があったので、大澄山まで行って福生に下る事も考えたが、
もう足が限界。下りで膝に力が入らなくなってしまった。
返す返すも忘れ物が悔やまれる。

膝を騙しながらなんとか下山。
羽村の堰を見ながら多摩川を渡って帰路についた。 
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2024年12月31日 (火)

蕎麦粒山

年末恒例となった蕎麦粒山へ。

川乗橋から鳥屋戸尾根を登り、仙元峠から浦山大日堂に下った。

ルート図


今年最後の山行はいつも通り蕎麦粒山へ。
年越しそばにかけての洒落のつもりだったのが、いつの間にか年末の恒例行事になってしまった。

奥多摩駅のバス乗り場は工事のために場所が変わっていた。
年の瀬だというのにそこそこの人出で、東日原行きのバス停には10人以上が乗り込んだ。

川乗橋でほとんどの人が降りた。
林道を進むと、私の前で物好きな人が一人、鳥屋戸尾根に取りついた。
後を追うように登り始める。

いつもの事だが、この尾根は笙ノ岩山までの登りがとにかくキツい。
修行のように登って行く。

大ブナ。私は勝手にこの尾根の主と呼んでいる。
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足が攣りそうになりながら笙ノ岩山へ。
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休憩中の先行の人としばしお話。
これから川苔山経由で鳩ノ巣まで歩くとか、すごい体力だ。
それでも、この人も「こんなに長かったっけ?」と思ったと言っていた。
やっぱりここはキツかったんだな。

石尾根の山々、鷹ノ巣山から雲取山。
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都県境尾根の山も。三ツドッケ。
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先ほどからヘリの音が聞こえていたが、川苔山の手前で防災ヘリがホバリングしていた。
何か事故でもあったのだろうか?
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塩地ノ頭、この山名版去年もあったっけ?
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これも
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登山道に出た、もう山頂パスして仙元峠に向かいたいところだが、一杯水への巻道は相変わらず通行止め。
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最後の急登をヒイヒイ言いながら登って山頂へ。
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時間は11時20分。ゆっくりしたいけど、2時のぬくもり号に乗りたいのでそのまま尾根を西へ。

都県境尾根から富士山、この日は冬型が緩んだせいか少し霞んで見える。
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11時半、無事に仙元峠に到着。
ここから川俣まで2時間弱なので、若干余裕ができた。
風も無くて穏やかな陽気の下、ゆっくりおにぎりを食べて休憩。
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仙元尾根の下りタイムは昭文社マップで2時間40分となっているが、これは少し余裕を見すぎている気がする。
さほど足が速くない私でも1時間近く早く下ることができる。

1時40分、無事に大日堂に下山。
大日如来に山行の無事を感謝してお参り。

ぬくもり号の運転手さんに、「一人で山に登って怖くないの?」と言われた。
どうもクマとかの動物に遭うのが心配らしい。
聞けば、10月頃に川俣の民家にクマが入り込んで冷蔵庫を荒らされる被害があったらしい。

この辺でも里に下りてくるようになったという事は、やはり生息数が増えているのだろうか。


 

 

 

2024年12月22日 (日)

平石尾根から本仁田山

奥多摩の本仁田山に登ってきた。

大沢から平石尾根を登り、ゴンザス尾根を下るルート。

ルート図

無性に急坂を登りたくなって本仁田山へ。
以前歩いた大休場尾根も酷い急登だったが、今回登る平石尾根もかなりヤバそう。
日原線の鉄塔までの等高線の詰み方がハンパではない。
不遜にもワクワクしながら登山口へ。

氷川の駐車場に車を置いてバスで大沢へ、マス釣り場を見ながら平石橋を渡る。
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渡った先を右に入り、日原川の左岸沿いに付けられた道を辿る。
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予想していたよりしっかりした道、登山詳細図では曳鉄線探索路と記されている。
一度最後まで歩いてみたい道だが、今回は消火栓から左の斜面に続く道を登る。
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少し登った先に廃屋があり、その先で道が消えた。
しばらく右往左往してから戻ってみると、手前に倒れた道標があり、逆方向に登る道があった。
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落石防止柵を縫うように登って行く。 
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植林帯に入ると、予想通りの急坂。ほぼ崖である。
ただ、九十九折れに道が切られているので、さほど苦労しないで登れる。
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東電ポールで道が分かれる。ルートは直進だが、上の人工物が気になって左に登ってみる。
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廃隧道があった。この隣にもう一つ並んでいる。
覗き込んでみると奥に光が見える。尾根を潜って反対側に抜けているようだ。
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通り抜けてみようかと思ったが、怖いのでやめておいた。
このトンネル、何のために作られたのだろう?

道に戻り、送電鉄塔を過ぎた所に古い道標。ここから安寺沢まで斜面をトラバースする道があるらしい。
この辺りは探索してみたい道が多いが、今回はそのまま尾根を登る。ここから急に道型が薄くなる。
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尾根に乗ると先日の雪が薄っすらと残っていた。
葉を落とした木々の先に川苔山が見える。
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冬枯れの尾根を登る、この時期の明るい道をサクサクと落ち葉を踏みながら登るのも気持ちがいい。
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石祠があった。ふつうはもっと里に近い所にあるのだがここはかなり上の方。
何か意味があるのだろうか?
台座に石が乗っていたので除けてあげようとしたら、下に一円玉が置かれていた。
飛ばされないように石を置いたようなので、そのままにしておいた。
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その先はまた急登。
この辺りはもうホントにキツかった。
急坂を登りたいとかふざけた事を言っていたの誰だよ!と自分を罵りながら登った。

後悔するのが分かっているのに登ってしまう。
こんなに辛い思いをしても、下山したらケロっと忘れてしまうのだから始末に負えない。
山登りと言う趣味は本当に恐ろしい。

なんとか平石山へ。
さらにその先に本仁田山がそびえ立っていて、絶望的な気持ちになる。
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蕎麦粒山から三ツドッケの稜線。
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こんなところにモノレール?
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ようやく登山道に出た。
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ほどなく山頂へ。ああキツかった。。
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ご褒美のように富士山。手前の枝が邪魔だが雲もかからずに綺麗に望めた。
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ゆっくりとおにぎりを食べて休んでいたら、続々と人が登ってきたので早々に下山。

ゴンザス尾根の下りが足にきて、膝がガクガクになってしまった。





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