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2023年4月 1日 (土)

蕨山のアカヤシオ

蕨山にアカヤシオを見に行ってきた。
名郷から登って金比羅尾根で河又に下る一般道ルート。

ルート図

そろそろ渓流釣りの準備を始めようか、と思っていたら、もうアカヤシオが咲き始めたと聞いて慌てて出かけた。
さわらびの湯の駐車場に車を置かせてもらって、バスで名郷へ。

今回は全線一般登山道を使った。
人見や小殿から登ることも考えたが、今日は花見が目的。

植林帯の急登をこなし、尾根に乗ると標高800m付近からアカヤシオがちらほら。
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この花は美しさだけでなく優しさを感じさせる。まるでお姫様が微笑んでいるよう。
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登るにつれて花が減ってきて、山頂付近はまだ蕾だった。あと1週間くらいかな? 
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ミツバツツジも少々。こちらはこれからかな。
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金比羅尾根を下ると、大ヨケノ頭付近がちょうど満開。
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今年は花付きが良い感じ。
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足が前に進まない
 
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アカヤシオの道。
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名栗の春は良いねえ。。

 
天気も良くて、十分に花を堪能した春の一日だった。

2023年3月13日 (月)

栃ノ木入から日向沢ノ峰

飯能の山を歩いてきた。
栃ノ木入沢を登って日向沢ノ峰へ、下りは50号鉄塔からの廃道を下った。

ルート図

有間川の源流に栃ノ木入という沢がある。
地形図に記されている、この沢沿いの破線がずっと気になっていた。
おそらく相当古い道で、すでに歩けなくなっていると思われたが、検索してみると歩いた記録がいくつか見つかった。
ぶなじろうさんも歩かれていて、やはり途中で道は消えているそうだが、沢筋を登って有馬山へ行けるようだ。

尾根ばかり歩くのも食傷気味だし、渓流シーズンに備えて沢を歩くのもいいか、と行ってみることにした。
ついでに、やはり気になっていた50号鉄塔から林道に下る道も歩いてみよう。

車で有間川沿いの林道を進むと、落合の渓流釣り場の先で通行止めになっていた。
滝の入沢まで行けると思っていたが、仕方なく釣り場の駐車場に車を置かせてもらって歩き出す。

30分ほど歩いて栃ノ木入沢出合へ。
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沢を渡って対岸のブル道を歩く。前に中尾根を登った時もここから取りついた。
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しばらくは明確な道。
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徐々に細くなって行き
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ヤブ漕ぎの踏み跡になる。
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最初の沢を合わせた所で一度道が消えるが、その先で復活する。
しかし、2つ目の沢で完全に消えた。
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沢に降り、飛び石で対岸に渡ると小屋跡。
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ここからは左岸に踏み跡が続いていた。
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沢を渡り返しながら踏み跡を追って歩く。思ったより奥まで続いていた。
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この小滝の手前で道は消え、あとは水線を進む。
沢靴なら何てことない滝も登山靴だとちょっと怖い。
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水は細く、濡れることもなく遡行できる。
ミソサザイの囀りに春を感じる。そろそろ釣りに行きたくなってきた。

堰堤を越えると
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750m圏の三又へ。
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玉網が落ちていた。魚がいるようには見えなかったが、ここまで釣り人が入るのだな。

破線のついている一番右の沢に入るとすぐに小滝。
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直登は出来ない。
滝上で沢が左に曲がっているので定石は左巻きだが、斜面がグズグズで悪そう。
ギリギリ行けそうだが、滑ったら下まで落ちる。

大巻きになるが、安全をとって右から巻いた。

滝下に軽トラックがひっくり返っていた。どこから落ちてきたのだろう? 
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次の堰堤を巻いて
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林道が見えた所の小滝がボロくてちょっと手こずる。
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あとはガレた斜面を登って林道大名栗線へ。
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林道に上がるところがザレていて嫌らしかったので、この排水路をくぐろうかと思ったら、抜けた先が水たまりだった。
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林道を越えてさらに遡行する。
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悪いところは無かったが、上の方は荒れてズタズタになっていた。
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倒木と排水溝の残骸から右手の斜面に逃げて 
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無事に林道逆川広河原線へ。通行止めになって久しいせいか、落ち葉に埋もれていた。
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ここまでで結構体力を消耗してしまい、有馬山と仁田山は林道で巻いた。

