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2019年3月 3日 (日)

伊豆ヶ岳 東尾根で迷走

 3月2日、奥武蔵の山を歩いてきた。

タイトルに伊豆ヶ岳と書いたが、山頂は踏んでいない。
上名栗の下ヶ坂から柏木入り右岸尾根を登り、伊豆ヶ岳東尾根で西吾野へ下ってみた。

ルート図

7時40分飯能駅発の名郷行きバスに乗り、下ヶ坂(さがさか)バス停で下車。
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少し進んだ先で、石垣の擁壁が切れていたのでここから取りつく。
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最初はちょっと藪っぽいが、一応人が踏んだ跡があり、藪を漕ぎながらこれを追ってゆく。
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傾斜が緩むと藪から解放された。
Img_0793
薄い踏み跡を登ってゆく。

最初のピークを越えて下った鞍部からはすぐ下に民家と車道が見えた、ここから取りついた方が楽だったような気もするが、おそらく民家の敷地を通らなければならないだろう。

使われなくなった古いアンテナが残っていた。
Img_0796

植林帯を登ってゆくと、柏木入りの方からブル道が上がってくる。
Img_0798

ここからしばらくはブル道の歩きを強いられた。
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歩きやすいのはいいのだが、どうも退屈で疲れる。

ブル道が尾根の左右に逸れていった、ここから尾根筋を登ってゆく。
Img_0802

歩き始めてから1時間ほどで安曇幹線337号鉄塔に到着。
Img_0803

ここで小休止、タバコを1本。
今日は北寄りの風が冷たい。

採石場の奥に見えるのは大持山かな。
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鉄塔巡視路で歩きやすくなった道を登ると、すぐに登山道に出た。
Img_0805
ここからは一般道を伊豆ヶ岳方面へ。

奥武蔵でも人気のコースだけあって、ひっきりなしに人が下ってくる。
くしゃみを連発しながら歩いている人がいた、花粉症だろうか。
今の時期にあえて発生源を歩くとは余程の山好きなんだろうな。

古御岳に到着。
Img_0807

ここから大きく下り、鞍部で上久通へ下る道を見送って少し登ったところに巻き道の入り口があった。
Img_0808

予想外に良い道で、伊豆ヶ岳山頂を巻き
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簡単に東尾根に乗ることができた。
Img_0811
尾根筋の踏み跡も明確で、安楽に下ってゆくが・・・

最初の750m圏の分岐でルートミス。。
左の道が有力でマーキングもあったのだが、地形図では右だよなあ、とそちらに下っていくとすぐに踏み跡が乱れて傾斜も急になってきた。

やはり左だったか、と植林帯の作業道を拾いながら正解尾根にトラバースする。
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無事に尾根に戻り、再び明確な道を下ってゆくと、尾根が広がって日当たりの良い場所があったので、早めの昼食休憩。
風が強くてあまり快適な場所ではなかったが、風裏になる所は傾斜があったり日当たりが悪かったりで良い場所がなかったので仕方ない。

休憩後、ひと下りで670点へ
Img_0814

ここまで、道もはっきりして、マーキングもべたべたとつけられていたので気が緩んだ。
地図も見ないで漫然と下っていて、ふと高度計を見たら500mを切っていた。
あれ?一度542mに登り返すはずだけど?と地図を広げると、尾根の方向が微妙に違っている。
周囲の地形も地図と全然違う。正しいルートだともっと尾根が広いはず。
 
「まさか、1本北の尾根に入り込んでしまったか?」と祈るような気持ちでGPSを見ると、やはり違う尾根に乗っていた。。
 
やってしまった、600m圏の下りで東南東に下るべき所を東北東に下ってしまったらしい。
Photo
おそらく下り初めで右に分岐する道があったはずだが、全く気が付かなかった。
へたに明確な道が付けられていると、油断してこういうミスをしてしまう。
 
どうしようか?復帰するためには100m以上登り返さなければならない。
下ってきた道、結構な急斜面だったよなあ。。(その時点で気付けよ!って話だが・・)

