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2017年11月20日 (月)

棒ノ折山から都県界尾根

 日曜日、奥武蔵の山を歩いてきた。

 東京都と埼玉県の境界には、雲取山から続く長大な尾根が伸びている。
秩父と奥多摩を分けている辺りは長沢背稜などと呼ばれていて、私は小間切れでしか歩いた事が無いのだけど、とても気持ちの良い道が続いているのでいずれ通して歩いて見たいと思っている。
 
今回はその尾根の東の端、飯能市と青梅市の境を棒ノ折山から歩いてみた。

ルート図。
 
夜中にサッカーの試合を見ていたので出発が遅れた。
8時半飯能発の名郷行きバスに乗り、さわらびの湯で下車。
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ヤマノススメのラッピングバスだった、このバスに乗れるとちょっと得した気分になる。(笑)
 
有馬ダムから有馬山方面。
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湖畔ではモミジが鮮やかに色づいていた。
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ハイカーに人気の白谷沢の登山口を過ぎ、5分ほど歩いて尾根をまわると擁壁に階段が付けられている。
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ここから白谷沢左岸の尾根に取り付く。
 
最初は植林帯の急登。
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登山道と変わらないくらいしっかりした道が付けられていた。
 
150mほど登った所で傾斜が緩み小さな鞍部に乗る、ここで給水と小休止。
今日は冬型の気圧配置で北風が強いという予報だったが、ここまではほとんど風も無く、登りではかなり汗をかいた。
 
さらに登ると右側が雑木の林になる。
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すぐに左側も伐採地になり、鹿避けネットに沿って進む。
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伐採後に植林したのかわからないくらい雑木が伸び放題。
これではネットの意味が無いと思うのだが。。
 
その先で若いハンターが待機していた。
狩猟期に入ると藪尾根歩きはハンターと会う事が多くなる。
 
ほどなく林道に出た。
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すぐ対岸に誰かが付けた木のステップで斜面に取り付けた。
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再び雑木林の尾根を登る、葉を落とした広葉樹の林は明るくて気持が良い。
 
11時ちょっと前、稜線までもう少しという日当たりの良い平地で早めの昼食休憩。
山頂で食べても良いのだけど、あそこは人が多くて落ち着かない。
 
11時25分、山頂に到着。
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予想通り、100人くらいの人がいた。
 
早々に立ち去りたかったが、ここからは下りになるので膝サポーターを装着し、ストックを出してセットする。
少しでも膝の負担を減らすように気を付けていないと、いつか山を歩けなくなりそうで不安なのだ。
 
その間、少しトウの立った山ガールと、かなりトウの立った山ガールのパーティがやってきて、私のすぐ横に倒れ込んだかと思うと「あ~疲れたね~!」などとわめきはじめた。
 
本当はタバコの1本も吸ってから出発したかったのだけど、あまりに姦しいのであきらめて腰を上げる。
と、あれ?ストックが無い?
良く見たら、かなりトウの立った方の投げ出したザックの下敷きになっていた。
まったくもう・・・
 
逃げるように山頂を後にして、銀座通りのような登山道を下る。
権次入峠を過ぎるとそれまでの喧騒がウソのように人がいなくなり、ようやく静かな山歩きになった。
 
すぐに黒山に到着。
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だれもいない山頂で一服、と思ったら岩茸石山の方から親子連れが登ってきた。
なんとなく気が引けてそのまま出発。
 
最初は明るい尾根道だったが
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すぐに植林帯の道になる。
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道幅も広く、傾斜も緩くて歩きやすい道。
登りはどんなに急でも全然かまわないけど、下りは緩い方が膝に不安を抱える身としては助かる。
 
ただ、この道、小沢峠までがやたらと長くて少々退屈だった。
 
峠までもう少し、という所で奥多摩側の展望が得られた。
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奥多摩の山はほとんどわからないのだけど、あれは去年家内と登った高水山だろう。
 
最後は急な坂を下って、ようやく小沢峠に到着。
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ここから先は登山地図には道が載っていないが、ちゃんとした道が続いていた。
 
標識も結構丁寧に付けられている。
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山道、ケモノ道?

