里山散策
多摩の里山を歩いてきた。
ルート図
奥多摩へ向かう青梅線の窓から、南になだらかな尾根が続いているのを見て、いつか歩いてみたいと思っていた。
とは言え「いつか」というのは放っておくと永遠にやってこないので、寒くて高い山に登る気になれない今の時期に歩いてみることにした。
青梅駅から吉野行きバスで稲荷神社へ。
日向和田から歩いても大した距離ではないが、車道歩きは極力減らしたい。
今日は行程も余裕なので、最初はちょっとバリエーションルートを使ってみる。
道路脇のここから怪しい踏み跡に入る。
沢を渡り、建設会社の作業場を迂回するように尾根に乗る。
尾根道は藪っぽくていい感じ。
あっという間に愛宕山へ。
誰もいないだろうと思ったら、年配の女性が休んでいた。
結構歩かれているのかな?
この稜線は日の出アルプスというらしい。
普通に整備されて標識も多数。
途中、開けた場所に出たと思ったら太陽光発電の施設があった。
いつも思うのだが、山の木を伐採してこういうものを作るって本当にエコなんだろうか?
天狗岩に寄り道
良い展望
尾根に戻り赤ぼっこへ
まっくろくろすけ
ここも好展望
大岳山が見える
ここで地図を見ようとしたら・・
地図がない!!
というか、地図を入れて首にかけていたはずのサコッシュが無いのである。
どうしたんだろう?
必死に記憶をたどる。
おそらく、アウターを脱いだ時に地面に落ちて、そのまま忘れてきてしまったのだろう。
とすれば、かなり最初の方に落としてきたはず。
どうしようか?とりあえず今日のところは地図は無くてもなんとかなりそう、
でもサコッシュとコンパスは買いなおすと結構な出費になるな。
意を決して取りに戻ることに。
急ぎ足で来た道を引き返すと、要害山の手前に落ちているのを見つけた。
誰かが気付いて置きなおしてくれたようで、道脇の分かりやすい場所に置かれていた。
やれやれ。。
30分以上余計な歩きをしてしまったが、気を取り直して先へ。
馬引沢峠、ここまでは大勢のハイカーとすれ違ったが、この先は割と静かに歩けた。
日の出町のゴミ処分場を右手に見ながら進む
二ツ塚峠の車道を越えて
雑木林の尾根道へ。
この辺が電車の窓から見えた稜線のようだ。
ゆるいアップダウンを繰り返しながら歩く快適な道。
一応ハイキングコースとして整備されているよう。
なんだろうか?
その先にこんなものも?
金網のフェンス沿いに道が続く。警察関連の施設らしい。
この辺から足がキツくなってきた。
午前中のアルバイトがここにきて効いてきた感じ。
満地峠で軽く道を間違えた。
正しいルートに戻ると、ここからアップダウンが強くなってさらにキツさを増す、
なんとか浅間岳へ。
ここで休憩して羽村駅に下った。
時間的にも体力的にもまだ余裕があったので、大澄山まで行って福生に下る事も考えたが、
もう足が限界。下りで膝に力が入らなくなってしまった。
返す返すも忘れ物が悔やまれる。
膝を騙しながらなんとか下山。
羽村の堰を見ながら多摩川を渡って帰路についた。
最近のコメント