こちらの尾根にも踏み跡があり、マーキングもあるのでこのまま下っても降りられるはず。
今回は諦めてこの尾根を歩いてみることにして、そのまま下る。
 
ほどなく下に林道が見えてきた。
Img_0816
林道に降りる所が問題だったが、右手の薄い踏み跡を辿って無事に降りることができた。
 
後はトボトボと車道を歩いて西吾野駅へ。
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敗北感がハンパなくてえらい長く感じられたが、沿道の梅の花に癒された。
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この尾根はいつかまた挑戦しなければ。
伊豆ヶ岳に登らなければならないのが面倒だが、また別のルートを探してみよう。


 


 

2019年2月25日 (月)

品刕 長若山荘から柴原へ

2月23日、久しぶりに秩父の山を歩いてきた。
 
このところ珍しく仕事に追われてしまい、山に行く時間が取れなかった。
私など山や釣りに行くために働いているようなものなのに、仕事のせいで山に行けないというのでは本末転倒である。

ようやく仕事も一段落し、今年初めて土曜日に休む事ができた。
ちょうど荒川水系渓流保存会の総会が秩父で開かれるので、例年通りその前に半日だけ山を歩くことにした。
昨年から宿題として残っていた品刕の山域、644のピークから柴原に下る尾根を歩いてみた。

ルート図
 
西武秩父駅を8時20分発の小鹿野町営バスに乗る。
実はこのバスに乗るために所沢からレッドアローに乗るという贅沢をしてしまった。
 
普通列車は秩父着が8時18分で、これだと下手をするとバスを乗り逃がしてしまう可能性がある。
その前の電車は7時19分着で、1時間も駅で時間をつぶさなければならない。
仕方なく特急料金を奮発したのだが、結局バスが出たのは定刻より遅れて8時25分くらいだったので普通で来ても十分間に合ったことになる。
 
昨年と同じ長若中学校でバスを降り、30分ほど車道を歩く。
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沿道の民家で梅の花がほころび始めており、秩父の里もようやく春めいてきた。
この日は風が強かったが、先月の突き刺すような冷たさから少し角が取れてきたように感じられた。

長若山荘の先から登山道に入る。
Img_0758
今回は釜の沢五峰ではなく、その隣の尾根を登ってみた。

亀ヶ岩展望台より亀ヶ岩を望む。
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その先が岩場になっており、ここを登ると
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二子山と先月登った毘沙門山が見えた。
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ここからも亀ヶ岩が見えるが、下から見上げた方が亀っぽいかな。
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400m付近で右に下って行く登山道と別れて尾根をまっすぐ登って行く。
薄いが踏み跡もあり、そこそこ歩かれている様子。

小鹿野町の図根点で農工新道の尾根に乗った。
風を避けられる切株に腰かけて一服。
久しぶりに山で吸うタバコが妙に美味しく感じられる。

そのまま稜線の道を西から南西へと進む。
Img_0770
この辺は小鹿野町の地籍調査をしているせいか、所々伐採されている。

文殊峠に到着
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一度林道を下って尾根に取りつき、最初の550m圏の小ピークで昼食休憩。
すぐ先に品刕が見える、右奥の山並みは三峰方面かな。
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ここで11時、ちょっと時間が心配になってきた。
14時までに影森に行くためには、武州日野駅を13時2分発の電車に乗らなければならない。
下山地点から駅まで1時間はかかるとみて、12時には柴原峠に降りておきたい。
最後の尾根の下りで道を失うと間に合わないかも知れない。

少し焦り気味で品刕へ。
Img_0774

さらに急ぎ足で南に下る。

やや?なんか開けてきた、と思ったら644ピーク(ヤマレコでは柴原山とされている)が伐採されて丸裸になっていた。
Img_0775
地籍調査ってここまでやる必要があるのだろうか。