道は明確で迷いそうもなかったけど、ここからはアップダウンが激しい。
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登って下ってまた登る、という実にいやらしい道。
 
かつてはハイキングコースとして整備されていたらしい。
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ここが成木尾根という名前であることを初めて知った。
道理で都県界尾根で検索しても出てこなかったわけだ。
 
とりあえず末端の安楽寺まで道がある事が分かった。
時間的に今日は厳しいかも知れないけど、行ける所まで行ってみよう。
 
再び急な登りと下り。400mから500mの間を行ったり来たりしているような感じ。
かなり精神的に辛い。
 
途中の小ピーク。
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500m峰にしてはたいそうな名前である。
 
そこからまた下って、

マジか・・
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標高差にして5~60mくらいだが、さすがにこう繰り返されるとキツい。
 
その先で大仁田山方面の分岐を過ぎ、しばらく行くと送電鉄塔に出た。
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ここから巡視路で下に降りてしまおうか、とも思ったが、もう少し歩いてみる。
 
この道、所々に標識はあるのだけど、進むにつれて分かりにくくなってゆく。
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尾根型も地形図で見るより複雑で、しかも分岐にはことごとく明確な踏み跡が付けられているので、何度も地図とコンパスで方向を確認しなければならなかった。
 
水口峠に着いたのが14時半。
間野黒指発のバスが15時20分。
余裕を見てここで下った方が良さそうだな、と尾根を外れて黒指集落に下りた。
 
車道に出ると何故か人が一杯歩いている。
家族連れとか女性のグループとか、ハイカーではなさそうな恰好の人ばかり。
こんな辺鄙な所で何事か?と思ったら細田と黒指の集落で何かのイベントをやっているのだった。
 
集落にも人が大勢集まっており、嫌な予感通りバス停には列ができていた。。
 
幸い、イベントに合わせて臨時バスが運行されるようだったが、並んでいないとどんどん列が伸びてゆく。
バス停で着替えて、下山タバコを吸いながらのんびりバスを待つ、という当初のもくろみが見事に崩れてしまった。
結局、今日は山行中一度もタバコを吸えなかった。
 
予定より少し早く15時丁度発、満員の臨時バスで帰路に着いた。
 
 
この成木尾根はなかなか歩き甲斐がありそうな予感がする。
今回の続きは近いうちに歩いて見ようと思う。

2017年11月12日 (日)

清掃山行2017

 源流部会の恒例行事、清掃山行に行ってきた。

今年は浦山川支流の仙元谷。
細久保谷出合からグミの滝まで遡行しながら渓のゴミを拾った。
 
参加者は安谷さん、なんさん、私の3人。

ルート図 
 
朝9時に細久保橋のゲートに集合。
朝のうちは曇りの予報だったが、青空が見える。
ただ寒冷前線が通過しているせいか、雲がすごい速さで流れてゆく。
ここは北面の沢なので風裏になるためほぼ無風だが、稜線は北風がすごいだろう。
 
出合からしばらくは小滝が連続して落差がある。久しぶりの沢歩きなので少々緊張する。
岩に張り付いた濡れ落ち葉が曲者で、足の置き場に気を遣う。
 
その先は落ち着いた渓相になる。
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思ったよりゴミは少なくて、気持ちよく沢を遡行する。
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紅葉も良い感じ。
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釣り人が付けたと思われる看板。 
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ここは入渓も遡行も楽なので釣り人が多い。
 
この時期としては気温も高いせいか、瀬尻から走る渓魚の姿も確認できた。
竿を持っていると姿を見せないくせに、魚も警戒心が薄れるのだろうか。
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途中の平坦地で小休止。
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ここは小屋が建っていたような感じ。
こういう場所はゴミが多く捨てられているのだが、全く無し。
 
炭焼き窯の跡。
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ベテラン沢屋のなんさんには物足りなかったようで、あえて難しそうなルートを選んで登っていた。 
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ワサビ田跡。
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その上に潰れたワサビ小屋跡。
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ここから一杯水方面に向かう古い登山道が対岸の斜面を登ってゆく。
 
そのまま沢を行くと、ほどなくグミの滝。
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前に来た時より水量が多くて、なかなかの迫力だった。
 
ワサビ小屋跡まで戻って昼食休憩を取り、登山道で下山した。
 
本日の成果。
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釣り人が多い割にゴミは少なかった。
最近の釣り人はゴミを捨てなくなったようだ。喜ばしい事である。
 
 
ご参加いただいた安谷さん、なんさん、どうもありがとうございました。
 

 


 


 

2017年11月 4日 (土)