久しぶりの有馬峠から名栗湖を望む。
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日陰はまだ雪が残る。
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日向沢ノ峰、久しぶりに来た。
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冬だと富士山が綺麗に見えるのだが、この日は春霞にかすんでいた。
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蕎麦粒山と三ツドッケ。
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昼食後、棒ノ折方面に下り、50号鉄塔手前のこの標識から落合方面に斜面を下る。
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踏み跡は薄いがマーキングが点々とつけられており、なんとか辿れる。 
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トラバースは細くて悪い。
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まだ沢が凍っていた。
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道は沢沿いを行くのだが、高度感があってかなり怖い所もあった。
降りて沢筋を行こうか迷ったが、なんとか通過。
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降りるにつれて沢が広がり、平和な道になる。
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・・・が。
最後林道が見えた所で堰堤が崩れていた。
トラロープが張ってあるが、足場が落ちているので全体重を預けなければならない。
それはさすがに危険すぎる。
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ここは安全第一でロープを出した方が良さそうだ。
・・・と思ったら・・・え?ロープが無い!?
この間ザックを洗った時に入れ忘れていたようだ。

どうしたものか。。

ザレた崩落斜面を無理やり滑り降りちゃおうかと思ったが、一歩踏み出しただけで派手に崩れた。
手前に石垣があるけど、丸石で滑りそう。
植林帯まで上がれば巻けるけど面倒だな。
対岸に渡っても状況はたいして変わらない感じ。。

しばし逡巡の後、この立ち木に抱き着くようにしてずり降りた。 
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なんとか林道へ降り立って一安心。久しぶりに緊張した山行だった。
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林道から。山肌が薄っすら赤みを帯びてきていた。もうすぐいい季節になる。
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2023年2月19日 (日)

早春の六ツ石山

 奥多摩の六ツ石山を歩いてきた。
境集落から榛ノ木尾根を登り、三ノ木戸林道の城集落から廃道で檜村に下った。

ルート図

朝7時半、檜村浄水場下の駐車スペースに車を置いて歩き出す。
多分気温は氷点下、寒い!

鼻水をすすりながら奥多摩むかし道を歩いて境集落へ。
集落外れのここから登る。
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廃屋や放棄された畑を縫うように登ってゆく。かつては生活道だったであろう良い道。
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一番奥の廃屋。さほど古くないようだが、車道から30分も登るのでは今の感覚では住めないかな。
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日当たりのいい斜面ではヤマザクラの芽が開き始めていた。
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この先で道が悪くなると思ったが、何故かブル道に変わった。
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が、すぐにネットに阻まれる。
ピンクテープを追ってネット沿いに登ってゆく。
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日陰はまだ雪が残る。
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800mを越えた辺りで踏み跡に乗った。
地図の破線はもっと右を通るようだが、ネットに囲まれた作業小屋の方から続いていたのでおそらくこれが元々の道だったのだろう。
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古い鳥居と祠。
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サルが日向ぼっこしていた。こちらに気づいても知らん顔。奥多摩のサルは人馴れしている。
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水根からの道を合わせると防火帯の広い尾根道。ここはいつ歩いても気持ちがいい。
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榛ノ木尾山。こんな山名版あったかな?
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山頂直下はまだ雪が残っていた。
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鷹ノ巣山はまだ結構雪がついている。
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山頂に到着。風も無くて暖かいのでここで早めの昼食休憩。
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ここから富士山は木の枝が邪魔になるが、南アルプスの山々は良く見えた。
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休憩後、石尾根縦走路を東へ。
山頂からの下りだけ雪が凍って怖かったが、その先は全く問題なく下れた。

分岐から三ノ木戸林道へ、石尾根は何度も歩いたがここを下るのは初めて。
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予想通り植林帯のトラバースであまり面白い道ではないが、エスケープルートとしては良いかも。

林道を下って城集落へ。
ここから下るのだが、気が付かずに通り過ぎて引き返した。
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その下でも道が交錯してちょっと迷ったが、何度も地図を見ながらなんとか正規の道に乗った。
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最初は明確な道だったが、すぐに不明瞭になり植林の中の薄い踏み跡を追う。
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地図の破線は真っすぐに尾根を下っているが、道は一度南南西の支尾根を下ってからトラバースして元の尾根に戻っていた。
破線を追うと岩がちの急斜面の下りになるので、この道を使うのが正解だろう。
ここは登山詳細図の記述を見てなかったら下れなかった。

尾根に乗ると踏み跡が明瞭になり、あっという間に浄水場に降り着いた。 
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