ともあれ、ここから東に秩父市と小鹿野町の境界を下って行く。
Img_0776
思ったよりも明瞭な踏み跡があり、市町境の杭に加えて調査用と思われるピンクリボンが点々とつけられていた。
これには少々がっかり。こんな事をされては地図読みの楽しみが無くなってしまうではないか。
 
とはいっても、仕事用に付けられたものなので、遊びで山を歩いている分際では文句も言えない。

マーキングが無くても迷いようもない明確な道を追って下って行くと、岩場の小ピーク。Img_0778

 

ここは好展望。
Img_0779
ここからマーキングの道は尾根の右側を下って行く。
地形図で見ると末端付近で尾根が二つに分かれているので、そちらが境界の尾根と思われた。

ここで、持ち前のへそ曲がり根性が出た。
あえて道を外れて直進してみる。

踏み跡と言えるほどではないが、一応人の歩いた痕跡の残る尾根筋を下って行くと、またまた伐採地に出た。

ここが柴原峠と呼ばれる鞍部だろう。Img_0781
しかし、ここを越えて南北に続いているはずの道は、刈り捨てられた木に埋まってしまって歩けなくなっていた。
鞍部の左側も右側も尾根が切り立っていて、あそこに乗るためには倒木を乗り越えて行かなければならない。
しまった~、素直に道を辿っていれば問題なく鞍部に降りられたのに、と後悔しても後の祭り。

分岐まで登り返している時間は無いので、覚悟を決めて倒木アスレチックに突っ込んでゆく。

と、上手い具合に尾根に向かって倒木が掛かっていた。
Img_0782
これに乗って行けば労せずに尾根に乗れそう。
ただし、真ん中辺りは結構な高さがあるので、落ちたらただでは済まない。
 
ただの丸太じゃおっかなくってとても渡る気になれないが、いい感じに枝が残っている。
ほぼ生木だし、杉と違ってヒノキの枝は簡単には折れないので大丈夫だろう。
ストックをザックに仕舞い、安定を確認してから四つん這いでこの倒木を登る。

慎重に登り切って、どうにか尾根に乗った。やれやれである。
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ここからはちゃんとした道を下って行くとすぐに林道に出た。Img_0786

林道はほどなく舗装路に変わり、柴原鉱泉に着く。
あとは県道をひたすら歩いて武州日野駅へ。
無事に予定の電車に乗ることができた。
 

総会では、会長が昨年急逝した事で会の存続について話し合いが行われたが、みなさん会を残したいという意見で一致したので安心した。
今後の活動についてはまた詰めていく必要があるが、とりあえず解散という事態にならずに済んだのは良かった。 

総会の後はいつも通りホルモン焼きで懇親会。
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山歩きの後の冷たいビールとホルモンはこたえられない。
たらふく飲んで食って、楽しいひとときを過ごさせていただいた。
 
電車の時間には余裕があったが、少々寝不足気味だったので、2次会は失礼して帰路に着いた。
 
電車に乗った途端に意識が飛んで、気が付いたら飯能だった。
運よく目が覚めたので良かったが、危うくそのまま秩父まで折り返してしまうところだった。
レッドアローに乗っていたら間違いなく池袋まで行ってしまっただろう。


 
 

2019年1月29日 (火)

毘沙門山

 1月27日、安谷さんにお声掛けいただき、小鹿野の毘沙門山(白石山)に登ってきた。

ルート図

朝8時過ぎに長合沢の林道入り口を出発。
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しばらく車道を歩いて池原の集落を目指す。

集落の対岸にお寺が見えてきた所で吉田川を渡ると、
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はっきりとした道が斜面を登っていた。
地形図の破線の道に間違いないようだ。

予想外に良い道を登ってゆくと、畑があったと思われる平地と小屋跡。
南が開けたこの一帯は集落があったのだろう。

草に埋もれた畑や家の跡を見送りながら進むにつれ道が薄くなってゆく。
水場の跡の小窪を過ぎて少し行ったところで道が消えた。

少し戻って道を探すが、見つからないので適当に尾根に取りついた。
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尾根に乗ると薄い踏み跡があり、これを登ってゆく。