大久保谷から坊主山

 ようやく晴れてくれた休日、文化の日に秩父の大久保谷を歩いてきた。

長い事秩父に通っているが、何故かこの大久保谷だけは一度も来たことが無かった。
 
今回は沢ではなく、左岸の作業道を辿って奥の三俣まで行くのが第一の目的。
無事にたどり着けたら、そこから坊主山に登り、縦走路で七跳山へ向かい、大平山、大ドッケ、栗山と歩いて湖岸道に下るという、ちょっと長めのルート。

ルート図とコースタイム

朝6時半、大久保橋の脇の駐車スペースに車を置いて歩き出す。
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浦山ダムの湖水が白く濁っていた、台風の影響だろうか。

最初は林道歩き、すぐに車止めのゲートがある。
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その先に萩の久保トンネル。
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照明が無いので中は真っ暗。途中でカーブしているので出口も見えず、踏み入るのに勇気がいるが、進むにつれて目が慣れてくると、かすかに出口の光が見えてヘッデンを点けなくても通過出来る。

林道はほどなく歩道に変わり、緩やかに高度を上げながら奥へと続く。
車は通れない幅だが遊歩道のように整備された良い道。
新しいバイクの轍が所々についていて、現役の作業道として使われていることが分かる。

近場の谷出合の作業小屋。
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あの軽トラック、どうやってここまで来たのだろう?

その先は多少道が荒れるが、まだまだ立派な歩道が続く。
 
廃屋と化した小屋を過ぎて。
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すぐに潰れた小屋跡。
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さらに進み、道が尾根を回り込む所に国有林の古い看板がある。
この先で崩落により道が通行出来なくなっているらしい。
 
一息入れた後、尾根に取り付いて大高巻き。
この高巻きルートは「秩父藪尾根単独行」の山行記と樵路巡遊というサイトの記述を参考にさせて頂いた。
 
まずは植林帯の尾根の直登。
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赤岩の頭と呼ばれるピークに続く尾根で、正規の道ではないが、かなり踏まれている。

100mほど登った辺りで水平に伸びる踏み跡があるとの事だったが、それらしい道は見当たらない。

さらに登ってみる。
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傾斜が緩み尾根型が明確になってきた。
「登り過ぎたかな?」と不安になったところで薄い踏み跡が斜面を横切るように左に伸びているのを発見。
これを辿る。
 
すぐに鹿避けネットにぶつかった。
やはり登り過ぎたようだ、ネットに沿って下り、柵の下端に沿って水平にトラバースする。
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いくらも行かないうちに上に逸れて行く柵を見送ってさらに水平に進むが、その先の小窪がちょっと嫌らしい。
 
さて、どこから越えたものか?と斜面を眺めていると、下の方に青いビニール紐の目印を発見。
やれうれしや、と近寄ってみたが、道らしいものは見当たらなかった。
行けば行けそうだけど、上から越えた方がまだ安全そうだ。
ここは素直に戻って上から乗り越す。
 
その先の檜林を下降するとあったが、檜林と言うには実に貧相な林で、檜混じりの雑木林といった感じ。
おそらく植えてから一度も手入れせずに放置されたのだろう。
 
今ひとつ自信が持てなかったが、その先に植林帯は無さそうだったので、出来るだけ緩そうな斜面を選んでズリ落ちるように下降してみる。
間違ってたら登り返すの大変だなあ。。

いつの間にか沢床が上がって、すぐ下に水流が見えた所で無事歩道に下降できた。
道型が見えた時には心底ホッとした。
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降り立った場所のすぐ横が崩れていた、越えられないような崩落ではないので、大崩落地はもっと下流だろう。
 
この高巻きに小一時間かかってしまった。
 
そこからは沢沿いに続く道を辿る。
ほとんど歩かれていない様子で、所々灌木や高草をかき分けながら進む。
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鎌倉沢を越えると大きな滝が下に見えた、鎌倉ノ滝だろうか。
降りられそうだったが、ここはいつか沢通しに歩いて見よう。
 
沢に沿って斜面を九十九折れに登って尾根を乗り越すと、さらに沢が高度を上げてくる。

沢がすぐ横に沿うようになり
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開けた場所に出た。
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ミカワと呼ばれるらしい三俣。
赤岩沢、中ノ沢、大クビレ沢がここで出合う。
 
明るい河原で小休止、風もなくいい陽気で気持ちが良い。

ここに来るのが今回の目的だったので、この先はオマケみたいなものである。
サクっと坊主山に登って早々に下山しよう。
沢の水を汲んで、赤岩沢と中ノ沢の中間尾根に取り付く。
 
最初はちょっと岩っぽい。
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薄い踏み跡が付けられているが、アセビの藪がちょっと煩い。
 
一登りしたところで視界が開けた。
対岸の紅葉がまぶしい。
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その先にススキの原。
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秋の山は良いねえ。

荒れた植林帯の中、薄い踏み跡を辿って登る。
対岸の山肌に見える天目山林道が近づいてくると、申し訳程度に枝打ちされた枯れ枝が道をふさいで歩きにくくなる。
 
ほどなく林道に出た。
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林道の対岸は急すぎて取りつけそうもない。
左に進みながら登り口を探すと、尾根を回り込んだ所で鹿道のような踏み跡が斜面を斜めに登っているのが見えた。これを使って尾根に取り付く。

尾根に乗ると秩父市街が遠望出来た。
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武甲山と小持山、大持山。
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手前に見えるのが帰路の栗山尾根、ホントにあんな所まで歩けるのだろうか?
 
ここから坊主山までの登りがキツかった。
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植林帯の中、一本調子の単調な登りが続く。
坊主山なんかパスして林道で大クビレまでショートカットすれば良かった、と後悔しながら登る。
 
傾斜が緩んで樺の林になると稜線が近い。
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ようやく坊主山に到着。
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この辺はもう木々が葉を落としていた。
枝越しに富士山も見える。
 
縦走路に下って七跳山へ。
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時間は12時すぎ、ここで昼食休憩。
 
ひと月ぶりの山歩きでかなりバテ気味、この最後の登りでも足が攣りそうになった。
 
地図を確認すると、まだ栗山までは絶望的な距離がある。
かなり本気でエスケープルートを模索する。
 
大ネド尾根を下って川俣に降りようか、ぬくもり号でネイチャーランド入り口で降ろしてもらえば車の回収も楽だ。
ただ、時間が問題だ。2時の便に乗れれば良いが、それは無理そう。次の4時の便では遅すぎる。
大平山から北に伸びる尾根でフキアゲ沢出合へ下るという手もあるが、何となくそれは敗北感が強い。
大ドッケから峠の尾根で川俣に下るのでは全然エスケープにならない。

やはり予定通り歩くしかないか・・・
覚悟を決めて出発。
 
大平山方面になだらかな斜面を下ってゆく。
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ここも登山道ではないが、明確な踏み跡が付けられていた。
 
大クビレに降りる。
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大平山へ緩い傾斜の道が続いているが、疲れているので山頂はパスして林道で巻く。
 
三ツドッケが間近に見えた。
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この角度からみる三ツドッケは恰好いいねえ。
 
カラマツの黄葉。
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林道とは言えなかなか気持ちが良い。
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ただ、この林道は山頂を巻いているのだけど、標高差は50mほどしかない。
素直に山頂を経由しても大して変わらなかったかもしれない。
 
大ネド尾根の分岐から大平山を振り返る。
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この分岐はいきなり来ても絶対に分からない。
 
疲れてはいるがそこそこのペースで歩いて大ドッケへ。
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山名板、新しくなってる?
 
この辺まで下ると紅葉が見ごろ。
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やはり紅葉は晴れた日に限る。
 
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右側は植林なので左側ばかり眺めながら歩く。
 
と、急に岩場が現れた。
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え!?ここ通るの?
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ストックを仕舞って、岩に張り出した根っこに掴まりながら慎重に通過。

何でだろう?沢だったらこの程度のヘツりは造作もないのに、尾根だと異常に恐怖心が高まる。

無事に通過すると、柵に囲まれた真新しい山の神があった。
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よくまあこんな恐ろしい所にこんな物を設置出来たものだ。
 
ここを過ぎるとすぐに栗山。
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ここからの下りはちょっと迷いそう、コンパスをセットして下る。
 
この辺はまだ色づき始めといった感じ。
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ふとコンパスを見たら微妙に方向が違う。
紅葉につられて左の雑木林の尾根に引き込まれてしまった、慌てて右の植林帯に戻る。
まったく、何のためにコンパス持ってるんだか。。
 
正解尾根に戻るとすぐに新秩父線の鉄塔。
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さらに奥秩父線の鉄塔を過ぎ
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急斜面も巡視路で安楽に下って。
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車道に降り立った。
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駐車場所はすぐ先、3時に車に戻ることが出来た。
ほぼ予定通りだけど、もう足は限界に近い。
 
今回は久しぶりの山歩きで、ちょっと欲張りすぎてしまった。
最後の方はあまり余裕が無かったので、次回はもう少し楽なルートにしよう。
 

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