小さなアップダウンを繰り返して進むと、小ピークを越えた先で左から明確な道が上がってきた。
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鉄塔巡視路のポールがあった、巡視路に合流したようで急に道が良くなる。

植林帯の中に続く道を快適に歩き、鉄塔で小休止。

その先も明確な道を進んでゆくと、700m付近で道は尾根を外れて左の斜面に逸れて行った。そのまま進むと尾根に戻れそうにない。
少し手前にマーキングの付けられた分岐があり、尾根筋に道が続いているのを確認していたので、戻ってみるとやはりそちらが正解だった。
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ここまでは緩斜面だったが、ここから斜度が上がってきた。

尾根が南に向きを変えると836のピーク。
そこから軽く下った先が今日一番の難所、壁のような急坂が現れた。
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立ち木や根っこに掴まりながら登ってゆく。
傾斜はキツいが落ち葉が積もっていないのでまだ何とかなる、この斜度では葉っぱも溜まれないのだろう。

ちょっとした岩場もあったが、問題なく越える。
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200m近く登らされて、ようやく傾斜が緩むと長合沢ノ頭に着いた。
キツかったが、距離が短かったので助かった。
 
ここから東の山頂に向かっていったん下って、
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日当たりの良い鞍部で大休止。
風を避けられるので暖かくて気持ちいい。
 
2人でラーメンを作って早めの昼食。
私はその日の朝に家で切ってきた野菜をラーメンの具にするのだが、安谷さんは一度炒めたものを小分けにして冷凍しておくのだそうだ。
その方が楽だし夏でも痛みにくいので、次回から真似してみよう。

休憩後、再び山頂へ向けて歩き出す。
 
途中にあるドリーネと呼ばれる窪地。
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石灰岩の地層が侵食されて空洞化し、陥没して出来るらしい。
この規模のものはなかなか見れないそうだ。
 
山頂が近づいてきた、遠目に見るととても登れそうにない岩壁に見える。
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だが、近くに寄ると、北側から回り込むように道が付いており、難なく登ることができた。
 
山頂に到着。
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話には聞いていたが、360度遮る物が無い大展望が広がっていた。
 
両神山が大迫力で目の前に。
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左には甲武信岳方面
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和名倉山の左奥に雲取山から長沢背稜の山々。
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武甲山、小持山大持山、横瀬の二子山も。
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こっちは小鹿野の二子山、奥に見えるのは北八ヶ岳の山々かな。
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秩父の主だった山を一望できた。これだけの展望が得られる山はなかなか無い。

ずっと眺めていたいような絶景だが、ここは吹きさらしで寒い。
寒さに堪えかねて早々に退却。
 
下りはちょっと怖い。
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下山は鞍部から長合沢に下る。
ぼんやりとした尾根型をコンパスを頼りに下ってゆく。
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落ち葉の積もった急傾斜で、スリップして尻もちをついたらそのまま数メートル滑り落ちた。
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最後は両側から沢型が迫ってきて 
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無事に目的の二又に降りた。 
 
ここからは沢を下る。
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水量も少なくて悪い場所も無いのだが、所々岩が凍っているので気を遣う。 
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あちこちにきれいな白い石が落ちていた、かなり質の良さそうな石灰石だ。
やはりこの山は白石山と呼ぶのが正しいのかもしれない。
 
氷のオブジェ。 
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石積みの堰堤が連続して現れると、右岸に作業道が現れた。 
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これを辿って林道終点に。 
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後は林道を歩いてスタート地点の倉尾中学校跡に帰着。 
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半日コースの安楽な山旅だったが、なかなか楽しめた。
次回来ることがあったら茅ノ坂峠まで縦走してみようと思う、アカヤシオの時期に来たら気持ち良さそうだ。
 

安谷さん、お誘いいただきどうもありがとうございました。
 
 

 

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